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1.  SING/シング:ネクストステージ 《ネタバレ》 
相変わらずのムーンの山師っぷりが笑える。前作より今回の方がショーにかける内容も時間も濃い。それもそのはずでキャラたちは「プロ」になっているから。 歌手になるという夢を叶えたのだからどう向上していくか。プロになったからには「苦手だから」「出来ない」は許されなくなってくる。みんなどう乗り越えてくるか、をさらっと見せている。キーポイントは「寄り添ってくれる人」ではないかな~と思った。 クレイは「寄り添ってくれる人」を失ったから歌えなくなった。でも、仲間を得てステージに帰ってくる。 もう少しクレイとアッシュとの時間を描いて欲しかったかもな~(時間の都合でカットされたかな?;) もう少しシャクが欲しかったとも思うが疾走感を重視したのかな~でも各キャラ達の個性あふれる魅力は素敵。 みんなの歌唱力はさすがの一言。ショーのシーンも舞台演出が見事。何回も観てしまう作品の一つです。 個人的にはなんとってもムーンの毛並みよ!ぬいぐるみ感満載で触りたくてたまらん! ジェットエアで爆発しているふわふわ毛なんか手をのばしそうになったわい!
[地上波(吹替)] 7点(2024-03-21 21:56:13)
2.  エベレスト 3D
実話が元になっているという事でリアルで非情な内容でした。映像は美しくかつ山の無常さがひしひしと感じられた。 この映画で思い出したのは2017年に起こった高校生山岳部の雪崩事故(8人が亡くなっている)その日は雪崩警報が出ていたはずなのに「通例通り」の登山講習会が行われて事故が起こってしまいました。 誰も警報を確認しなかったのか?「止めよう」とは言わなかったのか?「通例だから」と無思考で無責任の果てに生徒達が死亡する(親はたまったものじゃない) 極限の場所では一瞬の判断が生死を分ける。それを誰もが忘れていけない。 「これまで大丈夫だったから明日も大丈夫」と思ったらおしまいなんだよな~と痛感しました。
[地上波(字幕)] 6点(2022-03-05 22:01:00)
3.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
数年前に大海原に一人取り残された事がある。乗ってきたボートが私が泳いでいるのに気付かず発進したのだ。すぐ引き返してきたのでほんの1、2分だったがあの孤独と恐怖。足の下は地のない底なしの世界が広がるあれを味わった身としてはライアンに感情移入しまくり。あの恐怖の中でよくあれだけ行動できたよ。すごいよ。「いつ死ぬか分からないけど今日私は死ぬの」の感覚も分かる。内側から開けられない冷凍庫に入った事があるから。ドアが閉まっていると分かった時、「1時間後にあなたは死にます」の現実をつきつけられる恐怖。ジョジョという漫画の2部でカーズの最期を思い出しても恐怖が沸いた。早い段階でマットが退場するので、途中でライアンが死んでマット側に切り替わるのでは、と思っていたので余計に怖かった。マットがやってきた時は彼が死んだ時かもしれない。大気圏突入で「焼け死ぬか分からないが良い旅だった」というのは人生の事だと思う。宇宙で一人「死ぬのが怖い」と言っていた彼女が死の覚悟をしているのは最後まで諦めなかったからではないだろうか?ガンジーの言葉「あなたの行動で世界は変わらないかもしれないが世界にあなたが変えられない為の行動なのだ」死は変わらなくとも「諦めなかった自分」と「諦めて無気力で死んだ自分」とでは絶対に違う。最後のシーン重い重力の中で立つライアン。あれはマットとの会話「ここにいれば静かで安全だろ」を思い出す。重力とは生きていくうえでの苦しみや悲しみやしがらみの事かもしれない。娘を失った悲しみと苦しみは決して癒される事はないけれど、娘が与えてくれた幸せと喜びも決して消える事はない。だから地球に帰ってくるのだと思う。たとえ死んだとしても。
[地上波(吹替)] 9点(2021-11-13 19:34:39)
4.  アリー/スター誕生 《ネタバレ》 
最初は敏腕プロデューサーが才能のある女性をスターに祭り上げて利用する話かと思ってたけどそうじゃなかった。アリーの話じゃなくてジャックの「男性版ジャニス・ジョプリン」の物語だった。ジャニスファンの私としては号泣もの。ガガは平凡なウエトレス時代からオーラ全開。「自信がない」と言ってもあのオーラではな~;純粋にキラキラ目を輝かせて力強く前を向いて歩いていく。一方ジャックは才能のあるスターなのにいつも俯いて自信なさげ。去っていかれるのが置いていかれるのが怖くてどんなファンにも要求にも頷いてみせる(プリティウーマンはひどかった;あんな下手な歌手に歌わせるなんて;あんなにラリッてもジャックの演奏は完璧でどんな時にでも「ミュージシャンとして腕は一流」である事が一発で分かる)アリーは写真を撮ろうとするファンを殴りつけてでもジャックを守ろうとする。そりゃあジャック惚れちゃうよ。結局、彼女の足を引っ張りたくなくて逝ってしまう。ジャニスの運命を知っている自分としては途中から「止めてくれ~遠くに去るだけにしてくれ~」と心の中で叫んでいたがダメだったか…チープな物語と感じる人もいるだろうがある程度大人になると分かるんだよ。「自ら命を絶つ人の多くは優しい人」なんだって事が…(T_T)
[地上波(字幕)] 8点(2021-10-02 21:23:38)(良:2票)
5.  栄光のル・マン 《ネタバレ》 
いぶし銀映画でした。確かに脚本はもの足りないが差し引いてもあまりあるリアルなカーシーン。CGでは決して出せない現実感という重み。今じゃ金かかりすぎて決して撮れないでしょうな~午後4時にスタートする時の緊張感はヒリヒリするほど。スターであるマックイーンが優勝する万歳映画じゃなくて個人的には良かったですが、確かにハリウッドではうけなかったでしょう。興行的には失敗したのも頷ける;「男のやる事に女が口だすな」映画という解釈もあるようですが、私はそうは思わなかった。夫を亡くした女性は彼女もレースから離れられないレース人間なのだと思う。夫を亡くしてもマスコミにまとわりつかれても「自分である為に」帰ってきたから。「命をかけるほどのことか」という問いは自分自身への疑問なのだろう。
[地上波(字幕)] 6点(2021-09-05 21:29:36)
6.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
「羊~」の続編と思ってみると違和感を覚えた方が大勢いらっしゃるようですが、それもそのはず。この原作は「羊~」の映画でクラリス役を演じたジュディ・フォスターにすっかりノックアウトされた原作者がレクター博士を自分にみたてたクラリスとのラブストーリーなのですから…;それを知ったうえで鑑賞するといろいろ腑に落ちるものがありますね。クラリスの周りの男達の最低っぷりやレクター博士の超人っぷりなどなど(「羊~」でのクラリスが憧れていたのは上司だったのに)二人のラブラブは映画はマイルドになってますが原作を読むと納得です。原作のラストとか「どんだけ~」です;
[映画館(字幕)] 7点(2021-08-21 20:42:03)
7.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
いぶし銀映画でした。ヘタに感動させようとか、過剰な演出があるわけでないのに機長の苦悩が淡々と伝わってくる。望んでもいないのに勝手にヒーローにまつりあげて落とす世間と航空会社。時間軸が結構とぶけど混乱しないのはすごい。 現場にいる人はその時その時に最良の決断をしようと必死なんだよな~にしてもシュミレーションやった人が●●回目って…;大呆れ; (しかもこれから何が起こるか分かっている訳だし調査委員会ひどい;しかもそれがばれたら機長もちあげてごまかしかい~) 機長は最後まで「私だけでなく、みんながいたから助けられた」と決して奢らない態度が光る。 40年間つみあげてきた経験と乗客を助けたいという自分の行動が間違ってなかったと確信できて本当に良かったです。 命を預かる仕事って本当に厳しい…
[地上波(吹替)] 8点(2021-08-02 17:42:09)
8.  マッドマックス 怒りのデス・ロード
マッドマックスとタイトルのついた映画は数十年前にテレビ放送を観たきりでそれ以来観ていませんでしたが好きな女優さんにつられて鑑賞。創り上げられた狂気の世界っぷりがすごい。これは他の星の神話なのだと思って鑑賞するとしっくりきました(監督もそのつもりで描いているのではないだろうか?)マックスは彷徨えるヘラクレスでありユリシーズな訳です。そう考えると最後にマックスが去っていくのは必然なのだろうな~
[地上波(吹替)] 7点(2020-09-13 13:09:41)
9.  オルカ 《ネタバレ》 
小学生の頃に鑑賞してショックを受けた作品です。「野生のエルザ」と同じく、私の自然界に対する考え方の方向を決定づけたかもしれません(今の社会視点から観るといろいろ問題があるかもしれませんが) 鑑賞時にラストで潜っていくオルカに対して「オルカはこれからどうなるの?」と今は亡き父に尋ねると「死ににいくんだよ。オルカは哺乳類だから呼吸しないと生きていけない。深く潜るのはもう帰ってこないつもりだよ」と答えが返ってきたのを覚えています。
[地上波(吹替)] 8点(2020-08-09 18:55:22)(良:2票)
10.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 
「B級パニックサメ映画」と一言で言ってしまえる映画でしたね~B級パニック映画は映画ではなく、アトラクションと考えて鑑賞すればまあ、そこそこ満足できる(アトラクションなのだから映画館でこそ観るべきなのかもしれない)サメ映画は名作「ジョーズ」があるから製作陣はそれを超える映画をつくるのは諦めているのかもしれません。だから娯楽アトラクションに力いれるしかないかも。それでドンドンでかくなるのかな?メガちゃんの最期ですが「弱ったところを他のサメに食い殺される」のは弱肉強食の自然界を感じさせてよかったです。でもな~でもな~思っちゃうんですよ。名作「ジョーズ」のような上質のサメ映画でないのかな~って;普通の人間が金がないからしょぼい設備で自然界のモンスターに立ち向かわなければならない絶望感と使命感と緊張感が感じられる映画が;金がありふれてますね、と言わんばかりの物量作戦じゃなくて「知恵」で立ち向かう映画がさ~もう一度観たいんだよな~;
[地上波(吹替)] 5点(2020-08-09 18:36:47)
11.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
アフリカ旅行で実際に車の真後ろを象が通った時の感動「恐竜歩いてる~」と思いましたよ。作中で恐竜みて感動している人も同じなんだろうな~と思いました。あまり期待せずに恐竜鑑賞を目的とするならば、まあ、それなり…;にしてもやっぱりいかんよな~恐竜映画をB級パニックしちゃう脚本…;自然を支配できると勘違いして愚行を繰り返す人間の醜さを描きいれたいんだろうけど、他にやり方あるだろ~オークションはいらんのよ。オール島舞台で恐竜をサンクチュアリに移動するプロジェクト話でいいのよ。プロジェクトの困難を乗り越えつつ、その中で各々の野心や立場が交錯する話でいいんだよ;最終的に1頭しか移動させられなかった…人間の無力さを思い知る…みたいなのとか…(舞台を島から移すから緊張感がなくなってしまった。エイリアンも宇宙船という閉鎖空間だからいいように)次回作があるなら熟考求む!
[地上波(字幕)] 5点(2020-07-25 13:19:57)(良:1票)
12.  オーシャンズ8
サンドラ・ブロックとケイトお姉様のカッコよさをひたすら楽しむ映画でした。「45ドルも持っているんだからどこでも行ける」自由を抱きしめて刑務所出て行く姿からノックアウト。ライダース姿のケイト様には思わず「踏んで下さい」と言いたくなりました。 オーシャンズと違ってこちらは全女性グループ。獲物もジュエリー、セレブのパーティー会場とゴージャスずくし。 計画は上手くいきすぎてちょっと肩すかしかもしれないけど(カルティエは女性を警護するのに女性SPをつけないとか)野暮な事は言わないで華やかさを楽しむべし。ちらりと覗く「どこかで女性を見下している風潮」への皮肉が効いてる。 ダフネに対する「胸の大きな女は頭が悪いという偏見」なんてもろじゃないでしょうか? セクハラ問題で風穴開けたハリウッドの女優達に心からエールを送ります。
[地上波(吹替)] 7点(2020-07-11 20:37:20)
13.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
久しぶりに素晴らしい映画を観賞したな~と思いました。ストーリー自体はよくあるものかもしれませんが、一人の少年の視線を通した「狂った時代」の残酷さを美しい映像と無駄のない脚本で丁寧に映像化していたと思います。「狂った時代」では命や日常がなんの理由も前触れもなく簡単に奪われていく。母親の死さえも。母親の息子に対する思いは「愛」と「恐怖」の混じった複雑なもの(愛する息子であると同時に、レジスタンである自分をいつ密告するか分からないナチなのですから)ですが、ヨハンソンは見事に演じていました。大尉の言動ですが、彼が同性愛者であった事を考えるとよく理解できると思いました。恋人はおそらく常に付き添っていた部下でしょう(羊飼いのシーンで示唆されていました)ナチス政権はユダヤ人の他に同性愛者や障害者も虐殺していました。大尉自身、自分を偽って生きる事を強要されていた一人だったのです。だから勇気をもってレジスタンス活動をしていたジョジョの母親を心の中で尊敬していたと思うのです。最後の戦いで恋人(部下)と死ぬ覚悟で挑むも、恋人だけが死んだのではないでしょうか。だから勇敢に戦って処刑された尊敬すべき女性の息子を命がけで助けたのだ、と思います。大人は子供を守るべきなのに、子供に平気で爆弾を付け、銃を渡すドイツ女性との違いを鮮明に感じました。最後にジョジョの親友が生きていて本当にほっとしました。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-02 11:55:23)(良:1票)
14.  キャロル(2015) 《ネタバレ》 
ずっと気になっていた映画でしたが、やっと鑑賞。二人の女優の圧巻の演技力を見せつけられました。誰もが認める大女優のすごいオーラ。それに飲みこまれない若女優もすごい。激しいやりとりがある訳ではないのに「退屈」なんで感じることがまったくない。ギリギリまで削り取ったかのような脚本も、二人の女優の演技力があったればこそでしょう。いや~すごいわ… 男性で「フェロモン垂れ流した」みたいな表現をする事がありますが、キャロルはまさにそれでした。女性であんなに気品あふれる魅力フェロモンムンムンな方初めてみたわ。そりゃ若いテレーズはイチコロでしょう(あんな美しい妻は旦那も手放したくないでしょう) 途中まで「友情か愛情がわからない感じで最後までいくのかな?」と思っていましたが甘かったです。そんな中途半端な映画じゃございませんでした。美術も隙がなく久しぶりにクオリティの高い真の恋愛映画を観た気分です。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-07 22:04:58)(良:1票)
15.  普通の人々 《ネタバレ》 
まだ、若い時に一度見ましたが再度観賞。普通の人々の心理をさりげない演出で見事に映し出していた良作であると気づきました。かなり繊細な映画ですので、その繊細さを理解できるかどうかでこの映画の評価が決まると思います。現在、職場でこの映画の母親そっくりの人がいるので、次男のイライラがとてもよく理解出来ました。特に退部のシーンで母親と言い合いになる場面。「母さんが怒るのは人が自分より先に知っていたから」どうして退部したのか次男に理由を聞きもしない。フレンチトーストを捨てる場面といい、この母親は他人の気持ちなど考えたことがないのではないでしょうか?「人から私が幸せに見えるか」ばかり気にしている。だから溺愛していた長男が亡くなった悲しみも表せない。父親曰く「君は弱い人」だと言いましたが、私は「哀れな人」と思いました。次男が母親を抱擁するシーンですが、ラストやセラピストとも抱擁との違いを比べずにはいられません。この母親はわが子を抱きしめてやることも出来ないのです。そして、彼女自身もそんな自分に気づいたのでしょう。だから、何も言わずに去っていった。去っていくだけの理性があったのがせめてもの救い。離れて暮らすほうがお互いの為、なんて家族としては悲しいですね。
[地上波(字幕)] 8点(2017-12-03 15:12:10)
16.  ジュラシック・ワールド
これ、映画館に観に行ったんですよね~子供の頃から恐竜が大好きで(ジュラシックパークは本当に嬉しかった) パニック映画になる筈だから、スクリーンで恐竜の迫力を味わいたい、と思いまして;正解でした;ストーリーには期待していませんでしたのでまあ納得していました。でもね~地上波放送で再観賞して思いました「登場人物がバカじゃないパニック映画って作れないのかね~?;」と;
[映画館(吹替)] 6点(2017-08-06 23:09:13)
17.  フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 《ネタバレ》 
話題になっている小説、というので小説を読んでから観賞したのが良かったのか、私的には好印象。性癖の話が出てきますが、「性」に悩んだことがある人なら、結構、ぐっとくる映画なんではないでしょうか? ここまで極端でなくとも、普通の恋人同士でも「好きなんだけど性の相性が…」と悩む人もいるでしょう。「性」は「性格」と同じくらい大切だし。 「性」の不一致を普通の女の子がどう乗り越えるのか?その問題を普通に正面きって描いてみせたのは画期的だったかもしれません。 まあ、イケメン男のハーレークインっぷりは笑えましたが、内容がハードなのでソフトにする要素と考えれば許容範囲か?; 一方アナちゃんは可愛くていいですね~ちょっとあかぬけてないところが無防備っぽくていい。 処女だった彼女ですが、性に真剣に目覚めていく様は「少女→女」になっていく過程を見ているようで、応援したくなりました(契約交渉のシーンとか「フレーフレーアナちゃん」)でも、まだ「男を手玉に取る大人の女」にはほど遠い、といった感じが初々しくて良かったざんす(私しゃオヤジか;)
[DVD(字幕)] 7点(2016-12-19 22:45:09)(笑:1票)
18.  オール・ユー・ニード・イズ・キル
「ギタイ」は「もののけ姫」のタタリ神からヒント得たっぽい。原作は日本のライトノベルらしいし…(日本好き?;)
[地上波(吹替)] 4点(2016-09-02 23:41:44)
19.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
話的にはよくあるSFストーリーでしたが、脚本の妙と映像と音楽の美しさは素晴らしかったです。「静」なカメラワークは個人的に好みで、最近、動きすぎな画面にうんざり気味だったので嬉しかったです。元カメラマンだったスタンリー・キューブリックを思い出させました。 もしかしたら「カメラマン」的な仕事や勉強をしたことがある人なのかも。 人類存続の他に「男女の三角関係」がからんできますが、なんで最近のSF映画は「愛」をいれないと気が済まないんでしょうか~ 万人の共感が得やすいのかもしれませんが、そこから脱出しないと「マンネリ感」からの脱出は無理な気がします。 「エイリアン」「アンドロメダ」「2001年宇宙の旅」のような容赦ないSF映画がまた観てみたいな~と思いました。
[地上波(吹替)] 7点(2016-08-27 22:34:10)
20.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 《ネタバレ》 
サブタイトルのとおり、不倫の二人は最後まで関係を持ちません。そこが古典的というか現代では失われてしまった「奥深さ」でしょうか。 でも、やっぱり上流階級に生まれた人は最後までその階級から出られないというか出ようとしないんですよね。 上流階級の「決して本音を言わない優しい冷酷さ」は怖すぎ…; 最初からその上流階級の人望を「得られなかった」男性は離婚と再婚を果たした。 一方、その階級の人々から愛されていたニューランドは最後まで自分の心のままの人生を生きられなかった。 その対比がさりげなく描かれていましたが、結構、監督が言いたかったところってそこかもな~と思いました(ちょっと前に流行った本「嫌われる勇気」ってやつ?) さすがスコセッシ監督と思わせる美しい背景やセット、映像の色使いのセンスは素晴らしかった。 俳優さんで素晴らしかったのはなんといってもウィノラ・ライダー。 皆さんご指摘の通り、ミシェルは好きな女優さんですが、この役にはイマイチでしたか?; 「異端」の雰囲気はあったけど、それにふさわしい行動がなかったような気がします。 ケイト・ブランシェットみたいな女優さんがよかったのでは? 最後に「会わない」選択をしたのもニューランドならでは。やっぱり「枠」から出れないんですよね。 ほっとしたような淋しいような気がしましたが、この映画の結末にはふさわしい、と納得はしました。 良質な映画だけど、もう、ひとひねり欲しかったかな~と言ったところ。
[地上波(字幕)] 6点(2016-06-04 14:56:02)(良:1票)
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