141. シティ・オブ・エンジェル
近所のTSU○A○Aの「心に残る一本」コーナーにこれがあった・・・確かに忘れられない一本ではあるわな、アロワナ。 1点(2004-06-04 23:00:49) |
142. ターミネーター3
《ネタバレ》 ジョン・コナーに涙・・・変わり果てた姿になっちまって(泣笑)お前は無事生き延びたが、サラ・コナーは草葉の陰で泣いてるぞ。たぶん。 2点(2004-06-04 22:34:20) |
143. ブラック・ダイヤモンド
DMXのサウンドプロモ、フィーチャリング ジェット・リー。 5点(2004-06-04 22:22:51) |
144. ボウリング・フォー・コロンバイン
「華氏911」公開直後、ムーアが「次回作はブレア首相をネタにする」と言った直後ブレア首相本人が激怒し、「あれはジョークだったんだ」とムーアが詫びを入れた。関係ないようだが、ムーア作品をどのような眼で鑑賞するのが一番いいか、それを暗に示す出来事だったと思う。「ボウリング・フォー・コロンバイン」も、そういう目線で見ればこの作品の価値と言うのが理解できる。 ムーアは銃社会をあくまでもジョークにしているに過ぎないのだ。マリリン・マンソンの説得力あるインタビューもあるが、マンソンも含めた様々な人へのインタビューはおかしな細工をすることなく淡々と流される。だがその中で、映画内で私が一番傑作だと思っている「マンガで見るアメリカの歴史」のたがが外れたような勢いのよさが強烈だった。それこそがムーアの持つ、時事問題をギャグで料理してしまうムーアの真骨頂であり核心とも言える部分だ。しかしそれ以外は実に淡々としているものだ。ムーアが自覚しているかしていないかはさておき、こういう形でしか誰もが避けようとする社会の抱える問題を真剣に議論させることが出来ないアメリカをくっきり浮き彫りにしている。なぜならジョークというのは、真に受けてしまう人にとっては自分自身の抱える「傷」に対し過敏に反応させてしまうものだからだ。アメリカ社会の「傷」に唐辛子を塗りこんだムーアだからこそ、この夏公開される「華氏911」の社会の過敏な反応があったのではないか?正しいか間違っているかではなく、社会の傷をえぐるピエロとしてのムーアの存在が高評価に値する。 8点(2004-06-04 22:17:47) |
145. ゾルタン★星人
途中からあの2人がテツ&トモになる・・・(笑)多連続変形体(合ってる?)が何なのかは私はすぐ分かったけど、なるほどこういうアイディアもあるのかと感心。クライマックスでウルトラマンの巨大フジ隊員を思い出したのは私だけでしょうか(笑) 7点(2004-06-04 22:06:17) |
146. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 真実を明かされたときのマセザーの気持ち、それはウルトラマンの背中にチャックがあると気付いた時の気持ちのような気がする。あれは作り物なんだと気付いた時の悲しい気持ちと。そしてあのヒーローがヒーローをやめて(番組終了して)から何かのドラマでヒーローをやった役者を見かけたとき、頑張ってるんだなあって嬉しい気持ちになる。ウルトラマンにチャックがあろうがライダーベルトがただの風車だろうが、雄姿はいつまでも忘れられないものなのさ。そんな「昔の子供たち」の気持ちがこんな映画になってしまった。傑作であり高評価に異論はないが、断腸の思いで一点ケチをつけさせていただく。それはシガニー・ウィーバー演じるグエンが顔を手で覆った時に見えてしまった薬指。あのリングはジェイソンからのプレゼントでしょうか?確かにジェイソンとはいい感じだけど、エンゲージリングをもらうほどの仲なのか??映画だけだとそこまで行っているようには見えない。となると、リングの相手は誰なんでしょう?それじゃあラストのお熱いキスは・・・場合によっちゃあ大スキャンダルですぞこれは。左手の薬指にこだわらない人は現実にはいるけど、映画ではそれなりの説明がなければ結婚あるいは婚約指輪に思えてしまいます。大人も子供も楽しめる内容だからこそ、そこはしっかりと線を引いて欲しかったと思う。色々と芸が細かくて(ラストでの「Tシャツも好評販売中!」ってのがいいんだよなあ)それが決してくどくなくぴったり作品にはまっていただけにこの点だけは詰めが甘くて本当に残念。しかしアラン・リックマン、自宅にいる時くらいヅラ取ればいいのに(笑) 8点(2004-06-04 22:01:21)(良:1票) |
147. ディープ・コア2000
主人公、冒頭でなぜそこまでする?気持ちは分からなくもないがそんな極端なことするかなあ。そんなヤツが地球の命運を握るミッションのリーダーなんて(泣笑)あと、CGがCGだとモロバレ。劇場公開じゃないよね、TVムービーだよねコレ? 4点(2004-06-04 21:45:46) |
148. ファイナルファンタジー
エメリッヒ版ゴジラをみて教訓になったことがある。「原作つきやリメイク物はオリジナルを忘れて見るべし」人にもよるとは思うが、オリジナルのイメージをもったまま見てしまうと、その映画そのものの良さを見落としてしまうことが多々あると思ったからだ。しかし、それを教訓にしたとて、これは誉められない。誉めるところまったくなし。予告編からして嫌な予感はしていた。今ごろ「I Love You」を決めセリフに持ってくるとは・・・どんなに批評家から叩かれようが、ヒットした作品にはやはりヒットしただけの「凄み」を画面から感じることができるのだが。駄作といわれる映画は多いがこれは駄作にすらなりえていない、あえて言うなら「愚作」だろう。そこにあるのはひとりのゲームクリエイターがゲームに対する評価を著しく誤解し、実力以上の力を過信してしまった「愚」だけであった。そこが映画を愛した晴郎やエドウッドとは違う。FFだということを忘れて見たにしても全く面白くない。CG技術のために作られたストーリーであるならまだ評価も出来るが、CGを際立たせるために手を抜いたシナリオを誉めろと言われても土台無理な話。私にとって感じられた唯一のFFらしさは、モーションキャプチャーをやってるとは思えない動きのぎこちなさに、コマ神ハリーハウゼンを召喚したのか?と思ったことくらいである。こんな出来で「CGは実写に肉薄した!」なんて豪語するくらいならかえってFF7や9くらいに適度にデフォルメしてくれた方がまだ失笑もせず済むというものだ。こんな出来では1点もやれない。会社ひとつ壊す破目になって少しは頭が冷えただろうか。 0点(2004-06-04 21:21:23)(良:1票) |
149. プライベート・ライアン
冒頭のドロドログチョグチョシーン(内臓出てるしこーゆーの嫌いな私にはそうとしか思えなかった)でギブアップ・・・肝心の内容を思い出せない。確かに劇場で見たんだけど・・・あのドロドログチョグチョの洗礼を受けなければならないと思うと、ビデオやDVDで再鑑賞する気にもなれません。リアリティもほどほどにね。まーこういうヤツもいるってことで。内容を評価できないので、一応5点としておきます。 5点(2004-06-04 21:02:47) |
150. ミート・ザ・ペアレンツ
内輪ネタみたいなレビューですんまそん。この映画は「お父さんは心配性」ハリウッドバージョンだと思う。あの手この手でベン・スティラーのの素性を探ろうとするデニーロ・パピィに対し、負けじと頑張ってしまうベン・スティラーが「お父さんは~」の北野くんとだんだんダブってくる。最後にちゃんとオチを用意してるのも「お父さんは~」みたい(笑) 7点(2004-06-04 20:55:50) |
151. 閉ざされた森
シリアスで緊迫感あるサスペンスだったのに、ラストで台無し。何じゃあのおちゃらけは。ま、トラボルタとジャクソンだからしゃあないっちゃーしゃあないかも。 5点(2004-06-04 20:48:14) |
152. ディープ・コア2002
《ネタバレ》 ルトガー・ハウアーが大統領だわ(現実ならありえない話だ、オランダ人だもの。しかも部下の言いなり)、主人公(ハリウッドの渡辺裕之?マーク・ダカスコス)はいきなり最低男ぶりを見せ付けるわ、そのマーク・ダカスコスの姉はモロに白人だわ(マーク・ダカスコスは日系3世)、ケラウェイもスキンヘッドも悪役どもは説得力なさ過ぎるわ(説得力ある背景や事情等のない悪役なんてただのカス)、銃撃戦も訳分らんわでめちゃくちゃ。それでも2点なのは、この手の映画にありがちな安易なキスシーンに走らなかったのと、ギムリじゃないジョン・リス・デイヴィスが見れたから。ギムリも出演作選べばいいのに・・・ 2点(2004-06-04 20:43:59) |
153. アンドリューNDR114
《ネタバレ》 私としては2つの意味で文句なしに10点つけさせていただきます。まずは、テーマの「引出し」が豊富。ロボット映画って程度の差こそあれ、大抵は人間ではないロボットを通じて人間の本質を描いてるものなんだけど、これの場合まあ確かに「人間とは何か」という一言でまとめることもできるけど、その範囲がとても広い。永遠の命、自分とは異なる存在に対する関わり方(サーやリトルミスと他の人を比べると良く分かるよね)、ありのままの自分とはどういうことか(ありのままならロボットでいいじゃないかという問題ではない。人間として認められたいという気持ちが彼を動かしてきたのだから)、人間としての尊厳、そして愛。深く考えさせる要素がこれだけありながら食い合うことなく全く破綻していない。アシモフが原作だけあってバックボーンがしっかりしているし、もしかするとアンドリューの「愛」っていうのはロボット3原則を突き詰めていけば自然とそうなるのかもしれないなーなんて考えた。納入する時の箱に「一生使え守る」って書いてあったけど、よくよく考えれば3世代に渡って大切にしてくれた人に使えて守った訳だから。そういう人たちに何かしたいと思うようになれば、それが愛なんだろう。 もう1つは、この映画はロビン・ウィリアムズの「幸せ配達人」としての集大成であること。これを最後にしばらく映画を離れて、復帰後はどちらかというとダーティな役が多い。だからこれは幸せ配達人としての最後の仕事なわけだけど、最初の全く感情のないところから人間らしく愛を表現するまで、少しずつ感情が盛りがっていく中で時にコミカルな場面もあって抑揚があり、リトル・ミスの最期のシーンは、感情を殺しているのに悲しさが伝わってきて、オトナコドモだけではないロビンの役者としての凄さを再認識してしまった。かなり主観入ってると思いますが、これでオスカーノミネートされなかったのが不思議なくらい・・・ラストシーン、アンドリューの安らかな顔の中に役目を終えたロビンの安堵感が重なったようにも見えて、何とも言いようのない感慨に襲われた。それは彼の「幸せ配達人」としての最期でもあったのか・・・何とか1000文字で収まったみたいです。本当はこの映画を語りだすと止まらないんですよね、私(^^; 10点(2004-06-04 20:34:34) |
154. スターシップ・トゥルーパーズ
《ネタバレ》 1点プラスしよっと♪正直見る前は、あまり期待してなかった。バーホーベンだし。だけど意外に楽めたし、もしかしてバーホーベン天才?天才と変人は紙一重とよく言うけどね。どんどん兵士たちが殺されるけど、思い切り突き放した映像は、死が戦争という異常事態の中では当たり前の出来事になっていることをちゃーんと分かってるんだよね、バーホーベン。それに戦艦はハイテクだけど、歩兵部隊はアナログ・・・宇宙戦争のはずなのに兵器はマシンガン(笑)上官のしごきは相変わらずだわ、規律違反の見せしめは鞭打ちだわ、歩兵部隊はみんな頭悪そうだわ(ケツ出すなケツ!)、時代が進んでも戦争の愚かしさ(つーかバカらしさ)はぜーんぜん変わらない、そういうことだよね。実際の戦争を題材にせず宇宙を舞台にすることで、あの「ガリバー旅行記」が体制批判のメッセージを秘めていたように、これもまた完全娯楽作品のフリをしつつ戦争そのものが持つ愚かさをくっきり浮かび上がらせているんだと思う。実際の戦争じゃシャレにならん。この映画(本職の)評論家には評判悪そうだけど、この映画に秘めたメッセージに目を向かせないためにわざと嫌われそうなほどの悪趣味で徹底したんかな?いや、バーホーベンが自分の悪趣味を理解して(ショーガールもあるし)その悪趣味をもっとも有効に生かす題材としてこれを選んだように思うし、そうだとしたらバーホーベンはとてつもない天才なのかもしれない。ついでに言うとあたしはカルメン、彼女に全く共感できなくて、ピンチの何シーンか後に彼女が無事に画面に現れるたびに、「この女(アマ)ぁ!」って感じ(笑)デイジーの方が一途だし強いしそれでいて女の弱さあるしいい女だよね。でもコレもバーホーベンの作戦だろうな。エンドクレジットでリコの次にデイジーが出てきたときは「やった!」って思ったな。バーホーベンに手玉に取られるとは・・・くっそー。 8点(2004-06-04 20:18:40)(笑:1票) |
155. ザ・コア
映画なんだから所詮絵空事、嘘と出鱈目の塊。学会発表じゃないんだから、科学的な辻褄合わせなんてどうでもいい。そんなのより果てしないイマジネーションとスピリットが見たいってのが私の娯楽映画観だけど、そんなわけでID4やアルマゲは高得点の私も、これはちょっとねえ・・・なおそまつ君な出来。ところで、この映画のテーマって何なんでしょうね?アメリカ万歳じゃないよなあ。どっちかっつーと「アメリカはバカだった」ってことですかねえ? 事の真相は、バカボンのパパレベルのことをマジ顔でやってるようなそんなもん。 「西からお日様が昇って東に沈んだ、さあ大変!バカボンがお日様を元に戻しに行ったけど、実はお日様を西から昇らせちゃったのはバカボンのパパでした」・・・そんな感じだもん。これでいいのだ?良くないってば。 3点(2004-06-04 20:03:48) |
156. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 何気に勧善懲悪なんだよねコレ。施設にいるばーちゃんのことが心配になって「やっぱり助けてくる」と家族と離れた次男坊が生き残ってヒーローになるんだもの。それと、天然入ってるけど悪意のないおばあちゃん。ばーちゃん万歳! 8点(2004-06-04 20:00:16) |
157. フロム・ダスク・ティル・ドーン
これが好きな皆さんごめんなさい。これだけはどうしても、なぜ好意的に評価されるのか本当に理解できないんです。パルプはツボが違うのねってことでまだ分かるんだけど。会話内にF×××が多すぎるとかタラが変態すぎるとかそういうのも生理的にいやなんだけどもまだこれは「ツボ」の範囲内です。やっぱりあのどんでん返しどころじゃない展開は・・・作品としてのバランス崩れてるでしょ。「スティング」は予想を裏切るラストが魅力なんだけど、どんでん返しと言ってもひとつの「スティング」という映画としての枠は壊していない。どんでん返しされてもスティングはスティングなんです。でもこれは・・・それまでの映画を完全に破壊してしまって、違う映画になってしまう。いくらなんでもこれはないだろ、反則でしょ、と思うんですよ。もしこれにタランティーノが関わっていなければ、好意的に評価されたかな?これをやったのがもしエメリッヒやブラッカイマーだったら?なんて思ってしまうのです。 そういう意味ではタランティーノって一種のブランドなんでしょうね。 0点(2004-06-04 19:53:20) |