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1.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
かつての寅さんは若々しく、歴代マドンナ達は美しいままだが、今を生きるとらやの面々は確実に人生の年輪を重ねている。 これは寅さん映画であるとともに、残された人々の「老い」が隠れたテーマだと思いました。  山田洋次という監督は、女優をこの上なく美しく撮るというイメージがありました。 ところが本作においては、紛れもない「おばあちゃん」になったさくらを筆頭に、相変わらず綺麗だけれど浅黒い肌を隠しもしない泉、別れた夫と娘の狭間で無様に酒に溺れる泉の母、オシッコが近くなっちゃったリリーとなかなかシビアな女性像を捉えています。 翻って過去の彼女達が輝いて見えるのですが、過去があるからこそ現在まで生きてきた人々の人生が味わい深いものとなるわけです。 ラストの場面で満男はともかく泉の方は問題あるのでは?と鑑賞直後モヤッとしましたが、そういう危うい立場も含めて泉の人生なんだなと思い至りました。  ただ、台詞回しが古めかしすぎるのはどうにも気になった。 今どきの女子高生はもちろん30〜40代の女性でも「パパ、◯◯だわよ」なんて言わないわよ監督。  それと広河隆一の写真を使ったのは悪手としか思えない。この人の問題点が暴露されたの、つい1年前なんですけど。
[映画館(邦画)] 7点(2019-12-31 15:31:14)
2.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
子ども向けの映画かと思っていましたが、割と高年齢向けな仕上がりでした。 小学生くらいの子には意味が分からないでしょうね。かといって大人が観たらミステリーとしては凡庸です。  主人公が心を閉ざしている理由が現実とファンタジーをうまく結び付けており、未熟な思春期の少女らしい苦悩がリアルで説得力があります。 やっぱり主人公くらいの年齢の女の子向けの映画かと思いますが、主人公の心の内面がきちんと描かれているので大人の鑑賞にも十分耐えられますね。   気になったのが、立派な日本家屋のお宅が出てくるのですが、おそらくマーニーの洋館と対比させたのでしょうが、北海道のしかも道東にあんな家あるの?東京にニンジャが出てくるくらい違和感があったんだけど、いやまあ、私が知らないだけか。 さらに言うなら根釧台地の湿地帯のほとりにわざわざあんな屋敷を建てるのも・・・  いやいやいやいや、こういう細かいところが気になってしまうのもジブリというハードルがあるからか? うーんでも仮にも釧路地方が舞台なら、やっぱりもう少しあの地域のことを調査してほしかったなと思います。真夏の湿地帯は霧が出やすくてどんよりジメっとしてるんだよ。湿地だってもっとドロっとしてて虫やらなんやらたくさん湧いてるんだよ。 釧路地方が舞台というのを最初に電車を乗り継ぐシーンだけで終わるでなく、漂う空気感までリアルに再現してほしかったです。 背景が綺麗なだけに、残念。
[映画館(邦画)] 7点(2014-07-20 18:26:56)
3.  おもひでぽろぽろ 《ネタバレ》 
リアルタイムで観たのは、美術と音楽くらいしか良さがわからなかった学生時代。 タエ子と同年代の頃は、結婚が女の幸せと言われているようで嫌な映画だと思った。 そしてタエ子の歳もとうに過ぎ、結婚し子どもも授かった今、改めて観てこの作品の深さがわかった気がする。  物語は最初から最後まで淡々、淡々、淡々と進む。 この冗長な話にぼんやり付き合っていると、最後の最後エンディングでぶわっと感動が押し寄せる。無駄なエピソードの羅列だと思っていたものがすべてつながっていく。 一度は座席に座ったものの、決意を秘めて立ち上がるタエ子の後ろ姿が力強くて素敵だ。アニメなのに「名演技!」と思う。  主人公の決意とは「農家の嫁(しかも年下)」という何とも平凡なもので、こんなネタで1本映画を創ってしまった高畑監督はなんとまぁ命知らずというか・・・ でも実際に女性にとって結婚とは人生で最大の決心とも言えるもので、新しい生活のために今までの自分を捨てなければいけないこともある。 本作は、まさに等身大の女性の人生の岐路を描いたものなのだ。  人は大人になっても、迷いながら成長する。 そして不安で立ち止まってしまったとき、背中を押してくれるのはきっと、今までを生きてきた自分自身。 この作品は人生の応援歌なのだと、今になって気づいた。
[映画館(邦画)] 8点(2013-05-18 23:52:02)(良:3票)
4.  陰陽師Ⅱ
まるで昔の角川映画。1000年前の舞台に、さらにその300年前の伝説を重ねるなんて安っぽい少女漫画じゃないんだからさ。一つのお伽噺として読む古事記はユーモアとロマンに溢れていて面白いんだけど、その日本最古の物語のヒロインが深田恭子とは笑わせてくれる。見るべきは野村萬斎の色気のみ。
3点(2004-09-30 10:39:45)
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