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スティーヴン・ジェラードの妻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 52
性別 女性
自己紹介 いつもこのサイトを参考に鑑賞する作品を決めています。
ここでのみなさんのいろいろな意見は非常に参考になります。
小難しいことはわかりません。うまく表現できませんが、平凡な40代の一市民としてありのまま映画についてコメントさせていただきます。

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1.  モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
この映画がキューバの革命家チェ・ゲバラの若き日の日記を元に作られたことを知らなかったら、平凡な青春ロードムービーということになるのでしょうね。 たとえ知らなかったとしても、ロードムービーとしてそこそこ楽しめる映画だと思います。南米の自然は美しく、観光スポットも取り入れられバイクに乗って南米を旅したくなる映画です。 しかし、事前にこの作品がキューバの革命家チェ・ゲバラの若き日の旅行記だと知って見た方がより理解や共感が得られると思います。 結構裕福な医学生とそ6つ年上の先輩とのオンボロバイクでの南米旅行。この旅行を通して、後のチェ・ゲバラが生まれたと言っても良いでしょう。 ストーリーは全体的にフラットで大きな盛り上がりがあるわけでもなく淡々と進むため、少し長いかなという気がしました。 バイクが壊れ、ヒッチハイクに変わりハンセン病療養所あたりからぐっとペースが落ちます。 ハンセン病療養所での彼らの行動は今まで差別や偏見に苦しんだ患者を勇気つけました。最後の岸までたどり着くシーンがおそらくクライマックスシーンでしょう。 彼は旅を通して南米の貧富の差やアメリカに搾取されている現実を知ります。また、同じ祖先を持つ南米の国々が分断されていることを憂い、ハンセン療養所の送別会で南米各国間での団結を呼びかけるシーンは後の彼の行動につながっているのだと思います。 常に馬鹿正直で真面目すぎる医学生が後のキューバ革命家になるきっかけを作った旅だと思うととても考えさせれられました。 交際していた彼女チチーナから届いた1通の手紙。それについて何も語らなかったエルネスト(チェ・ゲバラ)ですが、その後先輩から「あのチチーナのお金を貸してほしい」と頼まれ、鉱山の夫婦にあげたと言っているシーンがとても印象に残っています。あの手紙は裕福な出の彼女からの別れの申し出であり、彼女からもらったお金をあの貧しい夫婦にあげることにより彼女との決別と貧しい者へのせめてのも助けになればと考えたのでしょう。派手さは無い映画でしたが、じんわり染みるいい映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-20 22:24:53)
2.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
私にとっては007シリーズデビュー1作目でした。子供の頃から007は知っていましたが、完全な食わず嫌いでまともに見たことは一度もありませんでした。実に面白かったです。これで007シリーズを全部制覇しようと誓った記念すべき作品になりました。その後、ショーン・コネリーの本シリーズ1作目「Dr.No」を見て、これは全作品全て見なければいけないという気になりました。昔からのファンとは違い、他の作品とは比較できませんが、これだけでも十分堪能できました。これはニューボンドだとおっしゃる方が多いようですが、1作目の「Dr.No」の時のボンドと原型は変わっていないように思いました。 これから1作品ずつ鑑賞し、007の歴史を確かめたいと思います。全体に少し長く感じましたが、総じて楽しめました。食わず嫌いだった女性にもおススメしたい良作です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-04 10:09:59)(良:1票)
3.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
久々に良い映画に出会えた。人にも薦めたい作品。 物語は旧東ドイツ東ベルリンを舞台に1984年に始まり壁崩壊後から数年後までを描いている。ニュースで漠然と知っているベルリンの壁崩壊だが、そこに至るまでに社会主義体制の下、人々は言論や表現の自由を奪われており、言論統制はもちろん密告、拷問、高官の不正や横暴など実際に同じようなことがあったのだろうと容易に想像できる。ドライマンは反体制派の劇作家とみなされ、同棲相手の舞台女優クリスタとの生活を主人公の秘密警察(シュタージ)の大尉ヴィースラーに盗聴されてしまう。映画のタイトルである「善き人のためのソナタ」であるが、あの1曲で急に心変わりしたわけではなく、2人の生活を盗聴した積み重ねにより彼が以前は持ち合わせていなかった人間らしい感性や良心が目覚めたのだと思う。(延べ何日間盗聴したのだろう?)物語はサスペンスとしても飽きさせない。途中、女優が薬物所持で逮捕され、取調べ後釈放されアパートに戻る。その後、二度目の秘密警察の手入れが入るまでの一連のやりとりは見事であった。結局女優は事故というより自ら車に飛び込むような形で亡くなってしまう。その後大尉ヴィースラーのキャリアは閉ざされ、地下室のメール係へ。自然とヴィースラーを応援したくなる自分がいて、強制収容所でなくて良かったと思った。壁崩壊後はメールを郵便受への投げ込む仕事につくがカートを引く元大尉の後姿は以前は大学で教鞭をとる姿とは似ても似つかぬものになっていた。ドライマンとヴィースラーは最後まで直接言葉を交わすことはなかったが、最後の本屋のシーンでお互いの存在を確かめることが出来、余韻のある終わり方だった。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-21 22:01:11)(良:2票)
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