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1.  ボーン・スプレマシー
改めて観ると2作目の本作が一番出来が良いと思う。 冒頭で恋人を殺したロシアの凄腕殺し屋を、ラストに壮絶なカーチェイスの上で仕留める…という筋立てが解りやすい。 下でどなたかが仰ってましたが、このカーチェイス、とにかくぶつかるぶつかる。実際に街中であんなことやったら、そりゃそうなるでしょうって感じ。このリアル感満載のド迫力カーチェイスだけでも観る価値あります。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-02-04 12:37:33)
2.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
超大物の悪役ボスが死んで、後はターミネーターのような執念だけでボーンを追いかける殺し屋(ヴァンサン・カッセル)との対決を残すのみ…とワクワクしていたら、あれ、何で殺し屋の方が逃げてるの…? 指揮系統が消滅してボーンと接触できるおそらく最後の機会なんだから、殺し屋は必死にボーンを追わなきゃイカンでしょう。 百歩譲ってボーンに恐れおののいて逃げるというなら、誰にも気付かれずにこっそり姿を隠せばいい所、何でわざわざ装甲車盗んであんなド派手な逃走劇を繰り広げる必要があるのか。そもそも装甲車乗ってるせいでボーンに見つかったわけだし。 これもターミネーターのような、このシリーズらしからぬ超弩級の街破壊カーアクションも、その必然性の設定が甘いので今一つノリ切れなかったのが残念。 この殺し屋の執念はボーンが改心?して情報を公開したとばっちりで、素性がバレて敵地で2年の拷問経験を受けた恨みだったと思うけど、その辺をもっときっちり描いてくれたら、このシリーズが持つどことなく薄い偽善性をカバーしてそれなりに物語に深みが増したと思う。実はこの殺し屋が父親を殺した実行犯…て、なんかプロットが雑すぎます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-02-04 12:07:17)
3.  エリザベス:ゴールデン・エイジ
前作に劣らずメロドラマ的要素が大きく、かといって女性向きと言うには暗く陰惨な雰囲気。 メアリーの処刑に反対したけど部下が勝手にやっちゃった…という、主人公に要らざる斟酌も玉に傷。 大戦が勃発しても宮廷ドラマと同じようなテンションでお話が進むため、もう一つ盛り上がりに欠ける。もっとメリハリをつけてほしかった感じ。 ただ大戦の決着シーンは素晴らしかったです。寝着のまま夜明けの断崖を彷徨うエリザベスと、遥か沖合に壊滅的打撃を受け燃え盛るスペイン海軍の幻想的な美しさ。 この戦いにイギリスが負けていればラテン国家の覇権は続き、後のアメリカ合衆国も存在しなかった…そういった歴史の大転換点の象徴として良く出来ているシーンだと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2021-05-20 00:34:31)
4.  ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ) 《ネタバレ》 
引き離された少女と愛犬が再びめぐり合うまでの物語・・と思いきや、だんだん違う様相を呈してくる。一体どういう話になるんだ・・というワクワク感は新鮮でした。 「白い戦士ヤマト」のような闘犬モノ(まるで最凶キャラ ビルダー)になったかと思えば、「クージョ」や「猛獣大脱走」のような動物パニックホラーへと。 最後は「え、これで終わり?」というような唐突なラスト。人をあれだけ殺した以上、殺処分は免れないだろうから決してハッピーエンドではない。 その前の僅かの一時をもってエンドとした事で、余韻はとても良い。この終わり方は結構好きです。 父娘モノとしても良作。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-07 09:28:39)
5.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 
2度のどんでん返しがありますが・・2つとも必要あんの?って感じ。 主人公達が逃げないといけないのは、ボスの復讐や忠実な殺し屋達に対してでしょ。「小物はどうでもいい」と最初から逃がすつもりだった警察をあんなに一生懸命2度に渡って騙す必要があるのか。 逆に、殺し屋達から守ってもらえなくなる分圧倒的に不利になるのでは。 仮面を被った異形がひしめく地下鉄に模したヴァーチャル空間は良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-08-07 09:09:29)
6.  16ブロック 《ネタバレ》 
一見頭が弱そうに見えて実は切れ者という、いかにも犯罪者っぽい黒人のキャラが良。それゆえ彼が改心してケーキ屋を目指すと言う・・これが最後までホントか嘘か判らないというのも良かったです。アクションの方は、ダイハードのようなアクロバティックな手法は使えないので、一体ここからどうやって脱出できるんだ、と結構ハラハラして楽しめました。 裁判所で証言してメデタシメデタシというラストは何だか物足りない。警察があれだけ腐敗していて、裁判所も汚れてないと何故無条件に信用できるのだろうか・・とは思いました。日本の酷い裁判事例見過ぎかな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-02 23:12:23)
7.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
007の音楽を使った某バラエティ番組見て何か懐かしく思い、「寅さん」シリーズでも観るつもりで借りてみました。007をまともに鑑賞するなど高校時代以来かもしれない。 欧州のアートフィルムのようなシックなモノクロの出だしから、一転カラフルなトランプ舞うセンス良いアニメーションのオープニング、さらに一転アフリカを舞台にした超高所恐怖症的肉体アクションへと・・あまりのUpdateぶりにビックリしました。「安定のワンパターン」どころか最新鋭のアクション映画として充分通用する作り。 舞台は超セレブが集う秘密のカジノ大会へと。確かにゲームや心理戦をもう少しじっくりやってくれたら・・という感じはしますが、視覚的要素や雰囲気はとても良かったです。こういうゴージャスな舞台は007ならでは。 ただ大会が終わった後はパワーダウンしてしまった感じで、しかもダラダラ長かったのが残念。 シッフル一味がどんな手を使っても金を取り戻しに来るのは必定で、MI6も万全の態勢で防がなければいけないはず。なのに呑気に祝杯上げて、当り前のように攫われて拷問・・この辺りの流れの納得の行かなさはC級映画でも見てるような。ヒロインももう一つ説得力がない。「女王陛下の007」のトレイシーは、ある意味変人で傑物で、いかにもボンドの伴侶に相応しいという感じのキャラだったけど、今回の人は他の歴代ボンドガールと何が違うの?って感じ。 最後の豪快版「ヴェニスに死す」と、最後の最後にあのセリフが登場する演出は良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 20:17:56)
8.  ロスト・メモリー 《ネタバレ》 
ホラーやミステリー映画において、登場人物たちの納得の行かない行動パターン(例えば「何でとっとと逃げずにいつまでも居続けるの?」とか)は、「そういうもの」として諦めの境地で観ていた部分がありました。でも本作は違和感を感じた部分がラストですべて一気に回収されるのが素晴らしい。魚屋のオバサンの態度(名演技賞もの)とか、隣の大男の言動(「お前が彼女を連れてきた」等)とか、真相が解ってしまうと成程って感じ。ここまで鮮やか、というか丁寧に作られたホラー映画は久々に観た気がします。また今時の映画だと、穴に落とされて扉が閉まってエンドクレジット・・でも充分成立すると思いますが、そういう安直なラストを良しとしない姿勢もイイ。(ただ本当に精神病でない以上いずれバレるやん、とは思いますが。) こういった丁寧な作りは最早ハリウッド映画では望めない感覚かも。ドイツが今さまざまな分野で充実してるのだな・・というのを実感させられます。
[DVD(字幕)] 8点(2014-08-04 13:00:04)
9.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
個人的にターミネータの魅力とは敵役の面白さ。1のシュワ、2の液体人間、3の美しきアンドロイド、本作にはそれが無い。例えて言えば悪魔超人も完璧超人も出てこない「キン肉マン」て感じ。 人間の感情を持ったターミネータというと「エイリアン4」の人間の感情を持ったエイリアンを連想する。エイリアンにしてもターミネーターにしても、人間の思考回路とは無縁の独自の本能(或いはプログラム)に従って行動するから恐ろしいのであって、人間の感情を持ったら進化ではなく退化ではと思ってしまいます。しかしこんなもの作るなら3でハッピーエンドにしとけばよかったのに。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-16 11:17:48)
10.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
ミステリーじみた面白いプロットだけど「ダイハード4.0」に全ていい所を持って行かれた感じ。同じような時期に同じような事考える人居るんですね。「マイノリティ・レポート」でもそうだったけど、スピルバーグの描く管理社会はどことなく設定が甘い。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-05 17:35:53)(良:1票)
11.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
屋内版「蝿の王」って感じ。何の為の実験で、どういうデータを集めたいかの説明がないので解りにくい。2週間経てば解放されるのにこの展開は無いでしょう。終了後に仕返しされるのは嫌だから看守もそうそう酷い事出来ないと思いますが。実際にあったという実験を拡大解釈しすぎに思う。(実際には死者どころか怪我人も出てないそうな。)ブレアウィッチ的な『実際にあった話』を売りにしたホラ・ホラーとして見ればそこそこ楽しめる。 しかし、これなら連合赤軍やオウムのサティアンのドキュメンタリーでも見た方が遥かに凄いような。こっちは本当に「実際にあった事」だし。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-31 23:45:57)
12.  グッバイ、レーニン!
単なるコメディと思ってましたが、ほんわかと感動させてくれる良作。ああいうお母さんはちょっと嫌だけど。ヒロインが可愛すぎてビックリ。名前からしてトルコ系ロシア人でしょうか。恐るべし。あと映画マニアの友人の造型もいいなぁ…。「ひょうきんなドイツ人」という、ちょっと想像しがたい難役もあの顔立ちなら納得。キャスティングの妙ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-30 06:42:55)
13.  ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 
普通なら行かないよ、とか、最初から捕まえて閉じ込めておけばいいのに、とか、何でセスナ機の人が殺されるの?とか、脚本に粗がありすぎ。最後のどんでん返しが肝の映画でこういった粗は致命的。またオリジナルと異なりフェミニズム共同体になってますが…古代社会は常に外部からの侵略があるので(女性を頭に頂く事はあっても)共同体自体がほぼ女だけというのはあり得ない。ハチ組織ってのはオスが屈強な兵士なんだよ。新興宗教だとして古代の生贄の儀式との関連が意味不明。何か薄っぺらいです。オリジナルより巨大でシステマティックになったウィッカーマンの威容は良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-09 11:40:38)
14.  アレキサンダー
空撮も多用しての戦闘シーンの迫力は今まで見た中でも屈指のもの。ギリシャ~アジア~インドの文化的な描写もそこそこ良かったです。ただし肝心の主人公アレキサンダーに大王としてのオーラというか魅力がないのが残念。ホモで気弱な普通のアメリカ人みたいです。ペルシャ大王はカッコよかったのに。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 19:54:30)
15.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 
リドリースコット監督だけあって映像の迫力と壮麗さは安心印。ただ、お話の筋が・・結局は、主人公が責任から逃げた為に国が滅んでしまった話を、無理矢理英雄譚に仕立て上げましたって感じ。無理があります。戦争の発端となるバカ王子にしても、愚者は愚者なりに己の生き残りの為の知恵には長じているはずで、あんな自殺行為をするとは考えにくい。悪役に説得力の無い映画はイマイチです。ナターシャ・アトラスのエンディングテーマは良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-12 19:40:42)
16.  カフカの「城」
原作未読。映画見ている限りで不愉快に感じられたのは、閉鎖的な村人ではなく、あまりに自己中な主人公に対してでした。我儘が叶えられないと駄々をこねる躾の悪い子供のよう。今思えば「八つ墓村」のショーケンにも同じ印象が。現状を覆う自由主義(≒無責任主義?)に懐疑的になっている昨今、ある意味示唆に富む映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 08:03:53)
17.  クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール~
劇中のお爺さん曰く「ヒップホップ?あんなの音楽じゃない。真の音楽とはエリック・クラプトンみたいなのを言うんだ・・・云々」のセリフに落胆しつつ、我慢して見続けると、中盤以降段々と伝統色、民族色が濃くなってきて良し。ただ個人的に好きなダラブッカがバッコンバッコン鳴る「いかにも」って感じのものが無くて残念。同系統の映画「モロノブラジル」でもブラジル音楽であるにも係わらずボサノヴァが出てこなかったし、ジンジャーベイカーの「イン・アフリカ」でも西アフリカ音楽であるにも係わらずグリオがでてこなかった・・・この手の映画というのは、決してその国の音楽全網羅ではなく、あくまで「製作者の立場(本作の場合プログレロッカー)から見て個人的に面白いと思う音楽を集めた」(つまり偏っている)という意識で観る必要があるかも。とはいえ、滅多に目にする事のできない多種多様な音楽が映像付で聴けて面白かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-28 22:49:17)
18.  モーターサイクル・ダイアリーズ
生々しいエピソード満載の前半部は大いに楽しめたけど、後半の教宣映画のような展開がやや興醒めでした。ゲバラを役者が演じると線の細い優男になってしまうのが不思議。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-06 00:40:12)
19.  クジラの島の少女
どことなく「風の谷のナウシカ」。伝統文化が民族に活力を与えくれる事を如実に示す映画。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-06 00:31:26)
20.  ゴースト・ドッグ 《ネタバレ》 
一風変わってて、いい雰囲気のハードボイルド。ラスボスの倒し方は「ああいう方法があるのか」とちょっとビックリ。 ところで「武士道は死ぬこと見つけたり」というのは、例えばお家を守るためであったり、国を守るためであったり、そこに属する大事な人達を守るためであったり、共通の価値観・文化を守るためであったり…自分の命と引き換えにそれ以上に重要なものを存続させられる局面にあって、礎として死を受け入れる…という考え方だと思う。自分が切腹する事によって、お家の体面が保たれて断絶されずに続いていくといったような。これは徒に犬死することとはちょっと違う。そういう点で主人公があそこで死ぬことによって、後世に何を残す事ができたかを考えると少し微妙でした。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-25 13:42:52)
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