1. 詩人の恋(2017)
これは「恋」と言えるんだろうか。そもそも「恋」って何のかって話もあるが。同情にも思えるが、本人は否定している。「こうするしかない」と。やむにやまれぬ感情とでも言おうか。「対象物」によって創作魂が刺激を受けているからと言えなくもないし。となると仕事に夢中で家庭を省みない夫と類似しているということにもなるが。なんだかスッキリしない作品ではあるが、それなりの味わいはある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-17 12:43:09) |
2. ジョゼと虎と魚たち(2020/韓国)
現代風で韓国風ではあるものの、日本版よりもかなり落ち着いているというか静かで暗い印象。演出も抑制的なのでオリジナルを知らないと、テーマが何なのかがよくわからないかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-23 17:25:07) |
3. シンクロナイズドモンスター
都会生活に失敗して故郷にUターンした女と田舎でくすぶっているマイルドヤンキーな男とのマウンティング合戦。双方にコンプレックスがあるのだろうが、基本的には性差的な力関係がベースにあるのでフェミニズム的要素が強い。「シンクロ」は別として結構よくある話のような気もするし、テーマ的には中々面白いとは思うのだが、描き方が斬新過ぎてついていけない人が多いかもしれない。 [地上波(字幕)] 6点(2020-10-20 11:38:27) |
4. シルミド/SILMIDO
人に命令されるのも命令するのも嫌いな私には非常にみていて窮屈だったな。人は何故命令に従うかと言えば、身分保障(金銭)の為が殆どでしょう。要は金が無くて、自分(家族)がカワイイ間は命令に従うわけ。そうでなくなったら(金がある、命よりプライドが大事、家族が居ない)命令には従わない。なんかそういうのがくっきりとわかる作品だったな。 [地上波(吹替)] 5点(2008-04-09 03:45:32) |
5. シュリ
観ていて飽きはしないが面白くも無い。東西冷戦が終わった現在、韓国は折角スパイモノをリアリティーをもって製作できる環境にあるわけだから、恋愛要素を抜いて徹底的なサスペンスアクションにして欲しい。 5点(2004-01-13 18:16:56) |