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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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381.  tokyo.sora
普通の人の日常の中にこそドラマがある等と言いますが、それは嘘です。少なくとも、この映画の登場人物達の日常にドラマは無いし、この女の子達がボーっとしてたり、弁当食ったり、くっちゃべってたりするのをただ黙々と眺めるのには、非常な忍耐を要します(確かに「覗き趣味的楽しみ」というのは、本作唯一の鑑賞方法かもしれない)。また、「実験」とは新しい試みを検証することであり、全く新しさの無い本作は実験作とも呼べないでしょう。それに長すぎます。ひたすらくっちゃべってるだけだった喫茶店のマスターとウエイトレスのエピソードが繋がった瞬間の驚きに、2点献上。
2点(2004-12-02 00:33:53)
382.  Beautiful Sunday
大傑作「下妻物語」の中島哲也監督の、劇場用では前作に当たるのかな? とあるマンションの住人達の、とある日曜日の朝から月曜日の朝までを描いたグランド・ホテル形式のコメディ・ドラマ。住人達と大家さんが、みんな一風変わってるのは「下妻物語」にも通じますけど、ヨネヤマママコ演ずる独居老人を除いて、それぞれにとんでもない事件が起きる訳でもなく、人となりの紹介で終わってしまってる感じ。つまらない訳じゃありませんけど、大して面白いとも言い難い邦画らしい映画です。本作鑑賞の際は、決して「下妻物語」を期待してはいけません。そういうことで、5点献上。
5点(2004-12-02 00:33:30)
383.  ガーゴイル(2001)
大絶賛のアニエスb.を始め、そうそうたるブランド・ネームがクレジットされてるとこを見ると、本作は一種のファッション・ムービーというカテゴリーでいいんでしょうかね。キャスティングからしていかにも渋谷系(死語?)っぽく、この辺に騙されて日本も製作に一枚噛まされたんでしょうか。一見アートを気取ってそうで、意味の無いクローズ・アップばかりのヴィジュアルはちっとも美しくない。ストーリーは訳判らない。ダラダラした展開はとてつもなく退屈。これは、ブランド・ショップのディスプレイ映像向けに30分程でまとめられるべき素材を、無理矢理引き伸ばした様な感じです、2点献上。
2点(2004-11-18 00:06:37)
384.  昭和歌謡大全集
「昭和歌謡大全集」(原作未読)という題名でも、描かれてる内容は、昭和からは遠く離れた平成の今現在。しかし今の時代を作り上げたのが昭和だとすれば、かなり相応しいタイトルなのかもしれない。無意味に生を消費するイマドキの若者と、薄っぺらな人生を謳歌する今時のおばさんは、互いが時代を代表する記号でしかなく、その争いは文字通り空虚。その先にあるものは、確かに滅亡しかないでしょう。話自体が面白いのでそこそこ面白くは観れましたけど、それにしたってこの中身で、何で篠原哲雄なのかが全く解らない(それに、おばさん達も綺麗過ぎるよ)。三池崇史か石井聰亙、若しくは黒沢清が監督してれば、ひょっとして大傑作になったかもと思うと残念でなりません(この人選じゃ少しカルト寄り過ぎる?)、6点献上。
6点(2004-11-12 00:55:07)
385.  黄泉がえり
こういうショート・ストーリーの羅列された単純なお涙頂戴ドラマは、人当たりが良いので結構ウケも良いんでしょうね。しかし同時に、映画としては非常に中途半端にならざるを得ず、(↓)見事に対照的な点数分布が本作のポジションを如実に物語っていると思います。私も「蘇り現象」に理由は必須でないと考えますが、それ以前にこの話は陳腐過ぎる。陳腐な話を陳腐なタレントが演じてては良くなり様など無い。しかも塩田明彦監督独特の感性の欠片も感じられない出来。私はその戦犯として柴崎コウを、そして、より重罪である共同正犯として犬童一心を告発します、4点献上。
4点(2004-11-12 00:54:40)
386.  パルコフィクション
流行の発信地から赤字続きのテナント・ビルへと凋落した渋谷パルコをモチーフとする、パルコのパルコによるパルコ起死回生の為の、パルコらしいオムニバス不条理コメディ。鑑賞中は充分楽しいし、1時間ちょいの中品なので観易いことは観易い。しかし、どうにも納得いかないのが、既に「ウォーターボーイズ」でメジャー・デヴューを果たした矢口史靖監督が、何でまたキャリアを一歩後退させる様な映画を撮らなければならないのかということ。これは「エイリアン2」でメジャー進出したジェームズ・キャメロンが次に「T2」を撮らないで、「殺人魚フライングキラー2」(原題で言えば「ピラニア3」か)を撮る様なもの。自主映画並のお遊び感覚では原点回帰とは呼べません。それに、得意の人形アクションにも飽きてきました、6点献上。
6点(2004-11-12 00:54:17)
387.  チキン・ハート
切ねー、とにかく切ねー。彼らは決して一生懸命生きてない。何か心に引っ掛かりを感じつつも、のんべんだらりと日々を流されていく。それはアパートを追い出されることが決まってからも変わらない。この逃げの姿勢は堪らなく羨ましい。別に自らの殻を破ることや目標に邁進することだけが美徳じゃない。主人公(周りが皆「本人」ぽかった所為か、本作の池内博之は凄く巧く感じました)にだけは最後にちょっとした変化が訪れますが、松尾スズキはダメなままだし、忌野清志郎は遂に逃げ切ってしまった。これは「今」だからこその映画ですネ。で、この切なさに+1点して、7点献上。
7点(2004-11-12 00:53:48)
388.  Dolls ドールズ(2002)
表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。
5点(2004-11-12 00:53:26)
389.  非・バランス
いじめに傷ついた心と子供から見た大人の世界ってことで、小・中学生には良いかもしれません。しかし、(原作が児童文学らしいので仕方ないかもしれませんけど)大人が観るには少し辛い出来。中途半端にファンタジックな演出は、フワフワと浮ついてる様で座りが悪いし、子供の心の「アンバランス」に、安っぽい原因と結果を示してるのも面白くない。本作を観ると、同じ様にアンバランスな中学生を描いた「害虫」が、いかに優れていたかが解ります(ま、宮崎あおいが相手じゃ分が悪すぎる様な気もしますが…)。この映画は逆R-15(15歳以上、視聴制限)に指定したい、5点献上。
5点(2004-11-12 00:53:04)
390.  完全なる飼育 愛の40日
≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。
4点(2004-11-12 00:52:39)
391.  シベリア超特急3
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 3≫ これは余り面白くなかったなぁ。これじゃテレビのサスペンス・ドラマと全く変わりないじゃん。製作規模は更に拡大したようですけど、もうそんなことには驚かない。閣下も影が薄過ぎ。前作の「やめたぁ~」みたいな殺人的爆笑シーンも無い。確かに映画としての出来は一番良いですけど、誰も「シベ超」にそんなものを求めてないんじゃないですか? 「シベ超」を極めるのではなく本格ミステリーを目指すなら、中途半端にしないで、推理作家と脚本家を総動員して「オリエント急行殺人事件」並の作品に仕上げて欲しいです、3点献上。
3点(2004-11-12 00:52:15)
392.  シベリア超特急2
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 2≫ 何と、普通に面白かった。いや、きっと普通に観せられた場合は、憤慨しないにしても退屈だったとは思いますが、「シベ超」だと思って観ればとても楽しい作品だと思う。冒頭、新幹線のカットから入る予想を裏切る展開にまずビックリ。前作からはとても考えられないオールスター・キャストにビックリ(SKD時代を思わせる草笛光子の役と脚線美にもビックリ。寺島しのぶに至っては、これが銀幕デヴュー作)。あの「シベリア超特急」の続編だというのに、よくこれだけ製作規模が拡大したと思う。これは快挙です。そしてこのオールスターの中に於いても、「やめたぁ~」のたった一言で、全てをさらってしまうマイク水野は半端じゃなく凄い。映画への愛も充分感じられました、6点献上。
6点(2004-11-12 00:51:55)(笑:1票) (良:1票)
393.  シベリア超特急
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 1≫ 興行されてはいますが、これは商業映画ではなく、完全な自主映画。その時点で「北京原人」や話題沸騰の「デビルマン」等とは根本的に違う。しかも、これをここまで駄作たらしめてるのは、全て「映画」を作ろうとする熱意。同じ自主映画でも、未だにヌーベル・バーグを気取った「ビデオ映画」を撮ってる馬鹿者共に比べれば、遥かに素晴らしいことです。この映画が(↓)こんなに愛される理由も、ここにあるのだと思います。ところで私が観たのは、本編が「劇中劇中劇(?)」となるバージョン。驚きよりも脱力感を醸し出す二重のどんでん返しには、あきれるよりも、何か嬉しくなっちゃいました。戦争とは全然関係の無い、個人的日常会話で締められたのも良かったです、5点献上。
5点(2004-11-12 00:51:35)(笑:1票) (良:2票)
394.  陰陽師Ⅱ
前作から全く進歩の見られない出来。「滝田洋二郎という人にはこういう映画を撮るセンスが皆無」だと「Ⅰ」のレヴューに書きましたけど、相変わらずです。本来なら一本経験して慣れた筈なのに、更に酷くなってるのは何故? そして、人気・実力共に現在No.1の大根役者・伊藤英明君と元スピードの女の子だけで充分鬱陶しかった配役に、深キョンと市原隼人が追い討ちをかけてくる。特に今回は、深キョンが伊藤君以上に酷いぞ。背中からのヌードすら拒否する位なら、最初から出演を断りなさい! ということで、女形姿まで披露して前作同様孤軍奮闘の野村萬斎に、3点献上。
3点(2004-11-09 00:11:53)
395.  四谷怪談(1965)
何度も何度も映画化・ドラマ化されてる「お岩さん」ですけど、何時どれを観たのかの記憶も霧の中。たまたま鑑賞の機会に恵まれた本作は、個人的な「四谷怪談」のイメージとは大分かけ離れた印象でした。仲代達矢演ずる伊右衛門は、自らの出世欲の為、手当たり次第に人を殺していく極悪人。そして岩の怨霊に取り殺されると言うよりも、欲が高じて狂い死ぬと言う感じ。岩の無念や哀しみの物語でもないし(お岩さん・岡田茉莉子よりも、その妹・池内淳子の方が目立ってた様な気も…)、ホラー描写もほとんど無い。何か怪談じゃなくて、痴情小話風に仕上がってました、5点献上。
5点(2004-11-09 00:10:58)
396.  東海道お化け道中
本格時代劇路線に戻った大映妖怪シリーズ第三弾は、ヤクザ同士の争いに巻き込まれた幼い少女の逃避行と、少女を守る腕の立つ渡世人の活躍を描く弥次喜多物。東海道の宿場宿場に妖怪達も棲んでいるという設定なので、彼らも無理なく頻繁に登場してきますが、今回は妖怪達よりも人間達の物語が(オーソドックスながら)とても人情溢れる大人向けのドラマになっていて、個人的には映画としての出来も三作中一番だと思います。私もクライマックスでは思わず目が潤んでしまいました。それでもラストは、ちゃんとお馴染みの百鬼夜行で締めくくってくれてますヨ、7点献上。
7点(2004-11-09 00:10:34)(良:2票)
397.  妖怪大戦争(1968)
大映妖怪シリーズ第二弾は前作と趣をガラッと変え、妖怪達を主役に据えた派手な特撮映画となってます。特にオープニングのダイモン復活シーンが凄い。古代バビロニア遺跡の遠景、見る見る広がる暗雲、大規模な崖崩れ、そしてダイモンの登場と、恐怖感満点。わざわざ遠い日本まで来て、しかも田舎大名に取り憑く理由が不明ですけど悪役に相応しい迫力です。対する日本の妖怪達は揃いも揃って愛嬌満点。伊豆の妖怪なのに、何故か全員の方言がバラバラなのには笑った(皆さん出身が違うんでしょうか?)。【あまみ】さんの仰る様にクライマックスの、豆絞りの捻り鉢巻もいいです。最近では「さくや妖怪伝」などというしょーもない映画もありましたけど、これは是非現在の技術でリメイクして欲しいと思います、6点献上。
6点(2004-11-09 00:10:08)(良:1票)
398.  妖怪百物語
「大魔神」の流れを汲む大映特撮時代劇の新シリーズ第一弾。基本は、悪徳商人と悪代官に苦しむ貧しい町人達に、悪事の内偵を進める隠密の活躍を絡めるという、「水戸黄門」の様に解り易いオーソドックスな時代劇となってます。従って妖怪達の活躍も後半まで待たされますが、「大魔神」に同じく妖怪登場まで、充分本格時代劇として楽しめます。勧善懲悪も徹底して、鑑賞後に親が子供に向かって「悪いことをするとお化けが来るよ」と諭せる仕掛けにもなっている優良映画でもあります。しかも大人も納得のクォリティを保持。これこそ親子での鑑賞をお薦めします、6点献上。
6点(2004-11-09 00:09:47)(良:1票)
399.  大魔神逆襲
今回は前二作とはガラッと趣を変え、グッと子供向けに寄った少年達の冒険譚となってます。巻頭に派手なカタストロフを配しつつも、魔神は物語からほとんど関係の無い位置にまで後退。高田美和や藤村志保等の美女の出番も無し。降臨した魔神も完全に子供の味方(一作目では踏み潰そうとさえしたくせに…)。王道お子様ムービー・旧「ガメラ」シリーズの伴映としては、この方が正しかったのかもしれませんが、私的にはやっぱ退屈。そのくせ子供の一人や捕らえられた兄を簡単に殺してしまったり、敵のやられ方等は結構残酷。この辺にもチグハグさを感じてしまいました。ところで今回、魔神には信仰を否定されたり、像を壊される等の直接的被害は及んでない。本作の魔神は一体何に「逆襲」したんでしょうか? 5点献上。
5点(2004-11-09 00:09:08)
400.  大魔神怒る
民に慕われる大名が追われ、神をも恐れぬ非道な新大名が政権を掌握。その圧制に苦しむ民。残された若君が反撃を企てるも囚われの身に。土壇場で美しい姫君の祈りが通じて魔神が降臨、悪を蹴散らして自然へと還る…と、お家騒動から隣国の侵略へ、山の神から湖の神へと設定は変われども、基本ストーリーは前作と全く同じ。善悪の区別無かった魔人が、今作ではより正義の味方っぽくなってるので、「十戒」も真っ青のド派手な登場シーンに反して恐怖感もダウン。時代劇として良く出来てることに変わりありませんけど、これなら前作だけで充分だと思います、5点献上。
5点(2004-11-09 00:08:47)
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