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ピカレスク。さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 22
性別 女性
年齢 39歳
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1.  ヤギと男と男と壁と
この映画が好きな人には『ダーウィン・アワード』という作品も是非お勧めしたい。2作とも、バカでピュアで憎めない男たちの、斜め上を行った人生を描く、笑える良い映画である。おそらくこの映画がつまらなかったという人は、ずれた観点で観てるか、彼らの良さが分からない、或いは良いと思わない人達なのだろう。役者の個性がよく生かされた豪華で絶妙な配役が素晴らしい。彼らの演技がこの映画の笑いに大きく寄与している。また、千原ジュニアが考えた邦題もこれ以上ないものである。終わる頃になってふと「壁」の意味って何だったんだろうと考えていたら、最後の最後に「壁」の意味が鮮やかに浮き彫りになり、同時に作品の本質を捉えてもいる。そのとき余計にこの映画が好きになる。
[地上波(字幕)] 7点(2013-05-15 19:59:48)
2.  フローズン・リバー 《ネタバレ》 
主演のメリッサ・レオの演技も然る事ながら、チャーリー・マクダーモットが繊細な演技で長男の内にある思いを過不足なく表現していて素晴らしかった。母親の行動は息子にとっては不安や心配の種だったろうし、当然のことながら悪い方向へ転がって行っちゃったけど、お互いがお互いのことを考えてるし相手の思いも分かっているからラストのあの落ち着きがあるのだろう。この息子はきつかったと思う。だけど母親が捕まったことで、伸し掛かってきていた不安や問題から逆に解放されて、肩の荷が下りたんじゃないかな。清清しいラストで良かった。グラントリノと比較されてるようだけど、イーストウッドの凡庸な演出が嫌いな自分は、今作は別物だと主張したい気持ちになる。
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-14 22:01:32)(良:1票)
3.  トラブル・イン・ハリウッド
最初に投稿された方が指摘されてるように、自分もロバート・アルトマンの「ザ・プレイヤー」を思い出した。悪くはないけど切り込み方が弱いから、これなら「トロピックサンダー」を見てバカ笑いしてるほうがいいかな。毒っ気と着目点もベン・スティラーの方が上。鑑賞目的だったショーン・ペンはやはり出番は少なく、面白く扱われてるわけでもなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-02-14 12:19:51)
4.  インセプション 《ネタバレ》 
ダークナイトの期待を背負いながらまずこれだけの野心的な大作を作り上げた所は素直に凄いと思う。 夢の中に入り込んで~という大まかな設定自体は 自分が知る限りでも存在するし、そう斬新なものではないが、夢に階層を設けてる所とか細かな設定がオリジナリティあって良し。 ただ、ところどころ映画内ルールに疑問点が。1階層目の夢で橋から落ちて2階層目は無重力になってるのに3階層目の夢に影響はないのは何故?キックは聞こえてるのに・・・とか、 他人の夢の中で別人の意識の投影が入り込んでくるという設定はいくらなんでも強引すぎないか?とか、 その他諸々、疑問点を挙げるときりがない。 SFファンタジーの作りものなんだからと言われればそれまでだけど、都合の良いように理論を無視して作るなら 何だってできると思うし、せめてもっと理論を付けて欲しい。 それとノーランは映像クリエイター的な才能とエンタメ大作の作り手としての世界観の構築とかは優れてると思う反面、人間ドラマの描き方が画一的で見せかけだけのものだというダークナイトからの思いを強くした。 主人公コブとモルの関係も、御曹司と父親の関係も全てが類型的でセリフが安っぽく、心に響いてこない。ディカプリオの役なんかはシャッターアイランドと被ってるから比較しやすい。役者はみんな演技派で心に響く良い演技する俳優なのに、今回に限っては何も伝わってこなかった。これじゃあ物足りない。三島由紀夫は黒沢明のことを「思想は中学生並」と言ったらしいけど、ノーランにも同じことが言えると思う。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-02-14 11:56:39)
5.  イナフ
中途半端な作品。「ロング・キス・グッドナイト」くらいの突き抜け方をしてほしいところ。ジェニファー・ロペスはジーナ・デイヴィスにはなれないだろうけど。
[地上波(字幕)] 3点(2011-02-14 11:53:05)
6.  落下の王国 《ネタバレ》 
映像の美しさは然ることながら、自殺願望のある青年と無垢な少女のストーリーにも目が離せなかった。映画の中での物語と現実が作用し合い、互いに変化を与える様が面白い。終盤の、物語を交えたロイの葛藤とアレクサンドリアの「立って」という懇願のクライマックスは涙なしには見られなかった。役者の演技に後押しされてる部分も大きいだろう。ロイを演じるリー・ペイスの、優しくも暗い眼差しがあの役にリアリティを与えていたと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-10-06 19:06:35)
7.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 
主役の女優さんが自分にはいまいちに思えました。そしてアン・リーの作品は美しいけれども、いつも心を揺さぶられるまでとはいかないのが残念。キャラクターがキャラクターという枠を超えられてないような印象を受けます。セックスシーンもあそこまで映したのだからもっと官能が欲しかったです。でもイーが逃げるシーンは鮮烈で良かった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-03 03:26:28)
8.  カリギュラ
中身のない人間が絶対的権力を手にしたらどうなるのか。それが始まりから終わりまで描かれていた。秩序の崩壊と快楽的欲求のスープ煮込みといった感じで、まあこうこう世界も有り得るということを映画にするのも私は悪くないと思った。
[DVD(字幕)] 6点(2009-03-22 17:22:39)
9.  ライフ・アクアティック 《ネタバレ》 
同監督の「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ダージリン急行」は乗れなかったんだけど、この映画は何故だかツボった。音楽の使い方が巧くって、海賊の居るうらびれたホテルに潜入するシーンなんて面白すぎる。潜水服が宇宙服に見えるこの不思議。また豪華な俳優陣が揃いも揃って良い演技を見せてくれている。ビル・マーレーはこういう役はもうお手のものだろうから置いといて、何より笑わせてもらったのがウィレム・デフォー。一人短パンで頑張ってる姿が可笑しくて可笑しくて。それからオーウェン・ウィルソンも今までとは異なるキャラクターを見事に演じてたと思います。最後のほうのサメのシーンはバカみたいだけど美しかった。
[DVD(字幕)] 8点(2009-03-22 16:45:07)
10.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
麻薬密輸のアメリカ人青年を自由獲得の象徴はたまた英雄にでもしたかのようなこの肩の入れようは、知性がなく根本的に間違っていると感じた。確かにこの事件でのトルコ政府の傍若無人さは糾弾する値はあるが、アメリカ人青年の否をまるで無かったかのようにする描き方、デリケートな問題なのに両者の立場に立つつもりが全く無かったことは、あまりにも配慮がないし、その時点で映画としての価値が下がったと私は思う。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-22 15:45:11)(良:1票)
11.  イカとクジラ
先にマーゴット・ウェディングを観ていて独自性を感じたのでこっちも借りて観たんですけど、この監督気に入りました。そしてこの監督は絶対マザコンです。脚本が素晴らしく、小説的な映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-03-20 22:05:25)
12.  スタンドアップ
絶対セクハラ野郎の役だと思ってたウディ・ハレルソンが真面目な弁護士役で登場したことに何より驚きました。でも意外と似合ってて良かったです。それからフランシス・マクドーマンドとショーン・ビーンの夫婦は素敵でした。マクドーマンドはやっぱり上手いし、ショーン・ビーンの繊細で優しそうな演技は良い。実話をよりドラマティックに脚色したのがよく窺える作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-20 21:49:51)
13.  俺たちフィギュアスケーター
おバカ映画は嫌いじゃないんですけど、この映画はその中でもあまり笑えませんでした。欧米の元フィギュアスケート選手が結構出てきてたんで、その辺りで楽しみました。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-20 21:33:58)
14.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
興奮したくて観たんだけどいまいち乗れずに終わってしまった。アクションシーンを見る映画だから他はまあどうでもいいんだけど、もう少しかっこいいハチャメチャ具合だと良かったな。それから、後世にこの戦いを伝えねばと主張していたことを考えると、ナレーションを多くした意図もまあ納得。アルカディア人の扱いは面白かった。「素人は役目を果たした」って(笑)
[DVD(字幕)] 4点(2008-11-28 21:24:12)
15.  ダークナイト(2008)
山場山場のオンパレードで飽きさせない作りに圧巻。一級品の作品に仕上がっていると思う。ただ、アクション映画として心躍るシーンはいくつかあったが、自分にとっては心を揺さぶられるほどの作品ではなかった。やはりこの作品のテーマである、ヒーロー云々善悪云々という話に全く興味が持てなかったのが要因だろう。はっきり言って薄っぺらい。しかし役者陣の力には素直に拍手を送りたい。特にヒース・レジャーは完全にジョーカーになりきっていて、彼を観に行ったはずが、そこにヒースの姿は全く無かった。一挙手一投足見逃すまいと、貪るように彼の動きを観ていた自分。本当に素晴らしい俳優を亡くしました。
[映画館(字幕)] 7点(2008-09-23 18:59:26)(良:1票)
16.  イントゥ・ザ・ワイルド
観る人の人生観や価値観、人生経験によって評価が全く変わってくる作品だと思う。私はただただ素晴らしいと思った。今あるものを捨てるしかない、それしか道がない、そういうときが人にはあると思う。主人公クリスの行動を非難する人も居るかもしれないけど、彼の繊細さと人生に対する真摯さを思うとそんなのがばかげてくる。今この時代にこういう作品を撮ってくれたショーン・ペンは、本当に素敵な人だとつくづく思った。敬意を込めて。
[映画館(字幕)] 10点(2008-09-23 18:24:46)
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