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1.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
冒頭のボッタクリバーに引っかかるサラリーマンが秀逸。すべての発端は彼から始まったのだ。このやり取りがリアルなおかげで次に仕掛ける罠に私は完全に引っかかってしまった。痛い映画という表現が良く使われるが、この映画はそれが主ではない。殺しの部分をリストラやいじめに置き換えると社会のあちこちの縮図に見えてしまう。学校や職場やクラブやPTAなど集団社会で少なからず起こりうる展開だ。北野作品初出演の豪華な俳優陣の細かい芝居も見ごたえアリ。見る人によってそれぞれの役作りが楽しめる。特に北村総一朗に頭をはたかれた後の三浦友和の表情と顔色の悪さが好きだ。頭をはたかれるシーンは2度あるが、2回目の表情が感慨深い。1回目のカチンときた表情が見事に消えているのだ。これはその後の展開を示唆する重要な表情だ。さらに顔色メイクも素晴らしい。明らかに酒で肝臓を患っている土気色。よほどの酒量を示す割に三浦の飲酒シーンがほとんどない。北村総一郎の前では従順な態度。それはあくまで表向きであるということ表しているのだ。三浦友和一人ピックアップしてもネタは尽きない。それにしても、この映画は観るたびにいろいろな発見がある作品。北野武監督に限らず、何度でも楽しめる作品は久々だ。はやくDVDでチェックしたい。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-13 00:43:58)(良:2票)
2.  悪魔が来りて笛を吹く(1979) 《ネタバレ》 
尺八奏者作曲のマイナーコードのテーマ曲と平積みになっていた原作本の帯やポスターに載っていた悪魔(耳が尖り、ツルピカ頬コケ)に惹きつけられたおかげで、「この映画のどこがいいの?」といわれ続けるハメになってしまった。人情探偵と化した西田金田一、見てるとイラつく斉藤とも子のヒロインとビミョーな要素はあるものの、横溝作品の隠微な世界はそれなりにかもし出されていたように思う。オープニングに登場する悪魔(等身大人形?)が少し前のめりのような気が…。砂地でうまく立たせることができなかったのか、と30年間気にしている自分は本当に人間的に小さく思える。 
[映画館(字幕)] 6点(2009-02-01 03:15:28)(笑:1票)
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