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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  あの子を探して 《ネタバレ》 
なんか色々たまげました。中国って日本人の尺度では測れない国だなあと圧倒された。 子どもも大人も、あまり相手との距離をとらないのね。にこりともしないヒロインは別に特殊ではなく皆けんか腰(に見える)。 貧困地域の子供らは「金をくれ」と恥じる事無く声高に叫び、対する大人(レンガ工場の責任者とかバス会社の車掌とかテレビ局の受付のおばはんとか)も子ども相手に大人の理性でもって説こうとしない。より一層デカイ声を出して邪険に扱う。この子らが育ったらあんな大人になる。うへえ。 主人公の13才の先生だって「あの子を探しに」来た目的は自分の給料満額確保のためだからね、元々は。 工場でもらえるという賃金、バスの運賃など主人公にもたらされる情報は所詮「コドモの」不確かなものばかり。そして彼女も13才の子どもなんである。意味の無いことに手持ちの金を使い切り、結局は数少ない「情ある」大人の目に留まって事は大団円へと向かう。言ってみりゃ、単なるラッキーですよね。 彼女が一体いつから男の子の身を案じていたのやら、と釈然としないしテレビが解決してくれるまでの展開がミもフタも無くてとても感動話には思えん。 中国、格差がひどすぎる。半世紀以上前、経済が高度成長期だった日本の田舎の小学校はもっとちゃんとしていたし、教員も大人だったよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-26 00:13:32)
2.  紅いコーリャン 《ネタバレ》 
20世紀初頭の中国についてその風俗も風景もほとんど未知だったので、目に映るすべてが珍しかった。 貧農の困窮ぶり、ハンセン病への偏見、むきだしの土の上に並べられた酒壷。嫁いびりの風習と、やりすぎてちょっと反省する男ども。意外にしたたかで生命力の強い女。 結婚・子供の誕生・そして戦争と、流れゆく人々の人生を淡々と子孫の声で綴ってゆく。 音は静かに、だが視覚的には強烈な赤色が全編にまぶされる。コーリャン畑、濃い酒の色、夕陽、流れる血。赤・赤・赤と鮮やかに網膜の裏に刻まれる、一編の詩のような作品だ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-10 23:26:53)
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