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1.  モンゴル 《ネタバレ》 
浅野がモンゴル人に見えないという意見も多いようですが、もうすこしよく考えてみましょう。少年のテムジンが突然「浅野」に切り替わったとき、あまりにも唐突で少しおかしいと思いませんでしたか?浅野は自分のことをテムジンだと名乗っていますが、そんなに簡単に信じていいのですか?子供のころのテムジンの面影がまったくありませんし、どう見ても日本人にみえます。常識で考えるならば、この日本人はテムジンに成りすましていたと見るのが妥当だと思いませんか?ここまで言えばもうわかった人がいるでしょう。そうです、この日本人こそが日本からモンゴル大陸に渡ったあの義経なんです! だから浅野がモンゴル人に見えないのは当然なのです。私の推測だとおそらく「五条霊戦記」で浅野が義経を熱演していたことから今回オファーが出たのだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-03 21:17:43)(笑:1票)
2.  コーカサスの虜
今まで数々の反戦のメッセージを織り込んできた映画が作られてきましたが、そのほとんどは激しい銃撃戦や暴力的な映像が中心のもので、それをみて私たちは「戦争は恐いね」と言い合うわけですが、実際には無意識のうちに派手なCGを駆使した戦闘シーンをうきうきしながら楽しんでいる時がある。特にハリウッドは「反戦」というメッセージを建前として「戦争」を娯楽にダシに使って金儲けしようと目論む事が多い。この映画はそういう下心もなく誠実に戦争や人間の生活に取り組んでいるように感じました。原作者はあのトルストイ。登場人物が500人も登場する彼の小説「戦争と平和」を昔読んだことがあります。彼の戦争観は、戦争を肯定も否定もしないのだと私は思っています。この映画においても反戦のメッセージはなく、運命のように訪れる戦争に身を委ねる人間の行動をあるがままの姿で映し出していた。その行為が間違いなく愚かであれ、人間は哀しくて美しい。私はこれは人間賛歌だと思う。素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-01 20:51:03)(良:3票)
3.  父、帰る 《ネタバレ》 
あの箱の中身はなに?それが気になる。しかし監督は箱の中身を何にするかは最初から考えていなかったはずです。つまり観る方が勝手に想像してくれよという意味です。「父親がどこからやって来て、何をやっていたのか?」それも分かりません。それを説明しないから、私たち観客は、この映画の兄弟と同じ気持ちになって「正体不明な不気味な父親」を感じることができます。 そして想像力は膨らみます。弟は「殺されるかもしれない」と心配します。 父親のほうは、まったく自分の考えていることを子供たちに話しません。だから、ますます不気味な存在になっていく。 本当はただ単に不器用な男だったのかもしれない。 子供たちに無人島の塔のてっぺんで素晴らしい景色を見せたいだけだった。なのに、子供とどう接したら良いのかわからない。 すぐ命令してしまう。そして自分を殺そうとした息子の姿をみて「誤解だ」としか言葉が出てこない。この父親が死んだとき、子供たちは1枚の写真を見て、はじめて父親の自分たちに対する愛情を知る。その瞬間、父親の死体は海に沈んでいく─。弟が心から「お父さん」と言ったのはそのときでした。「親の気持ち、子知らず」。 まさにそういう映画でした。 最後に無人島で怪しげにあの箱を掘り返している父親をみたとき、箱の中身は奪い取った財宝だと思いました。それがラストではあの箱の中身は、家族との大切な思い出の品へと変わっていました。これが想像の楽しさです。 これが監督の意図した「秘密の箱」のからくりだと思いました。
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-29 11:41:30)(良:3票)
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