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1.  ニーチェの馬
冒頭、ニーチェの馬が現れるシーンが凄い印象に残った。躍動感に溢れ、詩的で、美しい。  面白いか面白くないかはひとまず置いておいて、世界観と表現方法がとても素晴らしい映画だ。  ひたすら同じ音楽を流し続けるスタイル、常に嵐が巻き起こっている荒野、極端に排された台詞。30分位経過してやっと喋った台詞が「もう寝ろ」って…。  あとやっぱり馬の使い方がとても素晴らしいと思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-02-07 19:42:29)
2.  幸福なラザロ
知ったかぶってやれ宗教的だの階級社会の恐るべき実態だの労働力の搾取だのファンタジーだの叫ぶことは容易いが、結局のところなんだかよくわからない映画だったというのが率直な感想である。音楽が逃げるから閉じ込めるとか。音楽が追いかけて来るとか。この辺は何を意味していたのか、そしてラストがあんまりだ!
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-12 19:11:25)
3.  ハウス・ジャック・ビルト
シリアルキラーものや、サイコサスペンス、犯罪映画全般が好きな人、多少のグロ耐性はある人、或いは途中退出者が続出したというニュースに釣られた怖いもの見たさ勢、はすぐに飛び付く可能性が高い映画である。  だが、この映画はそんなファッション感覚で気軽に観に来たサブカルオタク共を容易に打ち砕くほど悪意に満ち、ある種の突き抜けた感覚、常人には理解できない感覚を突き付けて来るので(理解できたら理解できたで逆にヤバイが)気軽に観ては行けない映画であると言える。  とにかく徹底して殺人鬼の深層心理にまで及ぶ内面描写を描き、その冷徹かつ残酷極まりない行為を通して観客に揺さぶりをかけてくる。そこには一切の共感や感動などの入り込む余地は無く、作り手が観客にひたすら不快な思いをさせる事を楽しんでいるかのような自己満オナニー映画であるので、ここまで徹底していると逆に清々しい。
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-12 19:02:31)
4.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
時系列順に観た方が良いと言われ、「ユーロミッション」の後に観たのだが、時系列とか以前にハンというキャラクターが出てくる以外殆どワイスピ本編と関わりが無さすぎて、別に観なくてもいいレベルだった。  日本が舞台なのに主要な登場人物は殆ど外国人、日系アメリカ人、韓国人などばかりで、たまに日本語わ喋ってもカタコト過ぎて引く。  千葉真一はまだまともな役柄で良かったが、妻夫木聡や北川景子に至ってはエキストラ並みのチョイ役で笑ってしまった。  全体的にヘンテコな日本を紹介するのが目的か?と思っちゃうほど訳のわからない映画だった。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-08-05 18:49:29)
5.  ワイルド・スピードX2
普通のバディものポリティカルアクション感が強く、ハチャメチャだった前作に比べると落ち着いた印象。 ストーリー的にはイマイチだったが、相変わらずカーアクションは満載で楽しめた。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-08-02 22:44:38)
6.  ワイルド・スピード
新作が公開されるので全作予習しておこうと思い見始めた。 いかにもアメリカ映画って感じのダイナミックさが楽しい作品だった。  普通に街中の道路でスピードを競い合うクレイジーな連中。 トラック強盗から仲間を救うくだりの豪快さ。 とにかくカーアクション満載で楽しめた。 ドミニクとブライアンがとにかく格好いい!
[インターネット(字幕)] 7点(2019-08-02 22:43:38)
7.  僕たちは希望という名の列車に乗った
ハンガリー動乱のニュース映像を映画館で目撃した学生達が衝撃を受け、何か自分達に出来ることはないかと行った"黙祷"。初めは軽い気持ちだったんだと思う。クラス全員でやる事で一体感が生まれるし、正しい行いをしたんだと錯覚する。 しかし、たったそれだけの事が国家を巻き込んだ大騒動に発展していく事になるなんて。 首謀者を炙り出す為に政府の何か重要な機関(良くわからないけど)から来たと思われる女性のお偉いさんが凄い圧力で怖かった。  彼らが希望を求めて向かう先には何があるのか、とにかく先の気になる展開と彼らの危うい青春ストーリーはとても感動的だった。これが実話というのだから凄い。
[映画館(字幕)] 9点(2019-06-26 20:39:39)(良:1票)
8.  馬を放つ
キルギスというよくわからない国の農村を舞台に、伝統やしきたりを守って暮らす遊牧民の子孫?達が互いに協力しあいながら暮らす様子を描いている。  一方で、タイトルにもあるように馬を放つ者がこの物語の焦点となっている。馬を放つ者、要するに勝手に人の所有する馬を放ってしまう犯罪者だ。とは言え、馬を愛し、馬を大切にしてきた先祖の教えを守り、金儲けに馬を利用するのが許せないという言い分は、現代化の波が押し寄せるキルギスにおける現状に一石を投じるようなそんなテーマなのではないかと感じられた。  また、馬を放たれた事で激怒する競争馬のオーナーはちょっとチョウ・ユンファに似てましたね。
[DVD(字幕)] 7点(2018-12-03 16:02:24)
9.  あん 《ネタバレ》 
近くの映画館で「樹木希林さん追悼特集上映」として本作が公開されていて、ちょうど未見だった為鑑賞。  いやぁ、いい映画だった。 永瀬正敏がいかにも寡黙な職人の風貌で登場し、起き抜けにどら焼の生地を仕込んでいる。 店には女子中学生などで賑わい、これはきっと美味しいどら焼なのだろうなぁと想像しながら観ていたのだが、実は全然こだわりなんて無いし、そんなに情熱もないという意外性。  そこに登場したのが、50年もあん練りをしてきたという、言わばあんの達人、樹木希林の登場である。 これは面白くならない訳がない。 二人のエピソードを軸に悩みを抱える学生との交流も交えながらどら焼作りの大変さと楽しさがよく伝わってきた。 自分も和菓子を作る仕事をしている為、ほんとうにもの作りに対するこだわりや情熱が感じられたし、美味しいものをお客さんに食べさせたいというシンプルな想いに共感を得た。  小豆一粒一粒を丁寧に扱い、小豆に対して会話をしながらじーっと近くで観察し、炊けるのを待つ徳江さんの眼差しが忘れられない。  後半はかなり悲しい展開だったが、希林さんがもう亡くなってしまったという事実が、どうしたって作中の彼女が演じる人物と重なってしまって、涙なくしては見られなかった。
[映画館(邦画)] 9点(2018-10-02 14:50:58)(良:1票)
10.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
花嫁が結婚式に父親を呼びたいというのは当然の事。 しかし、父親候補が3人も居て、会えばわかるだろうと思って3人とも招待してしまったからさあ大変! そこから巻き起こる大騒動と、無事に結婚式は成功するのかという物語。 父親候補の3人が皆自分が父親と思っているし、母親は参加者全員の前で不貞を暴かれるという公開処刑。まさに泥沼のグダグダ展開。もうね、DNA鑑定しかないわこれ!  しかし、あくまでこの映画は能天気なので、そんな重要な問題でも歌と踊りで乗り切ってしまう。もう父親なんて誰でも良し!むしろ、母親も3人のうちの1人と勢いで結婚してしまうという無茶苦茶っぷり!  とにかくABBAの名曲に乗せて歌って踊れる楽しい映画だ。 メリル・ストリープの歌唱力はさすが。 ピアース・ブロスナンは……2度と歌わないで下さい(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-22 21:02:49)
11.  希望のかなた 《ネタバレ》 
私もアキ・カウリスマキ監督初鑑賞。 シリアの内戦から逃れてフィンランドへやって来た主人公を待ち受けていたのは、不当な暴力と、難民保護の却下、強制送還という希望も何もない過酷な現実だった。 とにかく、この主人公によって語られる戦争体験が壮絶すぎて、ここを映像化した方が面白いんじゃない?と思うほどだった。 時折挿入されるおじさんバンドの歌詞が非常に希望に溢れ突き刺さる。  そして、主人公がやっと希望を見出す事になるレストランとの出会い。 一体この映画の何処にコメディ要素があるのかと思ったが、それは不意に終了20分前に訪れた。 全然人気のないレストランが打ち出した苦肉の策。 そうだ寿司を出そう! 早速料理本を購入し、作り始めるシェフ達。 おいおい、ネタとワサビが逆でんがな! 思わず変な方言を口走ってしまうほどの衝撃。 とにかく、めっちゃ不味そうだし、レジ前に招き猫飾っちゃってるし、銅鑼(どら)は鳴らすし、ヤバすぎる店が爆誕していた。これは意表を突かれたわ。笑笑
[DVD(字幕)] 8点(2018-07-29 08:27:09)
12.  女は二度決断する
おそらく誰もが書くであろう事を先に書いておこう。 ダイアン・クルーガーの演技が素晴らしかった! テロ爆破事件で悲劇に見舞われ、やがて容疑者と法廷で対決していく展開にグイグイ引き込まれたのは、彼女の確かな演技があってのものだった。  彼女が復讐の為にとる行動は賛否分かれそうだが、タイトルにもある"ニ度の決断"の意味を知った時、彼女の苦悩や葛藤がありありと伝わってきて凄く考えさせられた。批判するのは簡単だが、そこは当事者でなきゃわからない領域だと思うので、私にはただただ受け入れざるを得なかった。  不条理に満ちた暗い物語だが、法廷劇、復讐劇としても単純に面白いし、主人公の女性の心理描写もしっかりしているのでこれはなかなかの良作!
[映画館(字幕)] 8点(2018-07-11 22:35:32)(良:1票)
13.  パターソン
詩的な映画。 静かな映画。  どこに向かうともなく、淡々と退屈な日常が描かれる。 何か事件が起こったり、恋人とのラブストーリーが展開されていくわけでもない。  カメラはひたすらパターソンという青年のぱっとしない日常を映し出す。 映画にする意味があるのか?とも思う。 しかし、彼の表情はどことなく物憂げで、何かをしたいんだけど踏み出せ無いような、そんな弱さを感じさせて一体何処に向かうのか妙に気になってしまう。 はっきりとした物語を好む観客にはまるで向かない映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-02 15:55:19)
14.  ラブレス
「父、帰る」の監督という事で期待したが、ストーリー自体はそれほど面白いものではなく、どちらかというと暗い気持ちになる作品だった。  親の都合で不幸な目に合う子供という点においては「父、帰る」にも通じるテーマだが、今作は離婚を控えた親が主役という事で、大人の汚い部分や子供にとって理不尽な展開の連続なので、あまり入り込めず。 そんな折に子供が行方不明になるという事件が発生し、物語が大きく動き始めてからはなかなか引き込まれた。  その重厚な雰囲気と演出は一級品だと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2018-04-23 15:35:01)
15.  ヴァレリアン 千の惑星の救世主
ベッソン✕SFと言えば「フィフス・エレメント」という前例があるので、全く期待してはいなかったが、これは意外と楽しめた。  まず、惑星間を駆け抜けて活躍する男女の捜査官という設定からしてスケールがあって楽しいし、相当金がかかっていると思われるCGが物凄くて、異次元な世界観にひたすら浸る事が出来る。  サイバーパンク的な仮想世界とかもあったりして複雑なんだけど、そういった設定に一切説明が無く、いきなりその世界に放り出される感じは初めてプレイするゲームのようでもある。  ただ、ちょっと残念な点は主役にあまり魅力を感じなかったのと、宇宙の捜査官なのに行動が軽い点。あと服装がダサい点(笑)
[映画館(吹替)] 7点(2018-04-03 00:13:05)
16.  アンノウン(2011)
なかなか楽しめたんだけど、あまりに荒唐無稽な内容で、リアリティは感じなかった。リーアム・ニーソンはこういう巻き込まれ型のヒーローを演じさせたらハマりますねぇ。 全体的にB級なノリと、そこそこのアクションもあるので、初見は楽しめると思う。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-04-01 18:52:35)
17.  ハッピーエンド(2017)
敷居が高い作品だ。  前提として「愛、アムール」を観ている事(詳しくは書きませんが、観ていた方が「おおっ!?」てなる) ハネケ監督の得意技は人を不快にする事だと知っている事。  が必要になってくる。 私はハネケ作品の特性を理解しているつもりだったが、それでも相当やられてしまったので一見さんはお断りと言わざるを得ない。 それでも観たいという方は睡魔との戦いになるので注意が必要だ。  この映画を撮るにあたってハネケはSNSについて深く研究したという。 この映画に出てくる人物は皆問題を抱えながらも、スマホの動画機能やチャットやメール等に夢中で、身近に居る家族との関わりを断っているかのようだ。 この映画のテーマは他者への無関心。そこから引き起こされる事象は現代社会の問題を深く反映してると言える。  4点以下を点けるつもりだったが、それではハネケの思うツボなので、敢えて6点とする。
[映画館(字幕)] 6点(2018-03-26 21:02:40)(良:2票)
18.  ナチュラルウーマン
最愛の人に別れを告げたい。 それだけなのに、周りから向けられる 差別、差別、差別、差別、差別 偏見、偏見、偏見、偏見、偏見 の目。 そんな雑音をかき消すかのように、彼女は歌う。 どんな時もありのままの女で居させてくれる愛する人を想って。 彼女は愛の力によって逆境に立ち向かう。 それを象徴するのがあり得ない位の向かい風に向かって歩くシーンだろう。 例え身体が斜めになろうと彼女は歩くのを止めない。 彼女の決意が見て取れる良いシーンだった。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-26 14:22:56)
19.  愛、アムール
冒頭で結末は既に分かっている訳だが、どうもスッキリとしない終わり方なのはハネケの得意技なのでしょうがないとしても、もうちょっと素直に感動できるようなドラマだったなら入り込めやすかったかなと思う。私には少々退屈だった。  全体的に文学要素と圧倒的リアリティで観るものの感情を揺さぶる。重苦しい中にも人間の愛の力を感じずにはいられない。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-25 22:18:39)
20.  ファニーゲーム U.S.A.
オリジナル版は未見。 冒頭、家族が別荘に向かう車中で、クラシック音楽を聞いているが、着いてタイトルが出た瞬間、狂ったような爆音でパンクがかかる。もう、この瞬間に普通の映画ではないなと思っていたら、まさにその通りだった。  ひたすら胸糞悪い展開なのもそうだが、どうやっても我々観客がこの映画に勝つ事は出来ないからだ。 何故ならこの映画に出てくる殺人鬼は、絶対に負ける事がないからだ。なんせリモコンを握っているのだから(謎)。 そして、監督はハネケである。スカッとする展開なんてまず期待できない。 観客を不快にするという意味では、ここまで全力な映画はなかなか無いと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2018-03-24 19:48:07)
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