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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
『ウルトラマン』に関しては、初代、セブン、タロウを半分くらい視聴して、他はネットの聞きかじりとグレイトバトルの知識がある程度です。 初代の中でも印象的な回(怪獣)を圧縮・連結させたオムニバスチックに話が進み、全編を通してはウルトラマンの絶大な力に人類がドンドン依存(信奉)していくが、最後はしっかりと自分達の力で脅威に立ち向かうと言う、原作同様の着地を見せた。 特捜隊的な組織も特殊な装備を持っているわけではなく、たとえ持っていたとしても尺の都合で活躍させ難いだろうし、人類の非力さを強調するこのにもつながっている。 ただその結果、人類が戦うシーンが非常に少なくなっているのは残念。無論人間の非力さを演出する上で仕方の無いことだとは思うが、スペースゴジラやレギオン襲来等人類が精一杯戦う姿が好きな自分としてはいささか物足りなかった。 あと全体的なセリフ廻しや演出がゴジラ以上にアニメ調になっており、コレに関しては正直現実でアニメの台詞を引用するような『中二病』チックな会話を聞いているようでこっぱずかしかった。 ネットの一部で話題になっている長澤さんの尻とかに関しても、アニメで言うところの『乳揺れ』みたいなセクシャルな演出がしたかったのだと思うが、これも実写でやると実に寒かった。 戦闘シーンはそれなりに迫力はあったが、1戦1戦が短くワリとワンパターン且つあっさり終わってしまい物足りなく、又、上述したように人類がウルトラマンを援護したりしないので、『ウルトラマンがメイン敵と闘っている間、人類が頑張って別の怪獣を足止めするために奮闘する』みたいなシーンが欲しかった(それをやっちゃうとウルトラマンへの依存を演出出来ないというのは理解するけど)。 あとウルトラマンのCGに関しては変にテカテカ、ヌルヌルしていそうで、ぶっちゃけペプシマンっぽかった。 総評 悪いことばかり書いてしまったが、戦闘や会話パート等のバランスは良く最後まで飽きずに見れたし、最終決戦も『暴力』ではなく『知力』と言う人類の最も優れている『力』で立ち向かいつつウルトラマンとも力を合わせるのは非常に熱かった。 あくまで演出の所々が自分の趣向に合わなかったのと、そこまでウルトラマンが好きではないのが原因なだけなので、庵野さんと合う趣向を持ったウルトラマンファンであれば私にとってのシンゴジラ並に満足できると思う。
[映画館(邦画)] 6点(2022-05-17 22:49:21)
2.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》 
序盤は前回の出来事でメンタルズタボロになったシンジかが立ち直るまでを丁寧に分かりやすく描いており面白かったが、いざゲンドウとの戦いとなると、まぁ出るわ出るわ大量の意味不明な専門用語集団。 正直内容の半分も理解できず、気付けばゲンドウと戦い和解して事件解決。 多分エヴァをすごく好きで考察とか色々巡らせてる人にとっては面白い展開をしているのかもしれないが、私のように何となくTV版をリアルタイムで見てた縁で付き合った(細かい設定もウィキペディア)程度の人にとっては旧劇以上の難解さだと思う。 戦闘シーンも奇をてらっているが、そこに固執しすぎている気がして、正直『破』みたいなわかりやすいド迫力演出が好きな私としては微妙。 総評 取りあえず旧劇よりは幸せなエンドっぽいが、旧劇より『結局どうなったの?』感が強い。 漫画版みたいにわかりやすくい最後にしてほしかった。
[映画館(邦画)] 4点(2021-03-09 18:50:59)
3.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
ゴジラに敵対する凶悪な怪獣や、スーパーXやモゲラと言ったステキ兵器とのバトルが無い点は、『VS』シリーズで育った私としてはいささか物足りなさを感じてしまった。 しかし、それに関しては予告の時点で初代を意識した作品になることは想定していたし、むしろ思っていた以上に娯楽性があり個人的には良かった。 序盤の政治家たちがゴジラ出現で右往左往するシーンは、本人たちは至って真面目だが端から見ているとどこかドタバタコメディを髣髴させると言った、劇パトを思い起こされるような印象を受けた。 また、登場人物の行動もどこか『アニメっぽい』印象を受けながらそれでいて無理やり感も無く、ここらへんはアニメと実写両方の監督をしている庵野さんの経験が上手く活かされていると感じた。 CGに関しては素晴らしいの一言。特に都心部に現れたゴジラは、これまで私が見たどのシリーズよりも『ゴジラが本当に東京にいる』感が出ていた。アングルや演出も、過去のミニチュアセットやCG技術では難しかったようなものも随所に見られ、とことんシンゴジラの勇姿(?)を堪能できた。 ゴジラの代名詞たる熱線も、最初はただの炎の奔流からバーナーの如く徐々に収束していき、最後はレーザーへと変貌していく様子は実に格好良い。 ストーリーに関して言えば『エヴァや陽電子砲と言った超兵器が無いネルフの皆さんが、ゴジラ相手に知恵を絞ってがんばる』と言った、悪く言えば『ヤシマ作戦の焼き直し』だが、『ヤシマ作戦の演出を対ゴジラ用に上手く落とし込んでいる』と言えなくもなく、不必要且つ過度に類似した演出を加えていることから、庵野さんも確信犯なのだろう。。 後半になるにつれて、シリアスさを増しつつもバラバラだった登場人物達が少しずつまとまっていくので、ドラマパートが多いにも関わらず退屈しなかった。  総評 多少エヴァ成分が強めなのが気になるが、それでも決して独りよがりな演出や話になることなく、どの世代のゴジラファンでも最低限は楽しめる作品に仕上がっており、実際は違うかもしれないが、ゴジラだけでなく、ゴジラファンに対しての気遣いのような庵野さんの愛を感じられる作品だった。 少なくとも、私の人生で数少ない『恐らく全力で殴っても罪悪感を感じなさそうな人』にカテゴライズされている某監督の『ゴジラの名を借りた駄アクション映画』とは比べるだけで失礼に当たる程の良出来であり、そしてその『最終蜥蜴合戦』以降止まっていたゴジラ(日本製)の歴史を進めてくれた庵野さんには筆舌し難い感謝の念しかない。もう10年掛かろうが未完で終わろうが構わないので、お体に気をつけてゆっくりもう一方も製作してください。待ってます。
[映画館(邦画)] 10点(2016-07-30 00:28:11)(良:3票)
4.  SHORT PEACE 《ネタバレ》 
○オープニング 『昭和版不思議の国のアリス』的雰囲気で悪くない。  ○九十九 九十九神化したゴミに襲われた旅人が片っ端から修理して供養していくお話。 話の内容や分かりやすさ、そして程よい尺等から『ハイグラフィックなまんが日本昔話』といった感じで、掴みの作品としては上々。  ○火要鎮 火消しの男性に恋をした箱入り娘が火事を起こして男との約束(具体的内容は不明)を果たそうとするも・・・と、話自体がオーソドックスと言うか微妙なのだが、その説明すらかなり端折り気味で『火消しのお仕事』を少し勉強できる位。 作画は巻物の上で描かれている画が動いているような演出を『最初』はしている(ケロロ軍曹のコミック先頭のカラー部分でやっていたようなやつ)が、後半はカメラワーク等普通のアニメになってしまい、ただ上下の黒い部分に柄が付いてるだけになった。  ○GAMBO 村から娘をさらう鬼(宇宙人?)が目を付けた少女を守るため白熊が戦うだけ。少女と白熊の関係や鬼の正体等何一つ掘り下げずただただバイオレンスに血しぶき撒き散らして戦うだけ。『ハイグラフィックで残酷描写』的なコンセプトなのかもしれないが、正直AKIRAの方が断然エグい。  ○武器よさらば 荒廃した東京を舞台に、危険な武器を回収、破壊するお仕事に勤しむおっさん達の話。 簡単に言うと『近未来版スプリガン』。 真新しさは無いが綺麗且つ迫力有る作画、パワードスーツを着た登場人物達が無人兵器を倒す方法もかく乱やけん制、トラップに包囲・飽和攻撃と合理的且つ目まぐるしいアクションが繰り広げられるので『SF版狩りゲーのアニメ』みたいで1番面白かった。 キャラの個性付けも最低限できていたり、ラストのオチもベタだが、そこに至るまでの過程の重さに反して生き残った男の馬鹿馬鹿しい行動などでブラックジョーク的な皮肉を利かせてあり良かった。  総評 あまりにも各話ショート過ぎる。OPと九十九はその尺にあわせた構想になっているし、武器は一番尺を貰えていたが、残り2作は尺を考慮していないためまともな起承転結すら描けていない。 演出や作画の披露作品と見ても何一つ魅力が無く、作画技法で言えば『あしゅら』のほうがよっぽどすごかった。 とりあえずレンタルで十分かな。
[映画館(邦画)] 4点(2013-08-01 11:25:56)
5.  人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 
 ケルベロスシリーズは『犬狼伝説』を読んだ位です。 昔VHSで見た時は内容が全然わからなかったが、それでも記憶に残っていた一作。  今巷で溢れている萌え萌えキュンキュンメロメロハッピーなアニメ(いや、これら全てが駄目とは言いませんよ)とは真逆な作品。 話、登場人物、作画、設定等全てが重い。だがそれらが織りなすハードボイルド的雰囲気がたまりません。  話も各組織間の派閥や牽制、行き過ぎた実力行使や馬鹿し合い等良く出来ており、正に大人向けのアニメと言った印象。  『近づいてきたヒロインがスパイ』等構成的にもベタな所はあるが、それに童話『赤ずきん』のエッセンスを加えることで非常に濃密で魅力的な内容になっている。  ラスト、ようやくおばあちゃん(心を許せる相手=主人公)に会えた赤ずきん(ヒロイン)であったが、実はそれは狼(ヒロインの裏に存在する組織をおびき出す為に騙されたふりをしていた)であった、と言うところまでは純粋な現代版へのアレンジだがそこから、赤ずきんと自分をダブらせたヒロインが『どうしておばあちゃんの目は、どうしておばあちゃんの耳はどうして・・・・』と叫ぶシーン。この時点では主人公はおばあちゃんにも狼にもなることができたはず(主人公も『それはお前が良く見える用にだよ』的なごまかしをせず沈黙し続けるのがその証拠かな?)、でも結局は狼であることを選んでしまった・・・・その後猟師は出ず、結局赤ずきんは食べられて終わり・・・ここのくだりがズシンときました。 
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2011-07-09 15:12:05)(良:1票)
6.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 作品の出来としては6点。引くぐらい見事な悪である殿様を暗殺すべく立ち上がる13人の漢。状況説明や準備と合戦との尺のバランスが丁度良く、肝心の合戦内容も笑っちゃうような仕掛けや13VS200と言う戦力差を覆す無双パワーテンコ盛りで最後まで飽きずに見れました。  ラスト、首と胴を切られても『山育ちで治りが早い』と言う理由で復活した伊勢谷さんは、ラストの『この作品はフィクションです』のメッセージと相まって、純粋なエンタメ作品として見てほしい監督なりのメッセージと取れ、その潔さには好印象。  そして+2点の理由。はっきり言って私はCGや銃撃戦、ワイヤーを使った格闘等を入れた日本のアクション映画はアメリカの足元にも及ばないと思っている(勝負できそうなのはGOEMON位)。そこで本作はその土俵で勝負せず『殺陣』や『侍』『武士道』等アメリカには真似できない(できても似非モノ)日本独自の要素で勝負しているので非常に新鮮に感じた(印象としては武版座頭市や7人の侍のアクション部分を強調した感じ)。確かに『殺陣が単調』『敵に魅力的なキャラが少ない』『13人全員のキャラ立てが出来ていない』『みんな負け方が一緒』等改善点はあるが、それを差し引いても『ジャパニーズ・エンタメ・アクション』の1つの可能性を示した本作の存在意義は大きいと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 01:36:28)(良:1票)
7.  新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 《ネタバレ》 
 ちょっとだけTV版の感想も。  初めて『ガンダム』と言うものをしっかり見た作品、VとGは飛び飛びでしか見れませんでした。内容も戦闘員としては完成した主人公たちが人間として別の意味で成長する過程が当時非常に新鮮で、ガンダムの格好良さやストーリーの深さ(異議が出ると思いますが、当時はDBや幽白みたいなのしか見てなかったので)と相まって現在でも私の中で2番人気のガンダムとなっています。  そんな私の中の全米が感動したTV版の後日談的作品。今更話すことでもないですが、話としてはジジィと小娘をダシにして『真の平和』へと人類を歩きださせるとでも言えばいいのでしょうか?元々OVA全3巻なので、尺の割には良くまとまっていると思います。  デュオ、カトル、トロワの三人は相変わらずで五飛は欲求不満に、ヒイロはスパッツを脱ぎ捨て少し丸くなってました。  五人の昔話が聞けたり戦闘シーンが気合入っているのは嬉しいですが、『真のオペレーションメテオの説明いる(ある意味TV版否定)?』とか『サーペントってビルゴより弱そう』等不満点も。  おまけに内容はほぼOVA版なので、ほかの方も言っていますが劇場版にする意味とこれに金払う意義が少ないのも事実。  しかし私はそれを差し引いても10を付けます!物語中盤のウイングガンダムゼロカスタム(私の中のNo.1 MS)出撃シーン。OVAでは何とも思いませんでしたが、劇場版のテーマ曲である『LAST IMPRESSION』をBGMにしただけで鳥肌ものの映像に!ラストでヒイロがリリーナの護衛(OVA)から町の雑踏に消えていくシーンに変えたのも、自分の能力を使わずに、平和に暮らし始めたと考えれば評価できます。   デュオファンの方には、エンディングで値切りしている彼のおさげが犬の尻尾のようにフリフリしているのがグッと来るとだけ言っておきましょう。   細かいことをダラダラと申し訳ありませんでしたが、最後に一言。ラシードとグラサン!工事現場ではヘルメットしろ!!同業者として見てられん!!
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-17 16:38:05)
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