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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  インナースペース 《ネタバレ》 
「ミクロの決死圏」を見た流れで取りあえず本作も見てみたが、こちらは「ミクロの決死圏」とは違い、人体内の冒険よりも、ミクロ化実験に必要なチップが奪われてしまい、それを取り返すほうに主観が置かれているため、「ミクロの決死圏」とはかなり印象の違う映画になっているが、こちらも面白かった。体内に入られる人間が健康体で、体内のミクロ化した側の人間と通信で会話したり、キスがきっかっけでまた違う人の体内に入ったりするのが、「ミクロの決死圏」との最大の差異だ。ストーリー展開としてはシリアスだが、コメディー要素も強く安心して見ていられるのもよかった。見る前は中学生くらいの頃に見ておけばよかったかなと思うかもと不安だったのだがそういうこともなかった。主人公は一応ミクロ化するタック(デニス・クエイド)ということになっているが、設定上彼の存在感は薄く、タックが体内に入り込むことになる内気なスーパーマーケット店員 ジャック(マーチン・ショート)が自然と主人公然としてくるのは仕方のないところ。頼りなさげなジャックがタックに励まされ徐々にやる気を出してくるあたりは単純だが爽快感があっていい。デニス・クエイドの恋人役がのちに彼と結婚することになるメグ・ライアン(懐かしい!)で、共演シーン自体は少ないが、ラストシーンは二人の結婚式のシーンというのもあとから見れば意味深に思える。でも現実ではその後別れてしまったのは残念だった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-30 14:16:03)(良:1票)
2.  緯度0大作戦
この映画の存在は東宝特撮映画関連本などを見て子供の頃から知ってたが、ビデオ化されてなかったために見る機会がなかった。それを10数年たった今頃DVDで見たわけだが、やはり小学生の頃に見てれば楽しめたかなというような内容で映画としてはだいぶ物足りない感はある。でも、小学生当時にゴジラやウルトラマンといった特撮怪獣ものが大好きで、東宝作品では本多猪四郎と円谷英二が組んだ作品がとくに好きだったので見ているうちに妙な懐かしさを感じられたのはちょっと嬉しかった。冒頭の海底火山の噴火シーンがとても印象的。岡田真澄を特撮映画で見たのは意外だった。ジョセフ・コットンら外国人俳優を吹き替えてる納谷悟朗や富田耕生の声が若いなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-21 02:36:55)
3.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
シリーズ第2作。昔見たこのシリーズではいちばん記憶にある作品だったが、猿の脳みそだとかトロッコアクションだとか見ていて懐かしかった。ジェットコースタームービーと言われているシリーズだが、トロッコのシーンなんてまさにジェットコースターに乗っているような気分で楽しい。(今やるとしたら間違いなく3Dだろうなあ。)今回はインディとヒロイン、それにインディが連れている少年という三人のメンバーが冒険を繰り広げるわけだが、これが疑似家族のようであるところなど前作に比べてよりファミリー向けな印象でコメディー要素も強く、それが少し意見が分かれるところでもあると思うのだが、個人的にはやっぱり前作よりも娯楽要素の強い本作のほうが好きだな。多少の思い出補正も含めて少し甘めだけど7点を。(2018年9月24日更新)
[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-01-12 01:14:36)(良:1票)
4.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 
シリーズ第3作。25年くらい前にシリーズで初めて見たのがコレで、当時は純粋に面白いなあと思って見ていたが、やはり久しぶりに1作目から順番に見返すとこの3作目は少し息切れを感じなくもない。しかし、それをカバーするのが、今回登場したショーン・コネリー演じるインディの父・ヘンリーのコメディ・リリーフぶりで、インディとヘンリーの親子漫才のような掛け合いは今見ても笑えるし、楽しい。冒頭にインディの少年時代が描かれているが、ここでインディの過去を出すことによってこの父親との微妙な関係をさりげなく見せているのが良いし、これがあるから、その父親と再会したあとのこの二人の関係性にも注目することができる。(蛇ぎらいの理由や鞭や帽子など現在のインディの特徴の由来もここで描かれるのはファンに対するサービスの域を出ていないと思うのだが、まあ、いいか。)ショーン・コネリーの出演はこのシリーズが元々「007」シリーズを参考・意識しているためのキャスティングなのだろうが、今回はスパイ映画の風味も加わっているように思う。登場したヒロインが実は悪役だったというシリーズこれまでにない展開もまさにそうなのだが、とくにこの部分は「007」でも似たような展開の作品があったよなあとつい思ってしまった。それにしても、ショーン・コネリー、本作で初めて見たころはヘンリーのひょうひょうとした印象からか、そんな大俳優だとは思ってなかったなぁ。(2019年3月31日更新)
[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-01-11 02:13:43)
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