1. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 「どうしてアメリカでこんな事件が起こったのか、血を流した歴史があるから?銃が存在しているから?多様な人種がいるってどういう意味?」という数々の言葉に考えさせられました。また、他者を拒絶しようとすればするほど、他者を恐れていく人間の様子が描かれていて「そうだなぁ」と感じました。 これを作った彼が『華氏911』へと向かったのも納得できます。 8点(2005-01-28 00:08:35) |
2. 2046
何かもう、詐欺にあった気分でした。この映画、ポスターやweb site・CMで“近未来”とガンガン流していました。最初のシーンは『銀河鉄道999』を思わせる雰囲気で、「おっ!」と期待したのですが、結局のところ130分の上映時間の中で“不思議な未来”とやらの話は、(正確なところは分らないですが)わずか20分ぐらいだったように思います。完全に見に行った人が期待を裏切られることになり、宣伝の仕方が大いに間違っていると思いました。チャン・ツィイーのことをCMでは、“恋を惑わすアンドロイド”とかなんとか言っていたのに、アンドロイドチャン・ツィイーが出たのはわずか2秒でした。コラ! 結局このお話は、トニー・レオン演じるチャウが、自分を取り巻く様々な女性に恋をするという話であって、それでいくなら、近未来の話なんかいらなかったし、『2046』なんてタイトルもつけないほうが良かったし、キムタクなんかいらなかったです。や、ホントにキムタクいらなかったです。オープニングのキャスト紹介でトニー・レオンの次に出てきていて、トニー・レオンとガンガン絡んでいっちゃうのかなと思ったら、絡み“0”。「昔の人は秘密を・・・」っていうのもキーになってくるのかなと思ったら音沙汰なし。理解に苦しみます。 全体の流れ・テンポも悪かったです。この監督の『天使の涙』もそうだったのですが、妙にタメが長いです。とにかくもう、この脚本、宣伝の仕方、テンポ、何をとっても不満が残りました。未来の話を一切排除してくれたらそこそこ面白かったのに。。。 2点(2004-12-10 16:11:39)(良:1票) |
3. モンスター(2003)
狂気の中に大変な悲しさや愛のある作品でした。シャーリーズ・セロンが素晴らしかったのは言うまでもありませんが、クリスティーナ・リッチも今まで見た作品とはまるっきり違う容姿・表情を見せてくれ、素晴らしい女優さんであると感じました。 アイリーンが最後に殺人を犯してしまうシーンで、もうどうしようもないとこまで来てしまったことを悔いつつ引き金を引いてしまう彼女の姿がたいへん物悲しかったです。 7点(2004-12-10 16:08:14) |
4. 戦場のピアニスト
戦争というものを、ほんの一部ですが、(かつこれが真の姿であるとの保証はないながらも)伝えてくれる素晴らしい作品だと思います。 8点(2004-01-19 19:35:07) |
5. 恋は邪魔者
めちゃめちゃ眠かったです。ストーリーの中盤までのダラダラ感に嫌気がさしました。しかしながら、この映画がかもし出す60年代の雰囲気はすばらしく、この雰囲気にはまれる人なら気にならずに楽しめるのではないでしょうか。というのも、衣装とか音楽とかとても洗練されているんですよ。から見える道路とかどれも旧型の車でいっぱいだったし、原色を多用する服装やきちっと分ける髪型もまさにですね、素晴らしい。さらには、本が突然売れるシーンで中国・ロシアと社会主義の二国を出しているのはピリカラですね。まぁ、眠い前半を何とか耐え忍んで見ていると、後半の逆転に次ぐ逆転劇に「おぉ!」となって、ちょこ~っと良かったなぁと思うかもしれないです。つまらなくは無いんですが、個人的な好き嫌いで「3点」で。 3点(2003-11-26 12:39:55) |
6. 閉ざされた森
《ネタバレ》 正直おもろなかったです。「HERO」とかメグ・ライアンの「戦火の勇気」と同じようなシナリオで、結局うそつきは誰だって感じで、再現が二転、三転していくという運び。CMでは、やたら「8」を強調していて、最初は二部隊が「8」の字状に進んでしまい、お互いを敵と認識して撃ってしまった悲しい話なんかな?と思っていたのにぃ。。オチもしっくりこずに残念でした。 3点(2003-11-17 12:25:26) |
7. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ミュージカルは苦手。なんで死刑台に向かうのに歌を歌えるのか、殺した人と踊れるのか分からない。終わり方がむごい。あとビル(セルマのお金ぱくったやつ)を見ていて、人間不信になりそう 4点(2003-10-20 17:24:30) |
8. トゥームレイダー
最初の場面のあの機械を見てオメガウェポン(Final Fantacy)を思い出したのは俺だけかな(笑)。あの機械の登場シーン、壁突き破るやつね、心臓に悪いよ(>_<)。アクションはそれなりに面白かったです、ストーリーは別にーって感じでしたが。 6点(2003-10-20 17:01:43) |
9. トゥームレイダー2
前回のやつそんなに好きじゃなかったのですが、せっかくなので2も見てしまいました。前回よりもスケールがアップしていますね。最初の海底神殿なんて、あの規模はエンディング並みのものですねぇ。ただスケールを中国・アフリカと世界にしてでかくなりすぎて、僕はちょっと引いてしまいました・・・。中国の街のデパートみたいなとこにあんな男と女がいるのはちょっと違和感があるしね。あと、やっぱり毎回、恋愛の要素は必要ないんじゃないかなといつも思います。どんぐりの背比べですけど、僕は『1』の方がずっと好きですね。 5点(2003-10-20 17:00:17) |
10. バリスティック
まずシーバーの登場シーンにやられましたね。細身の体なのにしなやかにナイフをかわして男どもを倒していく、しびれます。シーバーとの初めての接触での銃撃戦でスナイパーが落ちてくとこ、どうやって撮っているんでしょうね。見たこと無い感じでした。ルーシー・リューの肉弾戦のアクションもガンアクションもカーアクションもとても美しいです。また、殺された家族のために悲しみをこらえ凛とした表情を保ったまま、ガントへの復讐を果たす彼女の姿、チャーリーズの明るさとはがらりと違った魅力を感じまた彼女を好きになってしまいました。ジェレミア・エックスを演じるアントニオの方も、久しぶりにシリアスな演技が見れて良かったです。音楽も最高!シーバーとジェレミアが協力し始めたときの透明感ある音楽がすごくマッチしていました。急ぎすぎの感も、間延びした感も無く、約90分の間飽きることなく見れました(^0^)。 8点(2003-10-20 12:53:34) |
11. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
うーん、正直言って残念です。初期設定的には面白いんですよ。そして、一人ずつ現れるとこまではなかなかなんですが、例の不死身の彼のところに行ったときの戦闘シーンとかちょっとぐちゃぐちゃうるさいですよね。あと、あの潜水艦の子供っぽいCGがずっと面白くない。街の崩壊の所では、ドミノがどうとか結構分かりにくい・・・。要所要所で僕らが見たいものが見れないんですよ。折角のキャストと面白い初期設定を、やかましい戦闘シーンとチープなCGと薄い人物描写がダメにしてしまった作品でした。 5点(2003-10-18 12:09:41) |
12. ターミネーター3
《ネタバレ》 今回の見所は、僕的に二つで、まずは最初のカーチェイス。シュワちゃんがぶら下がってビルとかにボコボコぶつけられます。どうやって取ったんだろうとほんとにビックリする映像でした。二つ目は、シュワちゃんとクリスタナ・ローケンの肉弾戦です。面白いくらいに吹っ飛びます。シュワちゃんがあのキレイなクリスタナ・ローケンを持ち上げて、顔から「大」の便器に突き刺します(笑)。1では、ごつい男に追っかけられて、2では何かにょろにょろした不気味なおっさんに追っかけられて、今回はキレイなおねーさんですからね、僕だったらつかまってもいいです(笑)。とまあ冗談は置いておいて、あんまり恐怖感がありませんでした。ほんと、クリスタナ・ローケンがキレイすぎてね、ボコボコにされても、爆発しても、地面に埋まっても泥一つつかないでリンとした顔で立ち上がるので、そのたび「あ、かわいい♪」と思っちゃって。もっと怖いおばさんをキャストにしたら、面白かったかな(興行収入減るかw)。 6点(2003-07-23 19:54:28) |
13. ジャッカル
やっぱブルース・ウィリスのアクションはいいっすね。僕の中でガンアクションが一番似合う俳優さんです。ですがこの映画はストーリーがいけてないし、二大スター共演がむしろお互いの魅力をそいでしまっている感じがしました。いまいち。 5点(2003-07-13 17:22:58) |