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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1379
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  サイレント・トーキョー 《ネタバレ》 
普通にサスペンスとして観る限りは、スピード感のある展開と若干短めの尺ということによって、緊張感を維持しつつ楽しめることが出来る作品だと思います。ただ、その反面と言いましょうかテーマはかなりボヤけ気味で、登場人物の心理描写もそれほど精緻には描かれておらず、一人ひとりの心理的な背景は想像するしかない感じです。つまりは、本来かなり重厚なヒューマンドラマであるにも関わらず、あまりに感情移入困難な出来栄えです。  加えて、と言うかテーマのこと以上に感じさせられたのは、荒唐無稽とでも言いましょうか警察を始めとする各機関及び構成員の無茶苦茶な動き。あまりにも現実離れしており、最早SF状態。単独行動が多過ぎるし、拳銃を容疑者に突き付けてみたり重要参考人をさっさと釈放してみたり。ある訳ねーだろ!的な場面や台詞が多過ぎる感じがして止みません。肝心の犯行の背景等々、もう少し優先して描き込んで欲しかったところです。  結果、観終わってみれば後味が悪いと言うか何と言うか、キチンと着地することなくボーっと終わってしまった感じです。解決とは程遠いような。断片的に観て行けばお気に入りのカットは多々あるものの、それらを組み合わせたことによる作品としての+αを受け取ることは出来ませんでした。渋谷駅前のセットや爆破シーンに代表されるような秀逸なビジュアルばかりが印象に残る、かなり残念な(勿体ない)作品でした。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-01-06 23:43:16)(良:1票)
2.  さがす 《ネタバレ》 
「岬の兄妹」は未見なので先入観ゼロでの片山慎三監督作品鑑賞でした。  父子の愛情と連続殺人の異常心理を巧みに組み合わせ、ミステリ―風味のサスペンスに仕上げた本作、見事です。  智の行動や言動は終始リアルで、佐藤二朗氏の不安定に揺れ動きつつも次第に確信的に行動するようになっていく演技は、恰もドキュメンタリーの如く感じさせられてしまう様な真に迫る名演ですね。  娘役の伊東蒼さんもまたしかり。父の姿を追う行動や言動は些か芝居じみた部分も感じられなくはないのですが、それは脚本や演出の問題であって、演じ切っている彼女自身は見事としか言いようがないところです。特にラストの卓球シーンは、一人の薄幸の中学生が地に足の着いた一人の人間に成長していく姿を感じさせてくれます。  山内役の清水尋也さんも存在感が強烈です。序盤のシーンで作業員のひとりが彼の眼から受ける危険なイメージについて話していますが、まさにその通りに感情の消え失せたガラス玉のような眼をした演技に、思わず本作のモチーフであろう座間市の事件の犯人を想起してしまいました。  脇を固める俳優さん一人ひとりの演技も含め、鬼気迫る優れた演技が本作のテーマを観る者に叩きつけて来るような緊迫した2時間でした。  ただ、父子の愛に関しては十分に語ってくれているものの、モチーフとなっているであろう事件と同様、主犯者の(非)人間性については特に深く掘り下げられることはなく、メインテーマではないのかも知れませんが、この狂気とは一体何であったのかをもう少し語って欲しかった、というのが正直なところです。  そのあたりに不完全燃焼感が残り、1点減点させていただきました。
[インターネット(邦画)] 9点(2023-08-27 22:30:41)(良:1票)
3.  サバカン SABAKAN
完成披露舞台挨拶生中継付き上映会にて鑑賞しました。封切り前なのでネタバレなしで投稿します。  殆ど無名の小学生を主役にキャスティングし、金沢監督は長編作品はお初、そして個人的には脇を固める竹原ピストルさんの大ファンということもあり、期待度高めで鑑賞しました。そして、その期待は裏切られませんでした。子どもが主役の作品というと、どうしても「天才子役」的な演技を想像してしまうのですが、この作品の2人は所謂「天才子役」というよりも、瑞々しく等身大の小学生を演じ切ることで作品世界に自然に惹き込んでくれます。これも「天才子役」のひとつの形なのかなと。  脇を固める大人たちもそれぞれにいい味を出し切ってくれています。孝明の両親を演じる竹原ピストルさんと尾野真千子さんのコンビネーションが素晴らしい。喧嘩ばかりしているようでいてしっかりと結びついているという、ひとつの理想的な夫婦像で魅せてくれます。弟も兄に負けない存在感。この4人家族になくてはならない存在感です。健次の母親役の貫地谷しほりさんも、ひとり親世帯かつ多子世帯という厳しい状況の中、身を粉にして働きながらも疲れた顔一つ見せず只管優しく子どもたちに向き合う理想的な母親像で魅せてくれます。そして作品全体の要としての大人になった孝明役の草彅剛さん。静かな存在感で作品世界を底上げしてくれています。  他にも魅力的な役割を果たしてくれている大人たちが次々と登場。大人たちが、きちんと子どもたちを包み込み、そっと後押ししながら育て上げていく姿が眩しい。  強いて言うなら、作品の評価とは特に関係ないのですが、80年代が舞台であってそのことを表すエピソードは込められてはいるものの、作品全体を包み込む雰囲気は70年代もしくは60年代かな?と思えるぐらい昭和感に満ち溢れています。リアルタイムでその時代を歩いて来た身としては、「え?これ80年代?」みたいにちょっとだけ違和感を覚えました。  小学生が主役の青春物語。最近はサバ缶というと手軽で安上がりな酒の肴にしてしまうのですが、そんなことはないぞ思い出の味なんだぞと、幼い頃の思い出に浸りつつ素直に感動することが出来ました。  昔は東京湾で釣ったサバをシメサバにして食べたな~。お店で買うよりずっと旨かった。それもあって、あの頃はサバ缶よりシャケ缶かイカ缶が好きだったな(遠い目)
[映画館(邦画)] 9点(2022-08-13 14:45:06)
4.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
ゲームの完全映像化ということですけれど、私は肝心のゲームの方をプレイしていないので、あくまでも映画としての評価。 まず第一に長い!長過ぎ!ストーリー的には(決して斬新ではないし、先読み出来てしまうけれど)そこそこ纏まっているし、ゴシックホラー然とした雰囲気は良く出ていると思う。それだけに、もう少しコンパクトに主題を絞って欲しかった。演出も偏っているように思える。全編を通じて何となくムラがあるというか、ところどころ妙に間延びしている感じ。だから、飽きてしまう。そのあたりが、原作がゲームというところなのかも知れないけれど。 そして、ヒロインの軽薄っぷりに辟易。まぁ、ホラーはそうじゃなくっちゃ話が面白くならないのだけれど、それにしても馬鹿馬鹿しい展開が多過ぎ。全く感情移入不能。ここらへんも、やっぱりゲーム故なのか? お約束どおりに始まり、お約束どおりに終わる。終わってみれば「あぁそうですか」って感じ。原作を忘れ、もう少し厚みのある作りにして欲しかった。これだとストレート過ぎ。例えば、闇の世界の住人たちが実体なのか観念なのか? ラストシーン(というか街に入ってからずっと)ローズは生きているのか死んでいるのか? そういったあたりで、もっと謎めいた雰囲気を強くした方が良かったかな? いろいろ考えると、少しだけ残念!
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-07 01:05:08)
5.  サイレン FORBIDDEN SIREN
こりゃ~ないよね。新ジャンル「脱力系ホラー」って感じですね。こっちの有名作品のアイディアとあっちの人気作品のアイディアと、なんやかんや拾い集めて焼き直した感じ。前フリ、意味なし。独創性、欠け過ぎ。オマケにミスキャスト。ヒロインは滑舌悪いし、演技が平坦だし、森本さんはイマイチ迫力ないし… まぁ、ストーリー的にも、この手の作品が好きで見まくってる人ならば、最初の30分で全てお見通しかな?ラストシーンもまるっきりお約束。10年前なら、かなり高評価できたのになぁ… でも、やっぱ破綻し過ぎてるか? 頑張れJホラー、これを踏み台にもっとハイレベルな恐怖を創作してくださいっ!
[映画館(字幕)] 2点(2006-02-20 23:49:00)
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