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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1884
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1.  フェアウェル 《ネタバレ》 
アメリカで鬱屈した日々を送る中国系移民の学生ビリー。ある日、彼女の元に本国の親戚から哀しい知らせが届く。子供のころから優しくしてくれたお祖母ちゃんが、癌で余命幾ばくもないというのだ。両親とともにすぐさま中国へ帰ろうとするビリーだったが、何故か両親はお前は残れと言ってきかない。何故なら、中国では末期の癌と診断された者は告知せずに逝かせてあげようという伝統があり、すぐに感情を表に出してしまう彼女が来たらすぐお祖母ちゃんに悟られてしまうと親戚たちに判断されたらしい。到底納得いかないビリーは、両親とは別の便で密かに中国へと向かうのだった――。そうして帰って来た実家では、お祖母ちゃんに悟られないよう孫息子の結婚式という名目で親戚一同が会していた。戸惑いながらも彼女を迎え入れてくれる親戚とビリーの両親。そして、久しぶりに会ったお祖母ちゃんも心の底からの笑顔でビリーを出迎えてくれるのだった。孫息子の結婚式という建前で、形だけは和気藹々と進む一家団欒。そんな親戚一同の優しい〝嘘〟の行方は?末期癌を患う祖母とその家族の悲喜こもごもを終始淡々と綴ったファミリー・ドラマ。確かに、この大してドラマティックでもない平凡なお話を最後まで見せ切った監督の演出力の高さは素直に認めます。美しい映像に気品あふれる音楽、最後まで流れるように続くセンスのいい編集の仕方、そしてお祖母ちゃんをはじめとする役者陣のナチュラルな演技……、完成度の高さとしてはかなりの水準に達していると言って間違いはないでしょう。ただ、自分としては全く嵌まれませんでした、これ。正直、さして仲良くない知り合いの結婚式のビデオを延々見させられたような感じで、後半からは退屈で退屈で仕方なかったです。末期癌を患うお祖母ちゃんのために内緒で家族が集まるという肝心の設定も、物語として活かされていたかというと特にそんなこともなく、最後までひたすら普通。おじさんおばさんがただ飲んで喋って笑って泣くだけです。そして、最後に明かされる衝撃のオチ。いやいや、ここまで引っ張っといてそれかい!!と、僕は不謹慎を承知の上で突っ込んじゃいました。こういう『100日後に〇ぬワニ』みたいな手法は勘弁してもらいたい。というわけで、自分には全く合わない作品でありました。
[DVD(字幕)] 5点(2022-02-25 03:30:20)
2.  フェイフェイと月の冒険 《ネタバレ》 
最愛のママを病で亡くし、以来父一人子一人の家庭で育ってきた女の子フェイフェイ。それでも彼女は、大好きなお父さんとママが遺してくれたウサギのバンジーとともに哀しみを乗り越え、充実した毎日を過ごしてきた。そんな折、大事件が発生!なんとお父さんが見知らぬ女の人を連れてきて、彼女がこれからフェイフェイの新しいママになると言い始めたのだ。「そんなの絶対認められない!」――。まだママのことを忘れられないフェイフェイは、なんとしても父の再婚話を阻止するため、とっておきの方法を思いつく。それは幼いころにママから聴いた、月の裏側で今はなき恋人のことを想い続けている女神チャンウーが実在し、今でも最愛の人のことを忘れずにいると証明することだった。もともと科学の成績がトップクラスだったフェイフェイは、その日から月へと向かうロケットの発明に没頭するように。様々な苦難を乗り越え、ようやく月へと辿り着いたフェイフェイは、そこで女神チャンウーの本当の姿を知ってしまう……。月の裏側に住むという女神を追って月へとやって来た女の子フェイフェイの奇想天外な冒険を描いたファンタジック・アニメーション。あくまでファミリー向けの作品だと分かったうえで鑑賞してみたのですが、これがまあディズニーアニメの良いところを繋ぎ合わせただけの既視感バリバリの内容でした。どっかで見たようなキャラクターにどっかで何度も目にしたようなファンタジー・シーン、そしてどっかで何度も見たようなストーリーのてんこ盛り。だってストーリーや世界観はピクサーの『リメンバー・ミー』を中国に置き換えただけだし(あの光り輝く獅子の存在なんてまんまですやん!!)、主人公の飼ってるウサギもサンリオにそっくりな奴いてませんでしたっけ?あと脚本も詰めが甘い。フェイフェイが月に向かう理由がそもそも弱いんですよね~、これ。お父さんの再婚を阻止するためにわざわざロケットを開発して月に旅立つって、それよりも簡単で手っ取り早い方法がいくらでもあるでしょーが(笑)。わざわざ月の裏側に行くのなら、お母さんを生き返らせることが出来るくらいの理由がないと説得力がありませんって。とは言え、蛍光色を基調とした映像はすこぶるキレイで全編に流れる楽曲もぼちぼち良かったんで5点!
[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-18 22:00:18)
3.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
人類で初めて月に降り立った男、〝ファースト・マン〟ことニール・アームストロングの半生を実話を基にして描いた伝記映画。監督は『セッション』『ラ・ラ・ランド』で切れ味鋭い演出を見せたデイミアン・チャゼル。決して諦めない不屈の男を演じるのは、前作に引き続きタッグを組んだライアン・ゴズリング。正直、僕の感性とは全く合わない作品でしたね、これ。リアリティを重視したのかもしれないけれど、お話的に地味すぎて最後まであくびが止まりませんでした。また、終始手持ちカメラで撮ったかのように、画面が微妙に揺れまくるのも見辛くて仕方なかったです。うーん、昔からこの監督とはいまいち相性が悪いなぁと感じていたのですが、今回は特にそれが顕著でした。すんません、4点で。
[DVD(字幕)] 4点(2019-10-23 21:56:06)
4.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
ノーマン、何処に居る?こっちへ来い。分かるか、こいつはさっき捕まえたドイツ兵だ。ドイツ野郎を殺せないような役立たずはいらない。こいつの背中に風穴を開けろ。間違っていようと関係ない。お前は何をしにここに来たんだ?俺たちの任務はナチスを殺すことだ!ノーマン、お前はこいつを殺すためにここにいる。そして、こいつはお前を殺すためにここに来た。こいつを殺すか、お前が死ぬかだ――。1945年、4月。連合軍に追い詰められ、降伏寸前のナチスドイツは、最後の総力戦を戦うために女子供を問わず戦場へと駆り立てていた。兵役についたばかりのノーマン二等兵は、そんなドイツ軍との熾烈な戦いの最前線へと送り込まれるのだった。それまで事務仕事ばかりで実戦経験のほとんどないノーマンだったが、歴戦のベテランであるドン・コリアー軍曹の愛機“フューリー号”の副操縦士として配属される。鋼鉄と油にまみれたそんな狭い戦車に揺られながら、ノーマンは戦場の汚い現実を目の当たりにしていく。自分が信じる神と良心に縋ることによって何とか理性を保とうとするノーマンに、そんなものなど当の昔に捨ててしまったドンは、ドイツ兵は誰であろうとたとえ女子供であろうと躊躇なく殺せるマシーンになれという教育を施していくのだった…。第2次大戦末期のドイツを舞台に、戦車部隊の工員として過酷な戦場を生きたそんな男たちのドラマを生々しく描き出す軍事アクション。とにかく、この徹底的にリアルさに拘った重厚な戦場描写は凄まじいものがあります。ナチスドイツの狂気性はもちろんのこと、歴史的には英雄として認識されることが多い連合軍にもきっと蔓延していたであろうモラリティの欠落も、ちゃんと目を逸らさず描き出した本作のこの冷徹な姿勢は賞賛に値すると思います。そんな汗と泥の臭いにまみれた男臭い物語なのですが、中盤に登場する一人の可憐な女性を巡るエピソードは強い印象を残してくれました。もし、自分の童貞を捧げた美しい女性が、その次の瞬間に死んでしまうなんて経験をしてしまったら、そりゃ人間性なんてどっかに吹っ飛んじゃいますって。今では粗野な振る舞いを繰り返す先輩たちも、きっと入隊したての頃は彼のような葛藤があっただろうにと思うと見ていて辛いものがあります。ただ…、終始そんな冷徹な視線でもって戦争のやり切れなさを見つめていた本作なのですが、後半における無謀なヒロイシズムへと安易に流れてしまった展開はやはり大きなマイナスポイントでしょう。「俺の最大の任務は、仲間を生きて帰らせることだ」と言っていたドン軍曹の信念がここで揺らいでしまったのが残念でした。とはいえ、最後までヒリつくような緊張感を途切れさずに見せきる戦争ドラマとしてなかなか良く出来ていたと思います。7点。
[DVD(字幕)] 7点(2015-08-04 01:38:22)(良:1票)
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