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1.  哀れなるものたち 《ネタバレ》 
なんか凄い物を見せられた気がするてのと、スタンリー・キューブリックの映画に近い雰囲気を感じる映画で、誰もが解る映画ではない。解る人だけ解れば良い!俺の描く映画はこうだ!どうだ?みたいな監督からの強烈なメッセージを作品から受け取る映画だ。いきなりエマ・ストーン演じる主人公ベラが海に落ちていく(自殺する)シーンから、何だ?てなる。その後もいつまた自殺するんじゃないか?てハラハラドキドキしながら見てました。次から次へと色んな男、それも本当に愛してる男ではなくて、ただお金の為に身体を売って生きるベラの変貌ぶりの凄まじさ、哀れなるものたちてタイトル通りの哀れぷり、ベラは勿論、ベラに振り回される男達が哀れな事といったらない。とにかくタイトルに相応しい哀れなものたちの哀れぷりが凄まじい。そんな中、エマ・ストーン演じるベラのラストの表情に単なる不幸な女ではない幸せみたいなものを感じずにはいられない。
[映画館(字幕)] 8点(2024-01-29 18:52:25)
2.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 
怖い。女の怖さ全開の何だか昔の昼ドラでも見てる様なドロドロした内容に釘付けになる。とにかく3人の女優の演技が凄い。アン王女(オリヴィア・コールマン)に対する2人の女優レイチェル・ワイズとエマ・ストーンの仁義なき女同志の戦い、嫉妬から始まるドロドロした戦いに一瞬足りとも目が離せません。王室を舞台に繰り広げられる女同志、男が絡んで来ての凄まじく醜い人間関係、出てくる女も女なら男も男でロクな奴が居ません。それだけに女3人がお互いの感情を爆発させる瞬間の怖さ、エマ・ストーン演じる侍女アビゲイルがやって来る前はアン王女に気に入られていたサラ(レイチェル・ワイズ)が見せるアビゲイル(エマ・ストーン)への虐め、いたぶりの凄さ、凄いと言えばエマ・ストーンのあれだけ散々、蹴られたり、馬車から落とされようが、本を投げつけられようが自分は間違ってないんだとばかりの態度、演技も素晴らしい。女ならではの嫉妬、凄まじき演技合戦、とにかく圧倒させらた。プライドとプライド、意地と意地の戦い、果たしてアン王女にとってのお気に入りとは何なのか?どの様にして展開していくのか?先が気になって仕方ない。ラストのアン王女の表情、この映画は英国の王室の舞台裏、色んな意味で日本人には無い英国ならではのドラマとして圧倒的な面白さと下卑で有りながらも美しいセット、イギリスの街並みなども見ることができる。一見、お堅い映画の様でブラックな笑い、不気味な音楽などに単なる王室のドラマではない一級品のエンターテインメント映画だ。
[映画館(字幕)] 9点(2019-02-15 18:16:01)
3.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
ジョン・カーニー監督、この監督の描く世界は何時も何処か懐かしい。自分が監督同様、1980年代の洋楽が大好きで、辛い時でも音楽さえあれば何とかなるという気持ちになる。この映画でも音楽の力は大きく、勇気を与えてくれる。ロック=反抗、この映画の主人公である少年達は自分の気持ちを歌に変えて、未来に向けて喜びも悲しみも全てを歌で表現している。あのアホ校長を馬鹿にする歌、このシーンの爽快さ、それを見て楽しむ他の生徒達、色んな意味でこの映画は気持ち良い。馬鹿みたいにお金をかけなくても、良い映画は成立する。音楽の力は大きい。監督自身の体験に基づいたストーリーとのこと。それだけに説得力十分です。今のところこの監督の映画は全て標準レベル以上の作品として見る事が出来る。これからも注目していきたい監督の一人です。それにしても主役の兄貴の男としてのかっこ良さ、あんなにも弟想いの兄貴なら私も欲しい。そう思える程、本当に素晴らしい兄貴だ!
[DVD(字幕)] 8点(2017-02-08 21:36:38)(良:1票)
4.  ルーム 《ネタバレ》 
ルームとは部屋の事で部屋に母と二人きり、監禁された状態の中で天窓から入ってくる光が希望の様に感じる。外の世界を知らない少年が母の計画を実行し、部屋から逃げる描写が凄い。怖い。そこまでして、自由になりたいのか?自分を産んだ母と母に自分を作らせた男が同じ世界にいて、同じ部屋に居るという残酷さ、少年にとってはまさか今、自分達を監禁している男が実の父親であるという残酷さ、何とか逃げる事に成功したものの、今までの苦しみがいつでも忘れられない息子の演技が母にも負けないぐらい凄い。映画のラスト、再びかつて二人がいた場所、部屋を訪れるのを見て、これからの二人の人生には新しい生活、希望の様な物を見る事が出来た。
[映画館(字幕)] 8点(2016-05-14 20:20:06)
5.  ザ・コミットメンツ
誰一人としてまともな人間がいない。出てくる人物が本当に変な奴きりなのが面白い。音楽をこよなく愛する姿勢、音楽に対する熱い気持ちというものがストレートに伝わってくる。映画の背景に感じられるけして、幸福でもない感じの中に一人一人が大好きな音楽、それもジャンルは色々であるけれど、全員が心から音楽を愛しているからこそ時には衝突し、殴り合い、喧嘩ばかりするけれどそれでも音楽を志そうとする気持ちは見ていて気持ちが良いし、よく解る。好きなことをしている時の人の表情ってこの映画を観ればそうなんだよという気持ちになれるし、だからこそ音楽の持つ力は大きいと感じずにはいられなくなるそんな映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 18:25:15)
6.  アンジェラの灰
確かに♪確かに♪灰はある♪うん!間違いなく灰がある。とにかく暗くて重い。しかしながら深く考えさせられる映画であり、貧乏臭いけどそれでも同じ貧乏臭い描写にしても日本の(特に最近の)映画よりもしっかりと描かれており、それに何よりもじめじめとしていないだけまだ良い。正直、面白いとか楽しいとかそんな映画じゃないけどこの映画から学ぶべき何かが感じられる映画という意味においてはやはりこの監督さん、アラン・パーカー監督の社会派人間的ドラマとして見せる演出力は現在の映画監督の中でも間違いなく上位に入るだろう。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 22:02:30)(良:2票)
7.  once ダブリンの街角で
男と女の話となると直ぐに男も女も馬鹿の一つ覚えみたいに脱いで、抱合ってとそういう作品が多過ぎる。特にハリウッド映画にはその傾向が見られる。そんな中でこの映画にはそういうものが何一つない。それがこの映画の良いところである。全編に流れる音楽の美しさ、素晴らしさは言うまでもない。話そのものは特に何か凄いものを感じることは出来ないけれど、至ってシンプル、うるさい音楽とは違う音楽の良さと心地の良い映像美に、そして、何よりも主演の二人が良い。特にあの男優が二枚目じゃないのが良い。どこにでもいそうな感じの男と女だから最後まで安心して、楽しむことが出来た。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-25 19:24:26)
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