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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1885
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1.  ストックホルム・ケース 《ネタバレ》 
1970年代、ストックホルムの大手銀行で起きた人質立てこもり事件。銃と爆弾で武装した二人組の犯人は、銀行員の女性二人を人質にすると警察に無理難題を要求する。その様子は全国にテレビ中継され、当時の首相を巻き込んだ一大事件へと発展するのだった――。だが、時間の経過とともに双方のやり取りが膠着状態に陥ると、事件はおかしな展開を見せ始める。なんと本来は人質であったはずの女性行員二人が犯人に協力姿勢を見せ始め、さらには愛情に近い感情を吐露するようになったのだ。果たして彼らの間には何があったのか――。これはのちにストックホルム・シンドロームとして有名になる、そんな実際の事件を基に描かれた犯罪劇。荒くれ者で粗野な言動を繰り返す犯人を演じるのはまさに嵌まり役のイーサン・ホーク、そんな犯人に何故か心惹かれてゆく人質役には実力派女優のノオミ・ラパス。他にも主人公の相棒役でマーク・ストロングらも出ております。とにかく彼らの真に迫った熱演には圧倒されました。何をするかわからない危険な匂いをビンビン感じさせながら時に繊細で優しい一面を見せるイーサン・ホーク、子供のことを第一に考えながらもそんな彼に何故か惹かれてゆく人質ノオミ・ラパス。どちらも熟練の技を感じさせる素晴らしいもの。ただ、肝心のお話に関しては、僕は若干踏み込みが甘いような印象を持ってしまいました。ストックホルム症候群の語源となった、被害者と加害者の間に生じる不可解な連帯感。自分を殺すかもしれない犯人に人質であるこの平凡な女性がどうして協力姿勢を示し、さらには犯人が捕まると涙さえ見せたのか。その過程にいまいち説得力が感じられない。そこにはもっと観る者の魂を深く揺さぶるような真実があったはずなのでは。事実をただ忠実に再現しただけではやはり、上っ面をなぞっただけという批判をまぬかれないではないだろうか。題材や役者陣の熱演は良かっただけに、僕はどうしてもそこのところに物足りないものを感じてしまいました。惜しい。
[DVD(字幕)] 6点(2022-01-27 06:01:38)
2.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 
たった独りで無人島に漂流した若い男と、腹に溜まった腐敗ガスによって常に〝おなら〟が止まらない一体の水死体。あろうことか、男はその水死体に跨ると腐敗ガスを動力として島からの脱出を図る。その「水死体ボート」の力で何処かの海岸へと辿り着いた男は、その命の恩人である水死体を担ぎ、人の姿を求めて深い森の中へと分け入ってゆく。すると、死んでいたはずのその水死体が何故か彼に話しかけてくるのだった――。心に闇を抱えた孤独な男と喋る水死体との決死のサバイバルを不条理な展開で見せるシュール・コメディ。という設定だけ聞くと超おバカな映画のように聞こえるし、実際海の上をおならの力で疾走する冒頭のシーンから下ネタ全開でけっこう振り切れたそのエピソードに摑みはばっちりでした。でも、この映画のピークはその冒頭10分のみ。その後は中途半端に哲学的かつシュルレアリスムな展開になるのですが、これがまあ独り善がりもいいところ。正直言って監督やスタッフ、俳優たちが内輪のみでこの悪ノリを楽しんでるだけで、映画としては非常に出来が悪いとしか言いようがありません。もう完全なる出オチ映画でしたね、これ。見事なまでに全部のネタがすべっちゃってます。率直に言って、この作品は映画としての枠組み(主題)が全く固まっていないので、その中で何をやられてもまるでノートに書かれた落書きを見せられているようなもので面白くもなんともありません。死体役を演じたダニエル・ラドクリフ君も「どうだい?ハリー・ポッターイメージからの脱却に苦しむ僕が迷走の末、こんなキワモノ役を演じちゃってるぜ。どうぞ、みんなで笑っちゃってくれ」という自虐的な思惑が透けて見え、なんか痛々しくて逆に笑えないんですけど!まあ時間が短かったのと、つまらないけれどそこまで腹立つほどでもなかったので、ぎり2点で。
[DVD(字幕)] 2点(2019-08-18 00:10:12)
3.  スノーマン 雪闇の殺人鬼 《ネタバレ》 
深い雪に覆われた北欧の国、ノルウェー。大都市オスロでは、子持ちの女性ばかりを狙った連続殺人が多発していた。残忍な手法で殺された被害者のそばにはいずれも小さな雪だるまが置かれていたのだった――。酒で身を持ち崩しクビ寸前の刑事ハリーは、配属されたばかりの新人刑事カトリーネとともに調査に乗り出す。だが、ほとんど手掛かりなど残さない巧妙な手口の犯人は、まるで彼を嘲笑うかのように第二第三の犯行を繰り返し、あろうことかハリーに犯行声明ともとれる手紙を送ってよこすのだった。地道な調査の結果、9年前のある富豪夫人の失踪事件と何らかの関連があることまで突き止めたハリーは現地調査に乗り出すのだが、犯人の魔の手は彼の別れた元妻と一人息子へも向かい始める…。連続殺人鬼〝スノーマン〟の本当の正体とは?9年前の事件と何らかの関りがありそうなカトリーネの真の目的とは?そして、ハリーは無事に犯人を捕まえ家族を守ることが出来るのか?雪深い大都市オスロを舞台に、雪だるまをモチーフにした猟奇殺人鬼の正体を巡るミステリー・サスペンス。主演を務めるのは実力派俳優マイケル・ファスベンダー、他にもレベッカ・ファーガソンやJ・K・シモンズ、懐かしのヴァル・キルマーといったバラエティ豊かな面々が脇を固めております。監督は僕とはあまり相性の良くないトーマス・アルフレッドソン。なので豪華なキャストの割にはあまり期待せずに今回鑑賞してみました。前二作と比べるとまだ幾分かは見やすくなったとは言え、やはり今回も合わなかったですね、これ。白が映える美しい映像や雪国特有の乾いた空気感などはとても良かったのですが、問題は肝心のミステリー部分。観終わって大まかなストーリーはだいたい理解できたものの、細かい部分に幾つもの「?」が。要するに、腑に落ちないのです。どうして犯人は主人公に雪だるま入りの手紙を送る必要があったのか?あの犯行との関連を匂わせる変態大富豪や産科医など恐らくミスリードを狙ったんだろうけど、その後どうなったのかほったらかしなのでモヤモヤするし。主人公の相棒となる女性刑事の最期なんて呆気なさ過ぎて、「え、結局なんだったの?」と拍子抜け。そもそも何故に雪だるま?こういった細かい部分が最後までいちいち腑に落ちない。こんなことを言うと身も蓋もないのですが、同じ内容・キャストでデビッド・フィンチャーあたりが監督したら、すごく面白くなりそうという感想を持ってしまいました(笑)。題材や雰囲気、キャストなどは凄く良かっただけに勿体ない。
[DVD(字幕)] 5点(2019-05-01 21:58:38)
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