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1.  ハンナ 《ネタバレ》 
前半は引き込まれました。 雪深い山奥での戦闘訓練の様子や、砂漠にある政府の施設からの脱出。 可憐な少女が凄く強くてカッコいい。  でも、見終わってみれば疑問だらけのストーリー。  何故スイッチを押して居場所を知らせる必要があるのか。 マリッサって、あの施設から一歩も出ない人なの? わざわざ中に入り込む必要性がありません。  父親は何故、一般常識や文明社会についての知識を与えなかったのか? 電気やテレビにそこまで驚くって、こっちがビックリです。 なのに後半では、いつの間にかパソコンを使いこなしてました。  ファミリーとの旅が、何かハンナに影響を及ぼすのか? 年相応の青春ちょっと味わえたけど、他は特に無いようです。 だったら尺を取って描く必要があったのかどうか。  少女の出生の秘密はDNA検査の段階で予想がつきます。 マリッサが二人を抹殺しようとする理由が、本当に証拠隠滅のためでしか無かったので拍子抜け。 他に何かありそうな雰囲気だったのに。  突っ込みどころが多すぎるので、「心臓外しちゃった」で始めと終わりを締めて上手いこと言ったみたいにされても、何も響かないまま。  ただ、ハンナ役の少女がとても綺麗でずっと見ていられたのと、ケイト・ブランシェットの冷酷な演技は良かったです。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2020-08-08 17:24:19)
2.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
映像は深い色合いが美しく、 音楽も映像にぴったりで素晴らしい。  特に色は、ラベンダー畑や山など自然の景色はもちろん、 美女たちの肌や髪の色も綺麗で、横たわる死体さえ一枚の絵葉書のような美しさ。 反対に、市場やゴミ溜は思わず鼻をつまみたくなるような汚さ。 公開当時さかんに宣伝してたように、映像から臭い、匂い、香り、が感じられる(ような気がする)   孤独で誰からも愛されず愛さず、香りの追求しか関心の無いグルヌイユが 狂ったように追い求める究極の香り。 香りのために女性たちを殺すことに何の躊躇もない。 彼にとって女性たちは人間ではなく、香りを抽出する花のように、ただの材料なのだから。  香りを作り出す過程の求道者のような顔。 ベン・ウィシューの、ちょっと困ったような純朴そうに見える外見がハマリ役だったと思います。  彼に関り彼を手放した途端死んでゆく人たち。 産み落として捨てようとした母親、お金目当てで子どもたちを引き取っている孤児院の院長、 残忍な皮職人の親方、調合師のマスター(ダスティン・ホフマン)  最後は、究極の香りを完成させた後、それを使って大金持ちになることもなく 貧民たちに身を投げ出して消えてしまいます。文字通り肉体が消滅する。 香りによって存在価値を見出したかったのに、結局誰も彼自身を認めなかった。 現在だけでなく過去の彼のことを知る人も誰もいないという、 つまり彼は最初から存在しなかったも同然になります。 こんなに終始一貫して孤独な主人公のお話は初めてです。  せめて、この映画を見た人は覚えておいてあげましょうかグルヌイユのことを。 そんな気にもさせられる作品でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 17:50:12)
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