1. 落下の王国
《ネタバレ》 オープニングから映像美にうっとり。見た目は愛くるしくて無垢なアレクサンドリアだけれど、失恋を受け止めきれずに死のうとするロイに対し、その空想の中で彼を踏みとどまらせて救った彼女の方がずっと強くて大人。冒険ストーリーはなかなか面白かったのに、肝心なクライマックスの対決シーンが何とも迫力に欠けてちょっと残念だった。それにしても、弱い大人の病んだ行動とはいえ、幼い子供が嫌がるストーリーをあえて語って泣かせるのってとても残酷で、見ていて心が痛かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-21 15:41:14) |
2. ラビリンス/魔王の迷宮
ボウイの熱烈なファンだった公開当時、初めて一人で映画館へ行き、初めて2度続けて観た思い出の映画。全編CGの映画が珍しくなくなった今観ると、なんとも味わい深い着ぐるみ&パペットによるファンタジー映画。行きて帰りしの物語はもちろん、音楽もダンスも、美形のダークヒーローも美しいヒロインも揃っていて、女子が夢見るおとぎ話の王道を外さない出来。 [DVD(字幕)] 10点(2010-08-14 00:56:36)(良:1票) |
3. ライセンス・トゥ・ウェディング
赤子人形がグロすぎて笑った。悪意のない超迷惑人間を演じさせたらR.ウィリアムズは天下一品。結婚14年目の既婚者としては、未だに配偶者とささいな価値観の相違で日々揉めているが、だからこそ相手に飽きずに闘志がわいてくるという面もあり、最初から1から10まで確認しちゃったらむしろ倦怠期が来るのが早まるのでは?と思った。ただし、単純にラブラブでハッピーなままゴールインするのでなく、結婚前にストレスが頂点に達した時の相手の姿を見ておくのは確かにオススメ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-30 14:25:45) |
4. ラスト、コーション
「ケツまくって逃げる」とは?という問いに対し、好例を供するシーンがある映画。最終的にはベッドシーンよりもそっちが印象に残った。不純な動機で観る映画の場合、主演の役者が自分の好みに合致するかどうか事前に良く確認するべきだと悟った。私にとっては残念。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-16 14:43:42) |
5. ラッシュアワー
それぞれの俳優の持ち味を中途半端にしか生かしていないと感じた。クリス・タッカー好きなのに、この映画での彼はうるさくて鬱陶しくて邪魔なだけ。完全にジャッキーの引き立て役になってたようだが、そのくせジャッキーの方も動きのキレがいまいちだしで、どっちのキャラも魅力が足りなくてなんとなく不完全燃焼感が残った。 4点(2004-11-06 06:18:19) |