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ポール婆宝勉(わいけー)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 358
性別 男性
ホームページ http://blogs.yahoo.co.jp/angelisfullthrottle
年齢 33歳
メールアドレス wk20039@hotmail.com
自己紹介 【ポール婆宝勉のちょこっと言わせ手!】

★2009年もポール婆宝勉およびわいけーをよろしくお願いいたします。m(_ _)m

★2009年は『アンダーワールド3』と『イエスマン』に期待。
 でもどちらも近くのシネコンで公開されないとか、何のイジメですか?

★【ともとも】さん、お帰りなさい!(^^)ノシ

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1.  チェ 39歳 別れの手紙
前編『~28歳の革命』がチェ・ゲバラの革命家としての「成功」を描いたものならば、本作は「失敗」そして「死」を描いたもの。大いなる闘志を持ってボリビアへと旅立ったはずのゲバラが、度重なる裏切りと過ちによって敗北し、やがて死に至る姿が、前編と同じくひたすら淡々としたタッチで描かれてゆく。全体的に青がかった色調で描かれた映像が、絶望的なストーリーをより引き立てていたように思います。この2部作を通してソダーバーグ監督が伝えたかったメッセージ、それは「人間たちよ、戦え!」というものではなかったのでしょうか。今や世界中が混乱の渦中にある。戦争、貧困、経済危機、汚職政治家、何より現代人のモラルの低下!しかし、最も世界をそういった状態に陥れているのは、何よりも「それらを『仕方ない』の一言で片付け、諦めてしまう現代人の保守的な考え」なのだと思います。生涯を通して、ひたすら「人間への愛」の為に何もかも捨てて戦い続けたゲバラが映画として生き返ったことは、誰もが闘志を失った現代社会において必然だったのではないかと思います。『ゲバラ「過去」になれない』というタイトルのコラムが新聞に載っていました。タイトルの通り、ゲバラが死んだ後も世界は少しも良くなっていないという内容。いくら綺麗事を並べたところで、ゲバラの遺志を継ぐ人物が現れない限り、これからも世界は平和になる事はないのかもしれません。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-11 22:42:28)
2.  チェ 28歳の革命
ハリウッドの商業映画に毒されてしまっている我々にとって、派手な演出も無くひたすら淡々と描かれる本作が賛否両論分かれるのは仕方ないのかも。とは言え、俺は面白かったです。従来のハリウッド流ではない描き方に最初は戸惑いましたが、見終わるとそれが「ゲバラがどんな人間だったのか?」「ゲバラはどんな行動を起こしたのか?」を描くのに効果的だったんだなと気付きました。ベニチオ・デル・トロの名演は言うに及ばず。彼は紛れも無く、映画の中で「ゲバラを演じる」のではなく「ゲバラとして生きていた」のだと思います。まだまだ書きたい事がありますが、それは『~39歳 別れの手紙』の方で。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-11 22:22:14)
3.  ワールド・オブ・ライズ
個人的に2008年のNo.1作品だった『アメリカン・ギャングスター』の興奮冷めやらぬまま、さらにラッセル・クロウ×リドリー・スコットの最新作が登場。しかもラッセルと共演するのは最近めきめきと演技の腕を上げているレオナルド・ディカプリオ!これで期待するなと言う方が無理です(笑)見終わった後の印象としては、可も無く不可も無くといった感じでしたね。正直、内容は『24』+『ブラッド・ダイヤモンド』+『ディパーテッド』÷2といった感じで、ワイルドな役柄のディカプリオと共にいまさら新鮮味が無いのが事実。しかしながら、一瞬も気の抜けない脚本とスピーディな展開で、それなりに楽しめました。やはり、このような展開の多い、なおかつ一歩間違えたら複雑になってしまいそうな脚本を、分かりやすいエンターテインメントとして観客に見せることが出来るのが、リドリー・スコットという監督の凄さなのかもしれません。
[映画館(字幕)] 6点(2009-01-07 14:12:13)(良:1票)
4.  X-ファイル:真実を求めて
TVシリーズは第2シーズンの途中まで(※本作の予習として)鑑賞済。いや~まいったなぁ。コレ、Xファイルじゃなかったら確実にシカトされてた作品ですわ。Xファイルって「モルダーとスカリーが二人で事件を捜査する」のがデフォだったんじゃないんでしょうか。この映画ではモルダーはともかく、スカリー何もしてないじゃん。ただ事件の現場にたまに顔を出しては、モルダーやサイキック神父に文句たれて帰るだけ。あとは白衣を着て医者をやっている。ハッキリ言ってスカリーいらないですよね?あとね、いくら何でも、脚本に波が無さすぎる。見せ場はどこだ?ここかな?いや違う、ここかな?とか思ってる間に終わっちゃった感じ。かなり前に見た劇場版第1作は、TVシリーズを見てなくてもそれなりに楽しめたのになぁ。期待が大きかっただけに残念でした。【追伸】どうやら劇場版第3作が検討されている(!)みたいです。次回はエイリアン入植モノになるんだとか。
[映画館(字幕)] 4点(2009-01-07 13:09:09)
5.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
こ、怖いっ!!俺、ホラー映画には耐性あるつもりだし、ほとんどのホラー映画は楽しんで見ちゃいます。『フレディVSジェイソン』なんか大笑いしたしね。だけど、これだけはマジで怖かった。こんなもの映画館の真っ暗な中で見てたら、恐怖のあまり泡吹いて失神してましたわ。なぜかと言うと実際にありえそうだから。俺がホラー映画で怖がらないのは、心のどっかで「こんな事実際にはありえない」って思ってるからだと思うんですね。イヤ勿論本作も実際にありえる訳はないですが、でもリアリティを持って撮られてるから実際ありえそうに思える。だから怖い!!(笑)という訳で皆さんご存知の通り、登場人物の視点から撮ることで同じような絶望感や恐怖感を味わう映画なんですが、ホラー大好きなこの俺をここまで怖がらせたんだから、明らかに成功なんだと思います(笑)もう少し、極限状態に陥ったときに人間の嫌な部分が露呈するような場面が挿入されても良かったと思いますが。ただ、本作の素晴らしいところは、映画を見終わった後も観客に楽しませること。この映画、ただ見ただけでは解明し切れない仕掛けや謎がいくつもあって(例:ラストシーン。よくよく海を見てみると・・・?)それが観客をああでもない、こうでもないと論議する事に駆り立てる。ただのパニック映画に見えて、実はとても奥が深いのです。見終わって、ああ面白かった、で終わる映画がほとんどな今の世の中、いろいろな意味で斬新な作品ですよね。
[DVD(吹替)] 8点(2008-09-16 19:34:31)(良:3票)
6.  ダークナイト(2008)
今年1月に亡くなったヒース・レジャーの最後の雄姿を見ておこうと、上映終了ギリギリな所で何とか映画館へ。いや、もうね、完璧!まだ1回見たばかりで(是非2回目を見に行きたかったのですが上映終了が近かったので)作品のテーマだとか深遠な部分まで語れないのが残念ですが、そういう事を除いても本当に娯楽として完璧だと思います!クリストファー・ノーランが撮ったバットマンだけあって、やはり今回も重厚な大人のエンターテインメント。アクション、内容ともに盛り沢山で冒頭から引き込まれ、ラストまで一秒たりとも退屈させない出来!2時間30分の長尺を全く感じませんでした。これはやはり絶対に映画館で見るべき!キャストも皆さんハマリ役で良いですね。クリスチャン・ベールを始めとした前作から続投した方々や新参のアーロン・エッカートも良かったですが、本作はやはりヒース・レジャー演じるジョーカーの存在感に尽きるのでは無いかと。彼がこの作品を支えていたと言っても過言では無いと思います。それにしても、どうしてケイティ・ホームズは降板したのかな?(笑)ただ、あまりに内容を詰め込みすぎて少し展開がゴチャゴチャしてたのが惜しかったかなと。前にも書いたように1度見ただけでは理解し切れない部分も少なからずあるので、DVDを買って見直すまでは完全な評価を下す事は出来ないかもしれませんが、現時点ではそこが唯一の難点ですね。よって-1点。とは言え、見終わった後の満足感は本当にもの凄いものがありました。このノーラン版『バットマン』シリーズ、まさにアメコミ映画史に残るべき傑作!・・・・・・最後に、ヒース・レジャー。本作と『ブロークバック・マウンテン』でのあなたの演技は最高でした。あなたは映画史に残る名優であり、本作では映画史に残る名悪役です。スクリーンであなたの姿が見れないと思うと、本当に残念です・・・・。R.I.P.
[映画館(字幕)] 9点(2008-09-16 18:50:58)
7.  バットマン ビギンズ
『ダークナイト』の予習として鑑賞。バットマンシリーズは、バートン版の1作目とシュワちゃんが出てたヤツを冒頭だけ見ています。なので取り立ててよく知っている訳では無いのですが、いやぁ面白かった!!前作(シュワのヤツ)の子供騙し以外の何物でもないようなチンケな世界観からガラリと変わり、とてつもなく重厚になりました!ただの「バットマンが出来るまで」で終わらない、まさに大人のエンターテインメント!クリストファー・ノーランが撮ると事前に聞いたときは個人的に「大丈夫か?」と思いましたが、どうやら大正解だったようです。テンポが良く、アクションシーンもとにかくスケールがデカイので、140分の長尺でも妥当だったと思わせるほど。アメコミの域を超え、思う存分堪能させて頂きました!!キャストも良いですね。クリスチャン・ベールは今までバットマン/ブルース・ウェインを演じた俳優の中で最もハマり役だったと思います。最もイケメンだしね(笑)ゲイリー・オールドマンのゴードン警部補も好印象ですし(この人の悪役じゃない演技は好き)ヒロインのケイティ・ホームズも皆さんが言うほど俺は嫌いじゃないです(ダークナイトのマギー・ギレンホールよりよっぽどマシです)公開時にも気にはなっていたのですが、本作はやっぱり映画館で見たかったですねぇ。前作のイメージや、アメコミ映画に抱く固定概念でこのノーラン版『バットマン』シリーズも敬遠してる方、明らかに損してます。久々に大満足なエンターテインメントを見せて頂いたので9点を。
[地上波(吹替)] 9点(2008-09-16 18:05:27)
8.  ナンバー23
例えば、ジムの出世作『マスク』が公開されたのは1994年。1+9+9+4=23。本作はジョエル・シューマカー監督の23作目。さらに僕の家の団地番号も全部足すと23に!これらを聞いて「ふ~ん、で?」と思ってしまった方は絶対つまんない映画だと思います(笑)前評判が良くないので不安でしたが、退屈せずに見れたので個人的には及第点を。上映時間は93分(DVDは101分)と短めですが、良い意味でもっと長く感じました。それと、長髪に無精髭、ロングコートを羽織ったジムは意外にもクールヒーロー(笑)として貫禄があったのも驚きでした;;
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-16 16:03:18)
9.  ランボー/最後の戦場
スタローンはロッキーと同じく、あと2作はこのシリーズを作りなさい。今の歪み、荒れてしまったこの世界には、まだまだランボーが必要だ!
[映画館(字幕)] 8点(2008-05-29 18:03:18)
10.  ノーカントリー
まずは余計なメッセージ性とかを抜きにして、映画と言う「娯楽」としてよく出来ていた事を評価します。劇中に音楽をほとんど(全く?)使わないという手法は『ミリオンダラー・ベイビー』では静寂感と悲壮感を引き立てるのに使われていましたが、本作では緊迫感と恐怖感を引き立てるのに絶大な効果を示していました。ラストは多くの方が言っている通り唐突に終わり、個人的にはあまり余韻は感じませんでしたが、それでも見終わった後どこか無常感が残るのが印象的。我が国ニッポンだって、今や中学生のガキが髪を染めていたり、高校生が親を殺したりする時代。"No Country For Old Men"なのは、もはや世界共通なのか?そんな事を考えさせられた映画でした。でもアカデミー賞の映画と言われるとピンと来ないのは確かだと思う。ただの血みどろ殺戮映画じゃん。『ディパーテッド』といいこれといい、最近のハリウッドはこういうのが好きなのか?
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-29 14:33:27)
11.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
最近のファンタジー映画にはない、ダークかつグロテスクな世界観が印象的でした。全体的な物語として、残酷な現実で空想に生きるヒロインがラストでその空想に満たされながら最期を迎える、という点で、やはり俺もダンサー・イン・ザ・ダークを思い出しましたね。見る人によってハッピーエンドともバッドエンドとも取れるラストもまたしかり(ちなみに俺は前者のように感じました)ラストで王国が映し出されるシーンは美しかったですね。全編どことなくダークな映像で描かれる現実世界との対比が面白かったです。ただ、それ以外でのファンタジー・シーンが予想よりも地味だったのが残念。あの王国のような美しさが全体的に欲しかったです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-29 14:14:03)
12.  トゥームレイダー2
まず前作の出来がアレだったんで、正直なところ内容に関しては期待などつゆほどもせずに何気なくテレビで鑑賞。それが幸いしてか、前作よりは面白かったかなと思います。全体にどこかB級臭が漂っていた前作とは違い、今回は全体的なアクションシーンの量が増え&スケールもデカくなり、テンポもだいぶ良くなったのが成功の要因だったのではないかと。ただ後半になるとやっぱりあの変なCGのモンスターが出てきて「やっぱりB級に戻りやがった(--;)」て感じでゲンナリ。アレが原作の味なんでしょうか??ま~、死ぬほど暇なときに暇つぶしで見る映画、それ以上でも以下でもないです。
[地上波(吹替)] 5点(2008-04-29 13:52:23)
13.  ライラの冒険/黄金の羅針盤
内容に関して全く期待していなかったのが幸いだったか、予想以上に良かったと思います。ファンタジー映画っていえば最近は『ハリポタ』とかで見られる、魔法の杖とやらを使って「なんちゃらかんちゃら~!」とか呪文を唱えてバーン!なガキ臭い(笑)戦闘シーンに飽きてしまっていたので、さすが本国ではPG-13を喰らっただけの事はある本作での剣や弓矢を使った本格的なバトルシーンがまず好印象でしたね(人もそれなりに死にます。血は出ませんが)キャラクターも濃いし世界観も独特で、上映時間も程よく最後まで飽きませんでした。続編は待ちきれない!という程ではありませんが、まぁ公開されたら見に行くかな?て感じです。それと忘れちゃダメ・・・・・・・・・・・・・・。ダコタ・ブルー・リチャーズが可愛かったです(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-29 13:27:11)
14.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
結構期待していた作品ではありましたが、まあ普通に楽しめた、といったところでしょうか。一つの現象を全く違う視点からそれぞれ描き、少しずつ真相を明らかにしていく・・・・。という手法はとても斬新。かつそれらがとても分かりやすく描かれているので途中で人物設定とかが分からなくって混乱したりする事も決してなく、肩肘張らずに見られます。クライマックスのカーチェイスはまさかとは思ってましたが、まさか本当にボーンシリーズに影響受けてたとはねえ。(笑)しかし、見終わった後にもう少し余韻を残して欲しかったかな。それにしても今回、犯人をほのめかす為にあえてヤツを○○させたソニー・ピクチャーズ閣下、やりますねえ。(^^)
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 18:28:28)
15.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機
印象に残ったのは、シルバーサーファーの体が銀色に輝いていてすごいキレイって事ぐらいでした。ハイ・・・・。
[DVD(吹替)] 4点(2008-03-19 18:18:52)
16.  アメリカン・ギャングスター
俺は「男の映画」が好きです。ポスターを見てそれだと思えば内容関係なくとりあえずチェックします。しかぁし!!(←決めゼリフ)今まで完全に満足したそれには未だ巡り会っていませんでした。『ヒート』『コラテラル』『マイアミ・バイス』『シン・シティ』などなど・・・・。『シン・シティ』は大好きな映画ではあるものの、あれはアメコミ映画であって完全な男の映画ではない。・・・・・・。だからこそ、こんな映画を待っていた!!とにかく全体に漂う重圧な雰囲気と、スリリングなストーリー展開の素晴らしさよ!!この映画には男にしか分からない美学があり、男にしか分からない暴力があり、男にしか分からないカタルシスがある。まさに俺の求めていた「完璧な男の映画」でしたね。2時間37分?そんなにあったの?てなわけで長尺もなんのその。一瞬たりとも目を離さずスクリーンに夢中になってしまいました。裏社会の頂点に登りつめたフランクと、あくまで正義を貫こうとするリッチー。二人の人生がゆっくりと交錯する様子がダイナミックに描かれ、またそれらを見ごたえある演出で描いたリドリー・スコットの手腕もさすが。特にクライマックスの教会でのシーンで♪Amaging Graceを流す演出には鳥肌すら感じてしまいました。そしてデンゼル・ワシントン&ラッセル・クロウという2大スターの演技や存在感の素晴らしさよ!!カッコよさよ!!特にラッセル・クロウはカッコよかった。登場した瞬間は「腹も出てるしダセェ~」て思ってたんですが、やがて彼ががむしゃらに正義を追う姿にフランクよりも「男」を感じてしまいましたね。それにしても、映画の中で出てくる悪徳警官を見ていると、現代社会にも通じる矛盾を感じてしまいました。本来「善」の側であるべき人間が「悪」に住んでいる。こうした「善」と「悪」の矛盾こそが、今の歪んだ現代社会を作り出しているのかも?・・・・・・・・・・。何か考えさせられてしまいました。点数は文句なしの10点満点。このまま上手くいけば(?)2008年ベスト1に躍り出るのも気の早い話ですが不可能じゃないでしょう。
[映画館(字幕)] 10点(2008-03-19 18:14:03)
17.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
デップ&バートン6度目?のコラボ!と聞いた時は正直「またかよ」と思いましたけど、予想以上に良かった、というのが見終わった感想でしたね。思ってた以上に悲劇的な話だったと思う。『チャリチョコ』から一転、血の滴るダークな世界観には引き込まれましたし、何よりミュージカルシーンの素晴らしいこと!!俺は節操が無いのでこれだけで及第点をあげられるのです。(笑)個人的に印象が強かったのはヘレナ・ボナム・カーターで、ハッキリ言ってジョニデを喰うくらいの力強い歌唱を聞かせてくれたように思います。今までバートンの奥さんだから出てるのか、と思ってましたが違ったんですね。(笑)また最近のバートン映画は『ビッグ・フィッシュ』『チャリチョコ』と、それまでの展開が良かっただけにラストが無駄な映画が多かったのですが、本作にはストーリーにも無駄がなくそれも高評価できます。ただ不満はと言えば、後半、ストーリーがシリアスになるにつれ映画のタッチもそれとなくダークになっていった部分。あれが後半の悲劇を引き立てていると言われればそうなんですけど、前半のコミカルなテイストのまま悲劇を描いても、俺は良かったと思います。前半を見ている途中には「これは『オペラ座の怪人』や『DITD』に続く、俺の中でのミュージカルの名作になるかも!」と思ったのにね。(笑)まあしかしながら、バートン作品の中ではかなり上の方ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 17:51:39)
18.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
この映画、劇場公開時には絶賛されてませんでしたっけ?(今は6点台に落ち着いてるみたいですが)絶賛とまではいかないにせよ、普通に面白かったですね。いかにもティム・バートンなカラフルな世界観(『シザーハンズ』にも通じてます)がとても良かったし、何よりジョニデのウォンカがすごくキャラクター的に魅力的でした!!彼って、本当にいろいろな役を演じることの出来る俳優ですね。ただ、相変わらずラストは蛇足のように思う。あの父親との再会の下り、いい話と言えばそうなんだけど、何か取って付けたように思えて、あからさまな「めでたしめでたし」的な展開が鼻についたかも。それにしてもアナソフィア・ロブってこの映画ではイマイチな役だけど、髪型を元に戻したらスカーレット・ヨハンソン似の、凄い可愛い子なんですよね・・・・。
[地上波(吹替)] 7点(2008-03-19 17:39:56)
19.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター
平均点低ッ!!(笑)俺は楽しめた方ですけどね。今回はSFアクション風味だった前作と違い、血がドバー!音がグワァァン!てな完全ホラーテイストにしたのが良かったと思います。「やりすぎ」てな声も聞こえてきますけど、もし実際にエイリアンが街に現れた場合(←あんま想像できない人はスルーして下さい)妊婦だからとか子供だからとかいう理由で殺さないでおくなんてのはありえないと思いますしね。それにしてもエイリアンファンの俺が、まさかプレデターを本気でカッコイイと思うようになるとは。(笑)ただキャストのせいか?どこかB級テイストなのは否めませんね。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 17:30:23)
20.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
予告編がアレだからって間違ってもSF版『キャスト・アウェイ』を想像してはいけない映画。見る前に何を期待していたかでかなり賛否は分かれそうですが、俺は比較的楽しめた方ですね。何よりも予告編で見た通りの、暗く孤独で重圧な世界観がまず良かったと思います。ニュース映像が流れたあと「3年後」のテロップと共にいきなり廃墟と化したNYが映し出される冒頭、何だか「人間の犯してしまった過ちを皮肉的に描いているように」見えました。ラストも俺が自己犠牲モノに弱いせいもあるのか、それなりに良かったと思いますし。ウィル・スミスと愛犬サムの演技も特筆モノで、特にウィル・スミスに関しては、今までで最高の演技をしていたのではないでしょうか。まあストーリーに関しては正直地味だし、見終わった後冷静に考えると腑に落ちない部分もあるものの(例:引き出しの中に銃ならともかく、手榴弾入れてるヤツなんておらんだろ!etc...)前評判ほど悪くはないなあ、てな感じの作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2008-03-19 17:22:22)
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