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プロフィール
コメント数 106
性別 男性
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1.  シャンプー台のむこうに 《ネタバレ》 
余命少ない人間が崩壊した家族を取り戻そうとする。いわば定番のプロットだが、美容師コンテストと絡ませることで映画としての魅力をそちらに転嫁し、佳作となり得ている。シドニー・ポラックはこういったごまかし気味に良質のドラマを仕立てるのが巧い。「自分で家族崩壊させたくせに何をいまさら・・・プゲラ」といった批判を正面から受けずにすむ術を知っている。この作品では洗練されたスタイリングという期待を裏切らず(サンドラの変貌ぶりは見事)、ベタだが心躍らされる音楽、次第に姿を変え調子付いてくる市長ら脇役の魅力がそれであり、「せめて男と逃げるべきだ」「栄冠を隠す気か」といった粋な台詞も勿論それである。   というか何というか、レイチェル・リー・クック。 一回戦でヘアブローされる洗練されたレイチェルもいいけど、何といっても最終戦直前、自ら髪を切り捨て、短髪、無言で父親を見詰めるリー・クックは別格。小動物のような骨格と、つるんとした肌、怯えながら責め立てるような少し潤んだ瞳。 あぁ、レイチェル。 あぁ、リー・クック。そんな目で見ないで。そんな目で見られちゃったら僕はもう・・・ っと、危ない危ない。 もうちょっとでシャンプー台のむこうに行ってしまうところやった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-24 12:28:05)
2.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)
映画史を遡るしかない我々には元ネタを発見するという楽しみがある。脚本の元ネタは当然だが、数々の構図が後年の作品にそのまま使われていることに驚く。これはつまり模倣することでしか水準を満たすことのできない、カリスマ的なまでの完成度を本作品が有しているという証明だろう。 それにしてもこのシュレックという俳優はその容姿といい、影絵に生かされる長い指といい、まるでこの作品のために生まれたかのような俳優ではないか。  この作品においての影絵とはグロテスク描写を排するための手段であり、美しさであり、光と影の戦いの象徴でもある。船の上部をぐるりと回りこむ際の影はとりわけ忘れ難く、この作品の力強い存在を見せつけられる。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-24 12:24:37)(良:1票)
3.  ズーランダー
つまらないことを言うようだが、芸術の創作に携わる人物は好い意味のインテリであってほしいと、結構真顔で願う。奇抜な衣装や演技と顔芸で映画を宣言する人物をとても許す気にはなれない。「おれって馬鹿でしょ~?」だとか「あたしって酒癖がひどくて~」だとかそんな話は徹底的に無視されなければならないのでは?映画以前の話かもしれないが、駄作以前の自称映画に他にどう言ってやればいいものか。
[DVD(字幕)] 0点(2006-04-22 04:38:08)
4.  トト・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 
姉を追いかけ続け、アルフレッドに奪われ、憎み続けてきた長いだけのこの人生。当のアルフレッドにさえ、幸せの欠片も見当たらず、もはやただのおじいさんでしかない。何で生きていたのだろう、おれの人生には何もなかったのに何で生きてきたのだろう。音楽が流れ始める。追い越していったトラックの荷台ではパパとアリスがあの頃のまま陽気な歌を歌っている。100%の楽しさで。100%の幸せで。。。トマは最後まで追いかけ続けた、あるいは最後になって自分の手で自分を取り戻した。ファンタジーであるが現実味に溢れ、コメディであるが胸に迫る。人生は愚か者の語る物語―響きと怒りにみちて―意味など何もない
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-15 02:13:12)(良:1票)
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