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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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401.  陰陽師Ⅱ
前作から全く進歩の見られない出来。「滝田洋二郎という人にはこういう映画を撮るセンスが皆無」だと「Ⅰ」のレヴューに書きましたけど、相変わらずです。本来なら一本経験して慣れた筈なのに、更に酷くなってるのは何故? そして、人気・実力共に現在No.1の大根役者・伊藤英明君と元スピードの女の子だけで充分鬱陶しかった配役に、深キョンと市原隼人が追い討ちをかけてくる。特に今回は、深キョンが伊藤君以上に酷いぞ。背中からのヌードすら拒否する位なら、最初から出演を断りなさい! ということで、女形姿まで披露して前作同様孤軍奮闘の野村萬斎に、3点献上。
3点(2004-11-09 00:11:53)
402.  座頭市(2003)
①ヤクザ(マフィア含む)映画が嫌い。②無意味な長回しが嫌い。③貧乏臭い映画が嫌い。以上の理由から、(食わず嫌いですけど)北野映画は一本たりとも観たことがありません。逆に本作の様な派手めの映画こそ私の領分。ということで北野映画初体験でしたけど、何だ、やっぱり面白くないじゃん。ストーリーが無茶苦茶なのに、所々入るギャグに反して映画が非常に真面目だからちっとも弾けない。殺陣自体は素晴らしいと思いますけど、こう「無意味に」殺陣ばかり見せられても飽きる(確かに斬り過ぎ)。そもそも本作の市を何者として描きたかったのかが解らない。それに、外国人には解らないでしょうけど、こうも芸の無いTVタレントばかりが出ていては白ける。ま、面白くはなかったですけど飽きもしなかったので、5点献上。
5点(2004-11-09 00:11:25)
403.  四谷怪談(1965)
何度も何度も映画化・ドラマ化されてる「お岩さん」ですけど、何時どれを観たのかの記憶も霧の中。たまたま鑑賞の機会に恵まれた本作は、個人的な「四谷怪談」のイメージとは大分かけ離れた印象でした。仲代達矢演ずる伊右衛門は、自らの出世欲の為、手当たり次第に人を殺していく極悪人。そして岩の怨霊に取り殺されると言うよりも、欲が高じて狂い死ぬと言う感じ。岩の無念や哀しみの物語でもないし(お岩さん・岡田茉莉子よりも、その妹・池内淳子の方が目立ってた様な気も…)、ホラー描写もほとんど無い。何か怪談じゃなくて、痴情小話風に仕上がってました、5点献上。
5点(2004-11-09 00:10:58)
404.  妖怪百物語
「大魔神」の流れを汲む大映特撮時代劇の新シリーズ第一弾。基本は、悪徳商人と悪代官に苦しむ貧しい町人達に、悪事の内偵を進める隠密の活躍を絡めるという、「水戸黄門」の様に解り易いオーソドックスな時代劇となってます。従って妖怪達の活躍も後半まで待たされますが、「大魔神」に同じく妖怪登場まで、充分本格時代劇として楽しめます。勧善懲悪も徹底して、鑑賞後に親が子供に向かって「悪いことをするとお化けが来るよ」と諭せる仕掛けにもなっている優良映画でもあります。しかも大人も納得のクォリティを保持。これこそ親子での鑑賞をお薦めします、6点献上。
6点(2004-11-09 00:09:47)(良:1票)
405.  大魔神怒る
民に慕われる大名が追われ、神をも恐れぬ非道な新大名が政権を掌握。その圧制に苦しむ民。残された若君が反撃を企てるも囚われの身に。土壇場で美しい姫君の祈りが通じて魔神が降臨、悪を蹴散らして自然へと還る…と、お家騒動から隣国の侵略へ、山の神から湖の神へと設定は変われども、基本ストーリーは前作と全く同じ。善悪の区別無かった魔人が、今作ではより正義の味方っぽくなってるので、「十戒」も真っ青のド派手な登場シーンに反して恐怖感もダウン。時代劇として良く出来てることに変わりありませんけど、これなら前作だけで充分だと思います、5点献上。
5点(2004-11-09 00:08:47)
406.  春の日は過ぎゆく
極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。
7点(2004-11-03 12:35:29)
407.  ドッペルゲンガー
劇中のドッペルゲンガーは二重人格者の妄想でも霊的な存在でもなく、完全に別個の生きた人間として登場する。そこには一切の説明が無く、正体も不明のまま。従って、本作は最初から不条理劇ということになりますが、「抑えられていた内なる欲求が具現化する」等という単純な話とも思えなかったし、おまけに後半は更に物語が壊れていく。黒沢清お得意の、「日常風景の中に溶け込む様に存在する狂気」といったものは感じられたし、古典的手法を新鮮に見せる手腕には感心しましたけど、個人的に今一つ釈然としませんでした。観てる間は面白いんですけどネ…、5点献上。
5点(2004-11-03 12:35:00)
408.  カリスマ 《ネタバレ》 
何かモダンな寺山修司って感じ…。私も訳が解らないけど、不思議と駄作だという印象は受けなかったし、つまらなくもなかった。基本的にはAを採るか、Bを採るか、両方採るかという3択問題。それぞれに正論があり、それぞれに権利がある。この森の中にはマジョリティのA派とマイノリティのB派がいて、役所広司が両方採る派。しかし、両方採ることには両方失うというリスクも付いて回る。玉石混交、全滅なら全滅でもいいじゃないか、全員が同じリスクを背負う方がフェアじゃないかというのは理想ですけど、人の生死が関わってくればそうも言っていられない。難しい問題です。ところでこのラスト・シーンですけど、これは両方採った役所広司が勝ったことで、終末が訪れたってことなんでしょうか? 6点献上。
6点(2004-11-03 12:34:35)
409.  CURE キュア
これは面白かったし、非常に解り易かった。溜めの無い殺人シーンはとにかく衝撃的。BGMもカット割りも無く、淡々と、いきなり人が殺されていく。手持ちカメラによる、うざったくない(且つ、俳優の動きと構図を良く考えた)カメラ・ワークも良い。言葉遣いは丁寧ながら、のっけから危険人物っぽい役所広司の演技も秀逸。そして、不安感を煽る全編に響く重低音。これは全て演出の勝利でしょう。黒沢清の映画は唯でさえ解りにくい作りなんだから、話まで解りにくいと、本当に訳が解らないで終わってしまう。彼の作品は、このくらい解り易いストーリーの方が断然良いと思う、7点献上。
7点(2004-11-03 12:33:38)(良:1票)
410.  The AURORA 海のオーロラ
当時のスクウェアに触発されたのか、「A・LI・CE」と同時期にひっそりと公開された、日本テレビがどーゆーつもりで製作したのか解らない、もう一つのフルCGアニメーション映画。「A・LI・CE」は陳腐な話を美少女アニメ風に仕上げた志の低い映画でしたけど、こちらは処理速度の遅いマシンしか使えなかったかの様に全ての動きが緩慢で、キャラ・デザイン共々、仕上がりはまるで人形劇。最新のテクノロジーを使いながら超ローテクにしか見えない映像は、もしかして演出なの? 生物をモチーフにしたメカ・デザインも斬新な様で古臭い。これじゃ実験作とさえ呼べませんヨ、3点献上。
3点(2004-11-03 12:33:05)
411.  福耳
伝説の2時間ドラマ版「リング」を演出した瀧川治水の劇場用デヴュー作にして、俳優・宮藤官九郎の初主演映画は、老人マンションでバイトを始めたフリーター青年に、死んだ老人の霊が取り憑いてしまうというファンタジック・コメディ。老人達の色恋沙汰に巻き込まれながら、青年が自らの進む道を発見していく王道のストーリー展開。王道故に新しさはありませんが、ベテラン俳優達の楽しげな演技と、クドカンの情けないルックスを十二分に活かした設定で、老若男女、誰でも楽しめる佳作に仕上がってます。邦画で「誰でも楽しめる」というのも、最近では中々貴重ですヨ、6点献上。
6点(2004-10-29 00:52:17)
412.  蛇イチゴ
表層的に取り繕われた平和の中で価値観を培ってきた人間が、その背後にある真実が露見しても尚、自らの価値観にしがみ付く様を描いた異色ホーム・ドラマ。本作に登場するのは父、母、婚約者、そしてホームルームで正義感ぶる女子児童等の偽善者と、露悪な兄。既に偽善者達に裏切られた主人公は、「兄は悪である」という最後の価値観が崩壊することに恐れおののき逃げ出してしまう。兄の本意は遂に明かされませんが、彼は妹にとって唯一の真実を残して去っていく。それが「蛇イチゴ」。宮迫博之以下、周りを固める役者陣に対し、つみきみほが少し弱い気もしますが、テーマ性、リアルな脚本と登場人物、そして充分に面白い娯楽性は、今の日本では橋口亮輔に匹敵するかもしれません。という訳で、7点献上。
7点(2004-10-29 00:50:33)(良:1票)
413.  月とキャベツ
行き詰ったミュージシャンが謎めいた美少女に出会い、田舎の自然の中で再起を遂げていく物語。恐ろしく長い「One More Time, One More Chance」のビデオ・クリップって感も無きにしも非ずですけど、また、山崎まさよしがアイドルなのかどうかも別として、本作みたいな映画こそが「アイドル映画」と呼ばれるジャンルの基本形でしょう。ミュージシャン本人の歌を物語に絡め、その歌うシーンがクライマックス。全く新味も捻りも無いつまらない話ながら、ファンも満足の仕上がりだと思います。これでヒロインが蒼井優だったらと思うのは、無い物強請りとゆーものでしょうか、5点献上。
5点(2004-10-29 00:39:25)
414.  NOEL ノエル(2003年/邦画)
La'cryma Christi(おじさんには読解不能です)のTAKA主演のアイドル・アクション映画かと思いきや、何と平良とみ主演の馬鹿映画だった。南国沖縄が舞台になってるのに、この寒さは一体何だ?(「ナビィの恋」のパロディのつもりか?) やる事成す事、全て寒いぞ。よく「新春かくし芸大会」並などとゆー形容をしますけど、これが正にそれ。人気者のとみさんにあるのは雰囲気だけで、演技はもの凄~く下手。もしかして、今、日本で一番下手な女優じゃないか。もちろんTAKA君も期待を裏切らない酷さ。それに加えて、演出が「かくし芸大会」の様なバラエティ・ドラマのまんま。情けない効果音出し捲り、みたいな。最も寒さを感じた瞬間は、ラストに「Ⅱ」の製作を表明した所。悪いことは言わないから、やめた方が良いヨ、2点献上。
2点(2004-10-29 00:36:35)
415.  MOON CHILD
Gacktはまだ許せる。三輪明宏を思わせるルックスに、演技も上手くないけど下手じゃない。流行を取り入れたカオティックなアジアン・テイストの世界観も、まぁ良しとしよう。でも、HYDEは許せん。(もちろん甘いマスクだと思いますけど)中途半端なルックスの上、台詞回しが坂口拓より下手(この人に引っ張られて、トヨエツまでが投げやりな演技になってるし…)。二人の配役を逆にすれば、まだマシな映画になったと思う。こーゆー映画はアイドルをファンにカッコ良く見せること、そして彼らの音楽を聞かせることが目的の筈。これじゃファンも納得できないんじゃないですか、3点献上。
3点(2004-10-29 00:36:15)
416.  ピカレスク 人間失格
河村隆一はそんなには悪くないですけど、さとう珠緒も含めた女優陣に貫禄負けしてしまって、太宰治がここまで軽佻浮薄な人物だったとしても少しバランスが悪い気がします。しかし彼がどーこー言う以前に、本作は脚本が全くダメ。関係する5人の女達の名前をチャプターに冠しながら、話を馬鹿正直に時系列で追うだけなので、チャプター内でも物語の視点がコロッコロ変わってしまう。主題は女達の語る太宰なのか、太宰の語る女達なのかもはっきりして欲しい。猪瀬直樹も出演させて貰って喜んでる場合じゃないぞ。唯、猪瀬氏の解釈自体は面白かった。常に道連れにする側だった男が、最後は女の道連れにされてようやく本懐を成就する。河村隆一演ずる太宰治は死すらも女の世話になる、だらしない男でした、3点献上。
3点(2004-10-29 00:35:54)
417.  ナビィの恋
余計な演出等せずとも、ただ撮影するだけでファンタジーになる沖縄の離島が舞台の、数十年に亘る秘められた恋物語は最高にロマンティック。島も、島の暮らしも、島の人達も、そして西田尚美も魅力的(特におじいのキャラが最高。三線で奏でられる島唄が全て艶笑小唄なのも凄い)。しかし「ナビィのファンタジックな恋」に対応する、「奈々子のリアルな恋」が余りにも適当に描かれているので感動は薄い。一体何時どうして福太郎(福之助?)のことを好きになったの? 占い師の予言に背いて大丈夫なの? この辺を解決しないと、肝心要のナビィの恋も成就しません、6点献上。
6点(2004-10-29 00:35:35)
418.  フレンチドレッシング(1998)
久しぶりに全く肌の合わない映画を観てしまった。とにかくこの映画の無意味な長回しは、相米慎二の長回しよりイヤ。構図を固定して芝居を矮小化してるのがイヤ。原作がどういうマンガか知りませんが、普通に撮れば1/3の時間で収まりそうな中身を、ダラダラ引き延ばしてるのが許せない。壊れかけた高校教師、多分Mのいじめられっ子、そして今時の普通の女子高生が織り成す妖しげなストーリー自体は、非常に興味をそそる内容だとは思いますが、その表現が悉く興味を削いでいく(塩田明彦に撮らせたい)。という訳で本作唯一の収穫、唯野未歩子の華奢な肢体に2点献上。
2点(2004-10-29 00:35:16)
419.  ありがとう (1996)
現代に於ける極普通の家庭の一形態を描いたホーム・ドラマ。この家庭はレイプ事件の前、そして父親の単身赴任の更に前、多くの現代家庭と同様に出来た時から壊れていた。壊れている状況が普通の状況であれば、それが壊れているなどとは判りませんし、最初から壊れてるものは今更崩壊しないし、再生もしない。ストーリーは妹の視点で語られますが、この映画の主人公はあくまでも父親。彼がレイプ事件をきっかけに家庭崩壊を疑い始めるも、事件を通してこの状況が普通であることに気づき、それを納得して家庭を営む決意をする物語です。それにしても、この物語ならエロ描写もハードなシリアスな展開にするか、逆にスラップスティックな展開にした方が良かったと思う。演出の中途半端さは致命的です、3点献上。
3点(2004-10-29 00:34:48)
420.  超少女REIKO
1991年デヴューの観月ありさのメディア・ミックス・プロモーションの一環で作られた(と思われる)アイドル映画。ホラー映画と思わせておいて、クライマックスは「童夢」の影響アリアリのサイキック・アクション映画へと変貌。15歳の観月ありさは「超少女」というルックスにぴったりだとは思いましたが、ほとんど彼女の魅力は引き出されていないので、普通の映画としてもアイドル映画としても駄作です。それにしても、アニメのキャラでは根強い人気を誇る、お嬢様言葉の脇役というマニアックな設定がここでも健在。それを生身の人間(島崎和歌子、当時18歳)が演じると、もの凄く奇妙だということが解る仕組みになってます。ということで、クライマックスに満を持して(てか、突然)登場する「いたこ」の娘・佐倉しおり(!)に、4点献上。
4点(2004-10-29 00:34:00)
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