421. 穴/HOLES
頭がスッキリした状態で鑑賞しないと、伏せんの回収時に??になります。ご注意を!ファミリー向けに制作されているが故に、どうしても全体的にユルユルになってしまっている点が残念。これ、大人向けに作った方が、つまりシリアスにした方が傑作になったかも。第二のショーシャンクみたいな。ね。 伏せん回収が大好きな人向け、というので鑑賞したわけけですが、、たしかにその触れ込みに偽りはありません。ただファミリー向けテイストだったのが残念、ということで点数は低めに設定いたしました。ご了承を。 [DVD(字幕)] 4点(2013-05-04 17:40:32) |
422. アイアンマン3
《ネタバレ》 前作(PART2)のつてを踏まないように、かなり作り込んだ印象を受けた。以下良かった点と悪かった点を上げます。良かった点・・・●敵がいい!ホット!最高にホットな敵。悪役はこうじゃなきゃね。●落下していく13人の人たちを救助するシーンが秀逸!科学的であり力技じゃないところがGOOD!●個性豊かなアイアンマンスーツのオンパレードが楽しすぎ!まさにザ・エンターティメント!●ラストの締めくくりのセリフ、「アイアンマンは俺自身」にシビレた!格好良い!●隠し味程度に入っている風刺が絶妙。●バトルシーンが一辺倒でなく、アイデアに溢れていた。次に悪かった点・・・●一人ぼっちの子供の生活実態が曖昧。●敵側サイドの主人公に対する行動が、殺したいの?利用したいの?どっち?で分かりにくい。●パニック障害を克服するシーンは一見感動的に見えるが、よくよく考えてみると主人公さん、眠れなくて機械イジっていろいろ開発してるやんけ!まぁね、言いたいことは分かるけど・・・子供とのふれあいでイメージアップ、てそんなアイアンマンには必要ないって私は思う。タトゥーしてたあんちゃん位が丁度いい。うん。とにかく総評しますと、すっげぇ大満足でした。そして・・・今度はどんなアイアンマンスーツが登場するのか、今からワクワクです。 [映画館(字幕)] 8点(2013-05-03 20:57:46) |
423. コナン・ザ・バーバリアン
《ネタバレ》 単純明快な冒険活劇の割にはちゃんと、始まりと終わり方がきれいにまとまっています。そこは評価できます。ただ取り立てて、手放しで絶賛するほどのものでもないです。かといって退屈する作品でもありません。以下はネタバレになりますのでご注意を!まず良かった点。削ぎ落とした鼻に指を入れてホジホジするシーン。痛々しさが強烈!道案内した捕虜を、人間投石器で放り投げるシーン。笑えた。でっかい船を、何頭もの象の上に乗せて陸の上を進行しているシーン。意味不明だが、スケール感はある。以下ダメな点。オープニングの出産シーン。もっと緊迫感のある演出で見せて欲しい。普通すぎ。剣に特徴がないので、何々の剣と言われても区別がつきにくい。妖術で誕生した砂の怪人の設定が分かりづらい。砂で出来ているはずなのに落とされて死んだり、分けわからん。で個人的にはこれが一番気になった、というか気にしすぎた点。主人公のコナン役の人が、北村一輝に見えて見えて困りました(笑)以上。おしまい。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-29 19:31:42) |
424. ザ・レイド
《ネタバレ》 内容はないです。ただひたすらアクションを堪能する映画です。ハリウッドのアクションと違い、痛々しいです。きっと、北野武の映画をド派手にしたらこうなるのかな~って感じです。清々しいほど戦略性なんかクソ食らえな猪突猛進なのはいいんですが、ど~しても引っ掛かってしまうのは、何でエレベーターで15階まで行かんのや?てこと。そこだけですね。せめてね、故障中とかにしておいてほしかったな。でも続編て・・・どんな話になるんだよ! [DVD(字幕)] 5点(2013-04-27 15:46:47) |
425. ネイビーシールズ(2012)
昨今のゲームは凄い!もはやここまで来たか!というレベルのものばかり。映画よりも迫力満点で、まるで本当に自分が戦場で戦っているかのような臨場感を味わえる。洋ゲーのFPSと呼ばれる、一人称視点のゲームだ。本作はそんなFPSシンドロームに対する、一つの挑戦状的ニュアンスを感じずにはいられない。なぜなら本編の至る所にその、一人称視点が取り入れられているからだ。さらに付く加えるならば、とことん「本物」にこだわったとこもそうだろう。ゲームなんかに負けるか!映画は凄いんだぞ!どうだ!という製作サイドの声が今にも聞こえてきそうです(笑)で凄いだろどうだ!なアクションシーンなんですが、最初のうちは、おぉ!とはなったものの、段々と尻つぼみに。代わり映えしない銃撃戦の繰り返し。誰が誰だか分からなくなる同じような顔付きの出演者たち。圧倒的すぎて、一人相撲なアメリカ軍の強さ。志願兵募集の広告的役割と、ミリタリーヲタクには持ってこいな映画でしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-21 12:05:42) |
426. 人生の特等席
《ネタバレ》 映画を観終わってから改めて原題の、「Trouble with the Curve」も悪くないな~と思えた。1位指名した選手が、実はカーブが苦手というのもちろんあるが、この映画の主役である親子の人生もまた、曲がりくねったカーブの連続だからである。故に互いになかなか分かり合えず衝突を繰り返す。新人選手の苦手と、親子ふたりの関係性を上手く表現したこの「Trouble with the Curve」、私は好きですね。ただ邦題の「人生の特等席」も、ナイス!と言いたくなる絶妙なタイトルだと思います。映画自体は良くも悪くも、平均的なまとまり具合かな。ただ一つ私的に気になった点は、ジョニー・フラナガン役のジャスティン・ティンバーレイクがどうしても、しっくりとこなかったことですかね。なんかね、サイコちっくな面構えなんですよ。ごめんなさいね。だからどうしても、温かい眼差しで恋の行方を見守る事が出来なくって・・・。逆に、娘役のエイミー・アダムスは素晴らしかったですね。これといった特徴はないものの、安心して見ていられるという安定感はズバ抜けています。ヒット作には恵まれてはいないものの、過去に何度も助演女優賞にノミネートされてるだけのことはあります。そんな彼女にもついに陽の光を浴びるチャンスが訪れます。2013年公開予定のスーパーマンの新シリーズ。そのスーパーマンの恋人役に抜擢されたんです。言わずと知れたロイス・レーンです。今からとっても楽しみです。で最後は御大イーストウッド様。首周りのシワがかなり目立っていて、なんかニワトリを連想しちゃいました(笑)さらにオープニングがいきなり放尿シーンとは・・・(笑)テーブルに足をぶつけ、ハンバーグを黒焦げに焼き、愛車を車庫から出すだけでボロボロに・・・。それでも格好良いって何なんだよ!もうね、色んな意味で泣けてきますよ。ほんと。もしかしたらイーストウッドというポジション自体がすでに、人生の特等席、そのものなのかも知れませんね。 個人的にイーストウッドが好きなので、ちょっと甘めの点数を献上。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 08:37:14) |
427. 007/スカイフォール
とりあえず一言。映像の美しさは007映画史上No.1である!では本題。ダニエル・クレイグが007を演じるようになってから、人間臭い007像が浮き彫りにされ、アクションはリアリティを追求してきた。前二作ではそれが功を奏して、新たな007映画の幕開けに相応しい仕上がりとなった。しかし、今作ではそれも行き詰まり、どこか二の足を踏んでいるように感じた。やはりなんだかんだで、秘密兵器だの奇抜なアクションだのが出てこない007は、007でないんだなと。そこに他のアクション映画との差別化があるんだなと。人間臭くリアリティなのも大いに結構ではあるが、胸踊ったあの頃も、忘れないでほしですね。ただねぇ~、どうなんでしょうかねぇ~。今回の作品。過去との決別的意味合いがかなり含まれていたから、次回作はもっと「今」を意識した仕上がりになるのかな?最後にダメ出しを一つ。教会でのラストシーン。ちょっと無防備すぎませんかね。不測の事態に常に対処する心得がないのにはビックリですよ(笑)以上。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-05 23:19:19)(良:1票) |
428. プレミアム・ラッシュ
カメラワークの凄さには、ただただ脱帽です。よくまぁ撮影したもんだなと。ただもうちょっと工夫を凝らした演出を見たかったかな。どうも同じことの繰り返しが多くて、少々食傷気味に。話自体はたいして面白みもなく、登場人物も全くもって魅力はゼロ。倫理観もどこへやらです。究極の自転車アクションムービーってぇのを、誰か作ってくれないですかね。 [DVD(字幕)] 3点(2013-04-05 16:45:24) |
429. 推理作家ポー 最期の5日間
機知に富んだ推理合戦を期待して鑑賞しましたが、かなりの肩透かしを食らってしまいました。推理そのものはたしかにあるのだが、専門的分野や、ポーに関するある程度の予備知識がないと、全くもって楽しめない作りになっている。結局印象に残ったのは、大鎌の殺害シーンだけでした。ジョン・キューザックは上手すぎて逆に、気持ち悪かった(笑) [DVD(字幕)] 4点(2013-04-04 20:59:05) |
430. リンカーン/秘密の書
《ネタバレ》 スカッ!とするような痛快アクション映画かと思いきや、意外にも生真面目な作りなのでちょっと拍子抜け。で、生真面目な割には主人公であるリンカーンがあまりにもおバカすぎ。正体がバレてヴァンパイたちの標的にされたにも関わらず、結婚するは大統領になるは子供は作るは、極めつけは無防備にも程があるだろうって。あんたヴァンパイアに狙われてんの、すっかり忘れてるんじゃないの?で一番気になったのはヘンリーの存在。彼はヴァンパイアでありながらも人としての理性を保ち続けているわけでしょ。血を吸っているかは分からないけど。たぶん犯罪者限定で吸っている、と思わせるシーンはあったが。とにかく彼がキーワードなわけですよ。人類の平等を唱えるなら。ヴァンパイアと人間の共存こそが、望まれるべき理想の国家になるはず。なのに論点が完全にズレてしまって、ヴァンパイア=悪の権化=排除すべき敵、となってしまっている。頭悪すぎでしょ、リンカーンさん。銀の事に気付くのも、何を今更ってツッコミたくなりましたよ。もうちょっと脚本、見直そうよ。ね。 [DVD(字幕)] 4点(2013-03-24 08:38:52) |
431. ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェンとジェット・リー夢の初共演!嫌が上にもテンションは上がります。がしかし、用意された舞台はあまりにもお粗末すぎました。この二人だからこそ、この二人にしか出来ない最上級のエンターティメントを期待していましたが、掃いて捨てるほどあるB級映画そのもでした。ファンタジーではなく、現代劇にした方が良かった気も・・・。まぁでもなんだかんだで、二人が闘うシーンはそれなりに楽しめました。それなりに、ですがw [DVD(字幕)] 4点(2013-03-23 23:18:13) |
432. アルゴ
派手なアクションシーンもなく、特別な能力を持つ者も誰一人登場しない。最初から最後まで地味な映像、地味な音楽が続きます。なのに飽きません。緊張しっぱなしです。特にラストの空港でのシークエンスは、早く!早く!って声に出さずにはいられませんでした。ベンアフレックは役者としてはそんなに好きではありませんでしたが、監督としては第二のイーストウッドを感じさせてくれたので、今後の活躍に期待を持てました。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-18 16:33:20) |
433. 崖っぷちの男
《ネタバレ》 用意周到に進めてきた作戦。の割には葬儀からの脱獄は、行き当たりばったりなのね。それと、脱獄犯の指名手配書とかがホテルに来ていないのも不自然。本名で予約取ってたもんね。もっと巧妙な映画マジックを期待してたのに、ちょっと残念でした。ただ最後まで飽きることなく観れたので、そこは評価したいです。にしても彼、すっかりアバターの面影なくなりましたね。タイタンの方がピンと来ます。 [DVD(字幕)] 5点(2013-02-18 07:02:07) |
434. ダーケストアワー 消滅
《ネタバレ》 4日間も立て篭っててみんなキレイね(笑)お金をかけずに作る、アイデア勝負のSF映画。設定は悪くない。ただ残念なのは、個々のキャラ設定をもう少し掘り下げて、人間ドラマに厚みを持たせられれば、全体に漂う「自主映画的匂い」を排除できたかも・・・。あと、ロシアでなければならない理由が分からなかったです。期待した分、厳し目に採点しました。 [DVD(字幕)] 4点(2013-02-18 01:55:57) |
435. ゴーストライダー
《ネタバレ》 映画館で初めて観た時は、さほど印象に残らなかった。続編が公開されると知ったので、改めて見直してみた。かなりハードルを下げての再鑑賞だったせいもあり、まぁそこそこ楽しめた。いうても漫画、なのでツッコミはさておいて、と言いたいとこなのだが、ちょっとこれはないだろうっていうのを上げてみた。まず変身。悪魔の気配を感じると変身するって言ってたのに、すぐ近くにいても無反応。これはだめでしょう。水の悪魔みたいな奴の倒し方が曖昧。どういう理論で倒したのか分からんかった。全体的にとにかく敵がダメダメちゃん。能力全く生かせてましぇ~ん。弱いにも程があるよ。やはりバトルがメインとなる作品なのだから、もうちょっと頑張ってほしかったです。2作目への期待は、その辺りの改善ですね。一応観る予定です。はい。 [DVD(字幕)] 5点(2013-02-09 11:35:31)(良:1票) |
436. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 本作品を誤解されている方もいるようなので、一応解説などしてみたいと思います。まずこの作品は、今まで作られてきた「スター・トレック」シリーズの、エピソードゼロではありません。これは、未来から過去へとタイムスリップしてきた者たちによって書き換えられた世界。つまり、従来のシリーズの時間軸とはまた別の時間軸のお話なんです。分かっていただけたでしょうか?まぁこうして新たな時間軸の新シリーズとしてスタートすることによって、旧作品の呪縛を受けずに、のびのびと作っていけるわけなんですね。はい。でここから本作品に対するコメントを。まずオープニング。感動的で刺激的なんですが、あれ?て思うことが。なぜに妊婦を乗船させてるん?それも見た感じ、非戦闘艦ではないですよね。そこが気になった。特撮に関しては100点満点。臨場感、空気感、生活感が半端ない!ブラボー!カークとスポックの性格描写が卓越で、芯が一本通っている。お見事!他のクルーの描写も程よくて、いい味付けになっている。特にスポックの父親が「愛していたからだ」と告白するシーンは秀逸。貨物室に転送、そこなら安心・・・て敵の船、貨物船なんですけど~、の洒落に感服。地球の防衛網簡単に突破されるって、そこの設定は甘すぎだな。ドリル破壊もいくらでも方法あるんじゃない?とにかく2作目が非常に楽しみです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-02-07 21:10:31)(良:1票) |
437. 守護神
《ネタバレ》 アメリカ映画の典型的ワンパターンを、これでもかと詰め込み、ダラダラと長時間付き合わされる。正直しんどかった。人間関係の描写が淡白すぎて、全く感情移入できない。だから感動的なシチュエーションでも感動できない。ラストで恋人を選びましたってオイ!なんじゃそりゃ!?別れた奥さんの心情もすっげぇ中途半端。海上シーンだけは相変わらず迫力があって、そこだけはさすがハリウッドでした。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-07 03:10:00) |
438. ファイヤーウォール
《ネタバレ》 犯罪大国アメリカ。銃社会アメリカ。なのにどうしてあんなに簡単にドアを開けてしまうのか?その時点でげんなり。ラストで単身敵陣に乗り込んでいくパターンも、どうにかならんものかいな。ハリソンフォードもすっかり、当たりがなくなって寂しいですね。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-06 19:55:54) |
439. コンテイジョン
ウイルスをテーマに、シリアス調に仕上げています。ただこの監督の悪い癖なのか、ドキュメントちっくな作風になっているため、個々の人間ドラマが淡々としすぎていて、緊迫感もなく何となく過ぎていきます。なので、一般大衆向け娯楽作品としての太鼓判は押せないですね。好みがはっきりと分かれます。自分はこの手の作風は嫌いではないですが、刺激という名のスパイスが少々足りなく感じました。あと、お金に免疫がない、これは名言ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2013-02-05 05:24:37)(良:2票) |
440. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 かなり重要なことを書きますので、読む方はご注意下さい。運命の女性リズ。彼女がこの物語のキーパーソンとなる。自分に起こる2分先までの未来が見える主人公。しかし、このリズと出会いそして一つに結ばれることによって、かなり先の未来まで見ることが出来るようになる。これがこの映画の結末であり、オチである。してやられた!を見事に狙った作りとなっています。観て損はないでしょう。ただ、犯罪組織側が主人公を危険人物と見極める決定打があまりなく、結局なんで?のまま。まぁ言うてもそんなに気になるかってものでもないですけど。車を運転中に2分先が見えてる状態って・・・危なくね?とか、2分先の自分がさらに2分先と枝分かれしていくところは、だったらなんでもありじゃん!とか、まぁ楽しく突っ込めます。はい。話のネタには丁度いい感じの映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-05 01:02:16) |