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1.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
突っ込みどころが多々ありますが、嫌いじゃないです。 ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルとマーカス役のサム・ワーシントンがカッコいい。 合成シュワちゃんのT800も出てくるし(すぐに機械バージョンになったけど)、少年カイルがアントン・イェルチンだったのも、忘れてたので嬉しかったです。  全体的に画面も暗いし、マーカスのおかげで最後なんとか勝利したけど、全然明るい未来が見えない状況が続くので、スッキリ感はありません。 それに、やっぱりマーカス死なせちゃダメなんじゃないのと思いました。 マーカス一人で何百人分もの戦力になりますよね。 バンバン人が死んでるんだから、心臓どっかからもらえなかったのかと思ってしまいました。  それでも、ジョンが助かって、カイルが抵抗軍に入って、いずれ過去へ行くというTM1に繋がる話。この話はあるべきだし、見れて良かったと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-14 17:42:07)
2.  ハンナ 《ネタバレ》 
前半は引き込まれました。 雪深い山奥での戦闘訓練の様子や、砂漠にある政府の施設からの脱出。 可憐な少女が凄く強くてカッコいい。  でも、見終わってみれば疑問だらけのストーリー。  何故スイッチを押して居場所を知らせる必要があるのか。 マリッサって、あの施設から一歩も出ない人なの? わざわざ中に入り込む必要性がありません。  父親は何故、一般常識や文明社会についての知識を与えなかったのか? 電気やテレビにそこまで驚くって、こっちがビックリです。 なのに後半では、いつの間にかパソコンを使いこなしてました。  ファミリーとの旅が、何かハンナに影響を及ぼすのか? 年相応の青春ちょっと味わえたけど、他は特に無いようです。 だったら尺を取って描く必要があったのかどうか。  少女の出生の秘密はDNA検査の段階で予想がつきます。 マリッサが二人を抹殺しようとする理由が、本当に証拠隠滅のためでしか無かったので拍子抜け。 他に何かありそうな雰囲気だったのに。  突っ込みどころが多すぎるので、「心臓外しちゃった」で始めと終わりを締めて上手いこと言ったみたいにされても、何も響かないまま。  ただ、ハンナ役の少女がとても綺麗でずっと見ていられたのと、ケイト・ブランシェットの冷酷な演技は良かったです。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2020-08-08 17:24:19)
3.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
映像は深い色合いが美しく、 音楽も映像にぴったりで素晴らしい。  特に色は、ラベンダー畑や山など自然の景色はもちろん、 美女たちの肌や髪の色も綺麗で、横たわる死体さえ一枚の絵葉書のような美しさ。 反対に、市場やゴミ溜は思わず鼻をつまみたくなるような汚さ。 公開当時さかんに宣伝してたように、映像から臭い、匂い、香り、が感じられる(ような気がする)   孤独で誰からも愛されず愛さず、香りの追求しか関心の無いグルヌイユが 狂ったように追い求める究極の香り。 香りのために女性たちを殺すことに何の躊躇もない。 彼にとって女性たちは人間ではなく、香りを抽出する花のように、ただの材料なのだから。  香りを作り出す過程の求道者のような顔。 ベン・ウィシューの、ちょっと困ったような純朴そうに見える外見がハマリ役だったと思います。  彼に関り彼を手放した途端死んでゆく人たち。 産み落として捨てようとした母親、お金目当てで子どもたちを引き取っている孤児院の院長、 残忍な皮職人の親方、調合師のマスター(ダスティン・ホフマン)  最後は、究極の香りを完成させた後、それを使って大金持ちになることもなく 貧民たちに身を投げ出して消えてしまいます。文字通り肉体が消滅する。 香りによって存在価値を見出したかったのに、結局誰も彼自身を認めなかった。 現在だけでなく過去の彼のことを知る人も誰もいないという、 つまり彼は最初から存在しなかったも同然になります。 こんなに終始一貫して孤独な主人公のお話は初めてです。  せめて、この映画を見た人は覚えておいてあげましょうかグルヌイユのことを。 そんな気にもさせられる作品でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 17:50:12)
4.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
原作はベストセラーになった年に読みましたが、内容は細かいところは忘れていたので割とすんなり入り込んで見れました。 また、原作を読む前にルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を読んでいたので、文盲であることを知られるくらいなら無期懲役の方がマシという点も、ある程度納得して読めた記憶があります。  読んでもらう物語に一喜一憂する感受性があるハンナ。 でも、自分の言動についての考察は余り無く、過去の行いを考えるようになったのも裁判から。 そして、本当に物語の意味を自分や他人の心情に重ねて思い描けるようになったのは 文字を獲得してからではないかと私は思います。 書くことで、自分の気持ちを整理したり、相手に伝えたいことをまとめられたりするのではないでしょうか。 書くことで考察が深まります。 そして読むことは、もう一度記憶をなぞれることでもあります。  マイケルは、裁判の傍聴の際、自分が心から愛してると思っていた女性がナチの残党であり、自分を単なる「朗読者」としか見ていなかったのかと二重にショックを受けます。 ハンナが文盲であることを告げ彼女の罪を軽くするのと、彼女のプライドを守ること、どちらが重要か。 また、彼女の罪を軽くするためには、自分との関係も話さなくてはならず自分の将来に重大な影響を与える。 結局何もしなかったしできなかった。 15歳の夏の喪失感とこの時の罪悪感や無力感が、彼を人を深くは寄せ付けない人間にしてしまったのは容易に想像できます。  出所間近のハンナに会いにいったマイケル。 ハンナの出した手も取らず別れ際に抱きしめもしない。 テープを送り続けてくれたのは愛情からではないと気づいたハンナ。  彼女のしたことは許せないけど、そうするしかなかったことも理解している。 愛とは違うけど力にはなりたいと思っているマイケル。 でも、言わずにはいられなかった一言。  ハンナを追い詰めることになってしまった、この再会のシーンは痛々しいです。 ハンナが自殺するときに本を踏み台にするのは原作に無かったと思いますが、ちょっと悲しすぎます。  俳優陣、特にケイト・ウィンスレットは素晴らしかったです。 彼女以外は思いつかないほどハマリ役でした。  最後に、皆さんも書いているように邦題は酷いですね。 「朗読者」にしないとダメですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:55:31)
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