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ポール婆宝勉(わいけー)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 358
性別 男性
ホームページ http://blogs.yahoo.co.jp/angelisfullthrottle
年齢 33歳
メールアドレス wk20039@hotmail.com
自己紹介 【ポール婆宝勉のちょこっと言わせ手!】

★2009年もポール婆宝勉およびわいけーをよろしくお願いいたします。m(_ _)m

★2009年は『アンダーワールド3』と『イエスマン』に期待。
 でもどちらも近くのシネコンで公開されないとか、何のイジメですか?

★【ともとも】さん、お帰りなさい!(^^)ノシ

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1.  ナンバー23
例えば、ジムの出世作『マスク』が公開されたのは1994年。1+9+9+4=23。本作はジョエル・シューマカー監督の23作目。さらに僕の家の団地番号も全部足すと23に!これらを聞いて「ふ~ん、で?」と思ってしまった方は絶対つまんない映画だと思います(笑)前評判が良くないので不安でしたが、退屈せずに見れたので個人的には及第点を。上映時間は93分(DVDは101分)と短めですが、良い意味でもっと長く感じました。それと、長髪に無精髭、ロングコートを羽織ったジムは意外にもクールヒーロー(笑)として貫禄があったのも驚きでした;;
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-16 16:03:18)
2.  トゥームレイダー2
まず前作の出来がアレだったんで、正直なところ内容に関しては期待などつゆほどもせずに何気なくテレビで鑑賞。それが幸いしてか、前作よりは面白かったかなと思います。全体にどこかB級臭が漂っていた前作とは違い、今回は全体的なアクションシーンの量が増え&スケールもデカくなり、テンポもだいぶ良くなったのが成功の要因だったのではないかと。ただ後半になるとやっぱりあの変なCGのモンスターが出てきて「やっぱりB級に戻りやがった(--;)」て感じでゲンナリ。アレが原作の味なんでしょうか??ま~、死ぬほど暇なときに暇つぶしで見る映画、それ以上でも以下でもないです。
[地上波(吹替)] 5点(2008-04-29 13:52:23)
3.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機
印象に残ったのは、シルバーサーファーの体が銀色に輝いていてすごいキレイって事ぐらいでした。ハイ・・・・。
[DVD(吹替)] 4点(2008-03-19 18:18:52)
4.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
好評だった前作から一転。平均点があんまり高くない『バイオ』シリーズ第3弾。いえいえ、十分面白かったと思いますよ。確かにジルやアンジェラはのっけからスルーだし、前作で生き残ったLJやカルロスは途中で死ぬし、何だか『エイリアン3』みたいな雰囲気を漂わせてはおりますが(あーそうか!だから低評価なんだ)このシリーズに求めるべきものはしっかり存在していたと思います。というのもその「このシリーズに求めるべきもの」が何と言っても「ミラ様のアクションシーン」でありまして。個人的な観点で言えば、銃を主に使用しての『Ⅰ』『Ⅱ』とは違い、ククリ刀を主な武器としてのアクション、というのが個人的には良かったと思います。あとⅡのラストで出てきた念動力をうまくアクションシーンに生かしていたのも良かったし(前作で出てきたときは、悪い意味でどうなるかと思いましたが。笑)ただ不満は、そのミラがあまり活躍しない事ですね(--;)生き残った人類なんてどうでもいいんです。このシリーズはミラが見られればそれでいいんですから、もっと無敵にしてもっと画面狭しと暴れまわって欲しかったですね。それから『Ⅳ』は本作以上に原作離れした映画になるでしょうから、ここで終わらせるべき?とも思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-03-19 16:57:23)
5.  ボーン・アルティメイタム
先のテレビ放映で予習も完了し、いざ映画館へ出かけてジェイソン・ボーンの活躍の最終章を映画館で見守って参りました。まず平均点8点台という予想以上の高評価にビックリ。しかし見終わって納得!!もうね、ウィル・スミス風に「めちゃおもろい!!!!」・・・・期待以上でしたよ。こんなに完成度の高い”パート3”って、おそらくないです。完結編だけあって、ストーリー、アクション、そしてボーンのカッコよさ、全てがまさにシリーズ最高の出来栄えでした!!本作はストーリーが『~スプレマシー』からの直接的な続きとなっているので、上映が始まったその瞬間からノンストップ!!!一瞬たりとも目が離せませんでした。バスルームでの格闘や、文字通り追いつ追われつの屋根伝いの追跡、そしてクライマックスのカーチェイスなどといったアクションシーンを、通常の4倍(!)のカット数で演出したポール・グリーングラス監督の手腕も光ります(ダグ・リーマンだったら、絶対にこんな凄い仕上がりにはなっていなかったと思う)この映画の格闘シーンには、他とは違って回し蹴りとか飛び蹴りとかの「無駄な動き」が一切ないんですよね。だからその分動きが早すぎて見えませんけど(笑)アクションのスピード感が増してより緊迫感が増すんですよね。そういった意味でこのジェイソン・ボーンシリーズは、今後のアクション映画のスタンダードになっていくのかな、と思いました。とにかく、素晴らしい演出でボーンの活躍を描いたグリーングラス監督&ジェイソン・ボーンというキャラクターを見事に演じきったマット・デイモンに感謝!点数は迷いますが、久々に胸躍るアクション映画を3作続けて見せて頂いたと言う事で、もってけ10点満点!!\(^o^)/せっかく最高のフィナーレを飾ったんだから、美しいままこれで終わるべき・・・・・。あれ?第4作製作決定?
[映画館(字幕)] 10点(2008-03-19 16:45:39)(笑:1票) (良:2票)
6.  ボーン・スプレマシー
日曜洋画劇場で『~アイデンティティー』を見たちょうど一週間後くらいに、金曜ロードショーで本作が放映されておりまして、やはり本作もここぞとばかりに鑑賞。監督はダグ・リーマンからポール・グリーングラスに交代しておりまして。監督が交代っていうと、映画の世界観を中途半端にしか理解してない人が好き放題やって散々な結果になるのがオチなのでありますが、本作は逆にそれが吉と出た様子。俺は前作にも増して面白かったですね!ストーリーは『~アルティメイタム』に直接的につながるストーリーだけあって、より綿密に構成されていますし、何よりもアクションシーン。ただキャラクターの動きを追うだけのダグ・リーマンに比べ、手持ちカメラによってアクションシーンにスピード感を出している部分はさすが、元ドキュメンタリー畑のポール・グリーングラス監督といったところでしょうね!!ボーンがより人間的に描かれているのも魅力の一つだし、前作ではまだイモ兄ちゃんといった感じだったマット・デイモンも、本作ではすっかりアクション俳優の貫禄。完結編がより一層楽しみになりましたね。さて予習もカンペキ、『~アルティメイタム』の予告編を再度見てみる。おおっ!!やっぱすげー面白そうじゃーん!!ちょっくら見に行ってくるか?^^(『~アルティメイタム』のレビューに続く)
[地上波(吹替)] 8点(2008-03-19 16:22:59)
7.  ボーン・アイデンティティー
このシリーズはかなり前から気になってはいたのですが『~アルティメイタム』公開を皮切りに日曜洋画劇場で放映ってことで、ここぞとばかりに見てみました。いやあ、面白かった。予想以上にテンポの良い展開に驚きましたね!!派手な爆発や銃撃戦もなく、アクションシーンといえばカーチェイスと肉弾戦だけなのですが、それでもこのアクション至上主義のポール婆宝勉の目を一瞬たりとも離させないのは、やはり演出&ストーリーの巧さ&テンポの良さでしょうか?何だか、派手なアクションシーンなんか無くても体と体のぶつかり合いだけでこんなにアクション映画は面白く出来るんだという、アクション映画の真髄を見た気がします。とりあえずごちそうさま!!・・・・。かと思いきや来週は金曜ロードショーで『ボーン・スプレマシー』??(『スプレマシー』のレビューに続く)
[地上波(吹替)] 8点(2008-03-19 16:11:27)(良:1票)
8.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
個人的に言わせてもらえれば、007シリーズで面白かったのは『トゥモロー・ネバー・ダイ』くらいまでで、その後の作品は確かに派手だけど、何か足りないといった感じの作品が続いていました。んで、ボンド役がピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに交代した本作。世間の評価も高いし予告編も相変わらず派手だし監督はマーティン・キャンベルだしで期待して鑑賞しましたが、ガッカリ。皆さんの評価にそぐわず、前2作を上回るくらい退屈してしまいました。orzあのねえ、俺はボンドに、敵との心理戦を期待してるわけじゃないのよ。アクションをやって欲しいのよ、アクションを!!そりゃ冒頭の悪者との追いかけっこは大迫力で「おっ!!」と思ったけど、その後ストーリーの本筋に入ってからは延々ポーカーのシーンが続いて、いくらか眠くなったシーンも。(笑)確かにオープニングやクライマックスのアクション(それにしても、このシリーズは毎回、ラストで水浸しになるって事で相場が決まってるんですかね?笑)は良かったし、ラストシーン「お前は誰だ?」「ボンド。ジェームズ・ボンド」には痺れましたが、でもポーカーではなく、アクションとアドベンチャーを主体にして欲しかったなと。007シリーズは、特に理由もなく新作が出る度に見続けていたシリーズではあったのですが、正直本作以降は見るかどうか不明になってきましたね。でも、どうせ次回作が出れば、予告編に騙されて見ちゃうんだろうな俺・・・・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-19 15:08:02)
9.  ラッキーナンバー7
最近のドンデン返しモノと言えば、個人的にオチが読めてしまったりしていまいちインパクトに欠けた物が多かったのですが、本作はよく練られた脚本で久々に騙されてしまい、なかなか楽しめました。映画の雰囲気的にはもっとオシャレな感じを想像していたので、意外と暴力的な雰囲気だったのはちょっとビックリしましたが(暴力シーンもそれなりに多いし・・・・。とは言えR-15指定はオーバーかなと思いましたね)最近のは夢オチや二重人格オチばっかりでつまらん!と感じている人には結構オススメ。公開されていた時期はちょうど受験シーズンだったのですが、本作は出来れば映画館で見たかったなあと思いました。あと髭を生やしてグラサンをかけたブルース・ウィリスはどっかで見た事あるなあと思ってたら、『ジャッカル』の変装したウィリスにそっくり(笑)
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-05 23:24:21)(良:1票)
10.  ブラックブック 《ネタバレ》 
スピルバーグにしろ、ポランスキーにしろ、石原慎太郎にしろ、映画製作者が「戦争映画」を作るとき、戦争が持つ残酷さや悲しさを描こうとする作品は数あれど、まさかエンターテインメント―――それも男女の愛と裏切りが渦巻くサスペンス映画に仕上げてしまおうなどと考える奇怪な監督はそういない。その、世の映画監督たちが誰も思いつかなかった(いや、ひょっとしたら、思いついても誰もやろうとしなかったのかもしれない)映画を、ポール・バーホーベンは堂々と完成させてみせた。その心意気と、作品の圧倒的な完成度の高さに対し、最大限の賛辞をここに贈りたい。彼の生い立ちについて少しでもかじっている人なら知っているとは思うが、バーホーベンは戦争中に幼少時代を過ごし、街中で死体の横を歩いたり、兵士に銃を突きつけられ失神したという経験の持ち主であり、そういった経験が『スターシップ・トゥルーパーズ』に反映されているような戦争批判の精神につながっているのだという。しかしこの映画では、戦争の悲しさや残酷さといった、様々な映画監督たちがゴマンと描いてきたものは描かれていない。この映画が描いているのは「人間が持つ愚かさ」であり、戦争はあくまでそれを描き出す為のファクターでしかないのだ。なぜ戦争を体験し、なおかつトラウマを抱えているはずの彼がそんな描き方をしたのか?それはバーホーベン自身が、戦争というものの本質が何であるかを理解しているから。彼は戦争を憎んではいるものの、戦争がなくなるとは思っていない。彼はおそらく、諦めと嘲笑に満ちた目で人々の争いというものを見つめているのだろうと思う。なぜならこの映画でも描かれているように、争いは人間が持つ愚かさから派生するものだから。つまり、愚かな人間は腐っても愚かな人間であるように、戦争はいくら時が経とうとも絶対になくなる事はない、とバーホーベンは言っているのだ(それがラストシーンで描写されている)ハリウッド時代の作品に比べて暴力描写が物足りず、バーホーベンらしさが少し感じられなかったのは正直、否めない。だが、それが何だというのだ?「戦争反対」「いじめや差別はダメ」「話し合いで解決」などと上辺だけで無責任な叫びをあげる糞人間どもにバーホーベンが放った、この渾身のメッセージに圧倒させられずにはいられない。
[映画館(字幕)] 10点(2007-06-09 22:54:15)(良:2票)
11.  マイアミ・バイス
(まず始めに言っておくと、俺はTVシリーズ未見です)うわーーーーーーーーーーーーーーーーーこれは、非常に評価のしにくい映画ですね(笑)駄作かと聞かれたら、別にダレはしなかったしNOと答えるけど、じゃあ何が面白かったかと聞かれたら、応答不能(^^;)まあ確かに言えるのは、これは皆さんが考えるようなアクション超大作ではないって事ですね。予告編と予告編で流れる「♪ナム/アンコール」(byジェイZ&リンキン・パーク)のカッコよさに騙されて、本作はコリン・ファレル×ジェイミー・フォックスの二人が銃を振り回して画面狭しと暴れまわる!!!映画だと思うと非常に肩透かしを喰らうのでご注意を。でも今回は刑事ドラマという側面もあったし、ソニーとイザベラの恋愛物語はそこまでダレなかったし、久々にマイケル・マンの真骨頂とも言えるリアルな銃撃戦が見れたので、『コラテラル』よりは楽しめたと思います。あとコリン・ファレルは『アレキサンダー』といい本作といい、この頃男に磨きがかかってきたような気がしますね(^^)
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-23 16:55:25)
12.  マンダレイ
フランスの作家ジャン・ポーランが書いた作品で「奴隷状態における幸福」という序文で始まる物語があります。奴隷解放宣言により急に自由の身にされた黒人奴隷たちが、いきなり放り出された自由な環境で何をやって良いのか分からず、前に自分達を雇っていた主人たちに、もう一度奴隷にして欲しい、と懇願します。ところが、その申し出を断られた黒人たちはいきなり暴力的になり、主人やその家族たちを一家惨殺してしまった・・・・・・・・。というお話から作られたのが本作なわけですが、いや~、あのおっさん、またまたやってくれましたわ。「支配された状況にある人間」をここまで論理的に捉えたラースはやっぱり天才だ。人間が誰かの支配下にある時、支配されている人間は身体や、表現や、精神の自由を全て奪われる。そして支配する人間は支配している優越感と、好きなように出来るという力を満喫する。この時点では、支配されている人間は”被害者”で支配する人間は”悪”だ。そしてその状況を打破しようとする者、この映画ではグレースが”善”と捉えられる。それが普遍的な考えだ。・・・・・・・・・・・・でも、本当に”悪”なのは誰?本当に”被害者”なのは?支配されている人間が、自由を奪われる代わりに手にするものとは?誰でも支配されるのは嫌です。でも・・・・・・?前作『ドッグヴィル』で、俺の中に新たな人生観を植えつけてしまったラース。そして本作を見て、俺の中にまた新たな感覚が芽生えたような気がします。そう、まるでマンダレイでまた一つ新たな事を学んだ、グレースのように。そしてマンダレイを逃げ出したグレースが、たどり着いた「ワシントン」で見つけた、真の”人間”とは、果たして・・・・・・?
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-09 17:26:49)
13.  クラッシュ(2004)
はっきりいって俺には「争い=悪」という意図が理解できない。俺は核戦争だの世界紛争だのという「争い」は死ぬほど嫌いだけど、例えば殴り合いとかのいわゆる「喧嘩」に対しては肯定する立場にある。なぜなら喧嘩における暴力というのは、言葉では表現しきれない「怒り」という感情をお互いが吐き出すための一つの手段だと思っているから。人間吐き出さなくてはならない。「みんな仲良く」「怒りは抑えろ」「話し合いで解決しろ」そんな事を抜かす奴らには虫唾が走る位だ。だって人間には一人一人違う性格や考え方があって、そのズレから亀裂が生じてしまうのは仕方ない事だし、話し合ったり抑えたり出来るような軽い問題なら殴り合いなんか始めてないだろっつうの。それに喧嘩してる奴らを叱ったり引っ叩いたりした所で、お互いの気持ちが晴れるわけないでしょ。また殴りあうか、もっと悲惨な事態に発展してしまうかもしれない。それならパパッと殴り合ってお互いに和解した方がマシに決まってるじゃん、と。この映画はそれをよく解っている。この映画の登場人物たちは、様々な理由で相手と争う。お互いがお互いに怒りを、苦しみを、感情を、自分自身を爆発させる。時に相手に嫌悪感を感じる。しかし嵐が過ぎ去った後、感情の全てを吐き出したお互いの心に残ったものは、争う前にあったものよりももっと温かいものだった。嵐の後に、お互いの心に刻み付けられた愛や絆。真っ白に戻った彼らはお互いに対して抱いているそれを改めて実感する。そして彼らは以前よりもさらにそれを深めてゆく。これが「争うこと」の本質なのかもしれないなと思った。映画でも語られているように、多くの人々は争いを避け、忌み嫌い、そして「野蛮なもの」と位置づけている。争う人間を見ると「自分とは違う」と彼らを野蛮扱いする。しかし、争った後に心の中に宿る愛を、温かさを、優しさを、人は忘れている。「衝突(Crash)」とは、お互いを心の底から理解し、そして尊敬することだ。見終わった後からじわじわと余韻が広がる素晴らしい作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-28 14:28:49)
14.  ディア・ウェンディ 《ネタバレ》 
ラストシーン、「主人公の死」を遠くから描写する手法が、やっぱりラース・フォン・トリアー。一言で表すと「『ボウリング・フォー・コロンバイン』にストーリーとアクションシーンを付けて、過激さとブラックさと皮肉をたっぷりプラスしてみました」って感じかな(え?ちょっと違う?)つまり、いかなる理由があろうとも結局、銃は人殺しの道具には過ぎない、銃にとってはそれが備えられた本能なわけで、正義とかカッコ良さとか堅実な精神とかそんな物は決して得られない、って事なんですよね。正義と称して銃で人を殺しまくるアメリカ人を批判してるんだと思う。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『ドッグヴィル』と違って、もう少しガツン!と来るような描写やテーマが欲しかったけど、テンポ良くて映画に入り込むことが出来たし、まあ良かったと思いますよ。あ、あとDVDのカバーに「『DITD』を凌ぐ衝撃のラストシーン!」って書いてあったけど、そうですかあ?そんなに衝撃的でもなかったけど。むしろ俺は、アメリカの賛美歌(?)みたいなのが流れてたから「ラースらしい表現やなあ(笑)」って、大笑いしてましたよ(^^;)日本版イメージソングがレミオロメンなのも余計に・・・・・・・・
[DVD(吹替)] 7点(2006-08-18 15:29:53)
15.  M:i:III 《ネタバレ》 
やっと誕生した愛娘に「スリ」と名付けたり、ケイティとのラブラブぶりをカメラに見せ付けて嫌われたり、あげくの果てにはラジー賞にまでノミネートされてしまったトム。正直な所、俺の中での印象も少し下がっておりましたが、そんな彼もシリーズ久々の新作『M:i-Ⅲ』で汚名返上なるか!?てな訳で公開された本作ですが、どうやら俺の中だけでは、トムは見事にカッコいい姿で帰ってきてくれました。いやぁ~、久々のイーサン・ハントは本当にカッコ良かった。トムに惚れたのがイーサンなら、トムに惚れ直したのもイーサンとゆう訳で、トム=イーサン・ハント万歳!!6年ぶりの本作はアクションの激しさ、スパイ映画のスリル共に満点で、文句無く楽しめました。特に2では感じられなかったスパイ映画ならではのドキドキ感がまた戻ってきた点には点数が高いですね。ただアクションシーンでカメラが動きすぎなのと(近年のハリウッド映画の悪い癖!)ラストがイマイチ盛り上がらなかったのが難点。イーサンの蘇生シーンはもう少し感動があるかと思いきや割とあっさりでした。蘇生シーンの演出はジェームズ・キャメロンに軍配!(比較するなという声は無視します)あと1、2がデ・パルマ、ウーと個性の強い監督だったせいか、演出にイマイチ個性が見られなかったのもちょっとなぁ。個人的には2が一番カッコよかったから、これが最高傑作だとは思わないな。『M:i-Ⅳ』は全米でのオープニング成績を考えるとどうなんでしょうかね。まあ1がサスペンス、2がアクション、3がストーリーなら4は絶対「映像美」で来ると思うので、今度こそ監督はフィンチャーか、レン・ワイズマンにオファーしてみたらどうですか、トムさん?期待してますよっ!!点数は内容の面白さ+トムのカッコ良さを総合的に判断して8点です。【追伸:ピルグリム兄貴】サンディ・ニュートンはイーサンとは別れて(極限状況で生まれた恋愛は、長続きしないの・・・by浅野温子)今はロサンゼルスの辺りで主婦をやってるみたいですよ。『ク○ッシュ』で。
[映画館(字幕)] 8点(2006-08-01 16:11:34)
16.  Vフォー・ヴェンデッタ
怖かった・・・カッコよかったし、楽しめたけど、でも、怖い映画だった。何が怖いって、この世界が怖い。イギリスの植民地と化したアメリカ。そこにはもはや人権が存在していなかった。そこで繰り広げられるあまりにも残虐な人々の支配。反逆する者は男だろうと女だろうと子供だろうと容赦なく殺される。管理化された未来。こんな世界がもし、近未来に存在してしまっていたら、そして、もし世界のどこかには今もこんな国が存在していたら。そう思うと怖くてたまらない。俺はこの映画のメッセージには激しく賛同します。つまり一般化されたものが必ず正しいとは限らない、悪に見える人物が時には正しいこともある。そういう事なんでしょうね。俺自身がこういう、何というかアンチテーゼ的な事をやってのける人物に魅力を感じてしまうせいか、とにかくⅤがカッコよかったです(仮面をつけているとはいえ、Ⅴをヒューゴ・ウィービングに演じさせたのは正解だったように思います。)ただ、あまりにも娯楽性が薄すぎたのはどうかと思いました。こういうビジュアルの映画なら必ず一人は娯楽映画を期待する観客がいるはずだし、製作者側にもそれによって肩透かしを食らう客がいる事が見えてたと思う。別にこれは娯楽映画じゃないからいいんだよ~ん、てな反論をされるかも分からないけど、じゃあ映画ってそもそも何?て考えされられてしまう。映画ってもともと娯楽を求めるためのものですよね?とは言えそのストーリーは十分に面白かったので8点。
[映画館(字幕)] 8点(2006-06-02 23:12:12)(良:1票)
17.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
4人のメンバーはそれぞれの特徴を生かして個性的に描かれているし、他のアメコミ映画と違ったコミカルな展開&セリフ回しなどとても良かったと思います。ただ、アクションやアドベンチャーの部分がもう少しあっても良かったと思いました。あとナンシー・キャラハン・・・じゃなかったジェシカ・アルバが科学者の役だったのが『ダーク・エンジェル』の頃から知ってる俺には少し新鮮でした。彼女、女優として成長したなぁ、って(^^)まあ俺的には彼女はあまりタイプではないですが(笑)
[DVD(吹替)] 6点(2006-03-12 22:26:44)
18.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 
マシュー・マコノヒー、やっぱカッコいいですねぇ~~~!!!!(^○^)正統派の役ばかりだと思ってたけど、こういうワイルドなアクションヒーローも似合うね。さすが俺の「こんな顔になりたい俳優No.1」なだけの事はあると思いました(関係ないだろというツッコミはご遠慮を)映画そのものは・・・。クライマックスの展開にはなかなか胸躍らされましたが、そこに至るまでの前半のストーリーは何か盛り上がりに欠けてたし、微妙に説明的&専門的だったし、金貨を探しに出かける→ヒロイン同行→疫病の秘密を探れ(?)→疫病が広がるのを止めなければ!(??)→ヒロインがさらわれた!→ヒロイン救出!→めでたしめでたし・・・。ってオイオイ!途中からストーリー破綻してないかい!!??(汗)うーん、期待してた割にはイマイチだったかも。ただマシュー・マコノヒー=ダーク・ピットはまた見たいので続編は希望します。見に行きたくはないですが(^_^;)
[DVD(吹替)] 6点(2005-10-23 23:11:51)(良:1票)
19.  コンスタンティン 《ネタバレ》 
うーん、期待した割には、期待はずれに終わってしまった印象。見る前は、キアヌ演じるコンスタンティンがブレイドやセリーン、ヴァン・ヘルシング並に武器ブン回して悪魔を倒しまくるヒーローアクション映画かと思ってたけど違いましたね。確かに冒頭の悪魔祓いのシーンは「お、なかなかいい線いってるぞ!」と期待が胸をよぎったのですが、それから後は妙に宗教絡みになるわ、妙に話がややこしくなるわ、妙に淡々と話が展開するわ妙に世界観ちっちぇーわで・・・。いや、別に宗教絡みでも何も問題ないし(それでも面白い映画はある・・・はず)別に俺がキリスト教じゃないから分からないだけとかそういう事じゃないんですけど、もっとアドベンチャー的要素を取り入れて欲しかったなと。ただコンスタンティンはまさしくキアヌのハマリ役だと思うし、レイチェル・ワイズもこれまた見事に役にハマっておりました。ただ続編はもういいかな(笑)
[DVD(吹替)] 5点(2005-09-04 22:00:38)(良:1票)
20.  パニッシャー(2004)
うーん、何ですかねコレは。別につまらなかったって事は無いんだけど、だからと言って誉める所がある訳でもない。早い話が微妙。冒頭のアクションシーンは迫力があって良かったんだけど、それから展開されるアクションはド派手で迫力はあったけどテンポは悪かったし。キャストは地味だし(てかここまで地味にする必要も無いんじゃ?)大体、アンタ復讐が目的じゃなくて裁くのが目的とかホザくんなら、どうしてそんなヒドい殺し方ばっかりすんのよ。正義とか言って電車の線路に悪人を投げちゃうベ●・アフ●ック主演の某アメコミヒーローよりも残酷だろ!まあ予告編はカッコ良かったし、人気のあるスターを主演にしてたら興行収入で10億円くらいはせいぜい取れてたと思いますけど。それにしても最近完全に消えたと思ってたサマンサ・マシスが出ててしかも結構活躍したのは驚きだったし、レベッカ・ローミン・ステイモスが普通のヒロイン演じてたのも「X-MEN」でしか見てない俺には新鮮でした。あ、あと【ぶらき】さん同様、プレゼントが何と『金!』ってのは良くないね。
[DVD(吹替)] 6点(2005-07-01 22:57:52)
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