1. マックィーンの絶対の危機(ピンチ)
《ネタバレ》 映画館からむちむちと溢れ出る人喰いアメーバも怖いが、作中の高校生のアホっぷりが何より怖い。 コイツらに二次関数とか解けるとは到底思えなかったんですが、なんでそんなにアホなのか。 しかし、スティーヴとジェーンが追い詰められ、ジェーンが現実逃避気味にウヘヘウヘウヘとニヤケるシーンは、秀逸。 ラストの急いた収束は「なんだなかなぁ」となりますが、北極に投棄を決めた後の「北極が温かくならなきゃいいが」というセリフが無駄に先見の明があってカッコ良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-09-16 05:33:00) |
2. マインドハンター
《ネタバレ》 ベタだが飽きないこの手の設定と、人物配置が見事。鑑賞側も展開を読もうとするが、その展開にあしらわれていく快感が面白い。私は「ヘビースモーカーの女」が怪しいと思ったけどね。しかし、吸うと強酸が発生するタバコなんて、一体タバコに何を仕込めばそんな事になるんだろう?ヘビースモーカーの私としても、他人事ではないトラップだなあ、と、感じた。 蛇足ながら、同じ脚本をウェス・クレイブンあたりが監督したら、また毛肌の違う作品になったんだろうなぁ、と、思った。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-30 15:43:50) |
3. マンダレイ
前作ドッグヴィルは完璧といっていい出来の人間ドラマだった。今作はどちらかというとミステリ作品として楽しめた。登場人物、人間描写、伏線、オチ、ラスト、どれも見事。数多ある中途半端なミステリ作品なんかにゃヒケをとらない傑作ミステリといっていい。ラース・フォン・トリアーの引き出しの多さなのか?ちょっとスゴイな。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-21 02:27:23) |
4. マルコムX
前半は白だの黒だのとせめぎ合いで「じゃあコレ観てる黄色としてはどう考えりゃいいんだ?」と「ヤッパリ現地米国の事情はイマイチ分からんな」的なノンフィクション作品として観ていた。しかし後半になるにつれ、マルコムが孤立していく様を観ていて驚いた。マルコムの人格と作品性がランデブーするかのように俯瞰し、達観していくというか。やっぱ只事じゃないなスパイク作品。驚いた。驚きついでにD・ワシントンのメガネ姿もカッコイイ。中年インテリメガネ萌えのアナタにも、おススメ。(だいなし) [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 16:44:31) |
5. マイ・フレンド・フォーエバー
少年時代の思い出はかけがえの無い黄金の輝きに似た時間なのだと、本作品を鑑賞した後に強烈に感じる。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-02 23:10:34) |
6. マトリックス リローデッド
「CG」という手法を使ったアクションが主役ならば、裏を読んだり深みを求めたりするのはナンセンスな気が。痛快さのみを求めるなら及第のような気もするが、前作の面白さに慣れている分失点かも。しかし世界観の面白さ、奇抜さは相変らず、いい。個人的にアクションシーンが香港カンフーっぽく終始してるのが、一寸ダルい。 6点(2004-02-15 21:12:54) |
7. マングラー
この作品を「オールナイト上映」しかも深夜という独特な雰囲気のなか、キッチリ堪能させていただきました。 感想としましては「アッシは圧死がイヤでヤンした」という、失笑必至のダジャレで失礼。 ちなみに当時男二人、女一人の客の入り(私含む)でした。それも、何か奇妙でした。 [映画館(字幕)] 6点(2003-11-20 01:57:44) |
8. マトリックス
本来手段であるはずの「CG効果」が一人歩きし過ぎかとも思えたが、ギリギリ斬新さも残ってて、まあ、いい感じ。でも続編は苦労するんじゃないかな?このテの映画は。一応期待。 7点(2003-06-03 11:34:56) |
9. マグノリアの花たち
昔恋人と見て、二人共号泣。何かを失って悲しむのは、実はいい事だと、昔の誰かが言ってなかったっけ?それだ、そういう事なんだ。そして女性は老いても輝くものだ。うん。ビバ人生。 8点(2003-02-16 17:28:17) |