1101. 顔のない天使
外見的なコンプレックス・誤解による偏見で人を信用できなくなって引きこもりになった中年教師の主人公。「人はわからないものに恐怖心を持つ」よって引きこもりの主人公への世間の恐怖心は増幅する。だが、恐怖心を持たない少年との信頼関係の構築によって心に変化が起きる。私も家庭教師をよくやっていたのですが、「自分が成し遂げられる事が証明できたとき」には至上の喜びがありました。最後の手を上げるシーンはよかったです。 7点(2004-02-10 16:52:59) |
1102. アライバル-侵略者-
チャーリーシーンが髭とメガネが似合わないし、科学者っぽく見えない。けど頑張ってる。 6点(2004-02-10 13:41:40) |
1103. ラスト・タイクーン
観られるのはデニーロの独り芝居ぐらい。脚本変えて取り直しだな。 3点(2004-02-10 02:57:31) |
1104. めまい(1958)
《ネタバレ》 前半の不倫の要素(実際には不倫じゃないが)に安っぽさを感じつつも、飛び降り後はどうなるんだろうなあという後半の期待に、Jスチュアートはストーカー&変態プレイ(死んだ女の格好を真似させるのはちょっと異常だよ)に走り始めてオイオイと思ってると、彼女も結構それを楽しんでしまうところが(ヒト一人死んでるのに・・・)男女関係の不可解さなんでしょうか?でも、結局Jスチュアートは金のために人殺しに加担し、且つ友人に捨てられた?彼女を許せない。そりゃ一気に愛は冷めるよなあ。この辺の彼女をまくし立てるシーンは男の嫉妬と怨念が混ざり合ってなかなか迫力があります。でも最後のお願いで彼女を許したのか???なんだかよくわからなかったです。 7点(2004-02-09 18:44:02) |
1105. ミーン・ストリート
観るべきシーンはデニーロのストーンズバックに登場するスローシーンのみ。各登場人物にはどれも感情移入できなかった。ストーリーも平坦でドラマ性に欠けており、はっきり言ってつまらない。 3点(2004-02-09 02:32:42) |
1106. ゴースト&ダークネス
アフリカの雄大な自然も良かったし、ライオンも「ジョーズ」バリの恐怖感があってなかなか良かったです。単純に楽しめると思います。実話というのも驚きです。 6点(2004-02-08 05:03:49) |
1107. バウンド(1996)
ずっとハラハラしっぱなしだった。作中舞台となるのは1つのマンションのみという閉鎖性がさらに緊張感を高めていると思う。ただし、過去に1度裏切られ刑務所に入った事のあるジーナ・ガーションが何故ジェニファー・ティリーを信頼するようになったのかが不可解だった。だから2人のどちらかが裏切るのでは?と最後まで思ってしまった。 8点(2004-02-08 03:54:46) |
1108. ハートブルー
前半は結構面白いのだが、双方の素性がバレてからは、なんかキアヌはヘナチョコだし、パトリック・スウェイジは強盗の犯行動機が滅茶苦茶なタダのバカだし、訳がわからなくなってくる。そもそもこの映画に友情なんてあるの?自分の女を監禁・暴行・人質にする相手に友情も何もないと思うが。 4点(2004-02-08 02:11:38) |
1109. バウンティ/愛と反乱の航海
結構面白かったです。軍の規律と南国パラダイス。そりゃ後者がよいでしょう。環境によって人は変化する。また恐怖じゃ人はついてこない。艦長にもう少しマネジメント能力があればこの事件は起こらなかったのでは?とは言っても艦長について行った者もいるので、上司部下は最終的にはやはり相性か?などといろいろ考えさせられました。 8点(2004-02-07 13:57:53) |
1110. 大統領の陰謀
「2人を見捨てるな」のセリフにグッときた。国家権力を敵にまわしてまでも一緒に働く部下や仲間を信頼し、守ろうとする気概のある人物は今の世の中にいるのだろうか? 8点(2004-02-06 16:04:55) |
1111. ドライビング Miss デイジー
25年間の友情を描写するにはちょっとカケアシな感じは否めない。最後の「人生とはそんなもんでしょう?」のセリフが心に残る。私の祖母も元教師で厳しく頑固だったが、90過ぎてから晩年の頃は多少穏やかになったのを思い出した。 7点(2004-02-06 05:02:11) |
1112. 気まぐれな狂気
ちょっと「俺達に明日は無い」的なロードムービーで、最後は皆死ぬんだろうなあと思ったから、「ああやっぱり」という感じだったが、結構楽しめた。ただ、人質や捜査官の潜入など6人の逃避行はちょっと人数多過ぎて散漫な感じもする。 6人詰めの車が観ていて窮屈そうだったよ。 6点(2004-02-05 23:50:01) |
1113. モンキー・ビジネス
それなりに笑えて楽しめる。ケーリーグラントの弾けっぷりは見事。モンローの活躍を期待したのだが、存在感が薄くて残念。 6点(2004-02-05 16:35:33) |
1114. オールド・ルーキー
何事もエントリーしないと始まらない。何かを始めなければ何も変わらない。現状には満足しているが、「このままでいいのだろうか?」となんとなく毎日くすぶっている人に是非見てほしい映画。特に主人公と同世代は必見だと思います。 9点(2004-02-05 13:51:00) |
1115. レ・ミゼラブル(1998)
「人は変われるのか?」がテーマ。一度刑務所に入った人間が普通に就職して仕事をするのなかなか難しいだろう。それは我々が「人は変わらない」と思っているからだ。過去は消せない。経歴というのは一生ついて回る。 我々が経歴にこだわるから経歴詐称も起きる。ある人の悪い過去を知ったとき、その人は変わったと思えるだろうか?今のその人を今までどおり評価できるだろうか?それとも善人ぶってるだけと思いなおすだろうか?人との付き合い方を考えさせられる作品だった。 9点(2004-02-05 03:44:36) |
1116. ターミネーター
あらためて見直した。Jコナーがいないと話が締まってよいなあ。逃げる側が弱いので、追う側のターミネータの恐怖感も高まっている。万人受けする娯楽性の高いT2と違って、1は面白さが2とは異なるので、好き嫌いは分かれるだろう。よく2は1を超えたという意見があるが、そもそもテイストが違うのでシリーズとして比較は難しいと思う。 8点(2004-02-05 03:23:44) |
1117. 失踪(1993)
結構面白かった。犯人はもちろん狂ってるけど、主人公の男もちょっとおかしいよなあ。あの日記みたいのなんだよ!変装して追っかけちゃう彼女もどうかと。でも執念深い女だから最後助かるんだけど・・・。見る前は変な邦題だなあと思いましたが、観終わってナルホドという感じ。 6点(2004-02-04 04:38:27)(良:1票) |
1118. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 妹の狂気に唖然。嫉妬・怨念・過去の栄光への未練等々が渦巻き、ラストまで面白く観れたのだが、最後の妹の改心?があさりし過ぎ。今までの流れからいって、真相を聞いてさらに逆上しそうだが・・・。結局姉の方は因果応報ですね。 7点(2004-02-03 15:04:37) |
1119. 天国の日々
んー期待はずれ。そんなにいいかなあこの映画。単なる田園風景に対して特に映像美も感じない。女のしたたかさが印象に残った。 4点(2004-02-03 05:17:23)(良:1票) |
1120. 恋はデジャ・ブ
とても面白いファンタジーコメディー。主人公は当初は変わらぬ日常を嫌悪し「規則どおりに生きるのはお断りだ。自分で決めた事をやるのがイチバン」と言い放ち自由奔放に生きる。この辺りでは変わらぬ日常に疑問を持たない我々への皮肉か?と思った。ところが、次第に変わらぬ日常を愛するようになる。変わらぬ日常を愛し、人を愛する事によって新たな日常がスタートするというよくできた作品。ビルマーレーならではの笑いもあるし、これを2/2に放映するテレ東は粋だね! 9点(2004-02-03 02:35:57) |