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1.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
せつなくてちょっと笑えて,ほっとする佳作.ありがちな設定と先の読める展開なのに,同じゆったりしたテンションで最後まで飽きさせない.微妙なラインを最後まで割らずに綱渡りをわたりきっている,脚本と演出に脱帽です.どうやったらこんな作品が生まれるのだろうか.ヒステリー嫌いな僕としては,なぜあんなにイライラしてヒステリー爆発な女性が穏やかになったのか説明不足の感も有るけど,まあおとぎ話ということなのでしょう. 画の作りかたもすばらしく,給水塔をはしごに上って磨いている着飾った太めの中年女性なんてすばらしく面白いカットが印象的です.
8点(2004-05-04 15:32:18)
2.  ベルリン・天使の詩
人生皆いろいろな問題を抱えながら生きていかなければならない.そして人生は有限の時間しか許されていない.でもまた無限の時間を持つということもけっして人間で言うところの「幸せ」ではあり得ない.生まれて死んでいくまでの時間,感じることの出来るリアルな体験を積み重ねながら過ごすことは無駄ではなく,「普通に生きていくことで,いいんだよ」ということをそっと教えてくれ,背中を押してくれる作品.子供の目線では物心ついて感受性豊かなときの世界の見え方が,ブルーノ・ガンツが人間になる時の鮮烈なカラー映像は我々が当たり前のことと普段捕らえているささやかな日常のすばらしさが,図書館で詩を読む老人の孤独なつぶやきは人生を送り年をとることの切なさが,観るたびに胸に迫る.人生これでいいんだろうか,自分の生き方が実は間違っているのではなかろうかとよく考えるが,必要以上に悲観的になったり,即物的な考えに陥りそうになったりしてしまいニュートラルに考えることは意外に難しい.あたまがごちゃごちゃして,どうにもならなくなったときにこの映画を観ることにしてます.どんな才能があればこのような映画が出来るのか,とにかくすばらしい奇跡的な作品.それはそれとして,僕はナスターシャ・キンスキーよりもソルヴェイグ・ドマルタンの個性的で優しいまなざしが好きです.満点です.
10点(2003-06-11 18:15:44)
3.  パリ、テキサス
とにかく僕と奥さんの中ではほかに並ぶもののない映画です.こんな映画が作られるなんて,奇跡的です.人と関わっていくこと,人を愛すること,人に愛されること,最終的には人生を歩んでいくことの切なさ,哀しみが胸に迫ってきて,どうしようもありません.最初にみたのは学生の頃でした.その後10回以上はみてます.子供が生まれた今もう一度みてみると,さらに切なさが湧きあがってきます.常に強く理性的に生きていけると信じていた自分が人生の困難にぶつかったとき,「意外と俺ももろいなー」と実感してからさらに涙なしではみれなくなりました.映画の中にでてくる楽しかった時代の8mmフィルム,最高です.
10点(2003-06-03 01:04:25)
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