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1.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
この話は脚色は出来ても史実の根幹を違う表現には出来ないと思うのでやはり見せ方を工夫するしか無いと思います。 前半を淡々と見せて2時間で収めるのでしたら作戦決行後はやはりもっと盛り上げた見せ方にしないと見ている側も不完全燃焼で終わってしまいます。 クーデター勢力がベルリンを制圧していく見せ方は良かったのでその後の正規軍が鎮圧していく様子をオセロの最後の一手でパタパタとひっくり返して一気に形勢逆転してしまうように作中でももっと大胆に畳み掛けて見せるか、逆に後半をあの程度で見せるのでしたら前半部の人間関係や登場人物の見せ方に厚みを持たせて2時間以上の深みのある作品に仕上げるかにしないと淡々とした話が少しテンポアップして終わっただけの作品という印象しか残りません。 作品全体を通して見ても次の展開に急いで進もうとしているだけで、緊張感というより質の良くない焦燥感のようなものを感じるだけでした。 史実に基づいた作品は脚本に限界があるので映像や演出に特出する所が無いと魅力を感じられないものになってしまいます。  アメリカ側の製作者はシュタウフェンベルクをハリウッドが大好きなファミリーマンとして、またドイツ側の製作者は彼を英雄として描きたかったのではないでしょうか。 勿論これは推測ですが確かな事は前者の描き方が中途半端な為に後者のイメージを損ねてしまっているという事です。 家族を大事にする男というよりも大事の前で私事に目を向ける残念な人物に映ってしまった印象があります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-13 00:20:53)(良:1票)
2.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
自分の子供が友達に怪我をさせた(させられた)という事象だけで、その原因を知る前に話を始めれば拗れるのは当然です。 議題がはっきりしていないのに会議をしても要領を得ずに時間だけが過ぎていくのと同じです。 加えてその原因を自分達で勝手に補完しても結論に至るはずもなく想像によるものなので否定も出来ずに話は広がっていくと言うより散らかっていくのもまた当然です。  時間も短く演劇的なほぼワンシチュエーションの本作は箸休め的な作品といった感じですし、映像的な工夫もリビングの逆側に掛けられていたB全くらいの鏡の効果だけです。 しかし、これらの「程度」が流石という位に調度良かったです。  ゲロとお酒で話に拍車をかけていきます。 それらのシーンを挟む様にエレベーターホールが2度出てきて、見ている側にロングストリート家からの舞台転換が起こり新たな展開が有るのではないかと思わせる効果と同時に話全体の抑揚にもなっています。 2度目の出戻りで舞台は此処だけだという事を理解させられつつ、この惨劇を腰を据えて見る覚悟をさせてくれますが、お酒が出てきた時点でそれぞれが顧みられない様な展開になるのだろうと予想がついてしまいますし、正直意識の半分くらいはエンディングの纏め方をどの様にするのだろうかと考え始める程に客観的な視線で見てしまっていました。 彼等が酔えば酔う程シラフの私は冷めてしまいますし、それは現実でも映画を見ていても同じ事です。  ゲロを吐くケイト・ウィンスレットに女優としての彼女の気概を感じます。 正直吐いた瞬間は私の口の中も酸っぱくなる程に最悪でしたが…。 ナンシーという役を彼女のものにしているのと同時に彼女自身も作品の1つの要素でしかないという割り切った潔さはカッコ良ささえ有りますし、ジョディ・フォスターの酔って顔を紅潮させて吃音気味にアフリカについて捲し立てる興奮した演技等はそれだけでも舞台劇を映画という媒体にして見せて貰った価値があると感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-24 20:26:22)
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