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1.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
レビュー書くの忘れてたくらい、ガッカリしてどうでもよくなった後編。  今思い出しても、俳優陣の熱演が空回りするくらいの、原作と変えたラスト。 全然ダメです。 三上の人物像は、あんな現場に行って犯人と格闘するキャラじゃないでしょう? 前編とまるで別人になってしまいました。 そして、父親が殺人犯だと娘に見せ付ける結果になるなど、あり得ません。 あの子に罪は無いのに。  緒方直人の顔が豹変するところは見ごたえありました。役者だねぇと思いました。 良かったのはそれくらいです。  瑛太のいつも偉そうな表情が不愉快だったし、 前編での忍耐強い男らしい男というキャラがブレてしまった主人公への 残念感が半端ない作品でした。
[映画館(邦画)] 4点(2017-06-25 03:19:12)
2.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
見ごたえある作品でした。 ドラマを見てたので内容は知ってました。 ドラマ版の出演者も良かったですが、映画はよくこれだけ主役級の俳優を集めたなというような豪華メンバーで、下手な人がいないので、最初から最後まで途切れない緊張感に引き込まれました。  3つの対立構造、1.広報室と記者クラブ、2.刑事部と警務部、3.中央と地方、その対立が同時進行で起こるので、渦中で収拾に奔走する主人公の苦労が半端無いです。 しかも主人公三上(佐藤浩市)は娘の家出失踪という家庭の事情も抱えつつなので、本当に大変。 でも、その大変さを信念を持って逃げずにぶつかって打開しようとする三上=佐藤がめちゃくちゃかっこ良かったです。 こういう上司なら、そりゃ部下も付いていきます。 力任せでもなくスーパーヒーローでもないけど、こういうのが本当に男らしいというのだと思います。 後編が楽しみです。
[映画館(邦画)] 7点(2016-06-27 23:00:21)
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