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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
性別 男性

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281.  いまを生きる 《ネタバレ》 
この映画は学生時代に授業サボってガラガラの映画館の中で観てました。人は常に社会という枠の中で生きている。学生なら「校則」というルールの中で生きているし、社会人になればなったで「社会」及び「規則」いうルールの中で生きている。常にルールに守られながら生きていかなくてはならないのが人間の運命である。運命は人それぞれだけど、必ず守らなくてはならないそれが生きて上で最も重要であり、逆らうことの出来ない運命に対する逆らい、自分以外の人間が決めた価値観の元で生きているのが人間なのだと私は思う。そんな人の意見に対して聞き入れる気持ちと自分の事は自分で決めると思う気持ち、自分の道は自分で見つけようというあのラストの机の上に立ち上がる生徒達、あれこそ正しく自分の気持ちに素直になり、生きることの喜びを見出そうとする気持ち、勇気を持ってすればどんな苦しい事でも何とか乗り越えられるんだというものを見事に表している。正にこの映画は「生きる」映画!苦しい時、何かに対し、答えが見出せい時、この映画を見て勇気を貰いたいと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2009-09-01 22:48:58)(良:1票)
282.  キートンの即席百人芸(一人百役) 《ネタバレ》 
キートン、キートン、キートンが凄いことになっている。キートンが沢山出てきて、どれもこれも同じキートンなのに、何かが違う人物に見えてしまうのが凄い。キートンが指揮を取り、キートンがトランペットを吹く。その他にも画面にキートンだらけ、それだけで何だか嬉しく思えてしまいます。そんなに特別凄い作品ではないかもしれないけど、一つの作品の中でこんなにも沢山のキートンが見られるという貴重な作品だと思います。それにしてもどうやって撮影しているのかなあ?
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:50:38)
283.  キートンの強盗騒動(悪太郎) 《ネタバレ》 
これもなかなか面白い。キートンが警察官に追われる。追われる。追われるキートン、追う警察官、キートンが交差点の真ん中で交通警備の人達の間に紛れこんでみせたり、軍隊か何かの集団の中に一緒になって手を挙げるシーンの馬鹿馬鹿しくて面白い笑いなどはやはりキートンらしくて、良いです。作品全体に漂うどこかチャップリンを感じさせるキートンの動きなどは、キートンが同じ喜劇の神様チャップリンを尊敬しているように思えます。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:43:53)
284.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン) 《ネタバレ》 
相変わらず身体を張って凄いコントを見せてくれる。そんなキートンが私は好きですし、憎めません。拳銃を買いに来た男の人とのやりとりが面白いのと、最後の方のあの二階と一階の二つの部屋でのコントなどはドリフターズがよくやるようなもので、また、ゲームのような凄い動き、ストーリーなんてあってないようなものだし、滅茶苦茶ではあるけど、キートンがキートンである動きの面白さを見せてくれているという意味でこの点数です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:37:10)
285.  キートンのハード・ラック(悪運) 《ネタバレ》 
なんつう落ちを用意しているんだ!キートンのことだから、絶対に死なないてのは解るけど、まさか、中国人と結婚してハッピーエンド?て、あれはハッピーエンドで良いのかなあ?前半の魚釣りのシーンの馬鹿馬鹿しさ、馬に乗るキートンも私は好きだ。それにしても最後のキートンの帽子姿はどう見ても中国人には見えない。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:31:08)
286.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
他人から見れば変態だと思われている人間にとっては自分はまともであるというようなそれこそある意味、人間らしい生き方、それは不器用で人を傷つけてしまう。この映画のジャック・ニコルソン演じる中年の男などその典型的な人物である。恋愛小説家という職業である彼が書く物語のようには実際は上手く行かないのである。潔癖症で人間嫌いで人間不信とでも言うべき彼の唯一の楽しみが行きつけのレストランでの彼女、ヘレン・ハントに会うことであり、他の人では駄目なのである。何時でもどんな時でも自分専用のナイフとフォークを持参する姿はまるでマット上で相手のレスラーと戦う時にズボンの中にフォークを隠し持っているブッチャーのようである。えっ?違うって?だけど、自分専用の道具を持参するというのはどことなく似ている気がします。そんな男の周りから見たら変な奴でも人を愛する。好きになり、好きになった相手の事を知りたい。そして、自分の事も相手に解って貰いたいと願う気持ちは人間なら誰しも共感出来ると思います。この映画は不器用な男とそんな男に愛され、最初は嫌っていたものの、その相手の男の誰にも解らないような優しさの前に惹かれていくという話である。ジャック・ニコルソンも不器用なら相手のシングルマザーであるヘレン・ハント演じる彼女も一人の母親であるが故の刹那さ、母親である前に一人の女性として男性に好かれたい。という気持ちは同じであると思います。だからこそ、そんな二人がラストに仲良く朝の4時からパン屋の中へと入っていく。その後の二人はどうなったのか?なんてことは観る人によってそれぞれ違うと思うわけで、この二人の名演技とその脇を固める人達のキャラもあればこその映画として見応えのあるドラマになっている。それにしてもジャック・ニコルソンはこういう変人扱いされるような人間が本当によく似合うし、またそういう男を演じると余計に上手さを感じる凄い俳優だ。ジャツク・ニコルソンが恋愛小説家であるから面白く、これがホラー小説家なら当たり前ぽくて面白くも何ともないのである。恋愛とは全く程遠いような人物を演じる男が恋愛を書くことを仕事にしているという面白さもこの映画の面白いところであると思います。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 22:02:10)
287.  マクリントック
おっと、自分で登録お願いしといて書いてなかった。他にもそんな作品がかなりあると思うが、これは話としての面白さや西部劇としての面白さや完成度は低い。そんな中にあって、ジョン・ウェインとモーリン・オハラのやりとり、特にモーリン・オハラが凄いことに!私のイメージするモーリン・オハラとはまるで別人の姿がある意味、新鮮だったりする。特別に面白い映画ではないが、モーリン・オハラを堪能するという意味では見て損のない作品だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-16 10:26:25)
288.  真昼の死闘 《ネタバレ》 
オープニングの夕焼けの空の美しさが印象に残る。印象に残ると言えばやはりシャーリー・マクレーンの尼さんぶりのインパクトは強烈です。西部劇に尼さんてどう考えても異色である。そんなシャーリー・マクレーンがロバに跨って歩く場面は可笑しくて笑ってしまう。笑ってしまうと言えばクリント・イーストウッドがシャーリー・マクレーンに自分の気持ちを言う場面での台詞「初めて会った時、君は裸だった」と我慢出来ずにいる所のまるで男の欲望とでも言うべきか?本心みたいなものに解る。解る。眼の前にシャーリー・マクレーンみたいな尼さんがしかもほとんど裸の状態で現れたとしたら、大抵の男はこの映画のクリント・イーストウッドと同じ気持ちになると思う。西部劇としては完全に異色な作品として、楽しむそんな映画だと思います。ところで私的なことではございますが、どうも近頃、尼さんばかり出てくる映画「黒水仙」「尼憎ヨアンナ」にそして、この映画と見ているせいか?尼さん=男の欲望的なイメージばかりで世の中の尼さん達に対して「ごめんさない」こんなことばかり思ってしまって本当に「申し訳ありません」という気持ちである。それにしてもこの映画を見てクリント・イーストウッドには西部の町並みがよく似合う。クリント・イーストウッドには西部劇こそ最も相応しく良く似合うと改めて感じました。そういう意味ではジョン・ウェインと同じである。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-14 16:46:49)
289.  軽蔑(1963) 《ネタバレ》 
ポールとカミーユの二人がベッドに横たわりながら話をしている。カミーユが私のどこが好き?この何とも異様な会話、そこには言葉なんかでは言い表せないものがあるように見える。あのカミーユ(ブリジット・バルドー)の後ろ姿、悩ましいお尻に眼が釘付けになってしまう。あれほどまでに愛しあっていた二人が何かのきっかけで女の方から男に対して「もう、愛してない」というようなことを言う。(態度ばかり見せる)男は何故か解らずにその理由を知ろうとし、何故なのかとその理由を問う。それもしつこいほどに聞こうとする。それが女にとっては男の嫌な部分、それこそこの映画のタイトルにもなっている「軽蔑」を意味しているように、あの青い海をはじめとする映像が全てを語っているようである。それにしてもこの映画のブリジット・バルドーのお尻、お尻、最後までお尻が頭から離れない。何だかこんなアホなことを書いてると、それこそ私自身が「軽蔑」それそうだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-13 10:27:58)
290.  決断の3時10分 《ネタバレ》 
やったあ!近所のレンタル屋さんには置いてないし、売ってもいないからAmazonで買うことにして、昨日お願いしといたのが今日の夕方に届いた。いや~これは本当に傑作です。既に皆さんのコメントがあまりにも素晴らしいので、これ以上何を書けば良いのやら?とにかくオープニングからこれぞ西部劇ていかにも雰囲気、あまりにもかっこ良くてしかもやたらと哀愁漂うメロディ、そんな素晴らしいメロディが流れる中、空にそびえる白い雲、画面の遠くから画面手前へと沢山の馬に引かれながら馬車に乗ってやってくる男達、大量の牛の群れ、これこれこれです。西部劇てのはこれですよ。煙の立ちこむ中での男達が言葉も言わずに視線だけ交わしている。最初に言葉を発する男、ダンの渋さとかっこ良さ、一見二枚目でどう見ても正義のヒーローぽいこの俳優グレン・フォードに悪役をやらせるというその着目点が良い。そうそう、ぐるぐるさんが書かれているあの場面、良いねえ!酒場でのシーンの女エミーを前に大勢の男達がやって来て酒を飲むシーン、ここでの男達の煙草の吸い方までやたらかっこ良くて、かっこ良い代表と言えばダンの男の優しさ、更にそんなダンを最後は自らの命、危険を承知の上に守って列車へと乗せて消えていくベン、二人(ベンとダンを乗せた汽車、それを見送る奥さんと保安官、そこで空からの大量の雨、まるであの雨が二人のその後の幸せを祈っているような何とも言えない気持ちの良さ、気持ちの良い男二人の友情と女性達の美しさと美しいメロディ、モノクロの画面もこれまた素晴らしい。それにしてもこれほどの傑作なのに私を除いて7人しかコメントがないなんて、勿体無い。もっと多くの方に見て貰い、昨日から関東エリアでは公開中のリメイクを見た人、そうでない人、これから見ようと考えている人達にもみんなに見て欲しい。そして、西部劇の素晴らしさを体験して貰えたらと思う。皆さんのコメントが本当に素晴らしすぎて私にはもう皆さん以上の素晴らしいコメントを書くことが出来ないが、とにかく素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-09 21:13:53)(良:1票)
291.  リトル・ロマンス 《ネタバレ》 
良いなあ!フランスって良い国だなあ!未成年なのに馬券を買えたり、中学生二人きりで競馬場にデートで行けたり、日本じゃ考えられない。何とも羨ましい。羨ましいといえば、ダニエル!あんなにも可愛いダイアン・レインのローレンとデートできて、しかも、キスまでしやがる。全くもってやいちゃうぜ!もうね、とにかくダイアン・レインが可愛い。可愛いと言えばローレンス・オリヴィエのスリのじいちゃんも可愛いね。三人で競馬場でレースを楽しむ。勿論、馬券も買う。しかし、ダニエルの絶対にスノークイーンで決まりだという忠告を聞かずに別の馬の馬券を買う。そして、大金を手にするが、その大金をすってしまう。スリだからお金もすってしまうというのはちょっとした洒落が効いていて面白い。二人の為に警察の尋問にも答えない。ダニエルとローレンの別れを少し離れた所でベンチに座って見ている所も良い。私はこのシーンが一番好きです。ラストのダニエルがローレンを乗せた車を追いかけるシーンを見て、大林宣彦監督の「転校生」のラストを思わずにはいられなくなる。大林宣彦監督はこの映画のファンなのかもしれない。劇中に同じジョージ・ロイ・ヒル監督の「スティング」や「明日に向って撃て!」の名シーンが流れるというのも良いねえ!作品全体の雰囲気はとにかく甘い。甘いけど、その甘さも若い二人だから良いのだ。甘いと言えば、ダニエル君!一言だけ言わせてくれ!一週間も前から研究しても、データで馬券を買っても当らない時は当らないよ。むしろ、データなんてものが競馬には不要である。大体、過去のデータを持ち出した瞬間にそのデータが崩れるのが競馬です。毎年、有馬記念だけは絶対に当てたいと1ヶ月も前から色々考え、過去の傾向、データなど参考に買いつづけていてもちっとも当らないで現在17年連続外している私が言うんだから間違いありま(有馬)せん。おっと、最後は何が何だか訳の解らないレビューになってしまったけど、とにかく微笑ましいそんな作品です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-08 11:56:01)(笑:1票)
292.  ビバリーヒルズ・コップ
昔、何度も日曜洋画劇場でやってた記憶がある。淀川長治さんもこの映画が大好きだと話をしていたのをよく覚えてる。久しぶりに見たけど、今、見ても意外と楽しめた。昔はかなり楽しめたのに歳と共に楽しめなくなる映画がかなりある。今作も昔、見た時は物凄く好きだった。今の気持ちでいくとこの点数ですが、これを見て感じたことは、エディ・マーフィの物凄い早口、何を言ってるのか解らないのにそれでも思わず笑ってしまうのは、やはりエディ・マーフィだからであると思う。つまりはこの映画はエディ・マーフィあっての映画、世の中には代役という言葉があるけれど、この映画の代役は存在しない。日本映画で例えると「男はつらいよ」の寅さんは渥美清以外考えられないのと同じくエディ・マーフィにしか出せない。出来ないアクセル役、エディ・マーフィ無くして語れない。エディ・マーフィの魅力、面白さが最も発揮されているという意味でエディ・マーフィ主演映画のベスト作品はこれだと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-05 22:20:46)
293.  絹の靴下 《ネタバレ》 
フレッド・アステアのミュージカル最後の作品であり、ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル仕立てに変えての内容はほとんど一緒なわけですが、今作の一番の見所はフレッド・アステアよりもヒロイン、ニノチカを演じているシド・チャリシーであり、あの美しい足、それをカーテン越しに足だけ見せての着替えのシーン、足フェチである私にはたまらない場面でした。あの着替えの場面はそこだけ何度も見たくなってしまう。作品の出来としては少々長く感じるものの、シド・チャリシーの見事なダンス、そして、やはり足、足、足です。フレッド・アステアにキスされて、なんでキスするの?というその質問に対するフレッド・アステアの答えが笑える。我慢出来なかった。おいおい!まあ、フレッド・アステアだから許される行為であるだろうし、映画の中でだから許されるのであって、実際、そんなことしたら間違いなく引っ叩かれるだろう!そうそう、あの三人のロシア人役もそれぞれ面白かった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 21:42:51)(良:1票)
294.  旅情(1955) 《ネタバレ》 
中年の男女の話なんて、どこにでもあるような話であるがここまで素晴らしくしているのはデビッド・リーン監督の素晴らしい演出無くして考えられません。赤いベネチアン・グラス、サンマルッコ広場に鳴り渡る楽隊の響きや大きく聳え立つ鐘、スクリーンいっぱいに舞い上がる鳩の群れ、ベニスの美しい町並み、青い海の美しさ、大空に鳴り響く花火の美しさなど、とにかくどの場面も一度見ただけでいつまでも心に残ること間違いなしの美しい映像美があればこそである。前半はジェーン(キャサリン・ヘップバーン)がカメラを手にベニスの町並みを写真に収めるなどして楽しんでいる姿を見て私達も彼女と同じように旅行している気分にさせられる。ところがそんな彼女がサンマルコ劇場で後ろにいた男との出会いから話は変わっていき、しかも、その男のことが気になり、遂にはどうしようもない気持ちになってしまうその心理状況をキャサリン・ヘップバーンは見事な演技力で見せてくれてます。心の微妙な心理状態を表しているかの如く、監督の計算なのか?ジェーンの服装が変わる様子はまるで女性の揺れる気持ちを表しているみたいだし、ラストのあの駅の別れの場面での白いくちなしの花、届きそうで届かない。あと少しという所で手にすることなくレナードとの別れを済ませた後のジェーン(キャサリン・ヘップバーン)のあの晴々として気持ちの良さそうな表情にイタリアに来て良かった。辛いこともあったけど、それよりも楽しかった事の方が多かったと言っているようである。素晴らしいラストといい、タイトルの「旅情」なんてこれまた正しくその名の通りの素晴らしい映画である。恋愛映画の名作と呼ばれる作品の多くは同じイタリアが舞台の「ローマの休日」を代表するように愛した相手の幸せを自分の事よりも考えて自ら身を引くケースが多く、この映画のジェーンもそうです。愛した相手には奥さんがいる。その事をきちんと解っているから別れる事を決意し、ベニスから離れる事を決意して帰っていたのである。そういう品の良さを感じさせる映画を撮れるデビッド・リーン監督は素晴らしい監督である。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-08-03 22:20:40)(良:1票)
295.  ロイドの要心無用 《ネタバレ》 
ロイド作品、初めて鑑賞!チャップリン、キートンに比べると笑いという要素は低い。好みの問題かもしれないけど、私はチャップリンやキートンの方が好きです。ただ、そんな中でこの人の身体を張ってのアクション、例の高層ビルを登るシーンは正しく命がけであり、映画に対する姿勢、映画に対して命を張っているというのがよく解る。映画が本当の意味で活動写真であった時代、昨今の何でもかんでもCGで処理してしまうといったものとは違う、生身の人間の生身の人間による本物のアクション、ジャッキー・チェンが尊敬するというその凄さを観ることが出来るという意味と今のCGだらけのハリウッド大作に対する皮肉、いかに映画にCGなんてものが邪魔しているかということを言ってるようである。何度も言うようにチャップリン、キートンほどの笑いも感じられなのと、好みで言えばチャップリン、キートンの方が上だけど、これを機会にこの人の他の作品も見てみようという気持ちにはさせられたし、下手なアクションもの、下品なだけの品の無いコメディよりはずっと好きです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-01 22:38:30)(良:1票)
296.  ボウリング・フォー・コロンバイン
マイケル・ムーアの自国アメリカに対する思い、銃社会への思いが伝わる。インタビューされる側の中ではやはりこの人、マリリン・マンソンが一番印象に残る。他人からは変人扱いされているマリリン・マンソンが最も人間的に見える。作品全体の印象としてはやや偏った感じが見られるのがマイナスもそれでも下手な最近のハリウッド大作なんか観てるよりはずっと面白いし、引き込まれる。ところで、この映画の影響でボウリングが中止になるのでは?なんて思った人がどれだけいたか?
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-27 21:45:13)
297.  悲しみよこんにちは
悲しみよこんにちはって何だか斉藤由貴の歌みたいなイメージを想像してましたが、えっ?どんなイメージかって?それは皆さんで想像してください。でそれはさておき、女優陣のどれもこれも皆、美しく、影を感じる雰囲気に美しいあの海をはじめとする風景、色々と見所もあるし、そして、何よりもジーン・セバーグがショットカットで水着姿でうろうろしているという男にとっては最高のはずなのに、映画そのものがちょっと暗い感じなのが残念であり、あの父親も見ていて腹立つし、本来ならどう考えても3点てところたが、悲しみよとあるけど、女優陣の美しい水着姿の前には男としての情けなさ、まるであの駄目親父のような甘さがついつい点数を引き上げてしまう。まあ、そうは言っても6点とさほど高い点数は付けられない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-26 11:05:44)
298.  三人の女性への招待状
これは前半はコメディ路線で行くのかと思わせておいて、終盤はミステリー調で展開していく。三人の女性への招待状とあるようにそれぞれの女性宛てに男から出した手紙から段々と話が進むに連れて男の嫌らしさと女の怖さ、したたかさが浮きざりになってく。遺産問題から男と男の騙しあい、女同士の駆け引きと騙されてた女が騙されてと解ってからの態度のその怖さが描かれていてどんどん話に引き込まれていく。その語り口の上手さは流石脚本家出身の監督だけのことはある。ただ、ラストの展開がいまひとつ好きじゃないのでその点についてはマイナスもこれまた男と女のそれぞれの醜い部分をきちんと描いて楽しむことが出来た。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-20 11:26:18)
299.  グーニーズ
昔は何度も繰り返して観る程、好きだったし、全く飽きることなく楽しめた映画なのに自分がもう歳なのか?それとも子供心をどこかに置き忘れてしまったのか?初めて見た時やその後に何度も見ていた時のような感動やワクワク感は感じられない。今、観ても面白いことは面白いし、色んな道具を操る少年が何だかドラえもんみたいであったり、あの嘘付き少年もやたら笑えたりするし、ステフのスーパーマンのかっこなんかも監督が「スーパーマン」と同じだからなのか?と感じたり、アンディのスカートがやたら短くてそこばかりつい眼が行ってしまうし、完全に親父かしてしまっている情けない自分を見て、この映画の少年、少女達のように子供心をいつまでも持てればと感じたりと色んな意味で考え深い映画となってしまっている。冒険ものは嫌いじゃないし、むしろ大好きです。でもやっぱり今では7点が精一杯。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-18 07:40:45)
300.  カラミティ・ジェーン
これは西部劇なのか?またまたミュージカルなのか?どちらでもあるけど、冒頭から凄い飛ばすなあ!その飛ばしぷりの凄さ以上にカラミティ・ジェーンの男のような迫力に圧倒させられる。ただ、話的には特別に面白いと感じなかったが、それなりに楽しむことは出来た。これはもう、ストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画て気がする。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-17 21:53:32)
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