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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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【製作国 : スウェーデン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  キッチン・ストーリー
凄く「微妙」な映画。意味があるのか無いのか良く判らない微妙な調査。ちんまりしたキャンピング・カーを引っ張るちんまりした車の微妙な隊列。狭い台所の隅に陣取る高椅子から見下ろした微妙な構図。互いを観察し合う二人の男の微妙な行動。その寡黙な男二人が作り出す微妙な間…。アキ・カウリスマキ作品にも通じる微妙さですが(この微妙な感覚は、別に北欧特有のものではないと思いますが…)、私にはこっちの方が解り易かったです。奇をてらったり狙ったりした雰囲気を感じさせず、ベーシックにやもめ男同士の友情を描いてあるのも好感を持ちました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:04:12)
2.  太陽の誘い
孤独に暮らす心優しき“The 40 Year-Old Virgin”の大男と、彼の元にやって来た美しき家政婦が織り成す、少しビターでリアルなお伽話。物語の基本は「美女と野獣」だと思いますけど、それよりも私は「シュレック」を連想した。主人公はシュレック、その友人がドンキー、そして家政婦がフィオナ姫です。主人公は「童貞」という呪縛に囚われ、自分の人生を一歩踏み出すことが出来ない。家政婦もフィオナ姫と同じく人に言えない秘密を抱え、それが彼女の呪縛となっている。しかし「シュレック」同様、呪いを解くのは勇敢な王子様や純真無垢なお姫様のキスではなく、自分自身の勇気。お互いにほんの少しずつ勇気を分け合った二人は、自分で自分の呪いを解き、末永く幸せに暮らしましたとさ…。めでたしめでたし、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-14 00:09:14)
3.  あこがれ美しく燃え
「思春期の少年と大人の女性との秘められた情事」というシチュエーションは、ノスタルジックで甘酸っぱい良き思い出って感じになるのが定石ですけど、そんな都合の良い話なんてそうそうある筈もないし、全盛期のシルヴィア・クリステルやラウラ・アントネッリみたいに、魅惑的で「親切」な美女がザラにいる訳でもない。ましてやずる賢い大の大人は、アホなガキより一枚も二枚もうわ手なのが普通です。本作もノスタルジーはそのままですが、「甘酸っぱい経験」は「苦い失敗」として描かれます。サカリのついたガキとグダグダの生活に疲れてる女の間に愛情は芽生えず、ガキの抱く「あこがれ」が急速に色褪せていくのは必定。太腿をチラつかせても言うことを聞かなくなれば、大人の力を行使するしかありませんネ、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-14 00:07:54)
4.  ショー・ミー・ラヴ
映像のインディ臭さを音楽の使い方で中和した、「エヴァとステファンとすてきな家族」よりは楽しめる青春映画。この頃の女の子って、セクシャルな意味じゃなく同性愛的傾向があると思う。だから彼女達が真性のレズビアンかどうかは判りませんが、この友情譚は「下妻物語」にも通じますね。私が一番リアリティを感じたのは、アグネスと車椅子の子のやり取り。この二人は共に嫌われ者だから一緒にいる訳で、決してお互いを好きじゃない。嫌われ者も嫌われ者は嫌いなんです。ところで私には、アグネスはアンナ・パキン(「アミスタッド」のスペイン女王の頃)、エリンはスカーレット・ヨハンソン(「モンタナの風に抱かれて」の自閉症児の頃)、エリンの姉はエリカ・クリステンセン(現役でもいけるか?)に見えましたよ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-20 00:39:25)
5.  やかまし村の春・夏・秋・冬
子供達の夏休みの様子を追っただけの前作に対し、こちらは夏休み終了直後の初秋から、翌年の初夏にかけての物語。物語と言っても前作同様、今作にもストーリーらしいストーリーはありませんが、描かれる期間が長くなり、季節にも変化があり(厳しくも美しい自然が素晴らしい)、舞台に町や学校も加わるので、エピソードのボリュームは前作と比べて相当増えてる印象です。なので私にとっては、こっちの方が断然楽しめました。特に、前作と全く同じタイトル・バックから前作のラスト・シーンへ繋がるオープニングは、私の様な続編好きには堪らない演出なんです、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-06-20 00:37:54)
6.  やかまし村の子どもたち
本作にストーリーらしいストーリーは皆無。村の子供達が夏休みの間中、遊び回ってるのをただ写してるだけ(いったい原作はどんな風になってるんだろう?)。「ラスムスくんの幸せをさがして」同様、緑の眩しい田園風景は非常に美しく、鑑賞中は村の素朴さ、子供達の純朴さ、遊びの楽しさに癒された様な気はするものの、「面白いか?」と問われれば、私にはとても「面白い」とは言えない代物。従って、申し訳ありませんが4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-06-20 00:37:29)
7.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
ま、何とも味のある話ではありますが、事ある毎に星空をバックに語られるモノローグが鬱陶しくもあり、私もこの映画の良さが解らなかった者の一人です。そもそも、この出来の悪い少年自身が母親の病気を悪化させたんじゃないの? それに、犬と比べて自分を慰めるほど不幸か? イングマル君は私と比べたって幸せに見えるぞ。自身が子供の頃から子供が主役の映画が好きじゃない所為もあって、どうしても主人公の目線ではなく、大人の目線で見てしまう。各エピソードはそれなりに楽しいものばかりでしたけど、私は最後まで少年の視点に立てませんでした、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-20 00:37:03)
8.  ラスムスくんの幸せをさがして
フィルムがきちんとレストアされてただけあって、映し出されるスウェーデンの田園風景が非常に美しく、それだけで童話の雰囲気が充分再現されてます。私はアストリッド・リンドグレーンの児童文学を一つも読んだことがありませんが、この物語は私が「映画で」知っている他の著作とは違って、昔の児童文学ではある意味オーソドックスな孤児の主人公が、ささやかな冒険の果てに幸せに巡り合うというオーソドックスなものでした。それにしても、決してホームレスではないこの風来坊という「職業」には、ラスムスくんならずとも憧れるなぁ。彼は正しい選択をしましたネ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-20 00:36:04)
9.  エヴァとステファンとすてきな家族
30年前の風俗に辛辣な視線を向けつつ(これは「反省」ということでしょうか)、「コミューン」が真の意味での共同体へと進化を遂げていく様子を描いたスウェーデン映画。1975年当時、我が国のメディアで伝えられた情報によれば、社会風俗的に一番の先進国はスウェーデンだったのだとは思う(現在ではオランダかな?)。しかし本作を観てみると、当時は黄金郷に思えた国も、自由と無責任を履き違えた単なるヒッピー文化が蔓延していただけということが解る。そして世界中の国と同じ様に、馬鹿な若者もいれば保守的な大人もいる。幸せな家庭もあれば崩壊した家庭もある。で、馬鹿なムーヴメントが終息していった様に、それに踊らされていただけの馬鹿者共は、最終的に馬鹿を見ただけで終わるのも世界共通です、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-05 00:08:35)
10.  ロッタちゃん はじめてのおつかい
本っ当に他愛も無い話の羅列を、キャラクターの魅力だけで見せきる奇跡のスウェーデン映画。四六時中しかめっ面を作り、時には激しく癇癪を起こし、頭の回転が速く小生意気な口を利き、生まれた時からずっと反抗期だった様な愛想の無い5歳の女児が、信じられない位に可愛く魅力的。家にもロッタちゃんが一人欲しい。実際のスウェーデン社会がどんなものか知りませんが、町中の全員がロッタちゃんと知り合いで、5歳の幼児が暗くなってからも一人でお遣いに行けるというのは、完全なファンタジーだと思う。そういう意味で、これも一種のファンタジー映画ですね、7点献上。
7点(2005-01-16 00:05:20)
11.  ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
何と、こっちがシリーズの一作目か…。それにしても、話の基本は祭日の家族イベントに問題が発生、それをこの世の終わりの様に嘆き悲しむ家族、そこでロッタちゃんが問題解決、というパターンは丸っきり一緒だなぁ。ロッタちゃんのアンチ・ヒロイン的魅力も一緒だし、こうなるとどっちを先に観たかが問題ですね。日本公開順もあって、私も「はじめてのおつかい」がはじめてだったので、当然「はじめて~」のインパクトや新鮮さには敵いませんでした。一本が凄く短い映画なので、いっそのこと二本を2時間ちょい位に編集して、一本にしても良かったかもしれませんネ、6点献上。
6点(2005-01-16 00:05:02)
12.  ゴシップ(2000年・スウェーデン)
実際の芸能人の生活がどーゆー物なのかは知る由もありませんが、ここで描かれるスウェーデンの女優・男優・監督・プロデューサー等の生活は意外に質素ながらも、我が国の女性週刊誌やワイドショーで騒がれる内容程度の物でしかありません。複雑に見えて非常に解りやすい人間関係、我の強過ぎるイメージ通りの女優達、作品製作に頭を悩ます監督・プロデューサー…。ハリウッド大作の主演女優の座を巡る基本ストーリー等ほとんど関係なく、多くの登場人物達の珍しくもないエピソードがだらだらと続いていくだけです。とにかく相当に退屈な映画となってました、3点献上。
3点(2004-05-25 23:08:10)
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