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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2676
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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281.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
乳児に負った傷がもとで言葉を発せない女性とアマゾンから連れてこられた言葉を発せない半魚人の恋。互いが自分の事を分かってもらえる事の喜びが滲み出ており、半魚人の得も言われぬ美しい目が語る胸中が切なさをかきたてる。個人的に助演男優賞が相応しいと思ったマイケル・シャノン演ずる力だけが正義と信じているストリックランドが本作のキーパーソン。マイノリティに対するこの男の言動に「便所のような国」発言の大統領が思い浮かぶ。60年代東西冷戦と半魚人の関わりの掘り下げが浅いのが惜しいものの、ラストショットまで目の離せない、余韻の深い、記憶に留まる秀作でした。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-16 01:39:54)
282.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
キッチリと描かれた法廷シーンとコメディの塩梅が絶妙な脚本は見事で、大笑いさせられた法廷モノという稀有な作品。何時もの残忍冷酷な役柄でないジョー・ペシのキレるのを堪えてそうな姿に、何時もなら皆血祭りにあげられているのにと思うと可笑しくてしようがなかった。子宮でモノを考えてそうで理知的であるギャップが魅力のモナ・リサ・ヴィトを演じるマリサ・トメイが輝いていた。勝訴の結末は想定内だが、一発逆転の証言の理詰めさが心地良く、後味もスッキリ爽快。掘り出し物の逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-11 17:30:05)(良:1票)
283.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
イーストウッド監督らしからぬ感動一直線の作品。ワールドカップ優勝もさることながら、マンデラ大統領その人に魅入りました。27年間の投獄生活を強いた者達への私怨を国の未来の為に捨てる姿にひれ伏します。今も毎日「死んでも許さない」と思うチンケな自分を浮き彫りにさせてくれた逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2018-02-10 23:58:57)
284.  暗黒街の顔役(1932)
パチーノのトニー・モンタナを少し上品で無邪気にしたポール・ムニのトニー・カモンテ。最期はパチーノにまったく及ばないものの、脇役の面々は本作が上回り、トータルでは本作がリメイクを上回る。world is yours が感慨深い。
[DVD(字幕)] 8点(2018-02-07 01:13:06)
285.  甘い抱擁 《ネタバレ》 
傍若無人且つ下品な初老のジョージと幼児性が抜けない若いアリスの主従関係に辟易する。二人に割って入る中年のクロフトが絶妙の存在感。絵に描いた堅物クロフトのアリスを見る眼差しに抱いた予感が的中する終盤のアリスとの長回しのキスシーンの溢れる官能美に痺れる。まさに圧巻。硬派アルドリッチ監督が描くレズビアンに仰天。ジョージは二人を惨殺しないものの、アリスの過去を晒す残忍さを見せる。職を奪われ愛人アリスを寝取られたジョージの断末魔の「モ~」が自業自得の憐れを誘う。ベリル・リード、スザンナ・ヨーク、 コーラル・ブラウンに喝采。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-21 12:33:54)
286.  一日だけの淑女 《ネタバレ》 
桂福団治さんに演じてもらいたい人情噺。一円にもならない事にも「始めたからには引けん」という親分の侠気に惚れてしまう。真相が何時バレるかハラハラし通しでもはやこれまでとアニー同様観念した途端の奇蹟以上の出来事と見事な演出に感無量。立場は違えど「ヒト」として持ち合わせる人情に心洗われる名作。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-09 13:07:12)
287.  百万円貰ったら 《ネタバレ》 
パラマウント社の総力を結集したような製作陣と俳優陣。巨万の富は得たが信頼や愛情を注ぐ人を得られなかった余命僅かの社長さんから百万ドル(円じゃない)を与えられた8人それぞれの物語。後味の良いもの悪いものとバラエティに富んだ着想が素晴らしい。印象深いのはウォーカー夫人と紙幣偽造犯と死刑囚と陶器販売店店員。社長がお友達を得たラストが素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-06 16:51:28)
288.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
予備知識無しでの初日初回の鑑賞。お目当てコリン・ファースの回想シーンで胸がキューン。待ってましたの登場シーンの冴えないオッチャン姿にショボーン。 マーク・ストロングとの別れの場面(・・・Country roads take me home To the place I belong West Virginia mountain mamma Take me home country roads・・・・ 熱唱は本作一番の名場面で左隣の人と一緒に小声で歌いながら胸がジーン)後の活躍にウットリ。 特筆すべきはエルトン・ジョンでコリンと共にロボット犬と戦う姿に笑わされ、「今日は水曜日だろ」のWednesday night's Alright for fightingに懐かしさを覚えました。 折角出演してくれたジュリアン・ムーアの悪党としての淡白さが(大女優にはこれが精一杯か)惜しい。 コリン・ファースのファンの方には楽しめると思われる快作。
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-05 16:46:17)(良:2票)
289.  大空港
二組の不倫カップル、タダ乗り婆さん、爆弾犯と妻、それぞれもう少し掘り下げられていたら傑作となったでしょう。窮地に遭っての神父さんの「私に出来る事はありますか」に感服し、我が身可愛さだけの身勝手男に見舞った裏拳の一撃にアメリカ魂を見せてもらった。往年のパニックものの秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2017-12-15 02:57:35)
290.  ペーパー・チェイス
ハーバードロースクールという雲の上の人々が織りなす人間模様が実に見応えがあります。教授の存在感が凄い。学問に対する峻烈さ、生徒の名前を覚えようとしない姿は無機質な冷たさを感じるものの、生徒全員のスタンディングオベーションを受ける姿に気安く見せない人情を持ち合わせている事が見て取れ感動しました。
[DVD(字幕)] 8点(2017-12-08 16:21:57)
291.  第十七捕虜収容所
描かれる捕虜収容所生活は、捕虜達は愛国心に溢れるでもなし、独軍は管理者としての厳格さはあるものの陰惨さはなし。更に密造酒、鼠レース(爆笑)、覗きの行列(「早くしろ!俺の順番には婆さんになってしまう・・・」爆笑)、チョビ髭達の「ジーク・ハイル!」(爆笑)、大量の煙草、等々実に能天気なもの。オスカーを逃したのが残念なアニマル役のロバート・ストラウスに大笑いさせられる。スパイが判明する件から結末までは一転して手に汗握る緊張感に包まれる。孤高を貫く男(渋すぎる)セフトンの言うとおりあれしか方法はないにせよスパイの最期に息を呑む。ユーモアと非情さの塩梅が絶妙なワイルダー監督の名人芸をいつも通りに堪能させてもらった快作。
[DVD(字幕)] 8点(2017-11-05 09:51:09)
292.  山河遥かなり 《ネタバレ》 
ロケ地ドイツの当時の荒廃模様はまさに国破れて山河あり。救い出された子供たちは皆が無感情で、極めつけのカレル少年に胸が詰まる。少年に人間味を取り戻させる米兵演じる苦手なモンゴメリー・クリフトに初めて感動させられた。まだかまだかとお預けさせられた母子再会に心からの拍手を。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-23 13:58:44)
293.  暴力行為 《ネタバレ》 
短くて地味ながらも監督特有の譲れないものは譲れない思いが表れている切れ味鋭い見応え満点の作品。復讐を果たそうとするジョー、逃れようとするフランク、共に恋人、妻の願いを振り切って決着をつけようとする。二人に殺し屋が絡んでの三つ巴の駅でのシーンに荒涼としたモノクロ画面と相まって痺れる。解らなかったフランクの真意が明らかになった行為に、8時半に家を出る姿が思い浮かび切なさに身悶えが止まらない。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-18 16:08:02)(良:1票)
294.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
決闘に至る過程から決闘模様と結末まで爽快感のカケラもないものの胸を熱くさせられた西部劇。遺書をしたため覚悟を決める保安官とわが身に火の粉が降りかからぬように傍観者を決め込む者達。両者の対比は赤狩り真っ盛りの時代に製作陣が個々の価値観を問うているように思えます。試練に直面した時の振舞を考えさせらる名作。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-16 23:07:47)
295.  クイズ・ショウ 《ネタバレ》 
TV業界のやらせ行為は1956年当時に於いて衝撃が大きかったのが今では誰でもさもありなんと言えるので、「公的事業ではなく娯楽番組においての不正行為によって皆が得をした、誰も傷ついていない」委員会でのダン・エンライトの証言にうっかり納得しそうになる本作。彼や事業者達がチャールズ・ヴァン・ドーレンをビジネスの道具としてしか見ておらず傷つけたとは頭の隅にも浮かばない事が薄ら寒い。父子がケーキを食するシーンが忘れられません。自業自得の後戻り出来ない苦しさを吐き出すのを懸命に堪える息子と訝る父、もどかしさで泣きそうに。お目当てのポール・スコフィールドに満足させられ、嫌いなレイフ・ファインズの驚きの好演に得した気分になりました。監督の生真面目さを感じる良作。
[DVD(字幕)] 8点(2017-10-13 15:50:18)
296.  メル・ブルックスの大脱走 《ネタバレ》 
冷酷無比なナチスとブロンスキー一座の対決を堪能しました。反骨心と笑いの塩梅が絶妙であり、特筆もののチャールズ・ダーニングの百面相は絶品でオスカーを受賞してもらいたかったです。逃亡劇で誰一人ニセ総統である事に気付かなかった無理筋は残念でしたが快作です。
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-28 15:47:49)
297.  チャーリング・クロス街84番地
アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス夢の共演。見つめ合い、唇を重ね・・・妄想でワクワクしながらの鑑賞。20年に亘る誠実な店員と満足する顧客との関係に於いて劇的な事は何一つ起きなかった。にもかかわらず私の安っぽい期待を超える感慨を覚えた夢の共演でした。
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-26 00:24:34)
298.  ウルフ 《ネタバレ》 
中学高校時代に夢中になったジャック・ニコルソン(本作57歳)とここ3ヶ月注目しているクリストファー・プラマー(同65歳)が同じ画面に映っている。嗚呼、夢みたい。 オトコマエにクラクラっとなったのはプラマー。 語り口や表情から発せられる色気に今でもウットリさせられたのはニコルソン。 先祖は狼なのかと思わされる獣人模様(遠吠えはやりすぎだけど)はプラマーには逆立ちしても出来ない。 役者が一枚上手のニコルソンを再認識させられました。 妻を寝取られ、役職を追い落とされたウィルが狼の活力を得て奪い返す。 挙句の果てに狼男同士の殺し合いとなる。(ここまで出来るのはニコルソンをおいて他に無し) その猛々しさは、スーツを着てネクタイ締めているヒトも「ダーウィンが来た」の弱肉強食世界同様に戦わなきゃならんのを示しているように感じました。 ヒトは優しくなければ生きていく資格がないというのは青臭い台詞なのだろうか。 満月を見上げて考えてみようか。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-23 13:31:39)
299.  二ツ星の料理人 《ネタバレ》 
ネズミを放ってミシェルの店を潰した報いを受け「死にたい」と取り乱すアダム。リースが作ってくれたオムレツは腹にも胸にも沁みたでしょう。味わって食する(ヒトの特権)者に料理を提供する超一流の料理人に欠けていたものに気付いた今後に希望が持てる結末の余韻を味わいました。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-18 13:56:57)
300.  あの日の指輪を待つきみへ
「貞女二夫にまみえず」が思い浮かぶ。50年の歳月を経て尚皆を縛っている指輪の約束。その指輪をもたらしたのがエレノアの孫というところに因縁を感じる。「私の母を好きだったの?」と問われたジャックが「それだけは聞かないでくれ」と慟哭するのに、この人も胸の奥底に思いを封じ込めて生きてきた事に気づかされる。50年経って明らかになったテディの遺言「これからは自由に生きろ」が切ない。ラストショットに、これからは娘も愛してあげてほしいと思わされた。名優達の共演に感じ入る作品。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-13 12:42:04)
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