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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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301.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
2004“大作アニメ公開ラッシュ”年度に、スタジオ4℃が「俺達も負けてなるか」と製作・公開した、日陰のミニシアター系アニメーション映画。(↓)下の皆さんの評価は比較的高い様ですが、私的には今一つの印象。最初、製作者は短編のつもりだったらしいんですけど、確かにこの中身は短編にこそ最適な内容です。この手の作品には、目くるめくイマジネーションの洪水を期待する訳ですが、1時間43分は長過ぎた(この半分以下で良い)。映画のエピソード的には「ヤクザの一件」と「鯨の腹中サヴァイヴァル」の二つしかないので、一つ一つのシチュエーションが凄く冗長。これでは観てる内に、だんだんと飽きてくる。ラストの「登場人物全員の生い立ちフラッシュ・バック」位の勢いが、映画全編に欲しかった所です。残念、5点献上。
5点(2005-01-19 00:18:00)
302.  完全なる飼育 香港情夜
≪完全なる飼育完全制覇・その3/獲物=伊藤かな≫ いよいよ海を渡ったシリーズ第三弾は、周囲と隔絶された上、言葉も通じぬ香港郊外での監禁飼育。話の筋はもちろん前二作と全く一緒ですが、今作の特徴は女子高生側の背景描写がより明確になっている点。従って、これまでは監禁する側に要らぬ妄想を抱いて鑑賞しなければならなかったものが、今作では監禁される側にも感情移入できる作りとなっている。不条理な展開も、香港の景色と中国家屋の所為で、何となく納得できる気がした。ただ今回は、シリーズの顔・竹中直人の教師は要らなかったと思う、5点献上。
5点(2005-01-19 00:16:56)
303.  白い船(2002)
教室の窓から見える「白い船」と、その小学校の児童達の交流を爽やかに描いた実話の映画化。そして、文部科学省を挙げて全面バックアップされた島根県平田市のご当地映画。悪い映画ではないし、実話だと言われればそれまでなんですけど、私にはどうしても一つ引っかかることがある。それは、海が生活圏である漁港の町の小学生が、沖合を通る正体不明の物体に興味を持ったとしても、それが唯のフェリーだと判明した後、なぜ見慣れてる筈の「船」に異常に執着したのかということ。この説明がなされていないので、私はクライマックスにも今一つ感動できませんでした。映画としては子供神楽や漁港の様子、山の斜面に家々の建つ町並み等、他のご当地映画と比べ、生活描写は優れていたと思います、5点献上。
5点(2005-01-19 00:16:36)
304.  ゴジラ FINAL WARS
微妙…。確かにけなそうと思えば、いくらでもけなすことが出来る映画なのは間違いない。でも本作は【東京サンダ】さんご指摘の通り、昭和ゴジラ、更には東宝特撮映画の総集編。しかも、わざわざリメイクした上で繋いだ総集編です(「TOHO SCOPE」の入った東宝シンボルは最高のオマージュだったと思う)。そう思えば相応の作品だった様な気もします。また、パクリで言えば見た目以上に、「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」と「ドラゴンボール」が一番近い雰囲気だったと思う。しかし世界規模の破壊や最終戦争(アルマゲドン)というモチーフ、そしてキース・エマーソンの音楽と、北村龍平の頭の中にあったのはゴジラやハリウッドではなく、何より「幻魔大戦」だったんじゃないでしょうか。てことで、微妙な点数5点献上。
5点(2004-12-18 02:46:55)
305.  船を降りたら彼女の島
一種の産業誘致として、また観光資源化をも目論んで最近流行となっている、地方都市が町を挙げてロケ隊を誘致する「ご当地映画」の一本(大河ドラマの舞台になるのを待つよりは効率がいいか)。その場合、国の補助金が下りるのかどうかは知りませんが、本作も文化庁の映画芸術振興事業になっているようです。物語の方は、東京に出ていた娘が帰郷、両親に結婚報告するついでに郷愁に浸るというだけ。大して面白い映画ではないですけど、劇中で取り上げられてたファイティング・プリンセス鶴姫の伝説が印象的。いっそこれを戦国合戦モノとして映画化して欲しい、5点献上。
5点(2004-12-18 02:44:33)
306.  ラストシーン
導入部で撮影中のサイコ・ホラー(?)の演出は、さすが中田秀夫という感じで、とても60年代の日活映画(?)と思えないのはご愛嬌。本編は泣かせるシーンもあるし、映画への愛も充分感じられますけど、そのどれもが紋切り型で、21世紀らしさや、現在の邦画復興に貢献してる中田秀夫らしさは感じられない。それに「ドクター鮫島 THE MOVIE」の製作現場が戯画化過ぎて、逆に説得力を弱めてるとも思う(これは、テレビ局・出版社主導の作品を撮ってきた監督自身の怨み節か?)。それに、西島秀俊はいつも無感情な役柄ばかりだと思ってたんですけど、実は無感情にしか演じられないんだということが判りました。どういう経緯でこの作品が韓国資本で、しかもハイビジョンで撮られたのかには興味がある所ですね、5点献上。
5点(2004-12-18 02:44:12)
307.  屋根裏の散歩者(1992)
何事にも興味の湧かなくなった男が、下宿先の屋根裏から他人の部屋を覗く楽しみを知り、やがて屋根裏からの動機無き完全犯罪を目論み始める。大正14年の時点で、現在にもそのまま通じる倒錯したテーマを取り上げていた江戸川乱歩という人には感嘆せざるを得ません。しかし本作の見所はそういった部分でも、嶋田久作演じる事務所開業前の明智小五郎の名推理でもなく、観客を主人公(犯人)と一体化させる覗かれた痴態の数々。この実相寺昭雄の演出の方向性は、興味深いと言えば興味深いんですけど、面白さという点で、私には今一楽しめませんでした、5点献上。
5点(2004-12-07 00:05:11)
308.  Beautiful Sunday
大傑作「下妻物語」の中島哲也監督の、劇場用では前作に当たるのかな? とあるマンションの住人達の、とある日曜日の朝から月曜日の朝までを描いたグランド・ホテル形式のコメディ・ドラマ。住人達と大家さんが、みんな一風変わってるのは「下妻物語」にも通じますけど、ヨネヤマママコ演ずる独居老人を除いて、それぞれにとんでもない事件が起きる訳でもなく、人となりの紹介で終わってしまってる感じ。つまらない訳じゃありませんけど、大して面白いとも言い難い邦画らしい映画です。本作鑑賞の際は、決して「下妻物語」を期待してはいけません。そういうことで、5点献上。
5点(2004-12-02 00:33:30)
309.  Dolls ドールズ(2002)
表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。
5点(2004-11-12 00:53:26)
310.  非・バランス
いじめに傷ついた心と子供から見た大人の世界ってことで、小・中学生には良いかもしれません。しかし、(原作が児童文学らしいので仕方ないかもしれませんけど)大人が観るには少し辛い出来。中途半端にファンタジックな演出は、フワフワと浮ついてる様で座りが悪いし、子供の心の「アンバランス」に、安っぽい原因と結果を示してるのも面白くない。本作を観ると、同じ様にアンバランスな中学生を描いた「害虫」が、いかに優れていたかが解ります(ま、宮崎あおいが相手じゃ分が悪すぎる様な気もしますが…)。この映画は逆R-15(15歳以上、視聴制限)に指定したい、5点献上。
5点(2004-11-12 00:53:04)
311.  シベリア超特急
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 1≫ 興行されてはいますが、これは商業映画ではなく、完全な自主映画。その時点で「北京原人」や話題沸騰の「デビルマン」等とは根本的に違う。しかも、これをここまで駄作たらしめてるのは、全て「映画」を作ろうとする熱意。同じ自主映画でも、未だにヌーベル・バーグを気取った「ビデオ映画」を撮ってる馬鹿者共に比べれば、遥かに素晴らしいことです。この映画が(↓)こんなに愛される理由も、ここにあるのだと思います。ところで私が観たのは、本編が「劇中劇中劇(?)」となるバージョン。驚きよりも脱力感を醸し出す二重のどんでん返しには、あきれるよりも、何か嬉しくなっちゃいました。戦争とは全然関係の無い、個人的日常会話で締められたのも良かったです、5点献上。
5点(2004-11-12 00:51:35)(笑:1票) (良:2票)
312.  四谷怪談(1965)
何度も何度も映画化・ドラマ化されてる「お岩さん」ですけど、何時どれを観たのかの記憶も霧の中。たまたま鑑賞の機会に恵まれた本作は、個人的な「四谷怪談」のイメージとは大分かけ離れた印象でした。仲代達矢演ずる伊右衛門は、自らの出世欲の為、手当たり次第に人を殺していく極悪人。そして岩の怨霊に取り殺されると言うよりも、欲が高じて狂い死ぬと言う感じ。岩の無念や哀しみの物語でもないし(お岩さん・岡田茉莉子よりも、その妹・池内淳子の方が目立ってた様な気も…)、ホラー描写もほとんど無い。何か怪談じゃなくて、痴情小話風に仕上がってました、5点献上。
5点(2004-11-09 00:10:58)
313.  大魔神逆襲
今回は前二作とはガラッと趣を変え、グッと子供向けに寄った少年達の冒険譚となってます。巻頭に派手なカタストロフを配しつつも、魔神は物語からほとんど関係の無い位置にまで後退。高田美和や藤村志保等の美女の出番も無し。降臨した魔神も完全に子供の味方(一作目では踏み潰そうとさえしたくせに…)。王道お子様ムービー・旧「ガメラ」シリーズの伴映としては、この方が正しかったのかもしれませんが、私的にはやっぱ退屈。そのくせ子供の一人や捕らえられた兄を簡単に殺してしまったり、敵のやられ方等は結構残酷。この辺にもチグハグさを感じてしまいました。ところで今回、魔神には信仰を否定されたり、像を壊される等の直接的被害は及んでない。本作の魔神は一体何に「逆襲」したんでしょうか? 5点献上。
5点(2004-11-09 00:09:08)
314.  大魔神怒る
民に慕われる大名が追われ、神をも恐れぬ非道な新大名が政権を掌握。その圧制に苦しむ民。残された若君が反撃を企てるも囚われの身に。土壇場で美しい姫君の祈りが通じて魔神が降臨、悪を蹴散らして自然へと還る…と、お家騒動から隣国の侵略へ、山の神から湖の神へと設定は変われども、基本ストーリーは前作と全く同じ。善悪の区別無かった魔人が、今作ではより正義の味方っぽくなってるので、「十戒」も真っ青のド派手な登場シーンに反して恐怖感もダウン。時代劇として良く出来てることに変わりありませんけど、これなら前作だけで充分だと思います、5点献上。
5点(2004-11-09 00:08:47)
315.  宇宙人東京に現わる
宇宙人のビジュアルだけは超有名な日本初のカラーSF映画(だそうですが、私はすっかりモノクロだとばかり思ってました)。星に一つ目だけのシュールな宇宙人のデザインは、確かにインパクト重視の岡本太郎らしいですけど、子供にもデザイン出来る様な気も…(汗)。で、話の内容ですが、これまたすっかり侵略物だと思ってたら、さにあらず、「地球の静止する日」と「妖星ゴラス」を足した様なストーリー。全体としてはSFパニック物といった感じでしょうか。宇宙人が美意識に関する皮肉を語ったり(?)する場面もあり、話自体のシュールさからも大映の伝統を感じられました、5点献上。
5点(2004-11-09 00:08:00)
316.  ドッペルゲンガー
劇中のドッペルゲンガーは二重人格者の妄想でも霊的な存在でもなく、完全に別個の生きた人間として登場する。そこには一切の説明が無く、正体も不明のまま。従って、本作は最初から不条理劇ということになりますが、「抑えられていた内なる欲求が具現化する」等という単純な話とも思えなかったし、おまけに後半は更に物語が壊れていく。黒沢清お得意の、「日常風景の中に溶け込む様に存在する狂気」といったものは感じられたし、古典的手法を新鮮に見せる手腕には感心しましたけど、個人的に今一つ釈然としませんでした。観てる間は面白いんですけどネ…、5点献上。
5点(2004-11-03 12:35:00)
317.  月とキャベツ
行き詰ったミュージシャンが謎めいた美少女に出会い、田舎の自然の中で再起を遂げていく物語。恐ろしく長い「One More Time, One More Chance」のビデオ・クリップって感も無きにしも非ずですけど、また、山崎まさよしがアイドルなのかどうかも別として、本作みたいな映画こそが「アイドル映画」と呼ばれるジャンルの基本形でしょう。ミュージシャン本人の歌を物語に絡め、その歌うシーンがクライマックス。全く新味も捻りも無いつまらない話ながら、ファンも満足の仕上がりだと思います。これでヒロインが蒼井優だったらと思うのは、無い物強請りとゆーものでしょうか、5点献上。
5点(2004-10-29 00:34:25)
318.  白い手
椎名誠が自らの少年時代を綴った同名小説の映画化。小学五年生の腕白少年を主人公に、転校してきた裕福な家庭の子との友情、性的好奇心、淡く幼い恋心等、懐かしい情景を描いていく、昭和30年の幕張を舞台にした日本版「スタンド・バイ・ミー」。タイトルは、外出できない病弱な少女がいつも自室の窓から手だけを覗かせていることからきている(決してホラー映画ではありません。しかし、ちょっとベタ過ぎる設定…)。ま、ノスタルジックな佳作以上の作品ではありませんが、本作の白眉は主人公の母親役の桜田淳子。こんなに演技が巧い人だったとは驚きです、5点献上。
5点(2004-10-17 20:36:10)
319.  草迷宮
ま、東京にも長く居たから田舎者コンプレックスは少々薄らいだみたいですね。そこで本作ではマザー・コンプレックスだけにテーマを集中。「田園に死す」も構図や色彩にこだわってましたけど、この映画は更に美しく幻想的な仕上がり(役者が美形だというのが最も大きな要因だと思う)。しかししかし、これ、丸っきり「田園~」からの使い回しじゃないの。美術や演出、そしてストーリーも何故かほとんど一緒。今回はアングラ臭を薄めてあるのかと思ったら、途中でアングラ小僧を登場させちゃうし、進歩しないな~。本作で一番良かったのは時間が短かったということでしょうか、5点献上。
5点(2004-09-24 16:11:03)
320.  座頭市(2003)
①ヤクザ(マフィア含む)映画が嫌い。②無意味な長回しが嫌い。③貧乏臭い映画が嫌い。以上の理由から、(食わず嫌いですけど)北野映画は一本たりとも観たことがありません。逆に本作の様な派手めの映画こそ私の領分。ということで北野映画初体験でしたけど、何だ、やっぱり面白くないじゃん。ストーリーが無茶苦茶なのに、所々入るギャグに反して映画が非常に真面目だからちっとも弾けない。殺陣自体は素晴らしいと思いますけど、こう「無意味に」殺陣ばかり見せられても飽きる(確かに斬り過ぎ)。そもそも本作の市を何者として描きたかったのかが解らない。それに、外国人には解らないでしょうけど、こうも芸の無いTVタレントばかりが出ていては白ける。ま、面白くはなかったですけど飽きもしなかったので、5点献上。
5点(2004-09-21 00:10:31)
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