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プロフィール
口コミ数 3676
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 21
大島渚 19
石井岳龍 19
矢崎仁司 13
西川美和 8
山下敦弘 19
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 20
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 24
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 30
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  リヴァース・アングル ニューヨークからの手紙 ネタバレ 
この作品を見て、真っ先にヴェンダースの『東京画』を思い起こした。 ニューヨークの地下鉄が素敵に撮られている。 そして俗なるものは批判的にカメラに収まっている。  コッポラとは意見が合わなかったらしい。 本作ではアメリカ批判、テレビ批判が容赦ない。 わたしもその二つは両方とも嫌いなので、なんだかヴェンダースと価値観が一致した気分だ。
[インターネット(字幕)] 7点(2025-06-29 17:54:37)
2.  セイム・プレイヤー・シューツ・アゲイン ネタバレ 
コートを着た男が銃を抱え、よろめきながら歩くシーンが延々と10分続く。 当時、こういった変化のない映像を延々と流す映画は「ミニマル映画」と呼ばれ、それなりの本数作られていたらしい。 こんな映画の似たようなものが何本も作られていたかと思うとゾッとするね。 そもそもこんなのは映画ではないよ。
[インターネット(字幕)] 0点(2025-06-28 23:21:34)
3.  オトン ネタバレ 
おそらく自分史上もっとも字幕を読み取り難かった作品。 具体的には字体が古臭く、しかもかすれている。 更には、そのかすれた白文字が背景の明るさに同化していて読みにくい。 これは推測だが、館内に居た大半の人はすべての文字を読破できていなかったと思われる。 原語である程度理解出来て、補完的に字幕を読む、というのが前提かもしれない。  それでも何とか話の大筋を追ってはいたが、仮に話を詳細に理解できたところで面白くも何ともないだろうことは容易に想像がついた。  帝政ローマが舞台なのに何故か背景に車がはしっていて、政治的な話と姫が結婚するだしないだの色恋話が絡んだ内容だ。 それを演劇スタイルで撮っている。 (演劇は室内でやることがオーソドックスだけど、それを屋外でやってみました的な挑発的な内容。登場人物たちは正面を向いていて早口でセリフを捲し立てる。早口だからこそ余計に字幕を読破できない)。  このスタイルのどこがいいんだかサッパリ理解できないまま終わってしまった。 上映終了後に字幕翻訳家たちとのトークセッションがあるとの事だっだが、こんなクソな字幕を作った輩のトークセッションなんかに参加するはずもなく、そそくさと映画館を後にし帰路に着いた。
[映画館(字幕)] 0点(2025-06-01 06:28:58)
4.  家からの手紙 ネタバレ 
初シャンタル・アケルマン。 これは唯一無二のドキュメンタリー映画だ。  やたらと寂しがり屋の母親が娘に宛てた手紙が朗読される。 背景には寒々としたニューヨークの街並みと殺伐とした地下鉄の映像が垂れ流される。 沢山の手紙が朗読されるが、どの手紙も内容は似たりよったり。 おまけに背景の映像も心が荒むようなニューヨークの風景なので非常にキワモノ的な内容に仕上がっている。  手紙が朗読されている間は街や地下鉄の騒音は消されるのだが、終盤に入ると手紙を朗読している間も騒音が消されなくなった。 つまり終盤での手紙の朗読はほとんど聞こえず、こちらとしては手紙の内容が分からない。  これは母親からの手紙がやがて娘の意識に入らなくなったことを意味しているのだろう。 確かに同じような内容の手紙を頻繁に送られても、途中から読む気も失せそうだ。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-08-29 13:15:51)
5.  不安は魂を食いつくす ネタバレ 
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの監督作品って、以前はVHSを新宿TSUTAYAでレンタルするか、映画館で特集上映されるのを待つしか、鑑賞する術がなかった。 でも本作はアマプラで鑑賞、便利な時代になったとほんと実感する。  ストーリー的にはそこそこ面白いものの、出てくる人物たちが外見的に気持ち悪いのばかりで気分が乗らない。 スパイシーな体臭が漂ってきそうなモロッコ人や、加齢臭のキツそうなデブな中年、いや婆さんばかり。 とにかくビジュアル的にキツい。  あとボカシは入れてくれ。 見たくもないモノを見せられてゲンナリよ。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-08-22 13:34:01)
6.  恋ひとすじに ネタバレ 
男の方の過ちだね。 女の方は被害者。 心中したようなものだから永遠の愛となったのかもしれないけど、これは男がいけないよ。 人妻なんかと付き合っていたのは取り返しのつかない不覚だ。 不義密通の恐ろしさを思い知らされた作品。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-01-04 20:39:47)
7.  眼下の敵 ネタバレ 
お互い動きの読み合いに心理戦。 なかなかの見応えのある戦いだった。  最後は敵を助ける。 実際の戦争もこんなことをしたのかな?
[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-23 18:50:38)
8.  早春(1970) ネタバレ 
ジェーン・アッシャーの赤毛っぽい金髪が綺麗で、脚も綺麗! こりゃ、年下の男はイチコロ、無理もない。  年上の職場の女性に恋をした少年。 この女性は少年をからかっていちゃついてきたりして、少年は必然的に恋に落ちた。 その後がツライね。 思わせぶりな言動をしておいて、その後は全く相手にしてくれない。 恋に未熟な若い男が落ちる罠。 確かにあるよね、こういう状況。  どうにもならないからストーカー行為をしたりなんかして。 でも気持ちは分かる。 自分でもよく分からないことをしてしまう。  少年期の青い恋。 つらいよね… 思わず感情移入してしまう青春映画の名編!
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-14 20:07:23)
9.  わが青春のマリアンヌ ネタバレ 
鑑賞後、マリアンヌは結局実在したのかよ!?夢か現かどっちなんだよ!という野暮な疑問に襲われたけど、これはまあ一つの寓話というか、結論なんてあってないようなものでは?というところに、自分の感想は最終的に着地した。  色んな解釈や議論が生まれる作品としてみても、とても幻想的で美しく、そして魅力的な作品ではないかと思う。 まさしくクラシック名画と呼ぶにふさわしい作品だ。
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-01 23:37:33)
10.  夕なぎ(1972) ネタバレ 
これって最終的には三人の関係が全て友情関係におさまっている。 これはこれで良いのかも。  独占欲でもない、相手の幸せを願うからこその最終形態。 誰が得とか損とかもない。 なかなか他の映画には無い、この作品独自の魅力を感じた。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-10-02 18:53:04)
11.  薔薇の名前 ネタバレ 
スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-06-10 23:29:13)
12.  夕陽のガンマン ネタバレ 
風景、音楽、主演の二人、いかにもウエスタンという感じで普通に楽しめた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-15 00:21:36)
13.  ピエラ 愛の遍歴 ネタバレ 
老いと病気に正面から向き合った作品。 それをフランス映画的な特有の雰囲気で紡ぎだす。  ピエラの少女時代を演じた女の子がとにかく美しい。 少女と大人のちょうど中間の時期。 その時期特有の美しさが印象深い。 この少女の美しさだけでも見る価値がある。  だがこんな可憐な少女であっても、やがては老いる。 例えば、ピエラの母親の様に、頭にシラミが湧いて髪の毛を剃られるというような老いが待っている。 この病院の雰囲気が実に無機質で侘しい。  人間の老いというものは実に残酷。 どんなに美しい女性でも老いからは逃れられない。  人間の老いという奥深いテーマを、独特のゆったりとしたリズムで描いた作品。  しかし、あんな空しい殺伐とした病院に、老いて入院はしたくないものだ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-23 19:31:42)
14.  ルー・サロメ 善悪の彼岸 ネタバレ 
シーンとシーンのつなぎ方に違和感があった。 それと内容がつまらない上に、やや尺が長い。  つまみ食いの様に挿入される、オゲレツなシーン。 特に男同士がフルチンで絡みあうシーンは苦痛。  特に感銘を受けずに終わった。
[ビデオ(字幕)] 4点(2016-08-14 00:06:32)
15.  ニックス・ムービー/水上の稲妻 ネタバレ 
決して心地良い映画ではない。 死に直面する人間を、直視する内容。 目をそむけたくなる様な気分になる。  だがこれが現実。 人間が病でもって死にゆく様は、有名人であろうが、無名の人間だろうが、およそこんな感じだろう。 ただ、それを捉えて何になるんだろうか? ヴィム・ヴェンダース自身も、それを自問自答したに違いない。  ヴィム・ヴェンダース自身が迷いながら撮っているから、観ているこちらも困惑せざるを得ない。 確固たる信念を持って、ニコラス・レイをカメラに収めたなら、それを観ている人間(観させられている人間?)も、もっと覚悟をもってこの作品を観られただろうに相違ない。  でも、そのヴィム・ヴェンダースの素直さに、人間らしさを感じる。
[ビデオ(字幕)] 5点(2014-07-07 01:23:27)
16.  シュトロツェクの不思議な旅 ネタバレ 
『カスパー・ハウザーの謎』の続編として作られた作品だが、ブルーノ・Sは、前作よりまともになっていた。 奇人というより、まさに受難の人。 単にいじめられている様にも見える。  アメリカに渡るという設定が、ロード・ムービィ色を強める。 女を情けで拾ってあげたのに、一方的に逃げられる。 これはほんと切ない。 不器用な善人そのものだ。  逃避行というか、計画無しの無謀な旅。 その顛末は、図らずもがな。 あっけなく破たんする。 これは私自身の沖縄旅行を想起させ、どうにも憂鬱だ。  作品全体が暗めのトーンで曇りがち、話も湿りがち。 きっと、ヴェルナー・ヘルツォークが傷心気味の時に撮ったに違いない。  劇中でブルーノ・Sをいたぶる二人の男が憎たらしい。 大した奴らじゃないし、特別に強そうなわけでもないし、私がその場に居たら、きっとブルーノ・Sを守ってやる!そんな気になる。  この話って要するに、獄中に長く居た不憫なチビハゲおっさんは、シャバに出ても救われない。 守られていた閉鎖的な獄中よりも、むしろ外の方がむきだしに残酷で、容赦がない。 あげくの果てに・・・  この作品を観ていると、福祉というものの重要性を考えてしまう。 いや、そんな真面目な話以前に、いかに世の中は敵だらけで孤独なものなのか。 そんな単純な結論にたどり着く。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 22:17:23)
17.  666号室<TVM>
何人もの著名な監督に対し、「映画の危機」についてインタビューを試みたドキュメンタリー。 監督は、ヴィム・ヴェンダース。  中でもミケランジェロ・アントニオーニとヴェルナー・ヘルツォークのインタビューが心に残った。  アントニオーニは、おそらくこの作品の出演者の中で一番の高齢であるのに、何度も「時代に対応する」という言葉を発していたのが、非常に興味深い。  まるで今のデジタル化時代をも見通していたかのような発言には、ドキっとさせられた。 いつまでも若さを保っていた秘訣を、そこに感じた気がする。  ヘルツォークは、断じて「映画の衰退など在り得ない!」と主張。 まるで叫ぶがごとく、彼のスピリッツを感じた。 このヘルツォークの盲目たる自信は、彼の作品からも十分に感じとることができる。  一人あたりのインタビュー尺は短いので、それほど重厚なつくりのドキュメンタリーではないが、様々な成功者たちの心の内が聞けて、非常にためになる作品だった。  最後に、「目先のことばかり考えないで、永遠と続く将来のことを考えよう」という言葉。 誰が言ったかわからなかった(名前が表示されないので)が、これもまた心に残る言葉だった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-19 20:05:01)
18.  U・ボート ネタバレ 
ダサくも思えるBGMが、実にいい味を出している。 潜水艦という、究極の閉鎖的空間において、極限の状態を描いた部分は、少々クドさもおぼえるが、あれだけ天井が低く、しかも深海という環境において、あのパニックさ加減は、いささかも極端な演出とは感じなかった。  苦難を乗り越え、平穏なラストと思いきや、そこは渋い西ドイツ映画。 アメリカ映画の様にはいかない。 実に虚しい幕切れ。 それでいて、十分に楽しい。 映画として楽しい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-06-26 23:18:31)
19.  不安 ネタバレ 
不倫に関わる、ややもすると単純になりそうな話を、見事なまでにサスペンス風味満載に仕上げた作品で、いつ殺人が起るとも分からない雰囲気が全編に渡り漂っていて、緊張感を持ったまま最後まで観ることができた。  ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンは実生活でも不倫関係にあったが、本作はその不倫関係をまるで鏡の様に映しこんだ内容である。 結果、ロッセリーニは、不倫というものを深くリアルに追究し過ぎ、本作をもってバーグマンとの不倫仲も終りを遂げる。  ロッセリーニが、自身のプライベートをさらけ出してでも撮ろうとしたその意気込みを評価したいが、その一方で、単にロッセリーニの女グセの悪さを見せられているだけの様な気がしなくもない。  不倫とはいかに不誠実で、リスクが高いか。 単純に言えば、そんなことを訴えている作品である。 そんな単純な題材を、ロッセリーニは独自のセンスで、サスペンス劇としても十分に楽しめる作品に仕上げてみせた。  ロッセリーニは、イタリア近代映画の草分け的存在の監督だけあって、その完成された演出手腕には、さすがの貫禄を感じた。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-06-12 01:21:37)
20.  アメリカの友人 ネタバレ 
初期の頃に作られたヴィム・ヴェンダース作品だけあって、自分には十分楽しめた。 死を宣告された男が、目に見えない“時間”というものと闘いながら、それでいて自分では分からないうちに大きな事件へと巻き込まれていくという流れは、独特で面白い。  特に、電車内での殺しの一部始終は、手に汗握る緊張感! サスペンスとしての魅力も存分に発揮しながらも、死に直面した男の生き様を描いた人間ドラマとしての深みも加わり、現在のヴェンダースには作れないであろう、個性のある優れた作品である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-12 00:48:38)
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