1. ショーシャンクの空に
ネタバレ この映画は観たあと何年経っても思い出すし、たぶん永遠に心に残り続けるだろう傑作だと思う。初めて見たのは20年くらい前になるわけだけれどストーリーを冒頭から終わりのジワタネホの砂浜まで全て思い出すことが出来る。物語も役者の演技も音楽もどれも良かった。特に良かったのは屋根の上で仲間達がビールを飲んでいるのを眺めているシーンとフィガロの結婚の手紙の二重唱を流して立て籠るシーン。どんな絶望的な状況になっても希望を持ち続けることが大切だと言い続けたアンディと希望は危険だと言っていたレッド。心に沁みる映画だ。 [映画館(字幕)] 10点(2015-12-16 00:38:50)(良:2票) |
2. ゾンビランド
ネタバレ 面白かった。ロメロのゾンビ映画とかだと独特の閉塞感とか緊張感とかあってドッシリしてるけど、本作はゾンビ映画では珍しく移動が多く閉塞感よりむしろ開放感というか爽快さすらある。だから、ゾンビを撃ち殺して進むガンシューティングの実況プレイ動画を見るような気軽さで鑑賞できる。もちろん、グロも悲しさも多少あるけど、どちらかと言えば楽しい映画。いや、むしろ楽しい映画だと思う。噂に聞いてた某大スターの出演シーンは確かに妙に印象に残る。でも、あの退場の仕方は悲しいな。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-06 01:21:16)(良:1票) |
3. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
この映画の最大の特徴はマンガ的でゲーム的な世界観。 擬音や集中線が視覚的に表現され、 主人公を襲う元カレの全員が超能力者だったり、 倒すと消えてコインになったりとマンガやゲームみたいな世界になっている。 この世界観はマンガやゲームに慣れ親しんでいないと、 ちょっと抵抗があるのかもしれないが、若い世代なら心配ないだろう。 むしろ何に抵抗があるのか分からないぐらいだと思うし、 上手くハマれば最高に面白くてたまらないはず。 [映画館(字幕)] 7点(2011-12-20 12:20:19) |
4. タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
この冬、子供を連れて映画に行くならコレで決まりでしょう! 大人も子供の頃に学校の図書室で読んだタンタンの映画化ということで きっと思わず笑みがこぼれるはず。 しかも、インディジョーンズを彷彿とさせるアクションシーンやディズニーアニメのようなコミカルさで楽しさ倍増。 技術の進歩を見る上でもかつてジュラシックパークを見たときのように未来の片鱗を感じる事が出来るだろう。 [映画館(字幕)] 7点(2011-12-20 12:01:40) |
5. インセプション
ネタバレ 何層にも重なった現実と夢の多重構造や、夢の中でのルールや特殊な現象が細部まで作り込まれていて、主人公の過去のトラウマや周囲の仲間たちとの関係と共に考察するのが非常に面白い作品だった。そういった意味では「2001年宇宙の旅」や「新世紀エヴァンゲリオン」のような作品にも似ているかもしれない。また、本作の最大テーマである夢か現実かという点では今までの作品、例えば「パプリカ」や「マトリックス」などと類似している点があるが、本作はそのテーマを煮詰めた完成度の高さとエンタメ性などからも1つの完成形と言っていいと思う。さらに、頭の疲れる考察をしなくても単純に派手なアクションが面白いし、俳優も魅力的でCGや特撮の技術も素晴らしく見所が多いので広く人にオススメしたい映画だ。 [映画館(字幕)] 9点(2011-12-20 09:39:32) |