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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
なんというストレートな映画なんでしょうか!  まるでスチュワーデス物語のような根性モノでありながら、  少しも嫌悪感なくすいすい観られちゃう・・   フットボールの名門、難関のノートルダム大ということがわかりにくいんですが、  そこはもう私は日本人であるから(早稲田で野球をしたい偏差値の低い子)という見方で(爆)  そう思いながら観るとわりとリアリテイがあって、  まずはハンデは偏差値だと確認するように見ました(苦笑)  じゃあスポーツで入ればいいじゃん?と普通思うんだけど、  この子は(思わずサムと言いそうに・・)あの体格。  見るからにどんくさそう・・  実はこれが大いなるハンデなのでした。  しかし当の本人はいたって楽天家であります。  家族はまあ田舎のガチガチの巨人ファンとでもいいましょうか。  ノートルダム大命の一家でありますから・・  そう当てはめてみるとわかりやすいですね。  田舎の巨人ファンの子が巨人に入るのに有利な6大学に入学したいが、  160cmの体格であり学力も普通の大学も入れないであろうという・・    アメフトなんですが・・・  無理というより笑える。  だから応援したいというよりも行方を見守る感じ。  本人はかなり真面目に一直線。  こんな演歌のような根性ものなのに、  飽きずに気楽に観られてしまうんです。  気負いがないというか・・  ショーンはうまいんですよね。  素人が本当に努力しているみたいに見えてくるんだもの。  いい役者だなぁと思いますよ。  親近感があって嫌われないタイプだと思います。  そのまんま役になっています。  彼が成功したのは努力も運もあるんですが、  私は人柄と思います。  彼の夢に共感を覚えない人にはそれは欠点である。  一途で真面目で融通がきかなくて・・  もうとにかく最初の夢しか見えてないんですからわかりやすい。  普通は小さい頃の夢なんて、  消去法で消していけば安全な現実にとどまるんです。  それか違う夢が環境や年代によって変わるんですよ。  たまにはこんなまっすぐでひたむきでおかしいくらい真面目な夢物語もいいかも 
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-21 08:02:43)
2.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
大雑把なマイケル・ベイ監督作のわりには、  一番良い出来だと私は思いますよ~!  見てる最中に(これは別の監督の作品に違いない)とか、  マジ思ったくらい完璧すぎてアレッ?とか思ってた(苦笑)  しかし後半の連続爆破攻撃は(やはり)と嬉しくなってしまうということは、  もしかしたら私はけなしながらもこの監督の爆破演出が気に入ってる??  前触れはもちろんありました。  あのひつこい大袈裟なカーチェイスはいらないのでは?とも思うし、  いらないとは言い切れないけど長かった(苦笑)  それほどショーン・コネリーに大脱出させたいのか~(爆)  この人派手さが似合うボンドだから仕方ないんですが、  呆れながらもまあコネリーだからいいかと変に納得。  まさにコネリー007引退した某国某スパイの老練なる役。  「レッドオクトーバーを追え」のほうがその演出はひつこくはなく好感。  まあしかし監督が違うから仕方ないか・・  ニコラス・ケイジを持ってきたのは意外にも合っていた。  やはり両方熱血だと映画が暑苦しくなる(爆)  それでなくても熱い男を描くのが好きな監督です。  でも私は意外にもこのふたりの面白さよりも、  さらに熱い男エド・ハリスに釘つけになったのです。  この冷静で嫌らしくガンコな役はなんだ?  似合いすぎている・・  こういう時代錯誤なガンコオヤジ、  「海底2万マイル」のネモ船長のような役は好きです。  時代に置いてゆかれ自分の帝国を地下に作っている・・  こういう引きこもりのカリスマおやじの筋って面白い。  「某国のイージズ」の真田広之のようなニコラス・ケイジのラストは、  やはりこういう破滅型アクション映画はお金をかけないとダメだと痛感。  そのあとの爆破は成功したが海に沈むというパターンは、  実は観ていて楽しめた。  心から期待していたから。  爆破させろ!って・・  映画の中くらい派手に破壊してほしい。   エンドクレジットにドン・シンプソンに・・とあり、  あああの有名な製作者が亡くなったんだと知り、  そうかだから娯楽作でよかったのかもとしみじみ・・  
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 08:01:07)
3.  最後の恋のはじめ方 《ネタバレ》 
なんか80年代のラブコメを観たような感じ・・  ウィル・スミスが予想通り恋愛モノには合っていないと確認(苦笑)  この人恋愛モノには合っていません。  だから客観的な立場で恋のまとめ役というのがよかったんですが、  そのまんまで映画を作っちゃえばわりと面白いと思う。  ひとむかしによくある自分も成功しちゃうホノボノコメデイ。  去年の映画ということで観るとかなり作りが古くはないでしょうか。  恋に悩むモテナイ君もベタすぎるくらいの描きかたで、  私は全然笑えなかった。  一番の失敗は全体的にだるいこと。  内容はおしゃれなる80年代風のラブコメなんですが、  テンポがおそろしく悪いのでおしゃれさとか感じないのです。  ほんと一昔前のリチャード・ギアとかがやりそうな・・  あ、昔のギアは適役かもしれないけど、  恋愛コンサルタントってはまりすぎだ・・  ファッションもスミスにはこういうスーツやカッターシャツはどうか。  ラフなファッションのほうがよほどおしゃれ。  オシャレさってまあ向こうの人とは違うから・・なんともいえないけど。  ラブコメって観る人の趣味もありますからね~難しい。  もっともっとコメデイに徹した方がよかったのでは?  この配役でしたらもっと面白くできるはず。  「バッドボーイズ」のウィル・スミスのファッションがかっこよかったし、  派手、バカ、かっこいいと場面で使い分けるセンスがあった。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-21 07:57:24)
4.  バーバー 《ネタバレ》 
もしかしたら白黒ということで得しちゃってる作品かも・・  白黒というだけで不気味だしクールだし、  最近の映画によくあるワンパターンの青黒い色調に比べれば、  白黒の観客の個々に想像できる美しさといったら・・  この作品を借りたきっかけは「シンプルプラン」でビリー・ボブ・ソーントンを見て。  期待通り存在感のあるいい役者さんですね。  このての役者は主役に回るとイマイチなんですが、  うまいんですね~  こんな抑えた普通の役ができるなんて(でもやはりクセはあるんだけど)  全体的にゆったりして淡々と流れていくので、  時折飽きたりもするコーエン兄弟の作風。  お話自体は好きなほうです。  普通の人がほんのちょっとでいいから今より幸せになりたい。  しかしそれはほんのちょっとどころかどこかがずれてしまい、  自分の周りがばらばらのパズルのように壊れさる。  結局は分相応でいれば一番幸せだったんだ。  その居場所に気づいたときには元には戻れない・・  あれっ?「シンプルプラン」とおんなじだ・・  「ファーゴ」のほうがさらに似てるらしいんだけどね(苦笑)  「スモーク」の救われない版と例えるのも変・・?  どうしょうもない普通の人の願われない幸せ、  いや、さらに庶民のあがくより以下の底辺の恨みや混沌さを描いていたのが、  黒澤監督の「天国と地獄」という作品なのですが・・  こういった見終わったあと悪い奴をあざけりながらもすかっとせず、  もしかしたらこの底辺の庶民を非難しきれない自分がそこにいて、  居心地の悪い映画だったとか国全体の重いピラミッド社会の責任だとか、  気分悪いくらい重い後味なのに何年も残る映画・・  
[映画館(字幕)] 6点(2006-09-21 07:36:03)
5.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
「シックスセンス」のすぐあとということで、  制作側も見る側も比べますよね~  それにしてもB・ウィリスがまた子役と組んでるし・・  それよりも感心を通り越して呆れてしまったのが、  監督のカメラワークの懲りよう・・  キューブリック的ともいえますが、  私はむしろ初期のヒッチコック的なスピルバーグ的だなぁと。  シャマラン監督はスピルバーグをリスペクトしているので、  シャマラン<スピルバーグ<ヒッチコック  これは仕方がないのですが、  なんか中途半端・・  やはり前作に心霊ものでヒットしたからか、  どんでん返しはそのオチになるであろうと変な期待感。  ホラーと思って見ていたら、  アメコミの世界なんです・・  これもアメコミのヒーローと悪の繋がる点を探していた、  ガラスのようにか弱い偏執狂役が、  あのごつい顔のサミュエル・L・ジャクソンだから違和感。  もっとオタク顔でしょぼい風貌の役者のほうが怖いです。  そして正義と悪の繋がる点をアメコミのヒーローとして扱った映画は、  もうゴマンとあるから斬新さは感じられない。  アメコミではなくてもその世界をよく描けていたのが、  スターウォーズのベーダーとルークでしょう。  こういった大袈裟な社会の崩壊と偏執狂を描くならば、  ある程度テンポもよく爆破シーンも描かなければ観客は飽きる。  カメラワークがよかったのも偏執狂の幼少時代だけ。  巻き込まれ型が得意のいつの間にかヒーロー役のブルースも、  あまり説得力がないかと・・  前作と比較という問題でもなく、  キャストと展開にムラがあると思いました。  シャマラン監督の世界観は好きなんですが・・   
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-21 07:32:27)
6.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
 原作を読まずに観てきました。  といっても今まで私は映画の原作を読んで映画を見たことはありません。  なぜなら謎解きが最大の楽しみというミステリーやサスペンスで、  先に結末までわかってしまうなんて考えられないからです。  もしまだ映画を見てなくて原作を読もうと考えている方は、  原作を半分くらい読んで最後までは読まないで見たほうがいいかも・・  「ミュンヘン」などのようなノンフィクションの場合は、  原作を見たり時代背景を調べた方が良いとは思います。  しかしフィクションの映画化とすれば個々の想像が自由な、  原作の方が楽しいに決まっています。  だから原作を読んで映画を観るとあら探しになってしまうのでは・・  旧約聖書の誰でも知ってる最初の方、  アダムとイブとかを思い出してください。  そして暗号解読とか最近では死海文書とか出てきましたね~  六芒星は誰でも知ってるしアイザック・ニュートンなんて懐かしい。  ニュートンから考える5文字の言葉なんて、  私は惑星の名を神話に直して一緒に考えてました(笑)  想像の旅ができるという点では冒険映画やSF映画と同じで好きですね。  一緒に考える楽しさが味わえたのはここくらいで、  あとは勝手に進んでは勝手に解かれちゃいますからわかりやすい。  小説のほうが楽しいというのはここかもしれませんね。  自分のテンポで空想し想像し考える楽しさ・・  ・・そんな硬い映画でもないんですが。  映画自体は勝手に進行していき都合よく主人公たちが難問を解き、  また新たな展開が待ち構えそれもまた都合よく解いてゆくといった、  かなりダイジェストなチャプター観をしているようで、  ある意味テンポよくある意味山ばかりで退屈。  しかし私は推理や演出よりも何が言いたかったかのほうに興味が移り、  「最後の誘惑」を思い出しながらイエスが人間だったころから、  この物語は封印されず現代も続く論争だと見ていました。  エンディングがそれまでのすごくわかりやすい内容とは裏腹に、  観客に想像させ答えをゆだねる最近のスピルバーグ映画のような作り(爆)  
[映画館(字幕)] 7点(2006-09-21 07:30:09)
7.  翼のない天使 《ネタバレ》 
シャマラン監督のことだからいつもの(どんでん返し)があるはず。  その楽しみの前に感動して泣きましたよ(苦笑)  こういうの弱いなぁ・・  死に際に泣き別れる親子愛という形では私はなぜか泣けません。  そうではなく元気だったころのジジの、  ある愛の形がスローモーションのように蘇るシーン。  おそらく淡々としたそれまでの日常が後半も後半になって、  夢のように押し寄せてきたのでしょう。  そして最後の爽やかなシーン。  これがひつこくないのがいい。    おそらくもっと感動作にもできると思うのですが、  内容がわかりやすすぎて、  そして見終えたあとの難解さにこの時間でちょうどいいかと。  最後のシーンで(そんなわけないだろ)と思ったら感動はできない。  私は催眠術にかかったように少年と気持ちが同化していました。  ここらに弱いようです(爆)  シャマラン監督がリスペクトしてやまないスピルバーグ監督の世界と、  実に重なると思うのは私だけかもしれないけど・・  宗教、家族愛、丁寧な紙芝居のようなカメラワーク。  もちろん娯楽として世界中で大ヒットしたのは、  「シックス・センス」のほうです。  あれは推理描写がうまくてシャマラン監督が売れることを確信した作品。  ホラー要素を最大に生かしたことがよかったです。  
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:24:34)
8.  アンジェラの灰 《ネタバレ》 
ああ・・アラン・パーカー作品ってことだけのようだ・・  映像美と音楽で壮大なテーマの作品が多い。  これは私には失敗だった。  実話を基にしアイルランド移民の子供が貧乏にも負けないで生きる。  そこには差別やら飲んだくれの父親やら兄弟の死やらと、  決して明るくはないネタをコミカルに描いているんです。  暗いのか明るいのか何なんだ・・  しかもひとりづつ兄弟が栄養失調で死んでいくのを、  淡々と描いていくので悲惨さもあまり感じられず。  音楽は全編を通して明るい・・  イングランド、アイルランド・・とくればIRA、  宗教差別も手伝って時代も背景も難解。  カトリックとプロテスタントに詳しくなければついてゆけない。  それでもこれは貧困に負けずに希望をアメリカへと望んだ、  ある少年の(勝ち組)物語。  感動できない・・  漫画や小説でこういった貧困物語を読むのも嫌なのに、  映画で観るともうしらけてしまいます。  好きな人も感動する人もいるかとは思いますが・・  この実話を書いた作者が言うに、  子供時代に幸せだったなんて何の価値もない。  私はそこからバネにしてどうなるかが見たかったんですが、  これでは俺の不幸な過去を見てくれという感じで、  それもアメリカ中が涙した原作というだけあって、  自分の不幸に酔っているとしか思えない・・  という見方をするのもいやらしいんですが、  私には根性者、成り上がり成功者とかの物語は合わないのかも・・  成功した人が落ちていく物語は好きです(変?)  落ちていく過程で何もなくなり本当に大事なものが残る・・  そんな物語のほうが好きだな。  この物語は本当は不幸な幼少時の忘れたい過去が、  本当はかけがえのない宝物だったということなんですが・・  なぜなら自分の過去を書物にしそれで成功した男の物語なのです。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-21 07:22:18)
9.  タイム・マシン/80万年後の世界へ 《ネタバレ》 
H.G.ウェルズ原作の映画は突っ込みどころがあり好きです。  あの最初の方でテスト飛行させたミニチュアのタイムマシンは一体どこへ?  なぜ人類は楽園のような場所で培養され金髪なのだろう・・?  最初の方は科学用語やら時空の説明やらで、  なんかおかしくてかっこいいなぁと観てたんですが、  タイムトラベルした先からもうドク&マーティの世界で、  そこからまたとてつもなく未来へ飛び、  ここまで飛ぶの~?とあきれてしまうくらい。  これなら「A.I.」の地球水浸しの超未来を見ても不思議ではない(爆)  どんどんSFでは哲学を語ってもいい。      めくるめくタイムトラベルの果てにやっと主人公が見つけたもの、  それは自分探しの旅なんでしょうね。  同じところへ戻ってくるタイムトラベルのお約束だから、  出発した時代に主人公は帰ってこなくても、  違う時代で同じ場所にいるはずです。  ちょっとこのエンディングはなかなかいいですよ。   
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:20:58)
10.  ソラリス 《ネタバレ》 
やってはならないミスキャスト!  元がソ連の映画だから北欧系を使えとは言いませんが、  ジョージ・クルーニーはちょっと・・娯楽的で濃すぎませんか(苦笑)  そして相手役の女優さんも違うんじゃないかな。  ハリウッドがリメイクすれば濃くなるのは仕方ないか・・  それにしてもなんでこうリメイクものって、  特にSFはメロドラマになっちゃうんでしょうか。  家族愛人類愛まで手を広げていなくてわかりよいことは評価できるけど、  安っぽくなってしまったなぁ・・  そしてオリジナルでは地球のコピーのような水のある惑星ソラリスが、  これでは眼球か脳のようです。  あの細い川のようなものは脳の血管か?  とまで思ったくらいセンスがありません。  異空間にただよう不可思議な幻想はどこに?  哲学SFとして「2001年宇宙の旅」と並ぶ「惑星ソラリス」が・・  救いは私がこのふたつの作品をあまり好きではないことくらい。  宗教や哲学がかったSF作品としては、  共感ができるのは「未知との遭遇」までですね。   あまりに禅問答なる異空間SFは変な気分になるから。  そういえばこのリメイク版はそのスペース・オペラSFの持ち味でもある、  気持ちの悪さや哀しさが感じられなかった。  個人の恋愛のみのトラウマかとひいてしまいました。  主役をもっとこう薄いだるそうな演技のできる、  エドワード・ノートンでもよかったかと(笑)  
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-21 07:18:46)
11.  13F 《ネタバレ》 
仮想現実は自分が存在するのか意味を見つける旅だから全然違う。  自分と思い込んでいる固体が他人であるかもしれないという違和感。  こういった世界は不思議を通り越して気持ちが悪い。    最初のほうではタイムトラベルしちゃうので、  これは殺人容疑をかけられた主人公が犯人探しの旅に出る。  過去に旅立つといってもそこは最近のSFですからコンピューターで作られた世界の中。  それでもどこか「ダークシティ」っぽいセンスを感じて嬉しかったのです。  仮想現実とタイムトラベルを掛け合わせた感じで面白いかも?  そう観てたんですが・・  真ん中あたりまでは本当に面白くてこれはこのままいけば、  「ダークシティ」より上を行くかもしれないなぁと。  世界の果ては?と車を飛ばし何もないことに気付き気が狂う。  自分の実態や世界の果てに気がつきという世界は「ダークシティ」そのまま。  ところが個々の覚醒や仮想の世界にもコピーが登場すると、  もう「マトリックス」状態になってしまいます。  マトリックスは非常にわかりやすいからヒットしたのです。  この作品は主人公がどの世界にいるべきか、  実は誰なのかさえうやむやです。    少しずつ判明していってもじゃああの時は?とか、  いちいち確認しようとさえ思わないのです。  なぜならばあまりに唐突に飛びすぎて、  例えれば本体が時代を変え(どれも仮想)あちこちの固体に乗り移る。  しかもその固体はおんなじ俳優が演じているのでつじつまが合わない。  まあバック・トゥ・ザ・フューチャー2のビフもおんなじですが、  あれはタイムトラベルだからまだいい。  しかもどの時代で傷つけられてもなぜか無事なのは変。  マトリックスもスミスは無事だろうてな具合なのか・・  とにかくあちこちのSFを混ぜて急展開に仕上げたような後半は、  アタマが変になるくらいでした。  私には合わない映画だ・・  自分が誰なのか現実はどこなのか、  哲学的な題材なのにそれを感じない。  ただややこしく足早にしただけ。  ただし真ん中あたりまでは正直面白かったので・・  一番不可解なのは、  どうにでも取れる選択眼とか観客の自由とかの問題ではなく、  何が言いたいのかわからない曖昧さを主題にしていること。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:15:54)
12.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
体内を探索する隊員たちにしろ、  突っ込みどころは満載な行動を取るし・・  サスペンス的にもあまりにも裏切り者がわかりやすすぎ。  サッカーフランス代表のGKパルデス?そっくりです。  私としてはこの事故の被害者なる要人が、  なんのために襲われたのかその前触れか後日談を描くリメイク続編が観たい。  体内冒険映画としては映像的にはきれいでした。  もっと不気味な変な描き方をしているかと想像していたのですが、  まるで深海を浮遊する潜水艦といった感じで。  わりと真面目に描いていくのでなんだかNHK教育テレビを観ているよう(苦笑)  しかし後半のハラハラすること。  この勢いとスピード感は今のSF映画もお手本にしてほしい。  映像でせかすというのではなく脚本でせかすといった感じ。  ちいさな虫にも命があるというなんともいえない描写は、  ただ娯楽作を作ろうとしたとは思えない深さがあります。  最初のほうは説明的で多少だるいのですが、  後半は面白くてあっという間です。  子供のころ平気で虫とか興味を持っていじったり、  命の不思議さに考え込んだりと・・  童心を取り戻せるような気がしますね。  今ではテレビなどで一方的に難しいことは答えを出してくれるから、  考えようというプロセスがないんですね。  
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 07:08:18)(良:1票)
13.  ミシシッピー・バーニング 《ネタバレ》 
なんとあのジーン・ハックマンがFBI役。  やはりハックマンはハックマン(爆)  「フレンチ・コネクション」とだぶりました(苦笑)  たぶんほとんどの人がFBIふたりならハックマンを褒めると思う。  けれど私はウィリアム・デフォーが気になって仕方がない。  彼は本当にいくつもの顔を持っていますね~  今回の役もメガネをかけてまるで変装状態(爆)なのに、  こいつはいくら顔を変えてもウィリアム・デフォーだ!と。  切れ役が得意なので心配したんですが無用。  どこか昔のイギリスの映画っぽい感じで意外とクールなFBI役が合っていた。  このふたりの組み合わせって普通考えられませんよね。  感覚的には「L.A.コンフィデンシャル」を観てるような娯楽感。  そして内容はKKKと言われる白人至上主義団体によるある事件。     前半のうねるように走る車を縦に撮る映像は、  そういえば同監督のケビン・スペイシー主演の同じような系統の映画、  「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」 この作品の前半にも出てきました。  まさに映像美・・  作品は両方とも社会派映画なんですがこちらのミシシッピー・バーニングのほうが面白い。    あと前半の映像の面白さという点では「激突!」を思い出した。  前半はスピルバーグ映画みたいなんですよ。  観ていて「ミュンヘン」のようでもあるなぁとか思いましたから。  後半から「ゴッド・ファーザー2」のような報復映画になり、  ここらはもうテンポよく娯楽作としても退屈しない。  結局正義が最後に勝つという図式ではあるけれども、  それでも根本は変らないから終わらないという、  混沌とした曖昧なものを残している・・  しかし後味が悪いわけでもない。  曖昧な歴史が作った差別と利用したKKKという団体。  弱いものはさらに弱いものを叩く。  一番罪なのはそれを見てみぬふりをすること。  われわれも同じ罪人だと、  ウィリアム・デフォーがつぶやいたセリフが全てです。  
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:05:47)
14.  メル・ブルックス/逆転人生 《ネタバレ》 
メル・ブルックスの笑いが合わない。  今格安期間限定セールやってるから箱で揃えちゃったんですが・・  つまり4本DVDがあるんです。  ほとんどがリメイク・コメディなんで観易いんですが、  どうも私がこのメル・ブルックスを好いていないんで・・  チャップリン映画を意識しているんだろうなぁと思う演出。  とてもかわいらしい演出もあるし俳優陣も豪華。  しかし主役の監督でもあるブルックスが苦手・・  キレがないとうのかホノボノしすぎというのか、  三宅裕二あるいは坂上次郎的なのほほんさがある。  でも脚本はよい出来ですからテンポが合う人は合うのかも・・  笑いのセンスはどちらかというとこれまた下品。  コレがまた私には合わない(爆)  そして笑いを取る前からわかってしまう・・  それでも作品の内容はよいのですから困ったもの。  後半なんか思わず感動してしまったりと、  人情路線のほうがこの監督は合うのではと思う。  どこか「ニューヨーク東8番街の奇跡っぽい人情コメディ。        
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 07:03:27)
15.  エネミー・ライン 《ネタバレ》 
あれ?この映画って絶対マイケル・ベイの作品だろうなぁと勘違い。 私があまり好きではないというのはそこらの演出。 まずカメラ回しすぎだし演出がくどい。 あらゆる映画からの引用を感じました。 タイトルからして紛らわしい(爆) 同じくジーン・ハックマン出演作の「エネミー・オブ・アメリカ」とは、 比べ物にならないくらい世界が狭い。 衛星追跡とか似たような筋もあるんですがとにかく狭い。 人間関係も人はたくさん出ているもののほとんど2~3人の世界。 後半など主役とジャージの狙撃手とハックマンが出ずっぱり・・ いや、ハックマンは断った方がよかった。 どちらかというとこの役はトラボルタ(にしたら若すぎか) 主役もパッとしないのにアクションが派手で、 おまえはスパイダーマンか??と、 突っ込みを入れながら観ました。 とにかくアメリカ万歳! アメリカが共産国の戦争の仲裁をし犠牲になり正義のために戦う。 しかし「プライベート・ライアン」のように残された兵士(大尉)ひとりを救うため、 海軍は国に背を向け救い出そうとする・・ なんてわかりやすい使い古された映画だ・・ 「プライベート・ライアン」は残虐アクションを二部にわけ、 「フルメタル・ジャケット」のような狂った世界と、 家族愛や国家とは何かとかやけに大袈裟に見せていてそれもまあ正解だった。 これは大袈裟なのにソレが全く感じないんだ。 虐殺現場に隠れる主役なんてゲームのような描き方だから、 全く残酷だとか悲惨だとかは感じない。 引き合いに出す映画が有名な映画ばかりだけど、 見ててそっちのほうが気になって時間は長くは感じなかったな(爆) 私が思うに究極のオマージュは無線機ですよ。 後半の何か(女神のような)像の下に置いた無線機。 あれからのくだりは「渚にて」のまんま! 「渚にて」ではオーストラリア以外で唯一アメリカで生き残ったと期待された信号。 作品的には好きではないのだけれど、 これをサバイバル・アクション娯楽映画と割り切れば楽しめるかも。 それなりに飽きないで観られたということで5点に近い6点です。 しかしこの監督あまり知らないんだけどほんと、 あらゆる大作の演出をプリン・ア・ラモードにしたような(苦笑) 「アラビアのロレンス」みたいな横一列に望遠で撮る手法とか(黒澤とかもやってた) 筋は驚くほど単純明快なので映像を見るのも楽しいかも・・ 
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:00:13)
16.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
このての天国からの甦りロマンスを数見ていない人にとっては新鮮。  私はそんなには観てはいないのにかかわらず、  やはりジョー・ブラックをよろしくとオールウェイズの2作品が印象強く、  他のよく似た作品を観てもピンとこないのですよ。  そう考えればこの作品は今のあらゆる蘇りラブロマンスの元となっており、  時代からすればよくできた作品だといえましょう。  重く暑苦しくなくさらりとコミカルに仕上げてあるのも好感。  泣かせようとかは感じませんね。  それもまた好感と言いたいのだけど・・  コメデイとは知らず感動作と期待して身構えていたので肩透かしかな(苦笑)  恋愛ものを避けるくせにこういったSFが入ると興味で感動したいとか思って、  いざ鑑賞するとまた時代についていけなかったりするんですよ。  ジョー・ブラックの場合はクラシックっぽく意識して作ってはいるものの、  やはり俳優も新しい今の人だし全然違います。  それとあまりにもプラトニックなもので、  観ていて恥ずかしくなっちゃって・・  お話がかわいらしすぎるというか。  特に最後の決めシーンは「どこかで?」でフェード・アウトしてほしかった。  「バタフラィ・エフェクト」の最後はよかった。  あれからその後長ければあんなにヒットしなかったと思う。  この作品の最大の決めシーンは大人っぽい演出で別れる二人にしてほしかったり・・  このてのオチは最後に別れるほうが好きですね。  別れながら気になりつつ振りかえる(爆)  あ、でもこのパターンばかりをやられるとまたかよ!と思うんだろうな・・  それとアメフト選手というのがちょっと合わなかった。  チャンピオンというからてっきりボクサーなのだ!と勘違いしてました。  元アイデアの評価と舞台劇のような室内のシーン、  あれはよかったです。  女優さんはヒロイン(ドクトル・ジバゴなど)よりも、  妻役の嫌らしい演技をしてたほうがいいかなぁ・・  天国の執事役はよくみる顔だけどジェームズ・メイソンだろうか。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:57:25)
17.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
娯楽作とも取れるつくりになっているので、  マッハの壁に挑戦する男と(カウボーイみたいないでたち)  アメリカのプライドをかけた宇宙飛行士たちのドラマを、  年代を整理して追うドキュメンタリーのようなつくりで、  誰に感情移入すればいいのか。  西部劇のつくりみたいな感じもします。  前半から中半まではうまいつくりだなぁとか、  映像演出も広角多用でしたがおおらかでこれもいいなと。  しかし後半から宇宙飛行士たちの話中心になり、  一人づつトライしてゆくあたりになるともう眠い・・  実話だからたぶん感動できると最初から構えてたからもあります。  普通映画って後半から勝負なんですが、  私は前半のほうが好きです。  やはり私の好みで観ちゃうんですよね。  アインシュタインの世界よりもニュートンの世界なんです。  まあ今の時代だからアインシュタインの世界を知ってるから、  ニュートンの世界に夢を持っちゃうのかも・・  あそこに行っても何もいないよ~と現実的に観ちゃうから、  前半のマッハの壁に挑戦する男に夢を感じたのです。  後半が現実的になったので自分で客観的に観てしまった。     俳優は後半の方が絶対豪華なのですが・・  実話といえどアメリカ万歳になってたというのもあるかな。  変にその先はという世界がファンタジーになってて、  音楽が流れ続け睡魔に襲われたのです(爆)  実際は暗い哀しいことなので、  この人たちの勇気の上に科学や国が進歩したというメッセージが、  イマイチ伝わらなかった。  よかったのがロシア側が出てきたところ、  飛行士たちが国のためだけに乗船しようとしていないこと。  その風刺がコメデイのような感じであまり伝わらなかったのが残念。  男の人向けかもしれません。  
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 06:56:08)
18.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
映画を観終えるまでにもう「何この映画」と筋をわかっていて観てるのに、  ばからしいと怒っていた私ですが・・  この映画は観方を変えないとだめかもしれない。  余韻の残るラストでは観客に問いかけているのだから・・  常識とは何ですか?  あなたはどこの国のいつの時代の人なのですか?  考えてみよう・・  よーく考えればこの映画はかなりツボをついている。  原作が作られた時代やシェイクスピアが反ユダヤだということを。  その目で観ればシャイロックは悪であり、  日本で言えばまあ悪代官を水戸黄門や一休さんが懲らしめた。  そういう風刺のコメデイなのだ。  原作をわかってはいるのに・・  何で友達にツバを吐くの?  何でお金を貸すのに利子をつけるの当たり前でしょ?  とかとか・・時代錯誤な観客(爆)  ユダヤ人が差別され金貸し業しかさせてもらえなかったから、  今の金融業があるというのは皮肉じゃないですか(苦笑)      今の時代ならどう取ればいいのか?  それこそ、  そのころはキリスト教徒はこうでしたと風刺しており、  笑えないコメデイになってしまう。  それは原作そのままのセリフが今の時代にミスマッチしているから。  「キリスト教に改宗しろ」このセリフを聞いたとき怖くなった。  そしてミスマッチは実はマッチしているから怖いのだと思った。  世界がローマだけではなくなった今、  かなり笑えないと思うんですが・・  ある意味意義のある作品なのです。    
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-21 06:51:16)
19.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 
打ち寄せる波しぶきと岩。  これは最初のほうに出てきたので非常に気になった。  最後にも出てきたのでやはりなとは思ったが、  たぶん自分が映画全体に共感できず客観的に見てしまうのは、  心の波しぶきとか壁の絵の世界といったものを経験していないからかも。  共感こそできないがわかるような生理的なものを感じたのは、  壁からはがれる壁紙という不安感。  あの不安感や暑苦しさは普通の人でもあると思う。  けれど壁の絵のユートピアはどうなんだろうか?  ある程度人生経験をつんだ人や大きな仕事から解放された人、  そういう人が見れば内容がわからなくてもなんとなく共感できる作品かも。    箱の謎を明かさなかったことはとても悪趣味ではあるが良心的。  「セブン」のような後味の悪さで生きる映画ではないから。  内容の不思議さよりも単純ではあるがどうしても気になる謎がある。  「ハイル・ヒットラー!」グッドマンが後半に叫ぶあれは何??  時代設定が1941年ということや主人公のタートゥーロがユダヤ系ということ。  そんなことが関係しているのだろうか??  全然関係なく妄想で炎のナチ宣言をしているのか(爆)  たぶん強烈なるインパクトを残しているであろう、  グッドマン炎の登場シーン。  私はあまりここの描写は好きではない。  それまでひたひたといい演出だった反ハリウッド映画が、  これではバカにしているハリウッドアクションになってしまう。  たぶんそういうことが言いたいのかもしれない。  「エンド・オブ・デイズ」かと思った(苦笑)  あそこまでやると(なんだ妄想か)とわかってしまう・・   全体的には自分ら(コーエン)の野望とハリウッド映画界への風刺を、  満面にあふれさせたコップの水のような映画。  これをさすがだうまい!と飲み干すのは映画業界の人らか、  コーエン兄弟=映画通かも?と思われたい人ら。  私は映画通ではないから飲みほせはしないし、  その中身が水なのか何なのかわからない。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:49:07)
20.  モハメド・アリ かけがえのない日々 《ネタバレ》 
これを先に観ておけば映画のALIがもっと面白かったと思う。  なぜならアリという本物=実物が出演しているからよくわかるのだ。  コレが一番わかりやすいと思います。  もうひとつドキュメンタリー映画があるんだけど本人が気に入ってない。  アリが認めた唯一の作品がウィル・スミス主演の例の映画ALI。  何で~??と疑問に思ったのも私はアリという実物を知らないから。  ボクシングとかの格闘技に興味がないから知らないんですね。  なるほど本当にこんな喋り方をしていたのか(爆)  単なる映画化のオーバーゼスチャーだと思ってたから・・  本当にこんな早口で自信満々に喋るんだ。  敵やマスコミ相手だと見下したようなケンカ腰で。  ・・面白い個性ある人だったんだ。  まさに有言実行。  試合のときのフットワークもあんな踊るような足取りだったんだ・・  すごいわなぁ。  やはり本人を見ておかないと映画化されたのを見ても・・  またALIを観てみようかな。  これを観てから観たらもしかしたら感動するかも・・  うん、観たくなった。  事実は小説よりなんとやらですよね。  フォアマンの怖さというのがよく描けているのも本人だから。  やはり格闘ものは敵の怖さを描かないと・・  敵が6で主役が4でもいいんですよ。  倒したあとの感動があるから。  ちなみにこの作品は映画ではなくドキュメンタリー映画です。  アカデミー賞他たくさんの賞を取っています。  ここで思い出したのですが、  映画版のALIはメランコリックな演出もあってか、  一般受けはしなかった。  そして原作が(ここでいえばドキュメンタリー)アカデミー賞を取っていて、  映画化されてノミネートされているにもかかわらず、  賞を取れなかった作品が最近の作品で他にもあるのです。 それは、「ミュンヘン」   ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実  1999年   アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞。     ドキュメンタリー賞を受賞した原作の映画化は難しい。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-28 15:26:52)
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