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コメント数 16
性別 女性
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1.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
「タフなだけではだめだ」「人の逆をつけ」「自分を守れ」、、繰り返されるボクシングの教訓は、そのまま登場人物の人生そのものと重なります。ボクシングは体に沁みついてしまうスポーツのようで、スクラップやデンジャーのようにそこから離れられない(そこにいるしかない)者もいる。けれどフランキーとマギーの二人がそこに戻ってくることはない。マギーの母が一言「よく頑張ったね、誇りに思うよ」と言ってくれたらどんなに救われただろうかと思うと、そしてフランキーの映画には描かれないそれまでやこれからを考えると、、悲しすぎる孤独や絶望に、心が沈みこんでしまいそうです。これは映画なのだからと自分に言い聞かせてみても、受けてしまった衝撃は当分薄れそうにありません。それでも観て良かったとも思います。マギーの頑固で気高い魂や、彼女を守ろうとするフランキーの葛藤が、深いグリーンの色調の中で美しく息づいていました。イーストウッド監督の演出も演技も音楽も、円熟という言葉では足りないほどの凄みがあり、他の映画をかすませるような残酷ささえ感じました。
[映画館(字幕)] 10点(2005-06-03 13:31:11)(良:3票)
2.  恋愛手帖
ジンジャー・ロジャース(当時28~29歳くらい)が、三つ編みセーラー服姿で15歳の少女時代も自ら演じています。アステアとの10年来のコンビを解消して新境地に挑もうとする、その意気込みのなせるわざ、無理があるとは誰にも言わせない迫力です(笑)。この映画、最初から最後までスマートな演出や気のきいたセリフがいっぱいで大好きです。例えば、身分違いの名家の恋人の親族たちにむかってのキティの「あなた方みたいになるには6代かかるわ!」。「6代」っていうところが可笑しいやら切ないやら(笑)。ジンジャー・ロジャースはこれでアカデミー主演女優賞を獲得して、以後も映画に舞台に充実した女優人生を送ります。allcinemaのプロフィールによると離婚歴5回とか、キティ・フォイルもびっくりの恋多き人生でもあったようです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-15 23:09:25)
3.  モガンボ
エヴァ・ガードナーとグレース・ケリー、そしてクラーク・ゲーブル。ハリウッド史上最高の美男美女が揃った豪華なキャストで、新春から眼福にあずからせていただきました。遊び人のエロイーズ(A・ガードナー)と温室育ちのリンダ(G・ケリー)、役柄のタイプは異なるものの、ともに情熱を秘め気品漂う二人の女優の美しさには、ただただ見とれてしまいます。髪型やファッションも、仕草やポーズも、美女が堂々と美女を演じていて気持ちいい程です。この二人を前にしては、ヴィクター(C・ゲーブル)でなくとも優柔不断になりましょう。また東アフリカが舞台のこの作品で、小象に引き倒されたり、キリンと船に乗ったり、ベッドには大蛇がいたりと、他の誰よりも多くの野生動物と共演してみせたA・ガードナーの度胸の良さも見所です。特にテントの中に、、、のシーンは愉快で大好きです。『紅塵』(1932)のリメイクですが、キングの魅力も健在で、G・ケリーに「あなたを見ずにはいられないわ」なんて言わせるあたりはさすがです。そしてラストカットはジョン・フォード監督らしい素晴らしい美しさです。
8点(2005-01-07 15:19:59)(良:1票)
4.  コンチネンタル
私の一番好きな映画監督はマーク・サンドリッチ(とジョージ・スティーヴンス)、一番好きな俳優はフレッド・アステアで、女優ならジンジャー・ロジャースです。バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンは華麗な空中プレーで「エアー」と呼ばれましたが、アステア&ロジャースは映画界の「エアー」と、私は勝手に呼んでいます。『コンチネンタル』は二人の初主演作で、DVDのパッケージには「『トップ・ハット』とならぶトップ・クラス」と書かれていますが、そこまでは、、どうでしょう。けれどこうしたブームの原点的な作品には、すでにあらゆる全ての要素があるような気がします。歌にダンス、コメディ、ロマンス、ハッピーエンド、そしてスタイル。当時の観客と同じ気持ちになって、ただ眺めてうっとりしていたいものです。ガウンを脱いでタキシードに着替える、たったそれだけの動作で観客を楽しませ魅了する。不世出の大大大スター、フレッド・アステアにありがとう。
10点(2004-12-18 08:57:28)(良:3票)
5.  静かなる男
ケンカ好きの負けず嫌いでアイルランド魂のかたまりのようなレッド・ダナハーが、妹に近寄るジョン・ウェイン演じる主人公が気にくわずこう言います「手帳に書いてやる!」。これは(お前を俺のブラックリストに載せてやるぞ)というような慣用句だと思って観ていたら、本当に目の前で手帳を取りだしカキカキとなにやら書き込んでいる(笑)。そして「ほら、お前の名前を横線で消してやったぞ」などと得意になっているのです。これはされた方もかなり不愉快でしょうけれど、少なくともいきなり殴り合いになるよりはスマートな方法で、私もいつか真似してみたいと密かに思っています(笑)。頭にきたことを手帳に書いて線で消すだけでも結構イライラ解消に効果的なような気がするのです。映画では結局最後は殴り合いですが、最高に楽しい殴り合いです。それから「風と共に去りぬ」のスカーレットのあの気性がどうも、、という方も多いと思いますが、そういう方にも、この映画のケイトの、誇り高く気が強い悍馬のごときアイルランド女性の気質が魅力的に感じられるのではないかと思います。
[ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-03 00:37:05)(良:1票)
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