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Sgt.Angelさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

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1.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
“西部劇”と言われてパッと思い付く作品。幼少の頃に何度も何度も観ていて、僕の中で「マカロニウエスタン=西部劇」という図式を成り立たせてしまった作品。僕にとっての西部劇の原点。『リオ・ブラボー』とか『西部開拓史』みたいな西部劇もあるって知ったのはだいぶ後のことでした。それほどに濃厚な、強烈な油っこ~い西部劇。こんなもん幼少時代に観てたら味覚おかしくなるわ!と、今となっては思えてきます。  その後も断片的に見返してはいましたが、全編通して観るのはかなり久しぶりでした。正直観る前は、幼少の頃に感じたような興奮は得られないだろうな、と思っていたのですが、いやいや、やはり名作は長き時を経ても色褪せません。むしろ新たに気付くことも多く、さらなる感動を得られました。こんなにも泣かされるとは。 大筋は豪快、しかし丁寧な所は丁寧なのです。 特にイーライ・ウォラックと神父の兄の会話、そしてその後のイーストウッドとウォラックのシーンは素晴らしい。ケンカ別れした兄の事を「兄貴は俺のことが好きなんだ、俺みたいな風来坊でも暖かいスープで迎えてくれる」とウォラック、一部始終を見ていたイーストウッドは「食後には葉巻が一番だ」とだけ言って葉巻を渡す。葉巻を受け取り、一瞬視線を交わす2人、ニカッと笑うウォラックとモリコーネの音楽。号泣モノ。これだからレオーネは素晴らしい。 そして賞金稼ぎ、埋蔵金、南北戦争・・・カオスな物語を力技で駆け巡った末にたどり着くラストの決闘。それまでの物語を全て飲み込んでしまうかのような3人だけの異様な空間で見せる最高潮の盛り上がり。“漢”3人の極端なクローズアップにロングショット。堪らない。ただただ酔いしれる。このシーンはいったい何度観たことか。僕にとっての西部劇の原点でもあり、ただひたすら面白い!だから好き!と言える“おもしろい映画”の原点となった思い出深い生涯最高の一本です。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2009-09-20 01:27:53)(良:2票)
2.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
本作を観る前に『続・夕陽のガンマン』を観ていたので、完全にリー・ヴァン・クリーフ=the Badなイメージで観ていたのですが、それが本作ではなんとイーストウッドと共闘!しかもえらく強くて銃も大量に所持!それを知った時の興奮たるや、『ターミネーター2』であの恐ろしいシュワちゃんが味方だと判明した時以上のものでしたよ。僕の脳内からthe Badをすっ飛ばすくらいの強さと渋さと格好良さを見せてくれる。イーストウッドも負けず劣らず相変わらずの格好良さ。さらに、本作から自分のスタイルを確立して余裕を持てたのか、レオーネの演出にユーモアが加わった。いい年こいた薄汚れた若干ハゲとヒゲ面がブーツを踏み合い、帽子を撃ち合う姿が可愛らしいのなんの。そして何よりも、小さな裏切り込みで紆余曲折の果てに共闘する2人の姿がカッコイイのなんのって。 レオーネの作品は毎度のようにくど過ぎるくらいのじりじりとした長~い勿体ぶった演出が売りですが、本作でも異様にしつこいオルゴールが炸裂。そろそろ...か?終わるか?いや終わ・・・らない。いよいよ終わるぞ~、っと思ったらイーストウッド登場~!かっこ良過ぎです。 ラストは別の道を進んでゆく2人の後ろ姿。素晴らしい。全編くどい。でもカッコイイ。だからカッコイイ。殺伐とした内容ながら、そのユーモアとモリコーネの音楽が相まって土臭く、荒っぽく、かっこよく、叙情的な絶妙な味わいになっている。
[DVD(字幕)] 8点(2009-09-04 21:35:46)(良:2票)
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