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つむじ風さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 223
性別 男性
ホームページ http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/
自己紹介 ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。
旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。
作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。

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1.  ナイト&デイ
ちっともハラハラしないけど、めちゃくちゃ楽しいアクション・コメディー! 9年前の『バニラ・スカイ』のシリアスな演技から180度転換のお二人。この間に跳ね上がった二人のギャラを考えたら、コストパフォーマンスは恐ろしく低いな。これがアメリカ映画の現実だ。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-26 01:18:46)
2.  ソルト
「ボーン・アイデンティティー」女スパイ編というべきか・・・  アンジェリーナの魅力がフルスロットルで、使い古されたアクションシーンを差し引いても、彼女の演技・ファッション(扮装)を楽しめる。が、肝心のストーリーが凡庸。 このレベルの作品をシリーズ化して稼ごうとする(アンジー主演のアクション映画なら元は取れる)興行側の異図が見え見えで憤る。 次回作は、監督を替えて気合いを入れ直して作って下さいな。  果たして、イブリン・ソルトはジェイソン・ボーンを超えられるか? 
[映画館(字幕)] 6点(2010-08-21 15:04:25)
3.  インセプション
恐い夢から無理矢理”ジャンプ”して目が覚めたと安堵していると・・・そこはまだ夢の中だった。。。  誰しもが経験している小さな恐怖を逆手に取っての大活劇!「エルム街の悪夢」や「パプリカ』等で描かれたような夢絵巻を最新技術を駆使して臨場感溢れる映像に昇華させ、個性溢れる俳優陣と迸る音楽がそれを支えるノン・ストップ・SF・アクション・ミステリー!!  「欲張り過ぎ、詰め込み過ぎ」というなかれ。ここまで映画の愉しさを味わせてくれれば、制作費の「注ぎ込み過ぎ」も納得できますわ。お見事!!!  
[映画館(字幕)] 9点(2010-07-31 21:49:23)
4.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
T・バートンから「毒」と「ロマン」を取り除くと、こんな素晴しい映像作家になりますよ~という作品。この色彩感とデフォルメされた登場人物は尋常ではない。煙に消えるチェシャ猫なんぞは溜め息モノでした。しかし、過去の彼の作品を溺愛する者からすれば、「T・バートンはこんなモンだけではない。」という想いが強く残る。エンドロール時に、深く甘く切ない余韻を醸し出すのが彼なのだから・・・
[映画館(字幕)] 5点(2010-05-25 01:28:18)(良:1票)
5.  第9地区 《ネタバレ》 
人間に戻る為に、人間共を皆殺し。「アバター」のジェイクと違い、この主人公はエビの為ではなく、自分だけの為に同胞と戦います。最強兵器獲得に執念を燃やす国家機関、異星人の立ち退きを主張する市民、金の亡者のスラム街のギャング、エビ達の殺戮を楽しむ軍人。冷静に観ると、善良な人間が誰一人として登場しないという稀有な作品である。(ヤクザ映画よりワルばかりだ。) あえてB級SF仕立てにして、徹底的に『人間の悪の本質と愚かさ』に迫る快作(怪作)だと思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-05-09 04:53:35)
6.  NINE(2009) 《ネタバレ》 
「シカゴ」の完成度・当時の衝撃度と比較すれば分が悪いのは事実であるが・・・映画の枠組みの中というより広義のエンターテイメントとして、私のお気に入り女優がここまで勢揃いし、過去に魅せた事の無いパフォーマンスを次々と披露してくれただけで感激です! この道のプロのファーギーの「赤のタンバリン」ショーは別格として、ここまでいやらしいペネロペ・貫禄のミセスM(007もびっくり)・白の世界で煌めくケイト・神々しいまでのキッドマン・そしてpureからsexyに変貌する黒のマリオン。イタリアらしい原色主体の色彩が心を踊らせ、幸福感を増幅させます。 平凡な作品の役柄でも十分稼げるオスカー常連のスター達が、この未体験ゾーンに挑戦した事に拍手を送りたい。
[映画館(字幕)] 8点(2010-04-12 02:01:08)
7.  かいじゅうたちのいるところ
特撮はやはり「かぶりもの」に限りますな。「ウルトラQ」を想い出し、微笑ましかった。
[試写会(字幕)] 5点(2010-02-08 01:35:34)
8.  イングロリアス・バスターズ
オープニングの活字と音楽だけで、監督名を当てられる、今時では稀有な存在・・・タランティーノ。 おぞましく且つ爽快な殺戮シーンの連続に、彼の「愚かな人間どもへの賛歌」を感じる。死と女に対する異様なほどの美的描写は、人間本来が持つ「神への畏れ」に近いモノが感じられる。「元々、人間には理性なんぞなかったのさ」と・・・ 一度嵌ったら病み付きになるジャンクフードのように、体に悪いと思いつつ、今回もタランティーノ地獄に嵌められた。 ところで、この作品はドイツでは公開されたのだろうか?仮にナチが日本陸軍の設定だったら、さすがに、私も最後までは正視に堪えられないであろう。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 04:01:21)
9.  アバター(2009)
現在のハイテクを駆使した果敢な映像美へのチャレンジに、素直に拍手を送りたい。この作品を契機に、今後更に斬新な3D映画が続出するであろう。 しかしながら、今作が歴史に残る作品か?と問われれば、当時での革新的映像であった「猿の惑星」や「スターウォーズ」と比較してしまう。 作品自体の完成度からは、残念ながら、語り継がれる映画とは云えないであろう。 
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-19 01:57:41)
10.  脳内ニューヨーク 《ネタバレ》 
この作品を論理的に理解する事は、凡人の私には不可能であった。なにしろ、奇才カウフマンの頭の中そのものを、映像化されたのだから。 臨終の直前、自分の一生が走馬灯のように脳裏に駆け巡るという。朝方に見る夢は、妙に現実味があるが、自分の潜在意識によって、僅かに歪曲されるという。 人間の生涯を振り返る~結ばれなかった恋人。人生の岐路の選択。かけがえのない家族・友人。充実した日々。されど果たせなかった夢~ 理解不能な作品のはずなのに、胸の奥の酸っぱい果実が押し潰され、自然と目頭が熱くなる。カウフマンの極めて個人的な脳内エキスに刺激され、自己の半生を重ね合わせ、想い起こす。 人生は、映画の脚本のように都合良くは進まない。だからこそ、素晴しいのだと。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 00:48:33)
11.  レスラー
作品内容以上に、ミッキー・ロークの俳優魂に感銘! リングに命を賭けるランディを通して、舞台に命を賭ける俳優・ミッキーを見た。 こういう「仕事バカ」が、廻りの人々を熱くさせ、山が動くのである。どんな仕事でも。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-19 22:26:48)
12.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
西部劇を劇場で観るのは初めてだったと、気づかされた。幼少期に出会ったジョン・ウェインもイーストウッドも「金曜ロードショー」のTV画面の中だ。 本作のオリジナルは当然未見。 「生きている限り、人を殺めてしまう生地獄を味わう男」の葛藤を、ラッセル・クロウが見事に表現している。本来は悪役が似合わないであろう彼が、「悪党になりきったはずの善人」を演じる事で、観客はラストに向けての展開に胸ときめかせる。果たして彼は、親子を見殺しにするのか否かと。 その彼の生地獄に一筋の光明をもたらしたのが、生い立ちは違えど幼少期の自分に瓜二つの少年であり、彼はその魂に“救い”を賭けた。 西部劇にスターは一人で良い!とにかくカッコよければ良い!ベン・ウェイドという男の物語として、すっかり私は取り込まれてしまった。 痛快・衝撃・落涙のラストシーンに、昔の「シェーン、カムバック!」以来の感動を呼び戻してもらった。
[映画館(字幕)] 10点(2009-11-16 03:31:04)(良:1票)
13.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
ドレス&メイクアップしたケイトが階段から降りてくるシーン~「メリーに首ったけ」でプラムに向かう高校生メリーの姿に重なった! 当時のキャメロン・ディアスの美しさと言ったら・・・こんなに立派な大女優になられるとは・・・と、つい別の感慨に耽ってしまいました。 微妙に前後する回想シーンの中を、全登場人物(犬も含む)の感情表現がきめ細かく描かれており、非常に好感の持てる作品だと思います。ただ、歌詞が耳障りな挿入曲が情景を歪めており、インストルメンタルに統一して欲しかった。 全員が善人という、現実には有り得ない設定を最期まで貫き通し「命と愛」を表現した点は敬服しますが、「美しすぎる虚構」に涙する余裕は、私にはありませんでした。
[映画館(字幕)] 5点(2009-11-11 01:55:08)
14.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
今作を観た後、ポッタリアンの長女から旧作DVD6本を借りて復習を致しました。 発見が2点・・・①改めて「子供って成長するもんだな~」②回が進むごとに《青空》がなくなっているぞ。 キャストの成長と共に、楽しいファンタジーから青春ドラマ、そしてシリアスなサスペンス劇場へとシリーズは変遷しております。 デキはともかく、ここまで成長した我が子を途中で見放す訳にはいきませんので、最終作までつきあいますよ、私は。 果たして2年後に、我が娘は父と共に劇場に足を運んでくれるだろうか?それだけが気がかりだ。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-15 02:24:36)(笑:1票)
15.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
評価の低かった「28日後...」の絵心に、個人的に非常に嵌ったので楽しみにしておりました。斬新な脚本に眼を奪われがちですが、期待を裏切らない秀逸なカメラワークに釘付け!貧民街の雑踏から高度成長を続けるインドのビル群まで、静と動をカメラの眼は冷徹に切り取っていきます、エスニックな色彩感を満載にして。ドキュメンタリー風の現実的な写実と「ドッグヴィル」のパラノイア的映像が見事に融合して、この現代お伽噺を昇華しています。シリアスな展開から脳天気なラストシーンもこの監督なら得意技ですね。ボイル+マントルの作品には今後も目が離せません。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-15 01:52:26)
16.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
原作を初版時に読破。しかし、細かいストーリーは、ほぼ忘却。(古本屋に売ってしまって読み返しもできず・・)そして、心に深く刻まれていたこの小説の記憶は、愛とか戦争責任の問題ではなく、「人間の尊厳」についてでした。 この映画では、性描写の多さに「こんな原作だったかいな?」と、途中で頭を傾げながらも、ハンナの最期を看取り、当時の読後感がエンドロール時に約10年ぶりに蘇り、鳥肌を立てておりました。 無知・無学な色狂いの中年女性の日常を演じつつ、重い過去への自己責任を毅然と表現したウィンスレット。他人には絶対に知られたくない秘密~なぜ無期懲役よりプライドを守り抜く事が重要なのか?~それは他人には理解できない。~プライドとは人それぞれのモノだから~素晴らしい演技でした。この女優でなければ、原作の再現と作品の成功はなかったでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-10 03:13:40)(良:1票)
17.  天使と悪魔
延々と続く謎解きが盛り上がりに欠け、完走まで「根比~べ」なんちゃって^^ 悪と正義に揺れ動く聖人達が、科学者方よりも遥かに人間臭くて素敵でした! 神に助けを求める者は、自己の弱さを認識しているのですね。 
[映画館(字幕)] 5点(2009-05-24 01:56:52)
18.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
うぅ。。。ハリーだったら蜂の巣にされても立ち上がり、鬼神のごとく悪党共を殲滅したのに・・・ウォルトは2度と起き上がる事はなかった、優しい表情のままで・・・ 切なさと清々しさをスクリーン一杯に湛えた名作です。ストーリー自体は極めてシンプルですが、近年のイーストウッド監督作が描いてきた戦中・戦前の「家族愛」「人種の壁」を、病める現代アメリカを舞台に、強烈に更に重く訴えかけてきています。 家族にも持てなかった絆を、人種を超えて手に入れられた喜びとその裏腹にある危うさ。すべての価値基準がモノと金になった殺伐としたアメリカ社会において、人間同士の心の交流の可能性を求めて止まない監督の姿が見えます。 超大国となった代償に失ったモノ。ビッグスリー凋落の今、輝けるアメリカイズムを引き継げる者は、名車グラン・トリノを操る移民の少年なのか・・・と。 現代日本にも通じる警鐘です。
[映画館(字幕)] 10点(2009-05-15 02:25:41)(良:1票)
19.  チェンジリング(2008)
ララのイメージが強烈すぎて、アンジェリーナをアクション女優と決め付けておりました。撤回します。お見事でした!
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-15 01:32:46)
20.  レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 《ネタバレ》 
短くも激しく海の藻屑と消えた恋は、永遠の輝きを保った。二人で時を掛け育て上げた愛は、「平安」と引き換えに、その輝きを失った。 『タイタニック』から12年後の2大俳優の成長ぶりを、二つの作品の恋愛の形と比較しながら観賞させてもらいました。 単行本にした方が売れそうな、人間の深層心理を描く純文芸作品です。「何年寄り添っても超えられない男女の壁」こんな重いテーマですから、普通なら退屈な映像になりがちですが、二人の高いレベルの演技がそれを払拭しています。最期の朝食のシーンの緊張感などは、並の俳優では決して醸し出せないでしょう。 そして、ラストのキャシーおばさんの言葉~おぉ怖っ!要するに「どんだけ永くつきあっても、女は何を考えているかわからん」のです、こちら側からすればですが・・・
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-15 23:07:15)
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