1. イーグル・アイ
《ネタバレ》 オペレーション・ギロチンの発動をAIやらせたくないなら、始めからプログラムするなよってことと、いくら双子だからと言って生体認証が通過するってどんだけセキュリティーが甘いんだよという2点が最大のツッコミどころではあるんだが、緊張の連続と憲法に基づく政治絡みのAIの暴走という全体的な世界観は興味深いものがあり、結構楽しめる。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-02-08 12:48:02) |
2. イーグル・ジャンプ
予定調和なほのぼのコメディで少々の感動もあり作品としてはよくまとまっている。山際淳司に『たった一人のオリンピック』という小説があるが、それを思い起こさせる内容。大人になってからイチから五輪を目指すという事がどういう事なのか、『クールランニング』とは違って「先進国」の代表として「笑い者」になる事への葛藤と挑戦?等がわかる。その後IOCは主人公の活躍?を面白く思わなかったのか参加ルールを厳しくして五輪に出場させないようにしたようだが、そういう「闇の部分」も本作では垣間見える。 [地上波(字幕)] 6点(2022-02-17 10:47:46) |
3. 家の鍵
《ネタバレ》 プロットからは感動作のように思えたのだが、ドキュメンタリー的でイガイとあっさり終わったような。生まれた直後から15年間放置していて、「これが息子です」と言われてもそもそも実感がないだろうし、それが障害者だったらどう向き合ってよいのかさらに戸惑うだろう。よって、2人に父子との関係性があまり感じられないのがリアルでもあり、かと言ってその辺の描写をあっさりしてしまったのでは、映画としてどうなんだろう?という気もして、中々評価が難しい。最後の泣き崩れは、障害者が面倒になって捨てた『ジョゼと虎と魚たち』を彷彿とさせた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-07 11:44:55) |
4. 愛しのローズマリー
《ネタバレ》 美醜のギャップがここまであるとある意味、心を揺さぶられる。結局、人間は外見に左右されるという事だよなあ。それは仕方ないし良い悪いの話でもない。明らかに態度を変えるのはアレだけど、嫌悪の気持ちはどうしようもない。しかも肥満は病気を除き本人の怠慢もあるから、心や精神にも関係しているし、それが外見となって現れているとも言えるし。また、ヤケド少女への対応は同情でしょう。明らかに外見で判断してるよ。美醜の判断は論理的ではない。が、感覚的に外見「だけ」で判断するのは非論理だから間違いが生じやすいし、頭で考えて行動しなきゃいけない場面はあるって事かと。古典的テーマではあるが、あらためて色々と考えさせられた。 [地上波(吹替)] 8点(2014-08-14 11:15:57) |
5. 怒りの荒野
時代の流れに抗して、何とかしたたかに生きようとする大人のいやらしさ、また時代の流れや自身の衰えを受け入れて生きる大人。2人の師匠を持つ青年の純真さと葛藤、そして世代交代。優秀な弟子や部下を持った時の師匠の危機感。そして師匠を乗り越えた時の青年の無力感。単純な師弟モノとはひと味違った渋く、奥深い作品だと思います。 6点(2004-05-02 19:27:22) |
6. インビジブル(2000)
ケビンを応援してしまった。やはり科学者は狂ってないとねー。常識人の科学者なんてつまらんよ。だから他のメンバーは皆つまらんかった。 6点(2004-01-01 23:01:54) |