1. トイ・ストーリー4
《ネタバレ》 私たちのウッディが旅立ってしまった。 前作ではアンディがウッディの元から旅立っていったけど、今回は… ゴミから生まれた自己肯定感の低いフォーキーの存在が本作のテーマなのは理解する。だけど私には「アンディのおもちゃ」のウッディとの時間が長過ぎた。 アンディのため、ボニーのため、仲間のために生きてきたウッディ。 最後は自分のために生きることを決めた彼の門出を祝福したい気持ちはある。 でも、彼はもう子どものおもちゃではない。大人になったウッディを見るのがこんなに切ないことだとは思わなかった。 最初に声をかけたのがジェシーだったら引き留めてしまっただろうし、自分もそれに同調してしまうと思う。バズで良かった。バズ、ウッディの背中を押してあげてくれてありがとうね。 [映画館(吹替)] 8点(2019-08-13 15:52:50) |
2. トランセンデンス(2014)
《ネタバレ》 ジョニーさんが出てなければまず観なかった類の映画であることを先に言い訳しておいて。 なんかさ、普通起こりえないことが起こっちゃうのがドラマじゃない?で、そのドラマをどれだけ「らしく」魅せられるかがクリエイターの基本でしょ。 この映画、大原則をまったく無視していませんか。それ無いだろってことの連続を延々観続けなければならないのは結構消耗します。 ジョニーは明らかに主役じゃないんだから、もっとヒロインとかポール・ベタニーとかテロリストの彼女とか輝かせられなかったのか。 ていうか実はジョニーとポールの絡みが少なかったからひがんでるだけだったりして。この二人が1本の映画に映ってるという理由だけで観たのでした。 [映画館(字幕)] 4点(2014-07-27 00:26:29) |
3. トロイ(2004)
全ての人々の愚かな行いが一つの大国を破滅へと導いた。巨額の制作費が投じられた本作品の訴えるところがそこならば、悪意に満ちた映画だと思う。観ている側には登場人物たちの言動が滑稽に映るのに、映画は彼らを皮肉るどころか大真面目に英雄に祭り上げている。なんだかとっても虚しいというか不毛な映画。 3点(2005-01-18 22:56:08) |
4. ドンファン(1995)
この際ストーリーなんてもうどーでもいいんです。「一生貴方についていく!!」と決意した人間がここに1人いるだけでこの1本は成功作なんです。子坊脳になったって構いません。お願いだから名前の安売りはほどほどにしてください。貴方にふさわしいのはB級映画なんです。 10点(2004-06-24 22:15:00) |
5. トレーニング デイ
《ネタバレ》 う~んピカレスクロマン。これだけスリリングでドラマチックでありながら、ある刑事の1日という設定が面白い。好い人の代名詞みたいなデンゼル・ワシントンが演じることに大きな意味があると思う。しかし因果応報の決着のつけ方は複雑です。どうせならとことん悪人でのさばるデンゼルというのも見てみたかった気がする。 8点(2004-02-03 15:09:08) |