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Sgt.Angelさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

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61.  ジャンパー 《ネタバレ》 
一般人が突然ジャンプできるようになったので、デビッドが世界を飛び回ったり、金盗んだり悪事を働くのは人間らしく、その方向性は間違ってないとは思います。しかし、それを反省するような描写が一切無いのは如何なものかと。勝手すぎて感情移入する余地がありません。父親もアル中ではあるけど、言うほど悪そうな父ではなく、「いつでも帰ってこいよ」なんて泣かせるセリフも言ってるし。そんな身勝手ジャンパーを殺そうとするローランドが完全な悪役に・・・。彼女を救出するときもハナからパラディンを殺す気満々のデビッド。削除シーンではローランドにも息子がいた設定で、デビッドが悩むシーンがあったりで、こっちの方が少しは深みができたはずなんだけど、なぜ削除した?テンポを重視したのか?だったら彼女とのダラダラ世界旅行カットせい!監督が何を狙ったのかは分かりませんが、グリフィンを主役にすれば、世界を守ろうとする宗教団パラディンと、能力を持っただけで、理不尽に命を狙われるジャンパーのちょっと善悪のつけ難い戦いにできたんじゃないかなぁと。 SWに続きやんちゃボウズに悩まされるサミュエルが不憫で、「やっちまえ、サミュエル!」てな勢いで観てました。 ジャンプを使った戦闘シーンはそれなりに良かったのに、その他がどうしようもない作品でした。
[DVD(字幕)] 3点(2008-08-21 15:12:39)(良:2票)
62.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
マイケル・ベイにしては随分と真面目に作っていると感じました。エド・ハリス、ショーン・コネリーはやっぱりかっこいいし。ただ、どうしてもニコラス刑事がおかしい・・・。なんか浮いてるんですよ。ニコラス刑事は苦手だと再確認。(でも「グラインドハウス」とか「ウィッカーマン」みたいにイっちゃってるのは良し!)あと、前半のカーチェイスで、S・コネリーの車が電柱に激突して横向きになったのに、次のシーンではすぐ走り出しちゃう編集の雑さ、グレネードを投げ返されちゃう軍人など、もうちょっとこだわって欲しかったなぁ、という箇所がいくつか見受けられました。 とは言えなかなかしっかりしたつくりなので、可もなく不可もなく、といったところが正直な感想です。 マイケル・ベイの中じゃ一番いい出来です。 《追記》なんて偉そうなこと言ってしまいましたが、悔しい事にカッコイイ所は本当にカッコイイので、やっぱり7点!それと、人を殺した際には血が流れ、しっかりと雰囲気に重みを持たせているのは近年のアクション映画ではちょっと珍しいぐらいなので、そこも評価したいです。「バッドボーイズ」などで遺憾なく発揮されたマイケル・ベイの悪趣味と言っていい程の演出が、今作ではかなりいい方向に向いています。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-14 21:59:25)
63.  リオ・ブラボー 《ネタバレ》 
「夕陽のガンマン」とかちょっと汚い男たちの西部劇も好きですが、こういう気楽で、やさしい西部劇もなかなかいい。舞台劇のような世界で、主役4人の魅力だけで十分に観ていられる。「ライフルと愛馬」を歌う時も本当に幸せそうで前向きな姿が、なんとも言えず微笑ましくなる。そんでもってラストは意外に迫力のある銃撃戦。足悪いくせについてきて参戦しちゃうスタンピーがかっこ良くて、なんだか愛らしい。やっぱり4人の中じゃスタンピーが一番魅力的だったなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-10 19:59:12)
64.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
死んだ仲間のためにと捜査を始め、現地の警察官を犠牲にして、テロリストを全員射殺。明らかにアメリカご都合主義の展開でありながら、ラストの一言でそれを引っくり返す。それまでのFBIの不死身っぷりはこのためだったのかもしれません。元は、FBIも含め全滅、という脚本だったそうで。こちらの方が物語としては納得のいく結末だったのかもしれませんが、あえてFBIを全員ほぼ無傷で帰還させたのは、こんなことしたって無意味であると訴えたかったのではないかと。自分はピーター・バーグという人をあまり知らないので、色々と解釈のしようがあります。 そういったメッセージを除いても、ジェイミー・フォックスやクリス・クーパーの演技は流石のもので、アシュラフ・バルフムは一番いい演技をしていましたし、マイケル・マン仕込み(?)の銃撃戦は大迫力で、見所はかなりありました。 最近の反戦映画の中では最もエンタテイメント性に優れた出来です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-05 12:51:28)(良:1票)
65.  ファーゴ 《ネタバレ》 
冒頭で「実際の事件に基づいて・・・」なんてタイトルとともに、真っ白な道を車が進んでくるオープニング。大げさなようで、絶妙にマッチした音楽使いも、コーエン兄弟らしくセンスがいいですね。 後に「『ビッグ・リボウスキ』は『ファーゴ』よりも事実の要素が多いんだ」、「『ファーゴ』は本当のところ殆どがでっちあげから成っている」と言い放つコーエン兄弟。何を考えてるんだか分かりませんが、このウソが作品全体に妙な雰囲気を与えているように思えます。それだけでなく、人物描写が本当に上手い。特にウィリアム・H・メイシー。ほんの思いつきの犯罪が、どんどん血みどろの凶悪犯罪に変わり、どうしようもなく苦悩する姿は、観るのが苦しくなるほど。どいつもこいつもマヌケで、馬鹿なまねをするのに、リアルで残酷で悲しい。作品の雰囲気、展開が静かでのんびりしている分、バイオレンスシーンも強烈に印象に残ります。静けさ、無邪気さ、残虐性が混じったような演出は流石。 悲劇の物語なのにぼんやりと明るく、何度でも見直したくなる不思議な作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-03 20:43:28)
66.  ストリート・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
ん~、なんだろうかこの作品。オープニングとエンディングはトップ10に入るくらいかっこ良くて、大好きなんですが、ストーリーがお粗末。主人公も悪役も大した描き込みが無く、かなり浅い人物描写に感じました。かといってお話はなんのひねりもなく、予定どおりに終わっちゃうので、拍子抜けしてしまったのが正直なところ。簡潔なストーリーにするにしたって、演出を工夫すればかっこ良く見せることはできたように思える。でもこれはいい悪いではなく、ただ単に今作が僕の体質に合わなかっただけじゃないか、という気もしてくる。 ウォルター・ヒルの作品は、90分前後でまとめてくれるのは悪くないけれど、そのせいで浅くなっちゃうことがあるのが残念です。ただこの映画、前述どおりでなにせ最初と最後がかっこ良すぎるんです。何回も巻き戻して観ました。すぐにサントラもTSUTAYAで見つけて聞きまくっているんですよ。僕の中ではマイケル・パレよりもダイアン・レインの方が断然かっこいい。というわけで、どうにも低い点数はつけられないので6点。  
[DVD(字幕)] 6点(2008-08-01 21:02:21)
67.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 
ケビン・コスナーの良い点、悪い点がどちらも出てしまったように思えます。近年珍しく非常に正統な西部劇を作ってくれたのはありがたいし、景色はどこをとっても美しいものばかりなので、そこは評価したいのですが・・・。終盤の銃撃戦に関して言わせてもらうと、そこに持っていくまでのドラマ性も薄いし、銃撃戦自体の演出もあまり上手いとは思えませんでした。主人公たちの決死の覚悟も、臨場感もあまり感じられず、少々まったりとした感じでした。必ずしもリアルであることが映画的に面白いとは限らないのだな、と改めて思った。 そして、ラストのぐだぐだは勘弁して頂きたい。まあ何と言ってもアメリカの良心ケビン・コスナーですから、あんまり責め立てる気も起こらず許したい気持ちの方が強いのですが。というわけで5点、ではありますが、嫌いにはなれない作品。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-01 19:04:15)(良:1票)
68.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
実にストレートで、余計なドラマは一切排除した潔い作品でした。秀才エドワード・ノートンが全て脚本を書き直したという本作は、最近ヒーロー物にありがちな主人公がヒーローになるまでの苦悩、それを冒頭2、3分で終わらせちゃうところがすっきりしていて良いですね。ヒクソン・グレイシー(本人)から呼吸法を学んだり貧民街をピョンピョン跳んだりで、ハルクが出なくとも、なかなか面白く見せていました。中盤からのハルク大暴れも、カメラをガチャガチャ動かしたりせず、殴る!投げる!吠える!でしっかり楽しませて頂きました。他の映画では絶対言わなそうな必殺技?も思いっきり叫ばれると清々しい! ティム・ロス演じるブロンスキーも男らしく、いい味を出しておりました。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-08-01 18:27:08)(良:3票)
69.  ターミネーター 《ネタバレ》 
やっぱターミネーターと言ったら1でしょう!B級映画の雰囲気と、無口でひたすら追っかけてくるシュワちゃんがいいんですよ!2も嫌いではないんですが、なんかちょっとなぁ。なぜって言われると上手く言えないのですが、1の低予算ながらもツボを押さえたホラー、というかスリラーのような恐怖感が素晴らしいし、自分の父親になる男を過去に送り込んだり・・・というタイムトラベルものもわかりやすく、かつ、面白い設定。低予算で生み出したアイディアが輝いています。だからこそ、ターミネーターは1が一番の傑作なのです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-29 14:49:12)
70.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
かなり好きな作品。まさにハリウッド!な映画ですが、アメリカの古き良き映画っぽい雰囲気があって観ていて気持ちがいい。警察=「善」、ギャング=「悪」の単純明快なストーリーですが、アンタッチャブル4人が魅力たっぷりです。若くて少し田舎っぽさがある『アメリカの良心』ケビン・コスナー、出番は短いけれど、ちょいとコミカルで愛すべきチャールズ・マーティン・スミス、壮絶な最期も流石のショーン・コネリー、まだやせてて好青年だったアンディ・ガルシア。皆ホントいいキャラしてます。クライマックスである階段での銃撃戦もナイス!滑り込みキャッチ、そして狙い撃ち!シビレます。ラストのコスナーも渋くて、モリコーネの音楽もハズしません。純粋なエンタテイメント作品で、しっかり楽しめる傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 21:28:24)
71.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
いいですねぇ。ストーリーはよくあるものですが、いいアメリカ映画の典型というか、特別凝った演出等が無くとも全体を通して丁寧なつくりなので、安心して観ていられます。音楽もなかなか良く、星空を見上げる美しいシーンや俳優たちの表情にマッチしています。クリス・クーパーは今では少し珍しくなった(気がする)昔気質な父親を上手く演じていたと思います。役柄的にも、演技においても彼のベストな役かもしれません。それから、ロケット打ち上げのラスト。分かっていても胸が熱くなりますね!シメの8mmも涙腺直撃でした。「遠い空の向こうに」めずらしくうまい邦題もGood!爽やかで、気持ちのいい素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2008-07-27 20:27:29)
72.  ハートブルー 《ネタバレ》 
オープニングのキアヌの訓練シーンには、おっこれは良さそう、と期待を感じさせるものがあったのですが・・・。キアヌがほぼ初対面の上司ゲイリー・ビューシィに叱り飛ばすような事を言った時から何か強引さを感じはじめました。キアヌは捜査にだって平気で遅刻するようなチャラけた刑事で、強盗団を買い物してて見逃しかけたり、元カノを誘拐、監禁する人でなしスウェイジにはめられて銀行強盗にまで参加。結局バカやって上司も殺されたキアヌは怒りのスカイダイビング・・・。このあまりに適当な演出には心底あきれた。ラストは何のけじめも付けずに勘違いな男の友情でスウェイジを逃がしちゃう(死にましたが)。キアヌがカッコつけても全て空回りしてしまった作品でした。
[DVD(字幕)] 3点(2008-07-27 01:24:06)
73.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
評判の程は聞いていましたがこれほどとは・・・。「型破りな警官」ってのを目指していたんだろうけど、これじゃただのチンピラ。モラルは一切なし。「警官」以前に人として相当マズイ。いや、ここまでやってるってことは、これが正義だ!とでも思ってるんですかね?やたらと上映時間は長いし、陳腐な物語の間には低俗で笑えないギャグばかりでイライラしてきます。アクションもオリジナリティは全くないですし。パクリと言われても金かけて銃撃戦、カーチェイスやろうってのは構わけど、それなら余計なもの挟まないでくれ!PVみたいになってもいいから90分でまとめてくれ!作品全体が汚く、下品で生理的にも受けつけません。
[DVD(字幕)] 2点(2008-07-27 00:50:13)
74.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
おそらく、生まれて初めて観た映画だと思います。私が映画ファンになるきっかけとなった大切な作品です。まあ、観賞後4、5年間は映画ファンではなく、ただのスター・ウォーズオタクでしたが。もう何回観たかなぁ。ルーカスがただ好きなように面白いものだけを突っ込んで撮った作品ですが、ホント楽しいです。単純なプロットで、魅力あるキャラクターやライトセーバー、ドロイド、今観ても見劣りする事の無い映像。それだけで十分。この作品のおかげで今の映画好きの自分がいます。何年経ってもスター・ウォーズは最高の映画です!
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-07-27 00:30:44)(良:1票)
75.  ヒート 《ネタバレ》 
この作品はなによりもデ・ニーロ演じるニール。この作品の男たちは皆カッコイイが、彼は別格。私が観てきた映画の中でも最も好きなキャラクターでもあります。ヴァル・キルマーも今作で主演二人に引けを取らないリアルな演技をしている。そして、そこらの映画とは一線を画すマイケル・マン監督の本物の演出。冒頭の現金輸送者襲撃シーンに始まり、映画史に残る市街銃撃戦、実に良く作られている。構え、リロード、まさにプロフェッショナル。強盗ばっかりしてるそんな奴も個人の付き合いの間では、たたずまいやしゃべり方から優しさが見えるのがこれまたカッコイイ。大切な人と穏やかに幸せに暮らす事だって出来るのに、それを捨ててまで決着を付けようとするニールとヴィンセントが愚かで美しい。二人の間には正義や悪、法律といったものは無く、自分の意地とプライドの為に戦う。最大の敵でありながら、最高の理解者となった二人の姿が切なく、そんな彼らの姿に憧れてしまう。
[DVD(字幕)] 9点(2008-07-26 22:00:57)(良:1票)
76.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 
こいつらはどこまでも汚くて、卑しくて、差別的で、殺しばっかりやってる。おまけに西部劇的な誇りすらも持ち合わせていない。一時の感情だけで動いてるし、女子供だって銃撃戦に巻き込んで盾にして使っちゃうし、そいつらが死のうが生きようが知ったこっちゃねぇ。こんなやつらが近所にいたら迷惑千万!(当たり前だ!)。しょーもない奴らなんです。だけど、だからこそ、等身大でリアルな人物として見えてくる。仲間と酒を食らってゲラゲラ笑う姿を見ると、どうしようもなく最低な奴らなのに楽しそうで、かっこよくて、いいなぁなんて思う。そいつらが一時の感情かもしれないが、仲間のために戦いを挑みにいく。といっても勝算なんて皆無、死ぬと分かっていても突き進む姿には憧れてしまう。そして、最後の銃撃戦。銃撃戦と言うよりはほとんど戦争に近い。この直前の「間」がまたいい。ボスを射殺したあとの静寂、ボーグナイン師匠演じるダッチの不適な笑い。あの場から逃げようと思えば、逃げられたかもしれないが、あえて死ににいく。これ以降も銃撃戦は撮られてきたが、これほど熱を帯びた銃撃戦を越える事はできない。結局は自業自得で、人を殺しまくって勝手に死んでいった奴らなのに美しさがある。彼らとともに死ぬ事もできず、一人取り残されてしまったデーク。大した見せ場もなく、何もできずに終わったカッコ悪く廃れたオヤジも、昔の仲間の死を乗り越え、また新たに歩き出す姿は微笑ましく、かっこ良いのだ。  男たちが散る瞬間、最後の最後に放つ輝きが切なく美しい最高の映画!
[DVD(字幕)] 10点(2008-07-26 16:38:19)
77.  ディア・ハンター 《ネタバレ》 
前半は少々長いと感じていましたが、終わりが近付くにつれ、あの長さが効いてきました。ロシアンルーレットを初め、何度も見るにはきついシーンが多々ありますが、やはりあのラストは忘れられません。デ・ニーロの「It`s to Nick.」、カヴァティーナ、結婚式の回想シーン。あのおかげで前半の長さはふっ飛びました。クリストファー・ウォーケンや、メリル・ストリープらが素晴らしい演技をしてくれたおかげでしょう。デ・ニーロは彼のキャリアの中でもベスト3に入るくらいの名演でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-26 10:44:54)(良:1票)
78.  再会の街で 《ネタバレ》 
いや~、なぜかボブ・ディランそっくりのアダム・サンドラー、上手いですね!びっくりしました。ドン・チードル、ドナルド・サザーランドもいい味出してます。それにリブ・タイラー・・・相変わらずお美しいですね。物語も変に重苦しく撮らず、ニューヨーク全体を実にきれいに撮っています。あんなきれいな街をサンドラーの乗っていたスクーターで走れたら気持ちいいだろうなぁ。(あのスクーターは確か2万円ほどで売っていたんですが、やはり日本じゃ公道を走れないんですね。残念。)後味も良く、微笑ましいシーンが多くあるので二回目以降も気持ち良く観賞できるいい作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-26 10:22:07)
79.  ファンダンゴ 《ネタバレ》 
このサイトでレビューを拝見してからずっと観たいと思っていた作品です。500円前後でDVDが売られていたので即購入。こんなにイイ映画がこの程度で売られているとは・・・。まあ、おかげで得しているんですけどね。内容はケビン・コスナー主演、青春ロードムービーとしか知らず、予告編、スチール写真すらも一切目にした事がありませんでしたが、これは素晴らしい。監督デビュー作ながら、迫力のあるスカイダイビング、花火大会と戦争のオーバーラップシーン、これがなかなかうまい!ただ、何よりもこの映画のイイところは、主人公たち4人(5人?)たちにあります。みんなホントに楽しそうに笑っているんです。屈託なく(特にスカイダイビング以降のフィル!)、心から楽しんでいる。しかし、このあと起こる事を考えると切なくてたまりません。ほぼ同時期にデ・ニーロの「ディア・ハンター」を観たんですが・・・合わせて観るとかなりキツイものがあります。
[DVD(字幕)] 9点(2008-07-25 21:31:48)(良:2票)
80.  ミラーズ・クロッシング 《ネタバレ》 
コーエン兄弟を初めて知ったのがこの作品です。ギャング映画とは思えないような、しかし非常に美しい音楽と、森の中を帽子がゆっくり飛んでいくオープニング。あのオープニングで一気に引き込まれました。物語はトムを中心に多数の人物の思惑が交錯するので、その全てを把握できてはいないと思うのですが、コーエン兄弟の映像力だけでも十分に楽しめました。それほどに細部にいたるまで美しいのです。コーエンの作品の中では初期の作品ながらも、映像美で言えば彼らの最高の作品です。「ミラーズ・クロッシング」の森をはじめ、あらゆるシーンが印象的で美しいものになっています。お気に入りのシーンは、森の中でバーニーを殺そうとするところ。限界までふくれあがった緊張感が破裂したようなあの銃声、バーニーを逃がした後トムが一人でたたずむシーンは特に素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-25 20:51:55)
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