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コメント数 116
性別 男性
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1.  ヘンゼル&グレーテル 《ネタバレ》 
『ヒルズ・ハブ・アイズ』のアレクサンドル・アジャ、『ドゥームズデイ』のニール・マーシャル、ハリウッドに招かれて撮ったこの人達の作品には、やはりこの人達が自国で撮った作品に反映されている「個性」が強烈に表れてます。この『ヘンゼル&グレーテル』にも監督サンがやりたい事がちゃんと映像に反映されていて、こういうのが大好きな僕には買い決定の作品でした。どうこう評価する程の作品ではない、と言ってしまえばお終いですけど、そこそこ質の高いB級グロ・アクションを期待して観たらど真ん中寄りのストライク、って感じですか。個人的大当たりなのはやっぱりグレーテルを演じたジェマ・アータートン。キャラの個性味付けがすんごい薄味(お兄ちゃんも)でもっと弾けててもイイのになぁ、とも思いましたがとっても魅力的(大体お顔やお身体ですけども)でした。2人に憧れる村の男の子が傷付いたグレーテルを介抱するシーンで、ベッドに横たわるグレーテルの胸元に気付いて辺りをキョロキョロ、そっ、と拭いちゃうシーンなんて堪んないシチュエーション、っすよねぇー。(←何言ってんだか)そして黒の大魔女を演じたファムケ姐さんも007の頃からお変わりなく(…?)お綺麗な女優さんです。もっとお素顔のシーンが見たかったですが。ノリとテイストに合った映像技術でほんとサクッと観れちゃいますし、女優さんにも大満足のこちらはあえて不満を付ける程真剣に観る事ないと思います。十分面白かったです。ラストに描かれた、深い森から一転、明るい荒野での一行のその後が観たいなー、と本気で思っちゃいました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-09 11:32:20)(良:1票)
2.  ヘッドハンター(2011) 《ネタバレ》 
主役である身長168cmの人。最初はスーツと高級車が似合うお金持ちのインテリぶりがハマっていたが、追跡され、逃げ回る姿を観ている内に、だんだん、だんだんとスティーヴ・ブシェミに見えてきて仕方が無いんですよ!後半なんてもう完全にブシェミに置き換えて見てましたもん。それとあのわんちゃん。アレ、動物愛護団体から非難されないのかなー?主人公がトラクターに乗って逃げるんだけど、わんちゃんがブラブラ、ブラブラ…。僕の良心は「うわー、これってイイのかなぁ?」と思いつつも、「いや、このシーンって笑うトコ?だよね…。ノルウェーではコレでイイんだろうか?」と何故か妙にハラハラ(ぼっとん便所の中に潜むシーンよりも)してしまいました。映像や演出なんかはハリウッドと比べるとかなり地味めですけど、『面白さ』っていうのはそういうのに頼らなくても出せる、っていう、良作の良い見本の様な作品ではないでしょうか。ハリウッドリメイクをされるみたいですが、それならキャスティングはもう絶対ブシェミでお願いしますよ!!そして追跡する相手の人は、そっくりさん起用なら『LOST』のソーヤーこと、ジョシュ・ホロウェイで決まり。これまたクリソツ!!です。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-05 19:11:03)
3.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
前作があまりにも『茶番』だったのでレイトで暇つぶし程度に見てみたら…、こ、これはっ!?はっきり言って面白かった!同じ監督が撮ったとは思えない程、前作とは比べ物にならない位の出来。ストーリーはほぼ前進なく、美味しいとこ取りの『番外編』の様な感じだが、元々4作もしてきてスタートとゴールが何にも変わってないものね。なので今回のは明らかにアクション満載で良かった。東京シークエンスの中島美嘉とその他のゾンビ達とのアリスの肉弾アクションは、ホントに前作と同じ監督が撮ったのか?と思える程、流麗でカッコ良かった。そして今回も登場の『処刑マジニ』はメイクがリアルで血で濡れた染みとか凄く不気味で雰囲気は最高。退屈になりがちなお決まりの「アリスとジルのタイマン」も意外に仕上がりが良く、ゆっくり丁寧に見せて(魅せて)くれているが、陳腐じゃない。改めてミラは衰える事無く、格闘の演技が上手い事を知らしめたと思います。何をどうしたらここまで変われたのか不思議な位、とにかく全体的に質は上がったと感じる。前作に不満がある人程、騙されたと思って見たらその違いに気付くんじゃないかなと。ツッコミどころは無視です。P・アンダーソンの『バイオ』だもんね。画を見て楽しむべし。ウェスカーは出てこないなー、と思ってたらそういう事かぁー。ラスト、主役級がずらっ、と並んで、これぞ『アベンジャーズ』じゃないか(笑)。 いつまでやるんやー!?ただ、エイダ役のリー・ビンビンは可愛かったが、レオン役はもうちっとオトコ前はいなかったんかい…。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-18 11:41:59)
4.  ワイルド・バレット 《ネタバレ》 
平均点高めなんだろうなぁ、と作品検索してみたら・・・、ええーっ!?た、たったの2人ですかぁ。みんな知らないのかなぁ?当時全米BOトップ10入りしてた頃から知っててようやく見たんですケド、これメチャクチャ面白いですよ!内容云々はお先にレビューされている【ザ・チャンバラ】さんがおっしゃられている通りだと思います。僕なりに言わせてもらえれば、「マクドとロッテリアとKFC、吉野家となか卯と松屋とすき家」を一つにぶち込んだ様な美味しいとこ取りとでも言いましょうか。まずね、初っ端からヴェラ・ファーミガさんの見え過ぎローライズ!に画面釘付け間違いなし!!最近は良く見るこの女優さんですが、こんなとこに出てたなんて意外な驚きと嬉しさでした。ポール・ウォーカーはまぁ良くも悪くも『ワイスピ』ですね。銃の構えなんかまんまだし。他にもね、わんさと個性強すぎな脇キャラが出てくるんですが、子供をさらうビョーキ夫婦なんて筋に全く関係無いのにこれだけでも一本映画撮れちゃいそうな美味しさ。このシークエンスでのヴェラ・ファーミガさんがスゴくイイのよー。「銃声がした。」と撃つ前に携帯で通報した決意の銃弾にはしびれまくりです。あと、お隣のロシア人奥さんの旦那から逃げない理由の話なんかも意外にホロッ、とさせられたりして。チャズ・パルミンテリの悪徳刑事も美味しいキャラなんだけど、もっと悪徳ぶりを強調して絡ませて欲しかったなぁ。絶対気付かない「あのオチ」も中々だと思いますが、それよりも中身がすっごく濃いです。これは掘り出し物ではなく傑作B級であり、間違いなくオススメ出来ます。DVD買おおっと。
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-16 21:01:34)(良:2票)
5.  ファニーゲーム U.S.A.
「不快極まる映画」そりゃそうでしょう。それが狙いなんでしょうから。「暴力をもって暴力を非難する」救われないこの家族に同情しろと?何を今更。他の類似作やホラー、サスペンス映画で今までどれだけの罪の無い人間が映画の中で殺されてきたか?麻薬、セックスに明け暮れるティーンが殺人鬼に殺されるシーンを見て同情するか?この映画の家族とどう違うのか?犯人である若者2人は他の映画の快楽殺人者と何が違うのか?何も違わないと思う。見ている我々を如何に不快にさせるか、その演出だけだろう。その点がこの映画は非常に優れている。それだけ。僕も含めて他の観客もきっと映画の中で人が余りにも残虐に殺されるのを安易に見過ぎて、見慣れていると思う。命の重さを気にしていないと思う。いや、イイんですよ、映画なんだから。映画だから楽しめばイイじゃないか。僕はそれで良いと思います。それが現実と虚構。虚構なんだからトコトン!不快に不愉快に。現実への警鐘よりも、この虚構はそのコンセプトを100%満たしている。「不快極まる映画」そう思われて100点満点でしょう、この映画は。なのでその道である「不快道」を極めているこの映画には10点以外付けようがないでしょう。「見て後悔した。」なんて言うのは人それぞれの感想ですからね。注・ナオミファンの方々は覚悟の上でご鑑賞下さいね。天国?or地獄?どっちだろうな?僕は五分五分でした。(笑) 
[DVD(字幕)] 10点(2012-06-03 18:58:42)(良:1票)
6.  エスター 《ネタバレ》 
インモラルな悪夢の出産シーンから最後まで、実に退屈する事無く鑑賞出来ました。リメイク「蝋人形の館」でハリウッドデビューを果たした、「痛い痛い」演出をこれでもか!と見せつけてくれた監督ですが、今回は王道とも言うべきシンプルでオーソドックスな古典的演出に更に磨きをかけた手腕の良さが伺えました。やはりこうした退屈しない、惹きつけられる要素は演出、役者の演技、印象的なカット、でしょうか。今回印象的なカットはあまり無かった様に見えましたが、それにも増してエスターを軸に巻き起こる家族の崩壊ドラマが非常に見応えがあります。エスターの正体はネタバレまでははっきり言って「反則」だと思いますが、そこまでのストーリー展開が安易でなくしっかりしている。ケイトにはアルコール、ジョンには不倫と夫婦間のギクシャク問題を絡めエスターを疑えば疑う程孤立していくケイトの疎外感を強調し、夫に突き放され我慢してきたアルコールに手を出しそうになる。これだけでも立派なドラマが成立しそう。エスターはエスターで、実は成人した女であり、満たされない自己の欲求から苛立ち凶行に走る、言わば「呪い」によって苦しめられている様がリアルであり、見方によっては単純なホラーを超えた辛さや苦しみを感じる事も出来た。初登校時、その古風な服装をダニエルには笑われ、ケイトにまで指摘されたエスター。「人と違う事は悪い事じゃない、良い事だ。」これはこの映画の問い掛けであると同時にエスターの正体を密かに暗示してたんですね。心は大人でも外見が伴わないエスターがこの服装をするのは、外見を気にせず恐れないという意思の表れなんだけど、逆にそうするしか自己を表現出来なかったからなんじゃないか?そんな「自分」が人に受け入れてもらえない事から情緒不安定になり、凶暴になったとも推測出来る。だから実は不幸で可哀想な女の物語なんじゃないかな?そして何よりエスターの可愛らしいお子ちゃま的なビジュアルで凶行を行う様や、Fワードやダニエルに言ったすんごい台詞が強烈に良かった。そして伏線の回収もきっちりしていてスッキリ。前・後メイクも凄かったエスターを演じたイザベル・ファーマンの次回作が凄く気になりますが、きっと普通に見えちゃうんだろうなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-05-26 21:02:20)(良:2票)
7.  パラサイト・バイティング 食人草 《ネタバレ》 
まるでビデオスルー作品の様な陳腐な邦題を付けられていますが、中身は当時の全米ボックスオフィスTOP10入りした、このジャンルにおいての良作です。はっきり言ってメジャーなリメイク作の「13金」や「エルム街」なんかよりも格上だと思います。異国の地で言葉も分からない現地民に理由も分からないまま拘束状態にされる得体の知れない恐怖感に、「まさか」とも思える植物に襲われる恐怖。皮膚の下を這いずり回る蔦の描写は生々しくてショッキングである。そして水に食料の不足、苛立ち、疑心暗鬼、精神状態の悪化、気の狂い・・・。こうした状況下での描写の方が丁寧に描かれていて見応えがあります。唯一冷静に事を見ていたジョナサン・タッカー扮するジェフが最後にとる行動、恋人だけは死なせないとする自己犠牲には現地民に対する脱走成功への意地も感じられた。近年作に見る映像美にCG描写も気に障る事の無い出来で物語に最後まで集中出来る。ティーン向けB級ホラー作品は若手俳優達の登竜門的な位置付けがされているが、この作品はそれよりもずっとリアルでシリアスだし、メインの4人の若手俳優達の演技もレベルは高い。中でも若手女優の身体を張った熱演は真に迫っていて好感が持てた。今後の活躍に期待出来るし、この様な良作ホラーもドンドン作って貰いたい。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2012-05-02 17:00:06)(良:1票)
8.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
手持ちカメラのラフカットをめまぐるしい勢いで繋げたカット割りの映像を一つのシークエンスとして見せる演出。これぞグリーングラス監督の「ボーン演出」の真骨頂。それがもたらすものはリアリティよりも圧倒的な「臨場感」である。正に超一流の工作員であるボーンの本能で働く頭脳と無駄の無い行動が観客にビシビシと伝わってくる駅構内での追跡劇。それと並行して進むCIAの作戦室内での職員達の動き。彼らを捉えるカメラは撮影しているという印象を全く与えない、ライブ中継しているかの様な臨場感。デビッド・ストラザーンを筆頭に役者陣の見事な演技によるところも大きい。ボーンがロスを守って要員達を倒すまで、息つく暇も無い程の怒涛の展開に終始物語に引き込まれ、圧倒された。それはまるでパズルが一つずつはまっていくかの様な高揚感が得られ、計算し尽くされた緻密な演出にあると気付くのだ。CIA職員達の作戦に関わる姿はさながらモニター越しのシミュレーションゲームの様な冷淡なもの。暗殺さえ簡単に指示するだけ。ボーンとデッシュの工作員同士の現場の激しい格闘の熱は彼らには計り知れないだろう。その対比の描き方もボーンの手強さを強調している。また、この作戦が国益の為の必要悪であったり、ノアの言う様に「部外者が後から非難するのは簡単だ。」という台詞からも否定し難い部分もあるんじゃないか、と考えさせられもする。ボーンがビルから転落し遺体は発見されていない、というニュースを聞いて思わず笑みがこぼれたニッキーの表情が印象深い。水の中で目覚め、泳ぎ出すボーンの姿は母胎内の羊水から新たに生まれ変わる暗示の様である。再びマット・デイモンが演じるジェイソン・ボーンが見たいと思わせる、良いラストシーンだったと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-04-25 21:07:51)(良:2票)
9.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
ドキュメンタリーでその才能をすでに開花させていたポール・グリーングラス監督によって前作が凡作に思える程、見事に昇華させられた本作。手持ちカメラによる撮影が多く用いられて少々難ありだと思われた映像もスピード感と緊迫感が圧倒的に勝り各シーンに良い影響を与えています。砂浜をランニングするボーンとマリーが見るボーンの日記の内容が交互に映し出されますが、見る夢に悩まされ、なぜこうなったのか自分の過去さえ思い出せないボーンの焦燥感が上手く伝わってきます。かつての工作員仲間だった男との格闘シーンも従来のハリウッド映画のそれとは一線を画す出来です。しかしこれは雑、見にくいと思われたかもしれませんが、リアルさを重視し生々しさが上手く表現されてて正に手に汗握るものとなりました。キャスティングも見事でジョアン・アレンの存在感がとても大きかった。しかし特筆すべきはボーンの最大の仇であり、最高の好敵手となったカール・アーバンでしょう。登場から手際の良い細工をしてCIA職員を瞬殺。その射撃のウデまで披露してコイツは只者ではないと印象付ける。そしてあの市街地チェイス。ボーンとついに相まみえた瞬間のにらみ合い。鳥肌が立った見事な仕事ぶりにこの監督の手腕の良さを確信した。地球の裏側までやって来てもその運命は変えられない。車に乗ったキリルの姿をひと目見ただけで追っ手だと察してしまうその本能がやはりジェイソン・ボーンなのだ。その本能に従い、それでも諦めず過去を知ろうと前へ進んだマット・デイモンの演じたボーンは正に彼の一番の当たり役になったでしょう。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2012-03-15 23:14:58)(良:1票)
10.  コンスタンティン 《ネタバレ》 
燃え盛る地獄の光景などハイセンスで超クール。映像は全体を通して見応えあるんですが、本作の主演2人の魅力がその映像に劣らず際立ってる。キアヌは白シャツに黒ジャケットがハマり過ぎでカッコよ過ぎ。タバコをふかす姿も吸わない自分が見ても様になってるじゃないですか。グラスにクモを閉じ込めてタバコの煙を吹き入れ、「俺の世界へようこそ。」なんてセンスあるじゃないですか。断然マトリックスのキアヌよりこっちの方がハマってる。前半で説いた普通の事をする、自己犠牲を自分勝手に悪魔を地獄に追い返してその見返りを求めていたジョンも最後には知らず知らずに(だと思う)そうして天国へ招かれる。(そうなる筈だった)中々良いオチではないですか。そして僕的にはこの映画最大の見所、レイチェル・ワイズと2人で向き合うラストシーンの何とも言えないシックでアダルトな、甘美な時間の流れ方。パンツ姿だけだったアンジェラが一転、ここへきて美しい夜景と共にドレス姿で登場し、女性らしさを魅せる。キスを求めるがジョンには応えてもらえなかったレイチェル・ワイズの演技が絶品でした。この2人の今後がぜひ恋に発展して欲しい、と思わせるとても記憶に残るシーンでした。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-15 18:03:24)(良:2票)
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