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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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281.  ウインズ
これが「がんばっていきまっしょい」レベルの設定だったら、もう少し観れたとは思いますが、「あの」アメリカズ・カップにまんま「鳥人間コンテスト」レベルのチームで出場するという設定では、いくら何でもお話にならない。出場するだけでもお話にならないのに、決勝を戦うなんて以ての外。また、青春映画として見た場合も、登場人物の誰一人としてしっかり描けていないので、応援したり共感したりすることも出来ない。日本資本で製作しただけのことはある非常に緩い仕上がりでした(「ブルークラッシュ」に近いか)。ま、中々良かったレース・シーンの出来映えに+1点して、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:05:29)
282.  西洋鏡/映画の夜明け
この「映画の夜明け」という副題は不要どころか、全く的を射ていない。「1905年に中国初の映画が撮影された」という史実を基に本作が描くのは映画の夜明けではなく、近代中国の夜明け。まだ日の出には時間があるものの、既に闇は白み始め、確実に夜明けの近づいていることが肌で感じられる時期の物語。京劇と活動写真の対比という、何の捻りも無い表現で時代の移り変わりを描きつつも、この映画が明確に主張するのは、時代の変化は技術革新や風景の変容によってもたらされるのではなく、人心によってもたらされるということ。封建思想で考えれば、主人公は映画の為に全てを失ってしまう。しかし新時代の思想で考えれば、彼は自由を得たのです。そして自由を得た人間は、もう元には戻れないのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-28 00:08:52)
283.  エム・バタフライ
何処までが実話に忠実なのかは知る由もありませんが、これに近いことがあったというのは事実なのでしょう。また、ジョン・ローンの女装に問題ありとの意見も聞かれますが、「あの」ルーシー・リューが重宝されてる欧米の感覚からすれば、全然OKなのかもしれません(実際、本作のローンはルーシーより美人じゃないか?)。映画としてはデヴィッド・クローネンバーグ作品には珍しく、当時の背景描写がしっかりされてたし、ラストの展開は彼らしいエグさ。オリエンタリズムの幻想に溺れていくというジェレミー・アイアインズ十八番の演技もあって、私は中々面白く観せて貰いました。それにしても、こんなことなら中国当局も最初から女スパイを登用しておけば、話はずっと簡単だったと思うんですけど…。そういうことで、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-28 00:06:56)
284.  チーム★アメリカ ワールドポリス
一躍、2005年度の私的No.1候補に躍り出た、右も左も、同盟国も悪の枢軸国も、「スター・ウォーズ」も「パール・ハーバー」も、クソも味噌も一緒くたに斬り刻む、18禁の仁義なきパロディ人形劇。アメリカという国の凄さは、映画製作に何百億円もかけられる経済規模でも、不可能の無い映像を生み出す技術力でもなく、こーゆー作品がメジャー会社で平気で製作されて、不快に思う人がかなり沢山いる筈なのに、それが平気で許容されてしまう懐の深さにある。イデオロギーや宗教に毒されてない分、我々日本人の方がニュートラルな気持ちで本作を笑い飛ばせると思います。18禁にして放送禁止用語をバシバシ使った字幕を入れた配給会社も、珍しく気が利いてました。因みに、リアル・イレイザーヘッドこと金正日のファンの方は、エンド・ロールの最後の最後にもう一曲、哀愁を帯びた将軍様の歌声を聴けるので、決して席は立たない様に。という訳で、ファッキン’8点献上。
[試写会(字幕)] 8点(2005-07-23 00:10:31)
285.  追撃者(2000)
今となっては非常に珍しい、一人のアウトローの復讐劇という小ぢんまりした題材を、不釣合いな豪華キャストで描いた小品。極普通に退屈しないで観れましたけど(スタローンとレイチェル・リー・クックの屋上でのやり取りは、ちょっとグッときちゃった)、唯でさえ全体にB級感が漂ってるのに、トニー・スコットの出来損ないみたいな演出が更にチープさを増進。主演がウェズリー・スナイプスで、脇役も見たこと無い様な人達だったら、まだ観れるものになったかもしれない。ところで、この一件にマイケル・ケインはどう絡んでたの? それがさっぱりと解らないんですけど…、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-07-23 00:10:08)
286.  ビヨンド・ザ・マット
WWFが飛躍を遂げたのは、「プロレスはスポーツではなくショーである」とカミングアウトした時。何故そんなことをしたのかと言うと、スポーツ興行よりもエンターテインメント興行の方が税率が安かったから。これにより会社自体が「異業種に移る」という大転換を果たし、運営する事業は全く同じでも、会社の方針としてエンターテインメント指向を明確化することに成功したのです。そう、プロレスはショーなのです。しかし、リングも、技も、強靭な肉体も、パイプ椅子も、流される血も全てが本物。プロレスラーという選ばれし者達は、試合の勝敗とは違う所で命懸けの真剣勝負を戦っているのです(マンカインドの家族が試合を見守る所は、こっちも目を背けたくなった。こんな幼い子達を試合に連れて来ることこそ反則ですよ)、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-07-23 00:09:44)
287.  デトロイト・ロック・シティ
「悪ガキ4人組がキッスのコンサートに行く」というだけの単純なプロットで、青春時代の輝きと少年の成長を描ききった傑作青春コメディ。例えどんなに馬鹿に見えようと、障害に向かってがむしゃらに突き進む姿は気持ち良く、ラストは主人公達と感動を共有できます。それに【showrio】さんご指摘の「ジーン・シモンズの口の中から見た映像」なんて、普通の人は思いつかんゾ。こりゃ監督自身が相当なキッス・ファンと見た。一々大袈裟な演出と共に、男性ストリップ場の司会者として何気にロン・ジェレミー御大を登場させたりするのもセンスが良い。そういうことで、つい8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-23 00:09:14)
288.  200本のたばこ
身勝手でありながら愛すべき大勢のキャラクター達が、1981年の大晦日の晩から翌元日にかけて繰り広げる、他愛ないすったもんだを描いた恋愛群像劇。ありがちな設定ですけど、巧みにまとめられた脚本と個性的な登場人物達によって、私は最後まで楽しく鑑賞できました。ラストは、ほぼ乱交に近い形で無理矢理カップルを成立させますけど、これも収まる所に収まった感じがして納得です。それにしても、「小さい」とか「早い」とか「下手」とかいうのではなく、理由は判らないが「とにかく良くない」ってのはキツイ。これじゃ自分で改善できないもんね…。そんなことで、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-23 00:08:50)(笑:1票)
289.  I love ペッカー
濃い監督と濃い役者達による、出がらしの紅茶の様な何とも薄い一本。初期設定ではかなり変わった登場人物達を想定しつつ、しかし製作段階になり、その一歩手前で留めてしまった様な中途半端さを感じる。これなら始めからキャラクター設定を作り直すべきでした。だから大都会やアート・シーンへの毒も薄まっただけ。薄まった分にも、何も加えていないみたいなので、パンチの足りない寝惚けた味になってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-23 00:08:25)
290.  リアリティ・バイツ
タイトルに反してちっともリアリティを感じられない、学生気分の抜けない新卒男女を描く甘ったれた青春映画。本作のイーサン・ホークもウィノナ・ライダーも頭でっかちなだけで、人生に真剣に向き合ってる様には見えない。個性や才能も確立されておらず、全く現実も見えていない内から自分の主張だけ繰り返すことを、日本では「駄々」と言うのです。因みにレニー・ゼルウィガーはホークを泊めていた女友達として、序盤に白いバスローブ姿で10秒くらい写ります。それが10年後には、ウィノナが足元にも及ばない大女優になってるんですから、諸行無常を感じます…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:07:57)
291.  KAFKA/迷宮の悪夢
役人がテロ組織に巻き込まれ、やがて役所の中枢に迷い込む…って、「未来世紀ブラジル」そっくりだなぁ。頭の中を覗き込んでるシーンも、モロに「ブラジル」の拷問部屋の雰囲気。若しくはあっちがカフカ的なのか? ま、どっちにしたって、映画としては「ブラジル」に遠く及ばない出来。一番の驚きは監督がスティーブン・ソダーバーグだったってこと。「翻弄されるジェレミー・アイアンズ」という図には全く新味が無く、テレサ・ラッセルも何も無いまま退場しちゃうし、物語も本当に何も無いまま終わってしまう。それに、「カフカ好き」がそんなに多いとも思えないんですけど…、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-23 00:07:28)
292.  悲しみよさようなら
自分は有名女性スターの隠し子で、いつか母親が迎えに来てくれるという「ありえねー」妄想を抱いて現実逃避を続ける女の子を描いた青春映画(ウィノナ・ライダーが、常に膨れっ面で不満を垂れてる根暗なキャラクターを確立した作品か?)。とにかく、この主人公は他力本願の極致。自分は世界で一番不幸だと思い込み、やることと言えば「夢見て」「待つ」の二つだけ。幼い子供ならまだしも、いくら思春期と言えど15歳でこれじゃ、人間として植物状態と同じです。田舎町に住む思春期少女特有の閉塞感を描くにしても、もう少しマトモな女の子を描いて欲しいもんです、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:06:59)
293.  ビートルジュース
今にして思えば、実は「アザーズ」そっくりそのままだったという、ティム・バートンの先見性とこだわりと遊び心が見事に融合「してない」、散らかったままの子供部屋みたいなホラー・コメディ。初見時は何の前知識も無かったので、主人公夫婦がいきなり死んでしまったことにびっくりし、映画全体がホラー映画のパロディであると共に、「幽霊が幽霊に悩まされる」という捻った展開も新鮮でした。当時17歳のウィノナ・ライダーは人形みたいな可愛さですけど、本作でもやっぱり根暗な変わり者役(ま、一家全員が変人でしたけど…)。これを「三つ子の魂百まで」と言うのか? 6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-23 00:06:32)
294.  アイランド(2005)
もちろんマイケル・ベイ作品なので、クローニング技術から命の尊厳に踏み込んで行く様な、例えば「ソイレント・グリーン」みたいなSFミステリーになる筈もなく、本作は「マイノリティ・リポート」ばりの企業協賛型近未来世界で展開する、単純で派手なだけのチェイシング・アクション映画になってます(スカーレット・ヨハンソンにとってはビッグ・バジェット女優への第一歩か)。「マトリックス・リローデッド」には及ばないものの、チェイス・シーンの迫力は相当なもんなので、楽しむだけなら申し分はありませんが、もう少し「ブレードランナー」的テーマを明確にしても良かったと思います。だから、たかが二体の臓器摘出用クローンのお陰で、何人の「本物の人間」(byスティーヴ・ブシェミ)が犠牲になったのかが非常に気になりました、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2005-07-17 00:09:59)
295.  サイドウェイ
正に「現代の」大人の為だけの映画。子供(つまり自活したことの無い人)が観ても面白くないだろうし、昔の大人(つまり今の高齢者。ま、老人も大人ですが…)が観ても面白くはないでしょう。大人と言っても、年を追う毎にその精神年齢は下がり続けてる訳ですが、21世紀に入って、その傾向はより顕著になってきてる様に感じる。その理由は情報過多。あらゆる情報に触れ、様々な事に目移りしてる内に成熟が遅れてしまうのです。昔ならその道の人にしか判らなかった様な事も、今では一介の英語教師が極められる様にもなった。しかし、友人にワイナリー経営を持ちかけられても端からその気は無く、教師でいることにも満足できず、小説執筆も諦められない。この中途半端な未成熟感こそ、現代の大人の姿です、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 00:09:31)(良:1票)
296.  スーパーサイズ・ミー
マイケル・ムーアと言うよりも「ジャッカス」という感じもしますが、「社会問題」を扱う王道ドキュメンタリーとしてかなり面白く観れました。問題はマクドナルドという一企業にあるのではなく、アメリカ人の生活習慣自体にある(更に突き詰めれば【anemone】さんのご指摘通り、経済格差の問題になる)。私は、これは極端な例とは言い切れないと思う。例えば定食屋のメニュー(マック風に表現すれば“Grilled Fish Meal”等)を1日3食1ヶ月食い続けても、こんな結果にはならない筈。それにアメリカ人って、流石に3食マックという人は少ないでしょうけど、家でもファスト・フードみたいな物しか食べてない人も多いので、これに近い人は大量に存在するのです。個人的に一番衝撃的だったのは学校給食の実態。子供の健康に直接影響する上、嘗ては重要な躾や教育の場であった筈の食事が、平気で経済効率の犠牲になってるってんですから、これは日本以上の重症です、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 00:09:03)
297.  スコア
出演者の顔触れの割に、異常に軽く仕上がってるクライム・サスペンス映画。大御所、大スター、若手実力派という三大俳優のぶつかり合いを期待させながら、そこは思いっきり肩透かし(ま、この三人の俳優達自身も、昔から出演作を余り選んでませんでしたけどね…)。大体、何で監督が選りにも選ってフランク・オズなのさ? 題材自体がかなりありふれたものなので、これなら本格的ハードボイルド・ムービーにするか、軽妙洒脱なコミカル・サスペンスにするかしかないのに、オズらしい中途半端なポップコーン・ムービーのまま終わってしまってる。こいつは戴けません、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-17 00:08:37)
298.  ブロウ 《ネタバレ》 
ホント、正に悪銭身につかず。その上、刑務所で愛娘の幻影を追い求めながら寂しい余生を送るってんですから、ジョニー・デップ主演でポップに演出された映画だし、特別麻薬の害も強調されてませんでしたけど、これは見た目以上に悲惨な話ですよ。一時の夢の代償としては結構大きいです。これを観て心を入れ替えた小悪党も少しはいたんじゃないでしょうか。それにしても、麻薬を通常の商品と同じマーケティング手法で市場に浸透させる所は興味深かったですね。もし実話も全くこの通りなら、この主人公は相当なビジネス・センスの持ち主ですよ、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-07-17 00:08:15)
299.  夜になるまえに
悪くない作品だとは思いますけど、一番の失敗は脚本や演出の焦点が絞りきれてないことだと思う。一般向けの映画としては、主題が社会体制批判にあるのか個人の苦悩にあるのかが解り辛い。仮にレイナルド・アレナス個人の物語とした場合も、その主題がゲイであることの苦悩か、表現者としての苦悩か、キューバ人としての苦悩なのかが解り辛く、どのエピソードも淡々と流れていくだけで、私の心には引っかかってこない。母親やジョニー・デップの登場シーン、そして気球のシーン等のファンタジックな演出と、リアルでシリアスなシーンも噛み合ってないと思う、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-17 00:07:41)(良:1票)
300.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 
原作は読んだことがあるんですけど、なにぶん随分と昔のことなので細部の記憶はありませんが、この映画はどうしてもラストが引っかかる。オープニングでお馴染みの「ロボット3原則」を華々しく紹介してますけど、これではアンドリューが「自身の破壊」である寿命を設定する行動と第三原則とのパラドックスが解決されてません(あと、どうやって「老化」を実現したの?)。それに、ガラテアがポーシャの生命維持装置のスイッチを切るのも、第一並びに第二原則に反する行動の筈。こういう肝心な部分をないがしろにしてしまっては、感動も伝わってきません、4点献上。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-17 00:07:11)
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