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1.  アイガー北壁 《ネタバレ》 
まず山岳シーンは言うまでもなく素晴らしく、大スクリーンで観るとさらに栄えてそれだけで満足を得られます。過酷な登山と下山シーンは容赦なく描かれて見てる方も息が詰まるくらいに鬼気迫るものでした。特に屈強の登山男の主人公のトニーがあまりにも悲惨な状況に陥り『助けてくれ~!ボクは死にたくない!』と泣き叫ぶ所は下でどうにも出来ずにトニーを見てるしかない人間達と同じような気分に近付いたような・・世の中の声に煽られ、次々と命知らずが北壁に挑み地獄にいる最中、マスコミや富裕層は温かいホテルでのうのうと見物で好き勝手に物言う・・そのシーンの繰り返しはさらに残酷性が際立ちました。が・・不満もあります。トニーが思いを寄せている相手となるルイーゼとの描写が希薄に感じました。後半での彼女が必死に『恋人』として助けに行く所は確かにグッときますけど、それまでの彼との関係性があまり描かれていないので、もう一つ迫るものがなかったです(前半から中盤のルイーゼの感情表現が乏しく見えたのでそこも要因かとも思います。元々、二人に登頂を勧めたのはルイーゼなんだから、後半は自責の念にかられたり、諸々の葛藤表現だって出来たろうに・・仮に描いてあるとしても、あのキャラの見せた表情で伝わるのは難しい・・)。後に続いて登山するライバルのオーストリアのコンビも後半で重要な立ち位置になるなら、前半でしっかりと描写しないと『誰、お前ら?』感が強くて感情移入も難しいと思いました。後は個人的好みですけど、事故の数年後に登頂を成功したので、そこの場面とか見たかったような・・(トニー達含めた犠牲の上に成り立った厳粛で感動の登頂か、ナチの政治利用ための登頂で何とも複雑な余韻を残すかを確かめたかった・・)言いたい所はありましたが、観てる間は手に汗握り見入ってしまいました、やっぱり男達が必死で生き延びようとする姿には心が揺さぶられます。とても見応え十分の力作だと思いました!
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-26 01:08:52)(良:2票)
2.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
まずロバート・ダウニーJrとジュード・ロウは素晴らしかったとは書いておきます。従来のホームズ&ワトソンとは違う現代的な要素を取り入れたキャラと世界観には全く文句はありません。でも・・目まぐるしく展開が変化する手法は別にいいんですけど、この映画の場合はその手法が物語とキャラをとっ散らかしてる印象にさせてるとしか感じないんですよ。その影響かアクション・シーンの見所が詰まっているのに全体のメリハリが損なわれているので、観てて盛り上がらず退屈に感じるんです。あとは悪役のブラクウッド卿の心霊現象の諸々の謎解きですけど正直、『ショボ・・』買収して看守に演技させてたって何だよ・・トリックでも何でもないですよ。とにかく悪役が大袈裟な雰囲気出しているのにやっている中身はショボイし見せ方もショボイ・・まぁ失笑です。他にやりようがあったんじゃないのかなぁとつくづく思いました。あと一応ヒロイン的な立ち位置のアイリーンの存在の薄さはにもびっくり、観ていて『この人、必要?』と思いました。峰不二子的ポジションに置きたいのか知りませんけどキャラの書き込み不足にも程があるので(別にこのキャラの素性を全部、語れとか言いたい訳ではありません)。ただロバート・ダウニーJr.の軽妙で逞しいホームズが本当に素晴らしいので、彼の出ているシーンはちゃんと魅力的に見えてしまいます。ワトソン君の関係も面白いしなぁ・・だからこそ他の部分の不満が多いのが本当に残念!(あっエンドクレジットも良かった)これほどの素材がありながら映画全体は見掛け倒しの並みの出来になってしまったガイ・リッチーという監督の手腕に疑問を抱かざる得ません。はぁ・・ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウのコンビの良さにおまけの5点です。
[映画館(字幕)] 5点(2010-03-20 20:18:59)
3.  エスター 《ネタバレ》 
話的にはありがちなサイコスリラーとも言えますが、実に丁寧に細やかに演出されて行くのでジワジワと静かにエスターの異常性が出されています。それにより引き取った夫婦は徐々に人間の暗部を晒してしまい、観てる方はそのやり取りにキリキリしてきます。そして後半は次々と狂気剥き出しにエスターが危害を加えますが、一番に戦慄を覚えたのはエスターが大人の化粧と下着姿で『父親』に迫る所です。あれは子供ではなく完全に『大人』のエスター・・。そこでのエスター役、イザベル・ファーマンの演じ分けは見事しか言いようがありません。そして真実が分かった時にエスターの厚化粧が剥がれ落ち、まさに化けの皮が現す瞬間は恐しいと感じながらも一番のピークとして見入ってしまいました。観終わった後は正直、疲れますが再びあのイヤ~な感じを味わってもいいなと厄介な事に思ってしまう程、優れた映画になっていると思いました。ちなみにDVDの特典で収録されているもう一つのエンディングの方が個人的には好きです・・あの笑顔は反則だよ!
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-12 01:58:04)(良:1票)
4.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
正直、もうやめろと思っていたシリーズですが今回は未来戦争中心のエピソードという事でどうしても気になって鑑賞しました。映画としては『3』より、ずっと面白かったです。アクションとしての見応えも十分で終始、楽しめました。 クリスチャン・ベイルのジョンは想像以上の存在感でとても素晴らしかったと思います。若き日のカイル、CGシュワとリンダ・ハミルトンの声のみの登場も嬉しい見せ場でした。全体的には結構、満足の高い一作ではありましたが・・・気になる所もありました。 それは結果的にもう一人の主人公ともいえるマーカスです。前半の展開ではマーカスがどういう立場の人間か分からないのにも関わらず、ジョン並みに出番が多くて、観てる側の私としては誰側の視点に置いていいか分からず戸惑いました(仮に性格的にジョンと真逆で不器用で粗暴な奴なら、キャラ分けが多少なりともされていてあまり戸惑わなかったと思います。案外、ジョンとマーカスがやっている事と雰囲気が似ているので余計に視点の困惑につながったのかも)・・そして後半のクライマックスでマーカスの行動の意味と敵の企みが判明しますがマーカスはそれに逆らって主役側を助ける事にします、『T-2』のT-800ように・・展開としてはいいですし、まとまっていると思います。ラストで傷付いたジョンにマーカスがある決断をしてドラマ的に盛り上がる所なのに、そこまでジョンとの繋がりがまともに描かれてないので淡々と流されてしまったように見えました。ただマーカスはジョンを助けたで終わり・・うーん惜しいんだよ!カイルとマーカスの関係性も、あと一歩足りなかったと思いました。女性兵士ブレアとの関係は納得ですけど。要は各キャラクターの関係の練りこみ不足がドラマ部分で影響して作品の足を引っ張ってしまったという感じです。でもさっきも書いたようにアクション映画としては良く出来た方だとは思いますので、料金の元は取れた気にはさせてくれました。ただ新たな三部作の一作目って聞いて気が遠くなります・・付き合いきれるかなぁ?
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 15:19:57)(良:1票)
5.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
悪くはなかった。最後まで飽きずに観ました。 でもトム・クルーズのシュタウフェンベルグ大佐のキャラクターが正義とやらの勢いだけで持ってきてるだけで実に平坦で深みを感じませんでした。他の仲間もパッとしませんでした。 そして物語は確かに緊迫した展開が全編にありましたが キャラクター描写の弱さにより『緊迫した展開』のみしかなくそれ以上の面白さは感じられなかったです。 そもそもシュタウフェンベルグがヒトラーの死亡を確認せず勝手に成功したと思って 同士や本来、計画に関係の無い人まで巻き込んでコトを進めたのですからオチでいくらシュタウフェンベルグが、かっこつけたり、立派な事を言っても『すべて、お前が悪いんじゃないか!』という突っ込みが消えなかったです (最初っから観客はヒトラー暗殺失敗を知ってるのですから余計ですね) あと蛇足ですが、ヒムラーとゲッペルスとヒトラーは微妙でした。 あとナチが全編、英語で会話するのは映画上、仕方ないとは言え変な感じでした。 惜しいなぁ・・真面目に作り過ぎたのが仇になった模様です。こういう映画はキレイ事だけではなく悪意とエグさも必要でしょ!
[映画館(字幕)] 6点(2009-03-20 20:00:52)(良:1票)
6.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
個人的には結構、楽しめたドンパチ・バカ映画でした。主演のジェームス・マカヴォイのナヨッとしたヘタレ青年が思った以上に良い!アクション大好きジョリ姐さんの存在感はもう言う事なしに輝いてますなぁ・・でも主演扱いですが実は脇に回ってる印象。何気にアクション映画出演多いモーガンさんは言うまでもなく安定した感じでこれまた言う事なし。 でも散々、強調されている弾丸を曲げる設定は実は無くても物語が成立してるような気がします。弾丸曲げられる事がキャラクターと物語の核心に繋がってないと単なる見せかけで終わっているような・・。中盤のドンデン返しのこじ付けっぷりに何度も首を傾げたり、ラストの決着も唐突というか何か収まりが悪かったです。各キャラクターの薄っぺら感も否めずマイナス要素ですね。と書きながら、サービス精神旺盛の展開は好感持てるし、ジョリ姐さんの華麗なアクション姿が堪能して満足度がアップしたので点数をプラスしたい所ですがやっぱり6点止まりかなぁ・・あと蛇足ですが、ジョリ姐のキスシーンとお尻が拝見出来るシーンで私の脳内にブラピの顔が浮かんでウザかったです。
[映画館(字幕)] 6点(2008-09-21 14:09:45)(良:1票)
7.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
冒頭から無差別殺戮テロやサウジ入国の緊迫の展開に最初っから目が離せない。 サウジアラビアは名前は有名だけど私は何もこの国の事を知らなかったと痛感。 サウジの現状のドラマと事件の捜査のサスペンス感も絶妙なバランスで成り立っていて良く出来ている。そして終盤の戦闘の迫力は半端なく手に汗を握ってしまった。 ただFBI捜査官達があそこまで戦闘が強いのはちょっと違和感を感じた、リアルな要素を盛り込んだ映画だったので余計にそう感じた。何せ弾が殆ど当たらないなんて・・。 ただラストはアメリカ映画お得意の『正義は勝つ』的な流れに見えたら、しっかりとその流れを絶望的に断ち切る決定的セリフが衝撃であった・・。 そこを一方的な『正義』の論理で誤魔化さず描いたのは大変に評価できる。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-12 17:09:35)
8.  WATARIDORI
鳥が飛ぶ姿を同じ高度で見たアングルはさすがに素晴らしいですが、延々と飛んだり、休んだり映像の繰り返しで飽きます。10分見れば沢山です。 ただ「このアングルで撮った鳥」を見せたいだけの映画にしか見えないし、たまに味付け程度に文明批判を垣間見せる展開はわざとらしくて引きました。 
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-27 19:42:15)
9.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
今まで何となく敬遠してましたが最近、やっと観ました。これは出色の出来です。 記憶喪失の殺人マシーンが自分自身を追うと同時にCIAには追われるという展開をテンポ良く淡々と見せる演出は秀逸。たまに訪れるアクションシーンも派手ではないもののとても緊迫感が高く見事。キャラクターのうっすら影のあるボーンの絶妙な存在感だけでも個人的にかなり魅力的です。ヒロインは地味ですがあの世界では丁度いいと思います。 ハリウッドの能天気こってりアクション映画にやや辟易していたので、こういうキレのある映画は嬉しくなります。続編も楽しみ・・・。 
8点(2005-02-10 23:41:11)(良:1票)
10.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
アクション自体はなかなか迫力あって良かったですが、全体的にはただの平坦な追いかけっこムービーに終始してる感じがしました。 相手の女ターミネーターもあっけなく死ぬし・・シュワターミネーターとジョンの絡みにも何のドラマも感じられず個人的には残念。各キャラ、それぞれ魅力に欠けてますし見ながら頭抱えてました。 オチも何だかなぁ・・見せ方が悪いです。蛇足にしか感じられない1作。
4点(2003-12-20 20:04:20)
11.  カットスロート・アイランド
あまりにも単純過ぎる展開で終始、安心して見られる冒険爆破ムービーと思います。肝心なお宝の存在感がなかったのはどうかと思いました。
6点(2003-04-28 16:59:11)
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