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ゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 614
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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1.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 
 毎年恒例、夏のサメ映画鑑賞。   ジェイソン・ステイサム主演という看板に偽り無しであり、冒頭から最後まで彼が出てくるし、サメの出番も多いしで、勿体ぶった感じが無いのが良いですね。  予算に恵まれた大作に相応しいクオリティだなって、嬉しくなっちゃいます。   この辺り、普通の映画好きなら(何故、そんな当たり前の事が加点対象に?)と戸惑うかも知れませんが……  色んなサメ映画を観てきた身としては「大物俳優の名前で釣ってるけど、実はメインじゃなくゲスト出演程度」「拙い造形なのを誤魔化す為、サメの出番は極力減らしてる」って例に当てはまらないだけでも、凄い事だって思えちゃうんです。  特に終盤、サメがビーチを襲撃する場面は圧巻であり、ここまでエキストラの多いサメ映画って、本当に珍しい。  カラフルな浮き輪の群れが、巨大ザメから逃げ惑うのを上空から捉えたカットなど、ちゃんと「予算が有るからこそ撮れる場面」を見せてくれてるんですよね。  サメ映画といえば低予算な品が多いですし、本作は「きちんと金を掛けて、面白いサメ映画を撮ってる」という、それだけでも評価に値すると思います。   勿論、欠点も多いというか……  前半と後半で、まるで違った趣の映画である事には、正直(んっ?)と戸惑いましたね。  「深海に取り残された人々を救出するという、真面目でシリアスな映画」から「お馬鹿なサメ映画」に変わったという形であり、自分としては後者が好きだから受け入れられたけど、前者が好きで観ていた人は「何だコレ」と、茫然としちゃうかも。  中盤、嫌味な金持ちキャラが間一髪助かったと思いきや、やっぱり食べられちゃう場面なんて「これぞサメ映画」って感じだし、あそこをキッカケに映画の雰囲気が一変するので、その変化を受け入れられるかどうかで、評価も変わってくると思います。  映画の完成度、作風の統一感という意味では、決して褒められない出来なのは確かです。   でもまぁ、自分としては「サメ映画っぽくないと思ってたら、ちゃんとサメ映画だった」という形なので、全然OKでしたね。  ヒロインの「少しだけ」を示すジェスチャーは真似したくなる魅力があったし、慎重派の味方キャラが「今日は海釣り日和だ」という言い方で協力を申し出る場面もグッと来たしで、主人公以外の人物が、ちゃんと魅力的だった点も良い。  ヒロインの娘であるメイインも可愛らしく、主人公との交流には、大いに和むものがありました。  ラストシーンにて「ママも誘っちゃう?」とメイインに言われた際に、主人公が目を見開いて笑う場面なんてもう、愛嬌たっぷり。  強面なステイサムだからこそ出せる、ギャップの魅力が素晴らしかったです。   黄色い潜水艇も恰好良かったので、それに乗って巨大ザメと一騎打ちするってクライマックスにも、大いに興奮。  最後は、その潜水艇も乗り捨て「主人公が単身、巨大ザメと戦う」というデタラメな展開になるんだけど(ステイサムなら、それも有り)って思えるんだから、本当に凄いですよね。  主演俳優の偉大さというか、役者としてのパワーを感じます。   そういった諸々を踏まえて考えると、本作は「サメ映画」ではなく「ステイサム映画」に分類すべきなのかも知れませんが……  いずれにせよ、しっかり楽しめる映画であった事は、間違い無いです。  サメ映画好きにも、ジェイソン・ステイサム好きにも、安心してオススメ出来る一本だと思います。
[DVD(吹替)] 7点(2023-07-06 20:09:22)(良:2票)
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