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もっち~(←にょろ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別
自己紹介 ■H.N.
もっち~(←にょろ)と申します。「もっちの後の『~』」がポイントです。
読み方は「もっちぃいぃいぃ」って感じでにょろにょろ感を出
して発音してみてください。

■My favorites
好きなジャンルは『ドラマ』です。結構簡単に泣きます。
『スリラー/サスペンス』も大好きです。簡単に騙されるので
素直に楽しめちゃえるラッキーな性格です。各方面から酷評さ
れているM・N・シャマラン監督が大好きです。( ̄∀ ̄;)汗

好きな俳優はM・デイモン、E・ノートン、B・デル・トロ、
K・ベーコンです。ベタです。マイナーな俳優では
ヒュー・オコナーを推しています。女優ではJ・フォスター、
K・ブランシェットがお好みです。またまたベタです。
他にも女優ではE・レイチェル・ウッドに注目しています。

■管理人さんへ
どんどん使いやすいサイトになってますね。
感謝、感謝です♪

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1.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
まず最初に目に付くのは舞台となるドッグヴィルのセットです。白線を引いて家やストリートの境界を示しただけで、ドアも家の壁も背景も無く、机やベッドやベンチなどの小物以外は何も無い空間なのです。まるで小劇場で演劇をやるような簡素なセットで、全ての物語はこの小さくて奇妙な空間で行われます。この「ドッグヴィル」という映画を見終わった人なら分かるでしょうが、何故このようなセットを組んだかと言えば、この映画は(フォン・トリアーの映画はいつもそうなのですが)「人間の醜悪さ」がテーマだからです。背景もセットも何も無いのだから、観客の目は自然と人(役者)の行動・表情・言動に行くことになります。つまり観客はフォン・トリアーの描く「人間の醜悪さ」を嫌でも見せつけられるということなのです。エスカレートしたドッグヴィルの町の人たちはグレースの首におもりのついた首輪をつけ、働く事を強要します。そして男はグレースを肉欲の対象にし、女は集団で虐げます。ドッグヴィル以外の町から来た他者・異端者であるグレースを抑圧し、虐待し、差別する彼らはとても醜く、人間はかくもいやらしい生き物となり得るのかを淡々と見せ付けます。彼らはグレースを使えるだけ使った後、厄介者扱いをして警察にグレースを売ってしまいます。しかし到着したのはギャングの一味でした。そしてギャングのボスの娘だったグレースの命令で町の人たちは凄惨な結末を迎えます。それは当然の報いであるように感じるのですが、僕は全く爽快な気分にはなりませんでした。というのもよく考えてみると、ドッグヴィルの町の人たちはこの映画を見ている我々・観客と何ら違いは無いのではないかと思ったからです。自分が加害者でもあるかもしれないし、被害者でもあるかもしれませんが、自己を正当化し他者を抑圧しているという構図は僕たちの日常でよくある光景です。また、自分は正しい事をしたくても周りの大多数の意見に抗うことができず、長いものに巻かれてしまうということも多いのではないでしょうか。ドッグヴィルの町の人たちの心の醜悪さは僕たち自身のそれとどこがどう違うと言えましょうか。人間は誰しもそういう醜い面を抱えているものなのでしょうね。そしてドッグヴィルの町の人たちが人間を象徴しているだからなのでしょう。彼らがマシンガンで銃殺されていくシーンでは、まるで自分まで撃たれたかのような気分にさせられました。
8点(2004-09-11 12:10:13)
2.  奇跡の海
自分なりに考えることは色々あるんですけど、言葉になりません。【veryautumn】さんのレビューが良い感じなんで、そちらを是非ご覧になってください。
7点(2004-03-03 22:00:00)
3.  イディオッツ 《ネタバレ》 
「イディオット(Idiot)」は「愚か者」とか、「ばか者」、「白痴」の意。さて、映画の中のイディオッツ・グループは「正常」であるにもかかわらず、社会に上手く適応できず、社会から排除されてしまいました。「精神異常な人は社会で守らなければならない。」という社会的規範を逆手に取って、彼らは精神異常の振りをして無銭飲食を繰り返し、働かずに生きています。僕は正常な人間であるイディオッツ・グループの人たちが自分を精神異常に装うことで、「自分は精神異常のふりをしているんだ。だから自分は正常なんだ。」と社会に適応できなかったという現実から目を背けようとしているように思いました。また、イディオッツ・グループは食事中にヨダレを垂らしたり、とんでも無い行動を取っているのに、一般の人は平静を装って対応します。そんな一般の人の「私は精神異常の人を差別をしませんよ」という偽善をイディオッツ・グループは裏でバカにしたりもします。そういう彼らの姿勢は、「正常」であるはずの自分たちがどうして社会から排除されてしまったのに、「異常」と判断されている「精神異常」の人たちがどうして社会から守られるのか、という「社会」、「現実」に対する皮肉なのだと思います。人間社会の不合理を鋭くえぐり、何が「正常」で何が「異常」なのか、人間とは何かという疑問を観客にぶつけた後、フォン・トリアー監督は答えを示さないまま、中途半端に映画を完結させてしまいます。何を感じ、何を思ったのか、監督に試されているような映画です。
8点(2004-02-19 09:53:11)
4.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
母親の愛ですね。「こうすれば良いじゃないか」と思うし、もっと合理的なやり方もあったかもしれないけど、あれが彼女なりの子供の愛し方だったのでしょう。ミュージカルをセルマの空想の世界として表現することで不自然な感じも無かったですし、ビョークの歌も良かったと思います。後はビョークが母親に見えなかったのがちょっと……。
10点(2003-12-07 00:10:22)
5.  キング・イズ・アライヴ
砂漠に孤立した状況を台詞だけで説明していたので、孤立感が味わえなかったです。映像でもきちんと表現してくれれば、極限状況に陥る人間模様にも説得力が生まれたはずなのに。あとは、こんな有名な作品を読んでない自分が悪いんだけど、「リア王」を読んでから見たかったです。
4点(2003-11-29 15:14:04)
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